Adobe Media Encoder の書き出し設定ダイアログボックスで使用できるエフェクト、ビデオ、オーディオおよび公開の設定について

書き出し設定ダイアログボックスの概要

書き出し設定ダイアログを開くには、アセットのコンテキストメニューから書き出し設定を選択するか、編集/書き出し設定を選択します。

 

書き出し設定ダイアログの左側には大きな表示領域があり、ここにはソースパネルと出力パネルが表示されます。

書き出し設定ダイアログボックスのその他のタブには、選択した形式に利用可能なエフェクト、ビデオとオーディオのエンコード、クローズドキャプション、およびパブリッシュの設定があります。

書き出し設定ダイアログボックスの各種エンコードオプションの使用方法について詳しくは、エンコーディングと書き出しを参照してください。

タイムラインエリアと画像表示エリアにあるコントロールを使用してソースアイテムを切り抜きおよびトリミングする方法について詳しくは、エンコード前のソースの切り抜きとトリミングを参照してください。

書き出し設定
書き出し設定

ビデオプレビュー

  • 画像のプレビュー時のピクセル縦横比補正をするかどうかを切り替えるには、ズームメニューの右側にある縦横比補正切り替えボタンをクリックします。
  • プレビュー画像をズームイン/ズームアウトするには、タイムラインの上にあるズームレベルを選択メニューを選択します。

注意:

また、Ctrl + ハイフンキー(Windows)または Command + ハイフンキー(Mac OS)を押してズームアウトし、Ctrl + 等号キー(Windows)または Command + 等号キー(Mac OS)を押してズームインすることもできます。これらのキーボードショートカットのキーは、テンキーパッドのキーではなく、メインキーボードのキーです。

タイムラインと時間表示

時間表示とタイムラインは、ソースパネルと出力パネルの画像表示エリアの下にあります。タイムラインには、時間インジケーター、表示エリアバーおよびインポイント/アウトポイント設定用のボタンがあります。

時間インジケーターを移動するには、時間表示をクリックまたはドラッグするか、時間インジケーターをドラッグします。現在の時間表示にタイムコードを直接入力して、CTI を特定のフレームに移動することもできます。

エンコード前のソースの切り抜きとトリミング

デュレーション全体の一部分のみが書き出されるように、ソースのビデオとオーディオをトリミングできます。

  1. 書き出し設定ダイアログボックスで、ソースタブまたは出力タブのいずれかをクリックします。

  2. ビデオをトリミングするには、インポイント(最初のフレーム)とアウトポイント(最後のフレーム)を設定します。現在の時間位置にインポイントまたはアウトポイントを設定するには、「インポイントを設定」ボタンまたは「アウトポイントを設定」ボタンをクリックするか、タイムラインでインポイントアイコンまたはアウトポイントアイコンをドラッグします。また、I キーを使ってインポイントを設定し、O キーを使ってアウトポイントを設定することもできます。

    ソース範囲メニューには、以下の選択肢が含まれることがあります。

    • ワークエリア - Premiere Pro と After Effects プロジェクトで指定したワークエリアにトリミングします。
    • イン/アウト - Premiere Pro と After Effects からのクリップまたはシーケンスに設定されたインマークとアウトマークに合わせてトリミングします。
    • クリップ全体/シーケンス全体 - クリップまたはシーケンスの全期間を使用します。
    • カスタム - 書き出し設定ダイアログで設定されたインマークとアウトマークに合わせてトリミングします。

    注意:

    Adobe Media Encoder は、ソースファイルのタイムコード情報を維持します。例えば、ソースが 00:00:05:00 から開始する場合、Adobe Media Encoder 内のアイテムのタイムラインも 00:00:05:00 から開始します。このタイムコード情報は、エンコードした出力ファイルにも含まれます。

  3. ビデオフレームを切り抜くには、ソースパネルの左上隅にある「クロップ」ボタンをクリックします。

  4. 次のいずれかの操作を行います。
    • クロップボックスの辺またはコーナーのハンドルをドラッグします。
    • 左、上、右、下の値をピクセル単位で入力します。
  5. 切り抜くビデオフレームの縦横比を固定するには、「クロップの縦横比」メニューからオプションを選択します。

  6. 切り抜いたビデオフレームをプレビューするには、「出力」タブをクリックします。

  7. 出力パネルのソースのスケーリングメニューで、書き出したビデオフレーム内でソースビデオフレームをどのように表示するかを選択します。異なるスケーリングオプションについて詳しくは、ソースフレームのスケーリングを参照してください。

注意:

切り抜き前の画像に戻すには、「クロップ」ボタンをもう一度クリックします。

ソースフレームのスケーリング

書き出し設定ダイアログのソースのスケーリングメニューにあるオプションを使用すると、様々なサイズの出力フレーム内のソースフレームをうまくスケーリングすることができます。この設定は、フレームサイズが編集可能な任意の出力形式で使用できます。

ソースのスケーリング
ソースのスケーリング

出力サイズに合わせてスケール

ソースフレームは、ソースのピクセル縦横比を維持したまま、出力フレーム内に収まるようにスケールされます。ソースフレームは、必要に応じて、出力フレーム内でレターボックスまたはピラーボックスになります。

ビデオを切り抜いた場合、切り抜いたビデオのサイズは、「ビデオ」タブで指定されたフレーム幅とフレーム高さに収まるように調整されます。これらの値で指定された縦横比が、切り抜いたビデオの縦横比と一致しない場合は、エンコードされたフッテージに黒いバーが表示されます。

出力サイズ全体にスケール

ソースフレームは、出力フレーム全体に収まるようにスケールされます。ソースフレームは必要に応じてクロップされます。ソースフレームのピクセル縦横比は維持されます。

出力サイズ全体にストレッチ

ソースフレームは、出力フレーム全体に収まるようにサイズが変更されます。ソースのピクセル縦横比は維持されないので、出力フレームの縦横比がソースと同じでない場合は、歪みが発生することがあります。

黒い境界線に合わせてスケール

クロップしたエリアを含むソースフレームは、出力フレームに収まるようにスケールされます。ピクセル縦横比は維持されます。ターゲットの画面サイズがソースビデオより小さい場合でも、黒い境界線がビデオに付加されます。

出力サイズをソースに合わせて変更

出力ビデオフレームの高さと幅が、ソースビデオフレームの高さと幅に合うよう自動的に設定され、出力フレームのサイズ設定が無視されます。

出力フレームサイズをソースフレームサイズと同じにする場合にこの設定を選択します。

注意:

出力サイズをソースに合わせて変更」は、すべての書き出し形式では使用できません。「ビデオ」タブの「ソースの一致」ボタンをクリックするか、または「ソースの一致」プリセットを選択しても、同じ結果を得ることができます。

エフェクト設定

エフェクト設定
エフェクト設定

Lumetri エフェクト

Lumetri エフェクトを使用すると、様々なカラーグレードをビデオシーケンスに適用できます。

ポップアップメニューから Lumetri プリセットを選択し、適用ドロップダウンリストから「選択」オプションを選択して、カスタムの Look または LUT ファイルを適用できます。

SDR 最適化

HDR 非対応デバイスで再生するために HDR ビデオを SDR に変換するには、「SDR 最適化」を使用します。以下の値をパーセンテージで設定します。

  • 明るさ
  • コントラスト
  • ソフトニー(フル圧縮モードへの移行の制御)

画像オーバーレイ

画像オーバーレイを使って、シーケンスに画像をオーバーレイします。次のオプションがあります。

  • 適用 - オーバーレイする画像を参照して選択します
  • 位置 - 出力フレーム内の画像オーバーレイの相対位置を設定します。例えば、中央、左上、右下があります。
  • オフセット - 画像オーバーレイの相対位置からの水平および垂直方向のオフセットをピクセル単位で指定します。
  • サイズ - 画像のサイズを調整します。初期設定では、画像オーバーレイのサイズは現在の出力フレームサイズに自動調整されます。画像は、出力解像度にかかわらず、その相対サイズに従ってオーバーレイされます。「絶対サイズ調整」を有効にすると、画像オーバーレイのサイズが、ソース画面の元のサイズにリンクされます。「絶対サイズ調整」オプションにチェックを入れると、画像オーバーレイは、出力解像度が高い場合は小さく、出力解像度が低い場合は大きく表示されます。
  • 不透明度 - 画像の不透明度を指定します

名前オーバーレイ

出力ビデオにテキストをオーバーレイ表示します。このエフェクトでは次のオプションを使用できます。

  • プリフィックス - ファイル名の先頭に追加されるテキスト。
  • サフィックス - ファイル名の末尾に追加されるテキスト。
  • 形式 - 名前が表示されるオプションを指定します。次のオプションがあります。
    • プリフィックスおよびサフィックスのみ
    • ソースファイル名
    • ソースファイル名(拡張子なし)
    • 出力ファイル名
    • 出力ファイル名(拡張子なし)
  • 位置 - 出力フレーム内のテキストの相対位置を設定します。例えば、中央、左上、上中央があります。
  • オフセット - 名前の水平および垂直オフセットをピクセル単位で指定します。
  • サイズ - 名前のサイズを調整します。
  • 不透明度 - テキストの後ろの黒い背景の不透明度を指定します。

タイムコードオーバーレイ

ビデオ出力にタイムコードをオーバーレイします。タイムコードオーバーレイエフェクトでは、次のオプションを使用できます。

  • 位置 - 出力フレーム内のタイムコードの相対位置を設定します。例えば、中央、左上、上中央があります。
  • オフセット - 出力フレーム内のタイムコードの水平方向および垂直方向のオフセットをピクセル単位で調整します。
  • サイズ - タイムコードのサイズを調整します。
  • タイムソース - タイムコードの生成方法を指定します。
    • メディアファイル - ソース メディアからタイムコードを読み込みます。ソースメディアが検出されない場合、タイムコードオーバーレイは 0 から始まり、ソースのフレームレートと一致します。
      • フレームのオフセット - ソースタイムコードがオフセットされるフレーム数を指定します。オフセットには、正または負の数値を指定できます。
    • タイムコードの生成 - ビデオにオーバーレイするカスタムのタイムコードを指定できます。このオプションを有効にした場合は、フォーマットドロップダウンリストから、フレームレートとカウント方法を選択します。カスタムの開始タイムコードを指定することもできます。

タイムチューナー

タイムチューナーを使用すると、特定の時点のフレームを複製または削除することで、デュレーションの変更に気付かれないような方法で出力ファイルを延長または縮小できます。次のオプションはタイムチューナーエフェクトで使用できます:

  • 現在のデュレーション - 元のソースファイルのデュレーション。
  • 目標のデュレーション - エフェクトが適用された後の出力ファイルの新しいデュレーション。
  • デュレーション伸縮率 - 出力デュレーションとソースデュレーションの変更率。-10%(短いデュレーション)から +10%(長いデュレーション)までの変更率を設定できます。
  • プリセットでの使用 - タイムチューナープリセットを使用する場合にタイムチューナーで使用するオプションを選択します。次のオプションがあります。
    • 対象デュレーション - ソースの元のデュレーションに関係なく、出力を特定の対象デュレーションに調整します。
    • デュレーション伸縮率 - ソースの元のデュレーションとの割合で、出力デュレーションを調整します。
  • スレートをスキップ - タイムチューナーでスレートを無視できるようにします。デュレーションの合計が 10 秒を超える一連の静止画を無視するには、このオプションを選択します。
タイムチューナーのスレートのスキップ
タイムチューナーのスレートのスキップ

ビデオリミッター

ビデオリミッターは、ソースファイルの輝度値と色情報を適正な放送限度内に収まるように制限します。

  • 減少軸:輝度(ルミナンス)、カラー(クロマ)、カラーと輝度(クロマとルミナンス)またはビデオ信号全体(スマートリミット)の範囲を定義する制限を設定します。
  • 信号:エフェクトの最小および最大範囲を設定します。この範囲外の値は抑制されます。最小値と最大値は、選択された「減少軸」オプションによって異なります。
  • 減少方法: ハイライト、ミッドトーン、シャドウまたはそれらの組み合わせに基づいて圧縮の階調範囲を設定します。
  • シャドウ:暗い値に適用するしきい値と柔らかさを設定します。しきい値は暗い値の下限を調整し、柔らかさは階調範囲間の境界を調整します。
  • ハイライト:明るい値に適用するしきい値と柔らかさを設定します。しきい値は明るい値の上限を調整し、柔らかさは階調範囲間の境界を調整します。

ラウドネスの正規化

詳しくは、自動ラウドネス補正を参照してください。

ビデオ書き出し設定

Adobe Media Encoder は、スタンドアロンアプリケーションおよび Adobe Premiere Pro、After Effects、Flash Professional のコンポーネントとして使用されます。Premiere Pro からレンダリングおよび書き出す場合などは、Adobe Media Encoder の書き出し設定ダイアログボックスですべてのエンコードオプションを設定します。After Effects からレンダリングおよび書き出す場合などは、一部のエンコードオプションのみ表示される、形式固有のオプションダイアログボックスでエンコードオプションを設定します。

Adobe Media Encoder には多数のプリセットが用意されています。それらのプリセットでは、一般的なターゲット出力の要件を満たすように各種オプションが設定されています。書き出し設定ダイアログボックスまたは形式固有のオプションダイアログボックスの「ビデオ」タブに設定可能なオプションは、指定した形式によって異なります。

ここに表示されないオプションは、選択した形式に固有のオプションか、名前を指定する必要がないオプションです。詳しくは、選択した形式の規格書を参照してください。例えば、MPEG 形式には、ここに表示されない多数の詳細オプションが含まれています。表示されていないオプションについて詳しくは、MPEG 2(ISO/IEC 13818)形式の仕様または Wikipedia Web サイトを参照してください。

注意:

一部のキャプチャカードとプラグインソフトウェアにより、特定のオプションが含まれた独自のダイアログボックスが表示されることがあります。ここで説明しているのとは異なるオプションが表示された場合は、キャプチャカードまたはプラグインのマニュアルを参照してください。

圧縮設定の概要については、圧縮のヒントを参照してください。

テレビ規格

出力を NTSC 標準または PAL 標準用に最適化します。「ソースの一致」に設定した場合、Adobe Media Encoder はこの値をソースに合わせて自動的に設定します。例えば、ソースファイルのフレームレートが 25 fps の場合、Adobe Media Encoder は、テレビ規格を PAL に設定します。

フレームサイズ

出力フレームのサイズ(ピクセル単位)です。「ソースの一致」に設定した場合、Adobe Media Encoder はこの値をソースのフレームサイズに合わせて自動的に設定します(画像縦横比とフレームサイズを参照してください)。

フレームレート

出力ファイルのフレームレート(フレーム/秒単位)です。一部のコーデックは、いくつかの特定のフレームレートをサポートしています。「ソースの一致」に設定した場合、Adobe Media Encoder はこの値をソースのフレームレートに合わせて自動的に設定します(フレームレートを参照してください)。

フィールドオーダーまたはフィールドタイプ

出力ファイルのフレームをプログレッシブフレームまたはインターレースフィールドで構成されたフレームにするかどうかを指定します。インターレースフィールドで構成されたフレームに指定する場合は、最初に書き出すフィールドを指定します。プログレッシブは、コンピューターディスプレイ上への表示や映画フィルムに適した設定です。NTSC や PAL などのインターレースメディア用のビデオを書き出す場合は、「奇数」または「偶数」を選択します。「ソースの一致」に設定した場合、Adobe Media Encoder はこの値をソースのフィールドオーダーに合わせて自動的に設定します(インターレースビデオとノンインターレースビデオを参照してください)。

縦横比、ピクセル縦横比

出力タイプに適したピクセル縦横比を選択します。ピクセル縦横比(かっこ内の数字)が 1.0 の場合は、出力には正方形のピクセルが使用され、それ以外の場合は、正方形以外のピクセルが使用されます。コンピューターは、通常、ピクセルを正方形として表示するため、正方形以外のピクセル縦横比が使用されているコンテンツをコンピューターで表示した場合は正しい縦横比で表示されませんが、ビデオモニターで表示した場合は正しい縦横比で表示されます。「ソースの一致」に設定した場合、H.264 形式と MPEG-2 形式では、Adobe Media Encoder がこの値をソースのフレームレートに合わせて自動的に設定します(ピクセル縦横比を参照してください)。

プロファイル

Adobe Media Encoder がベースラインプロファイル、メインプロファイルまたは高プロファイルのどれを使用するかを指定します。

注意:

「プロファイル」と「レベル」の設定は、H.264 など MPEG のバリエーションを使用する形式に該当します。推奨設定は、通常、「プロファイル」と「レベル」の特定の組み合せです。例えば、インターネット配信用の高品質エンコーディングの一般的な推奨設定は、「高プロファイル」、「レベル 5.1」です。詳しくは、Wikipedia Web サイトを参照してください。

レベル

Adobe Media Encoder が使用するレベルで、出力形式によってレンジは異なります。複数レベルの選択肢により、フレームサイズフレームレートフィールドオーダー縦横比およびビットレートの設定を固定できます。

シーケンスとして書き出し

連番が割り振られた一連の静止画ファイルとして書き出すには、このオプションを選択します。

ヘッダータイプ

SMPTE/DPX または Cineon ヘッダーを指定します。

深度

色深度を bpc(チャンネルあたりのビット数)で指定します。

エンコードパス

エンコードする前に、エンコーダーがクリップを分析する回数です。複数回を指定すると、ファイルのエンコード時間が長くなりますが、一般的に圧縮効率と画質が向上します。

M フレーム

連続する I フレーム(イントラフレーム)と P フレーム(予測フレーム)間の B フレーム(双方向フレーム)の数です。

N フレーム

I フレーム(イントラフレーム)間のフレームの数です。M フレーム値の倍数である必要があります。

Closed GOP の間隔

各 Closed GOP の頻度です。Closed GOP は、Closed GOP の外部にあるフレームを参照することができません。I、B および P フレームのシーケンスで構成された GOP です(このオプションは、MPEG 2 形式を選択した場合に選択できます)。

ビットレート

1 秒当たりのメガビット数です。形式が異なると、ビットレートオプションも異なります。最小ビットレートは、形式によって異なります。例えば、MPEG‑2 DVD の場合、最小ビットレートは 1.5 Mbps です。

ビットレートモードまたはビットレートエンコーディング

書き出されたファイルでコーデックが生成する可変ビットのタイプを指定します。

VBR、1 パス

可変ビットレートで、エンコーダーはファイルの最初から最後に至る 1 つのパスを作成します。1 パスのエンコードは 2 パスのエンコードよりも時間がかかりませんが、出力品質が低下します。

VBR、2 パス

可変ビットレートで、エンコーダーはファイルの最初から最後に至るパスと、最後から最初に至るパスの 2 つのパスを作成します。2 パスのエンコード処理は時間がかかりますが、エンコードの効率が向上し、一般的に出力品質も高くなります。

注意:

コンテンツとファイルサイズが同じ CBR ファイルと VBR ファイルを比較すると、次のような違いがあります。CBR ファイルは、様々なシステムでより確実に再生できます。これは、固定データレートのほうが、メディアプレーヤーやコンピューターのプロセッサーに対する依存度が低いからです。ただし、VBR ファイルのほうが画質は高くなる傾向にあります。VBR は画像コンテンツに合わせて圧縮率を調整するからです。

ビットレートレベル(H.264 Blu-ray および MPEG-2 Blu-ray 形式のみ)

ビットレートレベルを「カスタム」に設定すると、出力ビットレートを任意の値に変更できます。ビットレートレベルを「高」、「中」または「低」に設定すると、ビットレートはフレームサイズに基づいて自動的に設定されます。この値は読み取り専用で、変更することはできません。Adobe Media Encoder には、ビットレートレベルが自動に設定されている形式の初期設定のプリセットがあります。

キーフレーム間隔(秒)、キーフレーム間の距離を設定(フレーム)

ビデオの書き出し時にコーデックがキーフレームを作成するまでのフレーム数です(キーフレームを参照してください)。

静止画像の最適化、静止画像を拡張

書き出したビデオファイルで静止画を効率的に使用するには、このオプションを選択します。例えば、30 fps に設定されているプロジェクトで静止画のデュレーションが 2 秒の場合、Adobe Premiere Pro は 1/30 秒のフレームを 60 個作成するのではなく、2 秒のフレームを 1 つ作成します。このオプションを選択すると、静止画が含まれているシーケンスおよびクリップ用のディスク容量を節約できます。このオプションは、書き出したビデオファイルの再生時に静止画の表示で問題が発生した場合のみ選択解除してください。

ビット深度の値の表示

ビット深度の値を表示するには:

  1. 書き出し設定ダイアログボックスを開き、形式を「QuickTime」に設定します。

    注意:

    この機能は、QuickTime Exporter にのみ適用されます。

    QuickTime 書き出し設定
    QuickTime 書き出し設定

  2. ビデオのカラーおよびアルファチャンネルの正確な情報(チャンネルあたりのビット数)を確認するには、ビデオ/基本ビデオ設定深度を選択します。

    深度設定
    深度設定

    注意:

    一部のコーデックでは、アルファチャンネルが含まれるかどうかも指定されます。

アルファチャンネルのみレンダリング

このオプションは、アルファチャンネルを含むソースに使用できます。このオプションが有効になっている場合、出力ビデオにはアルファチャンネルのみがレンダリングされます。アルファチャンネルのグレースケールのプレビューが「出力」タブに表示されます。この設定は、透明度情報をサポートしない MXF などの形式に書き出す場合に便利です。アルファチャンネルのみの出力を使用して、サードパーティアプリケーションでビデオの透明な領域を定義できます。

時間補間設定

時間補間設定により、オプティカルフローを活用して、見つからないフレームを補間することで、書き出し対象ファイルのフレームレートを変更できます。例えば、30 fps のフッテージがあり、これをフレームの繰り返しをせずに 60 fps で書き出したい場合は、書き出しの際に時間補間ドロップダウンリストで「オプティカルフロー」オプションを選択します。

時間補間設定
時間補間設定

一部のフッテージでは、オプティカルフローを使用してスムーズな動きを作成しても、期待した結果が得られない場合があります。このような場合は、他の補間オプションであるフレームサンプリングまたはフレームブレンドを使用できます。フレームサンプリングでは、フレームを繰り返したり、削除したりして、目的の速度に合わせます。フレームブレンドではフレームが繰り返されるだけでなく、フレーム間のブレンドを実行して、動きをスムーズにします。

マルチプレクサー書き出し設定

マルチプレクサーのプリセットオプション(または形式)は、MPEG ビデオおよびオーディオデータが単一ストリームに結合される方法を制御します。使用可能なオプションは、選択する MPEG 形式によって異なります。マルチプレクサー設定は、H.264 および HEVC 形式でも使用できます。

MPEG‑2 形式を選択すると、MPEG 規格が提供するすべてのマルチプレクサーオプションを手動で設定することができます。通常は、出力メディア(MPEG-2 DVD など)をターゲットにした MPEG プリセットを選択することを推奨します。

MPEG オプションについて詳しくは、該当する MPEG の仕様(MPEG-4(ISO/IEC 14496)と MPEG-2(ISO/IEC 13818))および Wikipedia Web サイトを参照してください。

オーディオ書き出し設定

書き出し設定ダイアログボックスの「オーディオ」タブに設定可能なオプションは、指定した形式によって異なります。ここに表示されないオプションは、選択した形式に固有であるか、名前が自動的に指定されるために指定する必要がないオプションです。詳しくは、選択した形式の規格書を参照してください。

一部のオーディオ形式では、非圧縮のオーディオだけをサポートしています。最高の音質が得られますが、より多くのディスク容量が必要になります。一部の形式は、1 つのコーデックにのみ対応しています。形式によっては、サポートされているコーデックの一覧からコーデックを選択できるものもあります。

サンプルレート

オーディオを個々のデジタル値に変換、つまりサンプリングする際の周波数を高くするには、高いレートを選択します。サンプルレートが高くなると、オーディオの品質が向上してファイルサイズが増加し、サンプルレートが低くなると、品質が低下してファイルサイズが減少します。

書き出し設定ダイアログボックスでオーディオソースのサンプルレートよりも高いサンプルレートを設定しても、品質は向上しません。ソースファイルのサンプルレートと異なるサンプルレートを設定すると、リサンプリングが必要になり、処理時間が長くなります。リサンプリングを避けるためには、書き出すときと同じレートでオーディオを録音します(圧縮のヒントを参照してください)。

チャンネルまたは出力チャンネル

書き出すファイルのオーディオチャンネルの数を指定します。シーケンスやプロジェクトのマスタートラックのチャンネル数よりも少ないチャンネル数を選択した場合は、Adobe Media Encoder によってオーディオがミックスダウンされます。多くの形式に使用できるオプションは、ステレオ、モノラル、または 5.1 です。

注意:

QuickTime チャンネル形式オプションでは、時間を節約でき、ステレオおよび 5.1 チャンネル形式を含めて、同じ QuickTime ファイルの複数のオーディオ出力構成を書き出すことによって、レンダリングを簡略化できます。

サンプルサイズ

オーディオサンプルの精度を向上させるには、高いビット深度を選択します。ビット数を高くすると、ダイナミックレンジが向上し、歪みが減少します。特に、フィルター処理やリサンプリングなどの追加処理をおこなう場合に効果的です。ビット数が高くなると処理時間やファイルサイズも大きくなり、ビット数が低いと処理時間やファイルサイズは減少します。

書き出し設定ダイアログボックスでオーディオソースのビット数よりも高いビット数を設定しても、品質は向上しません。

ビットレート [Kbps]

オーディオの出力ビットレートです。一般的に、ビットレートを高くすると、品質は向上しますが、ファイルサイズも増加します。

パブリッシュ設定

「パブリッシュ」タブを使用して、ファイルを次の場所にアップロードします。

  1. Adobe Creative Cloud
  2. Adobe Stock
  3. Behance
  4. Facebook
  5. FTP
  6. Twitter
  7. Vimeo
  8. YouTube
パブリッシュ先
パブリッシュ先

注意:

現在の形式がパブリッシュ先でサポートされていない場合、そのパブリッシュ先は「パブリッシュ」タブに表示されません。例えば Twitter は、形式が「H.264」に設定されている場合のみ使用できます。

Media Encoder は、パブリッシュ先となる YouTube、Facebook、Vimeo および Twitter に最適な設定を選択しやすいようにシステムプリセットを提供しています。

Creative Cloud 設定

Adobe Media Encoder から書き出したファイルを Creative Cloud デスクトップアプリケーションによってクラウドに同期されている Creative Cloud フォルダーにコピーするには、「Adobe Creative Cloud」チェックボックスをオンにします。デフォルトでは、Creative Cloud フォルダーのルートディレクトリにファイルがコピーされます。

Creative Cloud オプションには、次の設定が含まれています。

Creative Cloud フォルダー

Creative Cloud フォルダー。ファイルのコピー先フォルダーです。

サブフォルダーを追加

ファイルのコピー先となる Creative Cloud フォルダーの下のサブフォルダー。フォルダー名の間に Windows の場合は \(バックスラッシュ)、Mac OS の場合は /(スラッシュ)を追加することによって、ネストされたサブフォルダーを作成できます。

注意:

CC デスクトップアプリケーションの環境設定/ファイル/同期をオン/オフで、ファイルの同期が有効になっていることを確認します。

Creative Cloud へのパブリッシュ
Creative Cloud へのパブリッシュ

アップロードの実行中に Adobe Media Encoder アプリケーションを終了すると、アプリケーションを終了する前にファイルのアップロードを終了するかどうかを確認する警告ダイアログが表示されます。

Facebook 設定

エンコードしたファイルを Facebook にアップロードするには、「Facebook」チェックボックスをオンにして、Facebook にログインします。

  1. ログイン」をクリックします。Facebook のログインページにリダイレクトされます。

  2. 資格情報を入力し、Adobe Media Encoder で Facebook のビデオを管理できるようにします。

  3. ログインしたら、ページメニューを確認して Facebook アカウントにあるページを表示します。メニューからページを 1 つ選択して、そのページにビデオをアップロードします。

  4. アップロードされたファイルの名前を「タイトル」フィールドに入力します。このフィールドを空白のままにした場合は、出力ファイル名がタイトルとして使用されます。

  5. プライバシー」を選択し、使用するプライバシー設定を選択します。

  6. 投稿」を選択し、ビデオの説明を入力します。

  7. Facebook にアップロードした後にローカルファイルを削除するには、「アップロード後にローカルファイルを削除」を選択します。

    Facebook へのパブリッシュ
    Facebook へのパブリッシュ

 

 

Facebook へのパブリッシュ方法については、Facebook に公開のビデオを参照してください。

Twitter の設定

エンコードしたファイルを Twitter にアップロードするには、「Twitter」チェックボックスをオンにして、Twitter にログインします。

  1. ログイン」をクリックします。Twitter のログインページにリダイレクトされます。

  2. 資格情報を入力し、Adobe Media Encoder で Twitter のビデオを管理できるようにします。

  3. ステータス」を選択し、ビデオの説明を入力します。

  4. Twitter にアップロードした後にローカルファイルを削除するには、「アップロード後にローカルファイルを削除」オプションを選択します。

 

Twitter へのパブリッシュ方法については、Twitter に公開のビデオを参照してください。

Twitter へのパブリッシュ
Twitter へのパブリッシュ

注意:

Twitter ビデオの長さは 30 秒以内、ステータステキストは 110 文字以下にしてください。

YouTube 設定

エンコードしたファイルを YouTube にアップロードするには、「YouTube」チェックボックスをオンにして、YouTube にログインします。

  1. ログイン」をクリックします。YouTube/Google サイトのログイン画面にリダイレクトされます。

  2. 資格情報を入力し、Adobe Media Encoder で YouTube ビデオを管理できるようにします。

  3. ブラウザーを閉じると、Adobe Media Encoder の「アカウント設定」の下に YouTube にログインするために使用したアカウントが表示されます。

    YouTube へのパブリッシュ
    YouTube へのパブリッシュ

注意:

Adobe Media Encoder で YouTube ビデオを管理するための権限を認めなかった場合は、「認証が拒否されました」メッセージが表示され、Adobe Media Encoder アプリケーションに戻ります。

YouTube のチャンネルの指定

YouTube にビデオをアップロードするときは、チャンネルも指定できます。

  1. YouTube アカウントにログインすると、アップロードするチャンネルを選択することもできます。

     

  2. ログインした後、選択したチャンネルがチャンネルメニューに表示されます。

  3. 別のチャンネルにアップロードするには、「追加」をクリックして、YouTube アカウントから別の既存のチャンネルを選択します。追加する各チャンネルは、チャンネルメニューに表示されます。

    YouTube チャンネルへのパブリッシュ
    YouTube チャンネルへのパブリッシュ

ログインすると、YouTube アカウントにある再生リストが再生リストメニューに表示されます。メニューから再生リストを 1 つ選択して、その再生リストにビデオをアップロードします。アップロードされたファイルの名前を「タイトル」フィールドに入力します。空のままにした場合は、出力ファイル名がタイトルとして使用されます。

YouTube オプションには、次の設定があります。

プライバシー

ビデオを表示できる人物のプライバシーを設定します。

  • プライベート
  • 一般
  • 非公開(デフォルト)

タグ

アップロードしたビデオのキーワードを作成するには、語句をカンマで区切って追加します。

説明

アップロードするビデオの説明を入力します。

アップロード後にローカルファイルを削除

このチェックボックスをオンにした場合は、アップロードしたファイルのローカルコピーが削除されます。

カスタムサムネール

YouTube ビデオにカスタムサムネールをアップロードすることもできます。この設定には次のオプションがあります。

なし

アップロードしたビデオのサムネールが YouTube によって自動的に選択されます。

ソースビデオ内のフレーム

ビデオから 1 つのフレームを選択してカスタムサムネールとして使用するためのタイムコード値を入力します。「現在のフレームを使用」オプションをクリックして、書き出し設定のプレビューに表示される現在のフレームをすばやく選択します。

ソースビデオ内のフレーム
ソースビデオ内のフレーム

画像ファイルから

カスタムサムネールとして使用する外部画像ファイルを選択します。これをおこなうには、サムネールファイルメニューからファイルを選択... を選択し、使用する画像ファイルを指定します。

画像ファイル内のフレーム
画像ファイル内のフレーム

注意:

YouTube へのカスタムサムネールのアップロードを有効にするには、YouTube アカウントを確認する必要がある場合があります。詳しくは、YouTube のヘルプページの次のリンクを参照してください。

動画のサムネイルを追加する

Vimeo 設定

Vimeo 設定の横にあるオプションを選択し、Vimeo にログインして、エンコードしたファイルをアップロードします。

  1. ログイン」をクリックします。Vimeo のログイン画面にリダイレクトされます。

  2. Vimeo のビデオを管理するには、資格情報を入力して、Adobe Media Encoder を許可します。

  3. ブラウザーを閉じます。Vimeo にログインするアカウントが「アカウント設定」の下に表示されます。

Vimeo へのパブリッシュ
Vimeo へのパブリッシュ

注意:

Adobe Media Encoder で Vimeo ビデオを管理するための権限を認めなかった場合は、「認証が拒否されました」メッセージが表示され、Adobe Media Encoder アプリケーションに戻ります。

Vimeo では以下の設定を使用できます。

表示可能

ビデオを表示できる人物を指定するために環境設定を設定します。

  • 自分のみ(デフォルト)
  • 誰でも
  • パスワードを知っている誰でも

パスワード

パスワードを知っている人物がビデオを表示できるように、パスワードを設定します。このオプションは、「表示可能」が「パスワードを知っている誰でも」に設定されている場合にのみ有効です。

タグ

アップロードしたビデオのキーワードを作成するには、語句をカンマで区切って追加します。

説明

アップロードするビデオの説明を入力します。

アップロード後にローカルファイルを削除

このチェックボックスをオンにした場合は、アップロードしたファイルのローカルコピーが削除されます。

タイトル

アップロードされたファイルの名前を「タイトル」フィールドに入力します。空のままにした場合は、出力ファイル名がタイトルとして使用されます。

Vimeo へのアップロード時のチャンネルの指定

YouTube または Vimeo へのアップロード時にチャンネルを指定することもできます。

  1. Vimeo アカウントにログインします。

  2. ログインしたら、チャンネルメニューから既存のチャンネルを選択します。

    Vimeo のチャンネルの選択
    Vimeo のチャンネルの選択

Behance の設定

Behance」チェックボックスをオンにしてログインし、エンコードしたファイルを Behance にアップロードします。

  1. ログイン」ボタンをクリックします。Behance のログインページにリダイレクトされます。
  2. 資格情報を入力して、Adobe Media Encoder で Behance のビデオを管理できるようにします。
  3. アップロードしたビデオのキーワードを作成するには、「タグ」を選択し、語句をカンマで区切って追加します。これは必須のフィールドなので、空白のままにすることはできません。
  4. Behance にアップロードした後にローカルファイルを削除するには、「アップロード後にローカルファイルを削除」を選択します。
Behance の設定
Behance の設定

Stock へのターゲットパブリッシング

Stock へのパブリッシュ

Stock へのパブリッシュ
Adobe Stock にパブリッシュする方法については、このビデオを参照してください。

  1. 編集/書き出し設定/パブリッシュ/Adobe Stock を選択します。

    Stock へのパブリッシュ
    Stock へのパブリッシュ

  2. Creative Cloud の資格情報を認証します。

    Adobe Stock のログインページ
    Adobe Stock のログインページ

  3. 設定を保存するには、「OK」をクリックします。

  4. エンコードキューを開始します。

  5. 新しいパブリッシュ先を確認するには、メディアキューを確認します。

    注意:

    パブリッシュした出力に対して他のパラメーターを設定するには、Adobe Stock を使用します。

FTP 設定

「FTP」ボックスを確認して、書き出したファイルを、ファイル共有のために割り当てられたストレージ領域がある FTP(ファイル転送プロトコル)サーバーにアップロードします。FTP はネットワーク経由でファイルを転送するための一般的な方法であり、特にインターネット接続を使用して比較的大きいファイルを送受信するのに便利です。サーバーへの接続方法について詳しくは、サーバーの管理者にお問い合わせください。

FTP オプションには、次の設定が含まれています。

ユーザー名

サーバー管理者によって指定されたユーザーの識別情報。

パスワード

サーバーにログインするために必要なユーザーのパスワード。

サーバー

FTP サイトが設定されているサーバーの DNS または IP アドレスを入力します。

ポート

FTP サーバーのコマンドポートに割り当てられた数値。初期設定では 21 です。

リモートパス

FTP サーバー上のアクセスする場所(ファイルパス形式)。

再試行

接続が確立されていない場合に、サーバーへの接続を試行する回数。

転送後にローカルファイルを削除

このチェックボックスをオンにした場合は、ファイルが FTP サーバーにアップロードされた後に、書き出されたファイルのローカルコピーが削除されます。

FTP 設定
FTP 設定

XMP メタデータの書き出しと簡略化

出力ファイルに含める XMP メタデータを選択できます。

メタデータの書き出しダイアログボックスを開くには、書き出し設定ダイアログボックスの右下隅にある「メタデータ」ボタンをクリックします。

注意:

環境設定ダイアログボックスの「メタデータ」カテゴリでも同様の操作を実行できます(環境設定を参照してください)。環境設定ダイアログボックスに行った変更は、エンコードキュー内の選択したアイテムには適用されません。ただし、テンプレートと規則は、後でメタデータの書き出しダイアログボックスを使用して割り当てる際に使用することができます。

XMP メタデータを出力に含める方法と含めるかどうかの指定

XMP メタデータを出力ファイルに埋め込むか、サイドカー(.xmp)ファイルに保存するか、その両方をおこなうか、その両方をおこなわないかを指定するには、書き出しオプションメニューを使用します。

「なし」を選択すると、ソースファイルの XMP メタデータはファイルに埋め込まれず、XMP メタデータの書き出し用コントロールを一切使用できません。書き出し設定や開始タイムコードなど、書き出したファイルに関する基本的な XMP メタデータは、「なし」を選択した場合でも書き出されます。

注意:

「出力ファイルに埋め込む」オプションは、XMP メタデータを埋め込むことができない種類のファイルでは無効になります。

ソースの XMP メタデータの保持

多くのソースアセットに XMP メタデータが含まれています。保持規則を使用すると、ソースアセットのどの XMP メタデータをエンコード後の出力ファイルに保持するかを選択できます。

単一ソースクリップの場合は、XMP メタデータを保持することで、オリジナルのソースの作成用メタデータが再エンコードした出力ファイルに渡されるようにすることができます。シーケンスとコンポジションの場合は、ソースメタデータを含めることで、シーケンスまたはコンポジションを構成する各アイテムのメタデータが保持されます。既存のソースメタデータを除外することを、簡略化するといいます。セキュリティまたはプライバシー上の理由や、出力ファイルのサイズを可能な限り小さくする場合に、ソースメタデータを除外します。

保持規則は、ソースアイテムのどの XMP メタデータがエンコードされた出力ファイルに渡されるかを指定するフィルターとして機能します。プリセットされている保持規則は「すべてを保持」と「すべてを除外」です。初期設定は「すべてを保持」です。

独自の保持規則を作成するには、保存規則メニューの横にある「新規」をクリックします。保存規則エディターダイアログボックスで個別のフィールドまたはカテゴリを選択して、有効にできます。特定のフィールドを検索するには、保存規則エディターダイアログボックスの上部にある検索フィールドを使用します。保持規則には、わかりやすい名前を付けてください。

保存規則メニューから既存のカスタム保持規則を選択し、「編集」をクリックして、既存の保持規則を編集することができます。

Adobe Premiere Pro のスピーチ分析機能によって作成されたシーケンスマーカーと XMP メタデータは、保持規則によって制御されたソース XMP メタデータとは別個に処理されます。スピーチ XMP メタデータとシーケンスマーカーを含めるには、「マスタースピーチトラックとシーケンスマーカーの書き出し」を選択します。

注意:

最新リリースの Adobe Media Encoder では、「スピーチからテキストへ」が削除されました。ただし、既に生成済みのスピーチからテキストへのメタデータは、以前と同じ方法で使用できます。

XMP メタデータの追加

書き出しテンプレートは、どの XMP メタデータを出力ファイルに書き出すかを指定します。例えば、ソースファイルの様々な XMP メタデータが含まれた書き出しテンプレートを作成したり、各出力ファイルに連絡先情報や著作権管理情報を追加することができます。

書き出しテンプレートはフィルターとして機能します。現在のテンプレートによって明示的に有効にならないフィールドは、フィルター処理されて排除されます。唯一の例外は、作成元アプリケーションのデータが自動的に入力される内部プロパティで、これらは常に含まれ、編集することはできません。

独自の書き出しテンプレートを作成するには、テンプレートを書き出しメニューの横にある「新規」をクリックします。テンプレートエディターの書き出しダイアログボックスで個別のフィールドまたはカテゴリを選択して、それらを有効にすることができます。特定のフィールドを検索するには、テンプレートエディターの書き出しダイアログボックスの上部にある検索フィールドを使用します。書き出しテンプレートには、わかりやすい名前を付けてください。

テンプレートを書き出しメニューから既存のカスタム書き出しテンプレートを選択し、「編集」をクリックして、既存の書き出しテンプレートを編集することができます。

書き出しテンプレートを適用した後に、手動で値を入力して、特定の XMP メタデータを現在のエンコードキューアイテムに追加することもできます。

一部のフィールドは編集できず、出力から除外することができません。そのようなフィールドは作成元のアプリケーションによって自動的に書き込まれます。Dublin Core スキーマの形式フィールドと、Dynamic Media スキーマのビデオフレームレートフィールドは、Adobe Media Encoder によって出力ファイルを正確に表すように設定され、ユーザーは編集できません。また、現在の書き出しテンプレートによって指定されている値も編集できない状態になります。これらの値を変更するには、テンプレートを変更するか、別のテンプレートを適用します。

テンプレートのデータまたは手動で入力したデータが含まれていないフィールドは、書き出した XMP メタデータから除外されます。空のフィールドは、出力ファイルに書き出されません。

「ソースの一致」プリセット

ビデオファイルを DPX、BMP、DNxHD MXF OP1a、H.264、HEVC、JPEG、MPEG、OpenEXR、PNG、QuickTime、Targa および TIFF 形式で書き出す際には、ソースの一致プリセットが使用され、ソースファイルのビデオ設定を自動的に一致させfます。

クローズドキャプション

クローズドキャプションは通常、この機能をサポートするテレビや他のデバイスで、ビデオのオーディオ部分をテキストとして表示するのに使用されます。

詳しくは、クローズドキャプションデータの書き出しを参照してください。

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