この文書は、Windows 版 Adobe Premiere Elements 15 で DVD や Blu-ray などの外部メディアへ書き出す際に発生する問題の対処方法について説明します。

基本的なトラブル対処方法

このセクションでは、最も一般的なシステムエラーの解決に役立ちます。これらの作業を行う前に、作成した Premiere Elements プロジェクトファイルなど、すべての個人用ファイルのバックアップを作成します。

必要システム構成の確認

コンピューターが必要システムを満たしていない場合、アプリケーションが正しく動作しない可能性があります。以下のページから、必要システム構成をご確認ください。

最新版 Premiere Elements の必要システム構成

プロジェクトのファイルサイズ

プロジェクトのファイルサイズが DVD または Blu-ray ディスクの容量を超えている場合、ディスク書き出しを行うことはできません。プロジェクトがディスク容量を超えている場合、Premiere Elements で警告メッセージが表示され、「書き出しと共有」ボタンが無効になります。標準一層 DVD の場合、2 時間以内が目安となります。標準二層 DVD の場合は 4 時間が目安ですが、トランスコード設定に依存します。標準一層 Blu-ray ディスクの場合は 4 時間半の HD ビデオ、または 11 時間の SD ビデオが目安です。Premiere Elements では、一層の Blu-ray 形式のみがサポートされます。

詳細については、Adobe Premiere Elements 15 ヘルプ「DVD への書き出し」を参照してください。

プロジェクトのトラブル対処方法

プロジェクトに問題が発生している場合は、以下のトラブル対処方法を行います。

タイムラインのレンダリング

プロジェクトのタイムラインをレンダリングすることによって、プロジェクト内で使用されているメディアやエフェクトの問題を特定し、改善することができます。

レンダリングを行うには、以下のいずれかの操作を行います。

  • Enter キーを押します。
  • タイムラインメニューの「レンダリング」をクリックします。

レンダリングする際に問題が発生している場合、次の操作に進みます。

テスト書き出しで使用しているオーディオやムービーの問題を特定

ワークエリアバーでタイムラインのクリップを範囲指定し、指定した範囲をファイルとして書き出しを行うことで、問題のあるメディアファイルを特定します。

以下の操作を行い、問題が発生するか確認します。

注意:

MP3 ファイルを BGM に使用している場合、書き出しでエラーが出ることがあります。その場合は他のファイル変換ソフトで WAV 形式に変換し、差し替えます。

  1. Premiere Elements を起動し、プロジェクトを開きます。

  2. ファイル/別名で保存 を選択し、オリジナルのプロジェクトとは異なるファイル名で保存します。
    (例 : test)

  3. ワークエリアバーで書き出す範囲を指定します。
    ※範囲はクリップ単位で指定します。

  4. 「書き出しと共有」をクリックします。

  5. 書き出しと共有ウィンドウが表示されたら、デバイス/コンピューターを選択します。

  6. 「ワークエリアバーの範囲のみ書き出す」にチェックを入れ、ファイル名と保存先を指定したら「保存」をクリックします。

  7. 手順 3. ~手順 6. をすべてのクリップに対して行います。

  8. 問題のあるクリップが必要なものである場合は、そのファイルを再作成(別形式のファイルに変換など)してからプロジェクトに読み込み直します。不要なクリップである場合は、そのクリップを削除した状態で、オリジナルのプロジェクトを上書き保存します。

ファイルへの書き出し

直接ディスクに書き出さず、一旦 ファイルとして書き出します。書き出したファイルを新規プロジェクトのタイムラインに読み込み、そこから DVD または Blu-ray に書き出してください。

ファイルを書き出すには、以下の操作を行います。

  1. プロジェクトウィンドウ右上の「書き出しと共有」をクリックします。

  2. 「デバイス」をクリックし、「カスタム」を選択します。

  3. 「詳細設定」をクリックして書き出し設定画面を表示します。

  4. 以下のいずれかの操作を行います。

    • DVD 互換ファイルを作成する場合 :
      「形式」プルダウンメニューから「MPEG2-DVD」を選択します。
    • Blu-ray 互換ファイルを作成する場合 :
      「形式」プルダウンメニューから「H.264 Blu-ray」を選択します。
  5. ファイル名と保存先を指定します。

  6. 「保存」をクリックします。

  7. Premiere Elements を起動し、新規プロジェクトを作成します。

  8. 保存したファイルをプロジェクトに読み込みます。

  9. 「書き出しと共有」をクリックし、DVD/Blu-ray ディスクへ書き出します。

ディスクの書き込みが他のアプリケーションでも失敗する場合、DVD/Blu-ray ドライブまたは関連するドライバーに問題が発生している可能性があります。ディスクの書き込みが他のアプリケーションでは成功する場合、この文書のトラブル対処方法を続行します。

システムのトラブル対処方法

システムに関連した問題が発生している場合は、以下のトラブル対処方法を行います。

空のディスクを使用

書き出しには空のディスクを使用してください。既にデータが書き込まれているディスクの場合は、ディスクの内容を消去してから書き出しを行います。

注意:

DVD-RW/DVD+RW ディスクを使用することによって問題が生じる場合があります。ディスクの内容を消去しても問題が改善しない場合は、DVD-R ディスクを使用します。ただし、DVD-R ディスクは書き換えや消去ができないため、書き込みに失敗した場合はディスクの再利用ができません。

ディスクおよび書き込みドライブの互換性

使用しているディスクの規格やメーカーを変更します。サポートされるディスクの規格は DVD/Blu-Ray ドライブによって異なり、また特定のメーカーのディスクで DVD/Blu-Ray ドライブが正常に動作しない場合があります。詳細は DVD/Blu-Ray ドライブに付属のマニュアルを参照するか、製造元に問い合わせてください。

また、他のアプリケーションから DVD/Blu-Ray を作成できても、Premiere Elements と互換性が無いために書き出しを行えない場合があります。その場合は、ISO イメージへ書き出しし、ディスクへの書き込み可能なソフトウェアに ISO イメージを読み込んでから、ディスクへ書き込みます。

スタートアップ項目とサービスを無効にします

Windows の起動時に読み込まれるサービスなどが DVD/Blu-Ray 作成プロセスとコンフリクトして問題が発生する場合があります。以下の文書を参照して一時的に最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にし、DVD/Blu-Ray へ書き出します。

システム構成ユーティリティで不要なサービスを停止する(Windows 10/8/7/Vista/XP)

問題が再現しない場合

スタートアップ項目の一部が Premiere Elements とコンフリクトしています。スタートアップ項目を 1
つずつ有効にし、どの項目がコンフリクトを起こしているのかを特定します。問題の原因となるスタートアップ項目が特定できたら、アップデートがあるかどうかを製造元に確認します。

問題が再現する場合

スタートアップ項目は問題の原因ではありません。スタートアップ項目を再度有効にします。

ドライブのファームウェアをアップデート

DVD/Blu-ray ドライブのファームウェアをアップデートすることで問題が改善される場合があります。ファームウェアのアップデートに関する詳細は、ライターの製造元に問い合わせてください。

ビデオカードドライバーのアップデート

ビデオカード製造元の多くは、頻繁にドライバーソフトウェアのアップデートを行っています。ビデオカードドライバーをアップデートしていない場合は、最新のドライバーについてビデオカードの製造元に問い合わせるか、製造元の Web サイトから最新のドライバーをダウンロードしてください。ビデオカードの製造元は、デバイスマネージャーで確認することができます。

デバイスドライバーの互換性を確認する方法は、以下の文書を参照してください。

デバイスドライバーの互換性の問題を確認する方法(Windows 7/Vista)

使用しない書き込みドライブを取りはずします

複数の DVD/Blu-ray ライターがコンピュータに接続されている場合、コンフリクトを起こしてエラーになる場合があります。一台のライターのみが接続されている状態でディスクの作成を行い、問題が発生するか確認します。

ISO イメージへ書き出し

ISO イメージを作成してみます。作成方法は、以下の Premiere Elements ヘルプを参照してください。

DVD、Blu-ray または AVCHD ISO イメージへ書き込み

Premiere Elements を管理者実行で起動します

アクセス権の問題で Premiere Elements からドライブのドライバーへの通信が正しく行えなくなっている可能性があります。

以下の方法で、Premiere Elements を管理者実行で起動します。

  1. 以下のフォルダーを開きます。
    C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Elements 15 

  2. Adobe Premiere Elements 15 フォルダーの中の「PremiereElementsEditor.exe 」を右クリックし、メニューから「管理者として実行」を選択します。

問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

サポートデータベース URL:http://www.adobe.com/go/support_faq_jp

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピューターでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

URL:https://forums.adobe.com/community/international_forums/japanese/premiere_elements

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