CCP で作成したパッケージフォルダから以下のフォルダを開き、setup.ini ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
setup.ini ファイルの場所 :
例) C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\<パッケージ名>\Build\Setup\APRO15.0\Adobe Acrobat
この文書では、Windows で Adobe Creative Cloud Packager で作成したパッケージ(インストーラー)を使用して、(必要に応じて Adobe Customization Wizard を使用してカスタマイズを行った上で)最新版の Adobe Acrobatをインストールする方法について説明します。
チェーンインストールを行うには、以下の操作を上から順に行います。
チェーンインストールとは、インストーラーにアップデーターを連動させる状態でインストールする方法です。
はじめに Creative Cloud Packager(以下、CCP) で Acrobat を含むパッケージを作成しておきます。
CCP の使用方法については、以下の文書を参照してください。
必要に応じて Customization Wizard を使用して、アップデート制御、オンラインストレージへのアクセス抑制等のカスタマイズを行います。
Customization Wizard について詳しくは、以下の文書を参照してください。
以下のサイトで Acrobat の最新バージョンを確認し、アップデート用ファイル(msp ファイル)をダウンロードしておきます。
ダウンロードするファイルは、Continuous トラックを選択してください。ファイル名は、「AcrobatUpd<バージョン>.msp」となります。
※ Acrobat には「Continuous トラック」、「Classic トラック」の 2 種類のトラックが存在しますが、CCP で作成できる(Creative Cloud Enterprise ユーザーが使用する)Acrobat は「Continuous トラック」のみとなります。Classic トラック用のアップデートを適用しようとすると、「1642」のエラーとなりますのでご注意ください。
参考)
CCP で作成したパッケージフォルダから以下のフォルダを開き、setup.ini ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
setup.ini ファイルの場所 :
例) C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\<パッケージ名>\Build\Setup\APRO15.0\Adobe Acrobat
開いた setup.ini ファイルのパッチファイルのファイル名を、(手順 C. で確認した)最新のアップデートファイル名に変更し、ファイルを上書き保存します。
例)
[Product]
PATCH=AcrobatDCUpd1500920069.msp
↓
[Product]
PATCH=AcrobatDCUpd1501020056.msp
CCP で作成したパッケージフォルダから、以下のフォルダを開きます。
例) C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\<パッケージ名>\Build\Setup\APRO<バージョン>\Adobe Acrobat
古い msp ファイルを削除します。
手順 C. でダウンロードしておいた最新版のアップデートファイルを、CCP で作成したパッケージフォルダの以下の場所(削除した古い msp ファイルと同じ場所)に保存します。
例) C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\<パッケージ名>\Build\Setup\APRO<バージョン>\Adobe Acrobat
パッケージフォルダー内の setup.exe ファイルを実行し、パッケージを展開(インストール)します。
例) C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\<パッケージ名>\Build\setup.exe
Acrobat を含む Build フォルダー内のアプリケーションがインストールされます。
この際、Acrobat は手順 C. でダウンロードした最新バージョンが適用されます。
必要に応じて、Exceptions フォルダー内のアプリケーションを展開します。