先日、United States Computer Emergency Readiness Team から Alert (TA16105-A)(英語)が発表され、Windows ユーザーは、コンピューターにインストールされている Apple QuickTime をアンインストールするよう推奨されました。

アドビは、自社のプロフェッショナルビデオ、オーディオ、デジタルイメージアプリケーションから QuickTime への依存を排除し、現在利用可能な数多くの .mov 形式(非圧縮、DV、IMX、MPEG2、XDCAM、h264、JPEG、DNxHD、DNxHR、AVCI および CineForm を含む)をネイティブでデコードできるよう、広範な取り組みを進めてきました。DV および CineForm での MOV 形式ファイルの書き出しにも対応しています。

残念ながら、依然として Windows 版の QuickTime に依存するコーデックが一部存在し、Apple ProRes もその中に含まれています。アドビは、このフォーマットが映像制作業務でのワークフローにおいて一般的であることを認識しており、引き続き問題解決への取り組みを継続しますが、現時点では該当するコーデックのネイティブデコード対応が提供される時期は未定です。

その他、映像制作業務で用いられる QuickTime 形式の中では、アニメーション(読み込みと書き出し)、DNxHD/HR(書き出し)が、QuickTime のアンインストールによる影響を受けると考えられます。(弊社では、可能な限り MXF を使用していただくことを強く推奨します。)

アドビは、QuickTime を必要とせずに、すべてネイティブにサポートすることを目指しています。以上の経緯から、弊社はこれらの互換性の問題を解消し、完全にネイティブなパイプラインを提供するための取り組みを進める意向です。随時、進捗に関する情報を提供いたします。

 

【追加情報】

2018年12月2日にリリースされた、Adobe Premiere Pro 及び Media Encoder CC 2019 (13.0.2) 、After Effects CC 2017 (16.0.1)において、QuickTimeがインストールされていないWindows環境でも、Proresコーデックのmov書き出しへのネイティブ対応が機能追加されました。

※ただし、Prores4444XQは未対応

【追加情報】

2016年11月2日にリリースされた、Adobe Premiere Pro 及び Media Encoder CC 2017 (11.0) 、After Effects CC 2017 (14.0)において、QuickTimeがインストールされていないWindows環境でも、DNxHDおよびDNxHR コーデックのmov書き出しへのネイティブ対応が機能追加されました。

 

【追加情報】

2016年8月4日にリリースされた、Adobe Premiere Pro 及び Media Encoder 2015.3 (10.4) 、After Effects CC 2015.3 (13.8.1)において、QuickTimeがインストールされていないWindows環境でも、アニメーションコーデック ファイルの読み込み及び書き出しへのネイティブ対応(ただし、アニメーションコーデックでの書き出し時のオーディオは非圧縮のみ)、PNGコーデック 、AACオーディオコーデックの読み込みネイティブ対応が機能追加されました。

 

 

追加情報

2016年6月21日にリリースされた、Premiere Pro CC 2015.3 及び After Effects CC 2015.3 アップデートにおいて、QuickTimeがインストールされていないWindows環境でも、Premiere ProやAfter EffectsでのProResコーデックのmovファイルの読み込み(デコード)が可能となりました。

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