注意: 様々な ColdFusion サーバーのプロファイルを理解してください。このドキュメントを参照してください。 |
ColdFusion をインストールする準備
Adobe ColdFusion をインストールする前に、ColdFusion 製品の各エディションや必要なシステム条件などの注意事項を確認してください。
ColdFusion のインストールについて
ColdFusion には、強力で柔軟なインストールとアップグレードの手順が用意されています。ColdFusion インストール手順には次の段階があります。
- インストール、設定、アップグレードのオプションを決定して、インストールを計画します。
- ColdFusion インストーラを実行します。
- (JEE 設定のみ)JEE アプリケーションサーバーに ColdFusion をデプロイして設定を行います。ColdFusion インストールプロセスには、次の種類があります。
- 新規インストール:ColdFusion がインストールされていないコンピューターに ColdFusion をインストールします。
- アップグレードインストール:ここでは、ColdFusion 11 または ColdFusion 10 からのアップグレード方法について説明します。アップグレードの場合、インストーラーは既存の設定を保持して、新しいディレクトリにインストールを行い、既存のインストールと競合しないポートを自動的に割り当てます。次のいずれかの設定で ColdFusion 2016 をインストールできます。
サーバー設定:ColdFusion を組み込み JEE サーバーとともにインストールします。以前は、この設定のことをスタンドアローン設定と呼んでいました。エンタープライズ版またはデベロッパー版のライセンスの場合は、新しい ColdFusion インスタンスを作成して管理できます。サーバー設定のインストールについて詳しくは、「サーバー設定のインストール」を参照してください。
注意:ColdFusion ではマルチサーバーモードのインストールは別個に用意されていません。
- JEE 設定(エンタープライズ版のみ):サードパーティの JEE サーバー(IBM WebSphere や Oracle WebLogic など)を使用して、JEE(Java Enterprise Edition)アプリケーションサーバー上で実行される Java アプリケーションとして ColdFusion 2016 をデプロイできます。JEE 設定を使用する場合、1 台のコンピュータに ColdFusion を何回でもデプロイすることができます。JEE設定のインストールについて詳しくは、「JEE設定のインストール」を参照してください。
ColdFusion インストール
ColdFusion 製品の各エディション
ColdFusion 製品の各エディションは、Adobe Web サイトから入手できます。製品の各エディションについて詳しくは、www.adobe.com/go/learn_cfu_cfeditions_jp を参照してください。
必要なシステム条件
ColdFusion で必要なシステム条件は、Adobe Web サイトでご確認いただけます。必要なシステム条件とサポートされている JEE アプリケーションサーバーについては、www.adobe.com/go/learn_cfu_cfsysreqs_jp を参照してください。
インストールの注意事項
ColdFusion をインストールする前に、インストールまたはアップグレードに関連するプラットフォームごとの注意事項を確認してください。
注意:ColdFusion で CORBA 接続用の VisiBroker を使用するには、「システムの設定」の「CORBA サポートの有効化」を参照してください。 |
- ColdFusion 2016、ColdFusion 11、ColdFusion 10 および ColdFusion 9 は、同じシステム上で共存可能です。
- ColdFusion クラスター設定では、新規メンバーの追加やメンバーポートの変更など(ColdFusion Administrator で)クラスター設定を変更すると、Web サーバーが再起動します。これにより、ページのタイムアウトが発生する可能性があります。この問題を解決するには、ページを更新してください。
- ColdFusion アンインストーラーで Apache のコネクタを削除できない場合(例えば、Mac OS X の場合)、次の手順に従って、手動でコネクタを削除してください。
{apache_install_location}/conf/ ディレクトリにある mod_jk.conf を削除します。- Apache コネクタファイル( mod_jk.so)が含まれている {cfroot}/config/wsconfig/<magic_number> フォルダーを削除します。
- {apache_install_location}/conf/httpd.conf ファイル:Include "{apache_install_location}\conf\mod_jk.conf" から次の行を削除します。
- ColdFusion Administrator で複数のインスタンスを起動する場合は、最初に cfusion インスタンスを起動し、その後、他のインスタンスを起動します。
- ColdFusion アンインストーラーを実行すると、ログフォルダー(ColdFusion_Home/cfusion/)が削除されます。
- ColdFusion をインストールするときは、リモートサーバーを起動および停止するための管理者コンポーネントをインストールできます。リモートインスタンス管理者コンポーネントの資格情報を使用して、Server Manager、ColdFusion Administrator のインスタンスマネージャまたは ColdFusion Builder などのアプリケーションから、リモートにあるサーバーを起動したり停止したりできます。
- ColdFusion EAR または WAR の JRun での JEE デプロイはサポートされていません。JEE サーバーへのデプロイでは、EWS.jar}} が {{systemclasspath に含まれている必要があります。
すべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項
次は、すべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項です。
Windows でのインストールの注意事項
Windows システムのみに適用するインストールの注意事項を次に示します。
- ColdFusion を実行するサーバーを、PDC (Primary Domain Controller) または BDC (Backup Domain Controller) として設定しないでください。Adobe は、第 1 レベルを PDC または BDC とする Microsoft ネットワークモデルに従っています。これらのシステムは、ネットワークとドメインの管理を行うものであり、アプリケーションサーバーを実行するための設計になっていません。ColdFusion は第 2 レベルの Microsoft Windows スタンドアローンシステムに配置する必要があります。スタンドアローンサーバーはネットワークまたはドメインに加えることができます。
- Microsoft Windows XP では、着信 TCP/IP 接続が一度に 10 件しか処理されません。このため、このオペレーティングシステムを本番環境で使用することはお勧めしません。代わりに Microsoft Windows 2003 Server および Windows 2008 Server を使用してください。
UNIX でのインストールの注意事項
UNIX システムのみに適用するインストールの注意事項を次に示します。
- UNIX で ColdFusion インストーラを使用してインストールまたはアップグレード作業を実行すると、トラブルシューティング用に cf_root/Adobe_ColdFusion_2016_InstallLog.log というログファイルが作成されます。インストール作業に関するサポートを Adobe 技術サポートから受けるには、このファイルを Adobe 技術サポートに送付します。
- JEE 設定を Linux および Solaris 以外のプラットフォームにデプロイする場合は、ColdFusion_2016_WWEJ_java.jar を使用してください。この Java 専用インストーラーには、プラットフォーム固有のバイナリファイルを必要とする機能(C++ CFX サポートなど)が含まれていません。