この文書では、Adobe Media Encoder の既知の問題の一覧について説明します。
2022年12月リリース(バージョン 23.1)
Adobe Media Encoder 23.1 での H.264 および HEVC の書き出しの問題
問題:Windows で Premiere Pro 23.1 を使用した H.264 および HEVC または H.265 の書き出しに影響を及ぼす問題。
この問題は、名前に 2 バイト文字(中国語、日本語、韓国語など)または拡張 ASCII 文字(アクセントやウムラウトなど)を使用したフォルダーへの H.264 および HEVC または H.265 の書き出しに影響を及ぼします。
影響を受けるユーザーには次のメッセージが表示されます。「ファイルの読み込み機能により、%filename.mp4% のファイル構造の矛盾が検出されました。 このファイルのメタデータ(XMP)の読み取りと書き込みができませんでした。」
回避策:修正が入手可能になったらお知らせします。ただし、この問題が発生した場合は、次のいずれかのオプションを使用してください。
- 1 バイト文字の ASCII 英数字のみ(アクセント、ウムラウトなどは除く)を使用した書き出し先フォルダーを選択します。
- Apple ProRes など、別の形式に書き出します。
- H.264 の書き出しの場合のみ:ハードウェアアクセラレーションエンコーディングを無効にします。
2022年10月リリース(バージョン 23.0)
エンコードまたはキューの完了時の通知が macOS 13 で表示されません。
2022年6月リリース(バージョン 22.5)
- Media Encoder が、キューを一時停止した後にこのアプリケーションを終了しようとするとハングします。
- Media Encoder が、キューを一時停止した後で停止しようとするとハングします。
- Media Encoder から Facebook にビデオを直接公開できません。Facebook へのログインが失敗することがあります。ログインが成功した場合でも、アップロードが Facebook に拒否されます。回避策として、メディアをローカルコンピューターに書き出してから、Facebook の web サイト経由でアップロードします。
2022年4月リリース(バージョン 22.3.1)
レンダリングの問題
M1 Pro、m1 Max、M1 Ultra システムの Premiere Pro または Media Encoder では、ProRes 4444 および ProRes 4444XQ コーデックのバリエーションをアルファチャンネルでレンダリングすると、次のエラーが発生することがあります。

この問題を一時的に回避するには、メディア環境設定ダイアログ(環境設定/メディア)を使用して ProRes ハードウェアエンコードを無効にします。
- 「ProRes ハードウェアアクセラレーションエンコーディングを有効にする(利用可能な場合)」オプションの選択を解除します。デフォルトでは、オンになっています。
- 「OK」を選択し、レンダリングを再試行します。

Adobe Stock と Adobe Media Encoder
Adobe Stock を宛先に使用できなくなりました。 この問題を回避するには、Adobe Stock web サイトにビデオを直接アップロードします。 詳しくは、コンテンツのアップロードを参照してください。
2021年12月リリース(バージョン 22.1.1)
Premiere Pro または Media Encoder で、M1 ベースの Mac のメモリ不足エラーが発生している場合は、アドビアプリケーションに割り当てられているメモリの量を調整すると、エラーの発生を減らしたり、解消したりすることができます。オペレーティングシステムで使用するメモリの量を増やして、アドビとその他のアプリケーションまたは OS とのバランスを 50% にすることもできます。
この問題を回避するには、以下を実行します。
メモリの環境設定ダイアログ(環境設定/メモリ)のメモリ割り当て領域には、アドビとその他のアプリケーションで使用できる RAM の容量が表示されます。
- 他のアプリケーション用に一覧表示されている値を変更し、インストールされている RAM の合計の 50% を表すようにします。
- アドビアプリケーションを再起動して、新しいメモリ割り当てを有効にします。

2021年7月リリース(バージョン 15.4)
- 問題:メディアコンテンツの Adobe Stock への公開が失敗して、エラーメッセージが表示されます。
回避策:SFTP 経由でメディアコンテンツを手動で Adobe Stock サーバーにアップロードします。詳しくは、Adobe Stock へのコンテンツのアップロードを参照してください。
2021年5月リリース(バージョン 15.2)
- 問題:メディアブラウザーから Adobe Media Encoder のキューに追加する場合、チームプロジェクトシーケンスの Stock オーディオアセットがオフラインになります。
回避策:Adobe Media Encoder のメディアブラウザーからチームプロジェクトを読み込むのではなく、Premiere Pro から Adobe Media Encoder のキューにシーケンスを入れます。
2021年3月リリース(バージョン 15.0)
- 問題:キャプションが埋め込まれたメディアファイルに対して、キャプションの書き出しオプションが見つかりません
回避策:キャプションが埋め込まれたメディアファイルを Premiere Pro 内のシーケンスに配置し、シーケンスを Media Encoder にキューします。キャプションの書き出しオプションは、Premiere シーケンスで使用できます。
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