最終更新日 :
2023年8月17日
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チュートリアルは、著者自身の考え方がうかがえる率直な文章で記述してください。セールストークと受け取られるような言葉や、あいまいな表現は避けてください。
コーチマークの書き方
- それぞれのコーチマークで、「~を~します」のようにエンドユーザーの行動を明確に示す
良い例:この画像内をShift+ドラッグして、選択範囲に追加します。
悪い例:選択範囲に追加する方法は、この画像内をShift+ドラッグすることです。
悪い例:もし、このツールで全体が選択されなかった場合は、Shift+ドラッグすると選択範囲が追加されます。
- コーチマークの説明文でおよその値を示す
良い例:明瞭度スライダーをドラッグしておよそ+20に設定し、中間調のコントラストを高くします。
良い例:不透明度スライダーをドラッグして40%程度に設定し、レイヤーの不透明度を下げます。
- 理由や目的を説明する
- コーチマークでは以下のような理由や目的を伝えます。
- その操作によって得られる結果
良い例:ブラシのサイズを50程度に設定し、ブラシを対象の領域よりも少し大きくします。
-
悪い例:ブラシのサイズを50程度に設定します。
- 特定のワークフローを使用する理由
良い例:段落テキスト用のテキストボックスをドラッグして作成します。段落テキストは、長いテキストを作成するときに便利です。
- チュートリアルビルダーの現在の制限事項に対処するための回避策
良い例:ブラシツールを選択します。このツールが既に選択されている場合は、いったん別のツールをクリックしてから再度ブラシツールをクリックします。
- ヒント:このような回避策は、チュートリアル内に最初に登場するツールを初めて使用するときにのみ説明します。同じチュートリアルの中で別のツールにも同様の説明を付加する必要はありません。
- 必要な場合は、理由や目的を伝えるためのアクションなしコーチマークを追加する
- アクションのコーチマーク内で重要な理由や目的を伝えきれない場合は、その直後にアクションなしのコーチマークを1つ追加して、理由や目的を補足します。
- ただし、操作の流れを妨げないよう、アクションなしのコーチマークを多用することは避けてください。
例:
- アクションのあるコーチマーク:調整レイヤーを新規作成アイコンをクリックし、「明るさ・コントラスト」を選択します。
- 直後に配置するアクションなしコーチマーク:レイヤーパネルに、明るさ・コントラストの調整レイヤーが追加されました。調整レイヤーに対する編集操作では画像レイヤーの状態が変化しないため、元の画像を保持しておくことができます。
- コーチマークテキストの自動太字適用機能:パネル名およびツールバーアイテム名にのみ有効です。
- コーチマークのテキストにパネルまたはツールバーアイテムの名前を記述する際、@記号を入力すると機能のドロップダウンメニューが表示され、アイテム名をメニューから選択できます。この方法で入力すると、該当する機能名が太字テキストになります。
- 目的の機能がメニューにない場合は、@記号なしで機能名を入力します。
注意:
注意は、重要なトラブルシューティング情報の伝達のみに使用
注意は、ユーザーが何らかのトラブルに遭遇しやすいと考えられる手順の中で、注意を促す目的にのみ使用してください。
注意の書き方
- 注意はエンドユーザーのパネル内に表示されます。コーチマークからエンドユーザーの意識をそらす要因にもなるため、注意の使用は最小限にとどめてください。
- 1つのセクションに含める注意の数は2つまでとします。
- 注意ではそれぞれ先頭に「ヒント」と記述します。
- 注意では、ユーザーへの指示や、Photoshopで何かを実行する代替手段、キーボードショートカット、手順を実行する理由などを記述しないでください。
良い例:ヒント:ブラシツールによるペイントの強さが最大限にならない場合は、オプションバーで、「不透明度 / 流量」を両方とも100%に設定していることを確認してください。
- 注意のテキストの自動太字適用機能:コーチマークテキストの自動太字適用機能と同様です。パネル名およびツールバーアイテム名にのみ有効です。
- 注意のテキストにパネルまたはツールバーアイテムの名前を記述する際、@記号を入力すると機能のドロップダウンメニューが表示され、アイテム名をメニューから選択できます。この方法で入力すると、該当する機能名が太字テキストになります。
- 目的の機能がメニューにない場合は、@記号なしで機能名を入力します。