アドビが Content Credentials を使用する理由と、それらが自動的に適用される場合に含まれる情報について説明します。
Adobe Firefly での Content Credentials
Content Credentials は、改ざんの跡がすぐわかる、書き出しまたはダウンロード時にアセットに適用できる新しい種類のメタデータです。これらのアセットの起源と履歴に関する透明性が向上します。
生成 AI の使用に関する透明性を確保するための取り組みの一環として、アドビは生成塗りつぶしやテキストからベクター生成などの Adobe Firefly 機能で生成されたアセットに Content Credentials を自動的に適用しています。これは、アドビの生成 AI 使用の透明性をサポートすることへの取り組みの一環として行われます。
どのような情報が含まれますか?
Adobe Firefly で生成されたアセットに自動的に適用される Content Credentials には、個人を特定できない次のような情報が常に含まれます。
- 出力サムネール:出力の視覚的なサムネール。Firefly web サイトで「テキストから画像生成」機能を使用して生成されたアセットにのみ表示されます。
- 発行者:Adobe Inc.(Content Credential の発行を担当する組織)
- コンテンツの概要:アセットの作成でアドビ生成 AI が使用されたという告知。
- 使用されたアプリまたはデバイス:アセットの生成に使用されたアドビソフトウェアアプリケーションまたはハードウェアデバイス。
- 使用された AI ツール:使用されたアドビ生成 AI ツール。
- アクション:アセットを作成するために実行された一般的な編集および処理アクション。Adobe Firefly の機能で生成されたアセットについては、「作成日」または「その他の編集」のみが表示されます。
どのような情報が含まれませんか?
Adobe Firefly を使用して生成されたアセットについては、特定の製品またはサービスで Content Credentials を有効にしていないか、有効または無効にするオプションがない場合、自動的に適用された Content Credentials には、次の情報は含まれません。
- 出力サムネール:出力の視覚的なサムネール(Firefly web サイトで「テキストから画像生成」機能を使用して生成されたわけではない場合)
- 構成要素:最終的なアセットを作成するために使用された他のアセットのサムネールプレビュー。
- 既存の Content Credentials への接続:アセットまたはその構成要素に関連付けられている既存の Content Credentials への接続。
Content Credentials はどこに保存されていますか?
Adobe Firefly 機能で生成されたアセットの Content Credentials は、それぞれのファイルに添付されており、アドビの公開 Content Credentials クラウドに公開される場合があります。
Content Credentials のコピーをアドビの Content Credentials クラウドに保存すると、Content Credentials が永続的に保持され、Verify を介して回復可能になります。Verify は、選択したアセットが存在する場合にそのアセットに関連付けられている Content Credentials を表示できる、アドビが提供するサービスです。
Verify および Content Credentials クラウドは、ギャラリーや検索サービスではなく、Content Credentials の検査および回復ツールです。
関連リソース
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