Premiere Elements を起動し、ファイル/プロジェクトを開く を選択して任意のプロジェクトを開きます。
この文書では、Premiere Elements 14 で動画の不要なシーンを削除する方法を説明します。
Premiere Elements で不要なシーンを削除するには、クリップの端をドラッグして削除する方法、インポイント/アウトポイントを設定して削除する方法、不要なクリップを時間インジケーターでカットして削除する方法の 3 つがあります。
クリップの先頭や終わりのフレームを削除するには、クリップの端をドラッグして削除する方法やインポイント/アウトポイントを設定して削除する方法が適しています。中間のクリップを削除するには、時間インジケーターでカットする方法が適しています。
クリップの端をドラッグしてトリミング
クリップの端をドラッグすると、ドラッグした位置までクリップがトリミングされます。
トリミングしたフレームは削除されるわけではないため、必要に応じてトリミングしたフレームをドラッグして元に戻すことができます。
-
-
画面上部で「エキスパート」を選択します。
-
タイムライン上部右側にある「ズームコントロール」をドラッグすると、クリップを拡大または縮小できます。タイムライン上のクリップが見やすくなるように調整します。
-
タイムライン上の不要なシーンがあるクリップを表示します。
※不要なシーンに、目印として時間インジケーターを移動したりタイムラインマーカーを設定しておくことで、正確な位置でフレームの削除を行うことができます。タイムラインマーカーの設定については、クリップマーカーとタイムラインマーカーの追加 を参照してください。
-
クリップの先頭(または最後)にカーソルを合わせ、カーソルの表示が変わったら、目的の位置までドラッグしてマウスを離します。
※ ここでは、先頭クリップをドラッグします。
-
先頭にあった不要なシーンは削除され、クリップが自動的に先頭に移動しました。
※ 終わりのフレームも同様の操作で削除できます。
クリップの最初または最後のフレームをトリミング
クリップの最初や最後のフレームをトリミングするには、インポイント(クリップの最初)/アウトポイント(クリップの最後)を設定し、表示されるフレームの範囲を指定してトリミングします。
インポイントとアウトポイントで指定された範囲内のフレームだけをトラックに表示しているため、「クリップの端をドラッグしてトリミング」の手順 7. 同様、必要に応じてトリミングしたフレームをドラッグして元に戻すことができます。
-
Premiere Elements を起動し、ファイル/プロジェクトを開く を選択して任意のプロジェクトを開きます。
-
画面上部で「エキスパート」を選択します。
-
時間インジケーターをトリミングする位置まで移動します。
-
クリップ上をダブルクリックすると、小さいウィンドウが表示されます。クリップの先頭をトリミングする場合は、「インポイントを設定」、クリップの終わりをトリミングする場合は、「アウトポイントを設定」をクリックします。
※ ここでは、クリップの先頭をトリミングするので、「インポイントを設定」をクリックします。
-
時間インジケーターの位置でトリミングされます。
-
トラックの空間を詰める場合は、空いた領域を右クリックし、「削除し間隔を詰める」をクリックします。
時間インジケーターでクリップをカットしてトリミング
時間インジケーターのはさみアイコンをクリックしてクリップを分割することで、中間のフレームも削除することが可能です。
-
Premiere Elements を起動し、ファイル/プロジェクトを開く を選択して任意のプロジェクトを開きます。
-
画面上部で「エキスパート」を選択します。
-
時間インジケーターをトリミング開始位置まで移動します。
-
時間インジケーター上のはさみアイコンをクリックして、クリップを分割します。
-
クリップの中間をトリミングする場合は、時間インジケーターをトリミング終了位置に移動し、はさみアイコンをクリックしてクリップを分割します。
-
分割した不要なクリップを選択し、クリップ上で右クリックします。表示されたメニューから「削除し間隔を詰める」を選択します。
-
不要なクリップが削除されて、間隔が詰められました。