Paul Wilson
- Captivate ユーザーガイド
- Captivate の紹介
- プロジェクトの作成
- Adobe Captivate での各種プロジェクトの作成
- Adobe Captivate のプロジェクトのサイズをカスタマイズする方法
- Adobe Captivate でのレスポンシブプロジェクトのデザイン
- バーチャルリアリティ(VR)プロジェクトの作成
- Adobe Captivate のレスポンシブテキストを操作する
- Adobe Captivate におけるテーマの操作
- レスポンシブプロジェクトでビュー固有のプロパティを適用する方法
- Adobe Captivate プロジェクトのバックアップファイルを作成する方法
- アセットパネル
- Captivate での分岐および強制ナビゲーションの作成
- ステージ上の画像の置き換え
- オブジェクトの追加と管理
- Adobe Captivate におけるマルチステートのオブジェクトの使用
- オブジェクトエフェクト
- Adobe Captivate プロジェクトへの Web オブジェクトの挿入
- Adobe Captivate におけるオブジェクトスタイルを操作する
- Adobe Captivate でオブジェクトを回転させる方法
- ピクセル単位でのオブジェクトのサイズおよび位置の変更
- メインオプションツールバーを使用してオブジェクトを管理する方法
- スライド内のオブジェクトをマージする方法
- ライブラリ内のオブジェクトを管理する方法
- Adobe Captivate でオブジェクトをグループ化する方法
- 詳細なインタラクションパネルを使用したオブジェクト情報の編集
- Adobe Captivate でオブジェクトをコピー、貼り付け、複製する方法
- オブジェクトの表示を制御する
- Adobe Captivate でオブジェクトの表示順序を変更する方法
- オブジェクトへのシャドウの適用
- Adobe Captivate でオブジェクトを整列させる方法
- Adobe Captivate のオブジェクトにリフレクションを追加する方法
- Captivate プロジェクトにアセットをインポートする
- スライド
- Adobe Captivate プロジェクトにスライドを追加する
- Adobe Captivate プロジェクトにおけるスライドの編集
- Adobe Captivate プロジェクトのスライドを削除する方法
- Adobe Captivate でスライドの順序を変更する方法
- Adobe Captivate でスライドプロパティを設定する
- Adobe Captivate でスライドメモを音声ファイルに追加および変換する
- Adobe Captivate でナレッジチェックスライドを設定する
- Adobe Captivate でスライドトランジションを追加する方法
- Adobe Captivate でマスタースライドを使用する方法
- Adobe Captivate のスライドをロックする方法
- Adobe Captivate のプロジェクトでスライドを非表示にする方法とスライドを除外する方法
- Adobe Captivate でスライドのグループ化とグループ化の解除を行う方法
- タイムラインとグリッド
- クイズを作成
- オーディオ
- ビデオ
- インタラクティブなオブジェクト
- インタラクション
- 非インタラクティブなオブジェクト
- スマートシェイプの作成と編集
- Captivate でのテキストキャプションの編集と作成
- Captivate での画像およびロールオーバー画像の使用方法
- Adobe Captivate でスマートシェイプをカスタマイズする方法
- Adobe Captivate でズーム領域を作成する方法
- 非インタラクティブなオブジェクトに音声を設定する方法
- Adobe Captivate でロールオーバースライドレットを作成する方法
- Adobe Captivate でロールオーバーキャプションを作成する方法
- Adobe Captivate でマウスのプロパティを変更する
- Adobe Captivate でのハイライトボックスの使用
- Adobe Captivate でスウォッチを操作する
- 非インタラクティブオブジェクトのサイズと位置の変更
- Adobe Captivate プロジェクトにアニメーションを追加する
- 詳細な編集とプロジェクトのレビュー
- 変数および高度なアクション
- プロジェクトの記録
- プロジェクトをパブリッシュ
- Adobe Captivate と他のアプリケーションとの連携
- Captivate での PowerPoint プレゼンテーションの読み込みと編集
- Adobe Captivate プロジェクトの学習管理システムへのアップロード
- Adobe Captivate の共通 JavaScript インターフェイスについて学習する
- Adobe Captivate プロジェクトを Microsoft Word 形式でパブリッシュする方法
- Captivate で Adobe Connect を使用する方法
- Captivate のプロジェクトを RoboHelp のオンラインヘルプシステムに追加する方法
- Adobe Multi-SCORM Packager を使用して複数の SCO をパッケージ化する方法
- Adobe Captivate でトラブルシューティングを行う
- Adobe Captivate、Adobe FrameMaker、Adobe RoboHelp の最新バージョンにおける既知の問題および制限事項を解決します。
- MacOS ビッグ Sur (macOS 11) の Captivate 用初期ビルド (2019 リリース)
- デバイスで VR コンテンツが再生されない問題の Hotfix
- デバイスでライブプレビュー向けの SSL 設定を行う
- macOS Catalina における Captivate (2019 release) のライセンス認証の問題
- Captivate のレスポンシブコースが、ブラウザーで自動的に再生されない
- Adobe Captivate (2019 release) でのアセットパネルの問題
- Adobe Captivate のインストール中にエラー 103 が発生する
- Captivate プロジェクトのプレビュー時の問題
- Adobe Captivate、Adobe FrameMaker、Adobe RoboHelp の最新バージョンにおける既知の問題および制限事項を解決します。
ソフトウェアシミュレーションを含めるためのプロジェクトの作成
Adobe Captivate:シミュレーションの作成
ソフトウェアソリューションの記録に関する Paul Wilson のビデオもご覧いただけます。
Adobe Captivate – ソフトウェアシミュレーション パート 1
Adobe Captivate – ソフトウェアシミュレーション パート 2
PowerPoint プレゼンテーションからのプロジェクトの作成
PowerPoint プレゼンテーション全体または選択したスライドのみを Adobe Captivate プロジェクトに読み込むことができます。各 PowerPoint スライドは、個別のスライドとして Adobe Captivate プロジェクトに読み込まれます。PowerPoint プレゼンテーションは後で Adobe Captivate で編集できます。
詳しくは、PowerPoint プレゼンテーションの読み込みを参照してください。
PowerPoint プレゼンテーションを読み込む際に、プレゼンテーションのサイズを調整する必要がある場合があります。ブログ「PowerPoint を読み込むときの正しいサイズ」を参照してください。
Paul Wilson は、PPT プレゼンテーションの Captivate プロジェクトへの読み込みに関する YouTube の優れたチュートリアルを作成しました。
Adobe Captivate - PowerPoint ワークフローの読み込み
画像からのプロジェクトの作成
画像から作成されたプロジェクトは、スライドショーとして表示できます。各画像は、別々のスライドに読み込まれます。
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ファイル/新規プロジェクト/画像スライドショーを選択します。
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新規画像スライドショーダイアログボックスで、プロジェクトのサイズを設定します。
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「OK」をクリックして、プロジェクトに追加する画像を選択します
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画像をサイズ変更 / トリミングダイアログボックスが表示される場合は、次のオプションを設定します。
注:画像がプロジェクトの高さまたは幅の制限を超えた場合に限り、トリミング/サイズ変更ダイアログボックスが表示されます。複数のスライドを挿入する場合は、寸法の制限を超える画像のみがダイアログボックスに表示されます。
画像のサイズ変更とトリミング ステージに合わせる
スライドの寸法に合わせて画像のサイズを変更します。
トリミング
プロジェクトの寸法に対応する枠線ボックスを表示します。ボックスのハンドルのサイズを変更して、スライドで表示する領域を選択します。縦横比の維持を選択すると、枠線ボックスの高さと幅の比率が維持されます。
ズーム
スライダーを動かすことにより、画像をズームインおよびズームアウトできます。または、メニューの標準ズームサイズの一覧から選択することもできます。
縦横比の維持
画像のトリミングに使用する枠線ボックスの縦横比を維持します。このオプションは、画像のトリミングを選択した場合にのみ有効になります。このオプションを無効にして枠線ボックスのサイズを変更した後で再びオプションを有効にすると、以降は変更後の寸法に基づいて縦横比が計算されます。
上記のオプションに加えて、トーンコントロール(明るさ、シャープネス、コントラスト)を設定し、カラー範囲(アルファ、色相、彩度)を調整することもできます。また、画像を反転または回転することもできます。
高度なアクションと変数:画像スライドショー
空白スライドで開始するプロジェクトの作成
空白プロジェクトで開始して、PowerPoint プレゼンテーション、画像または別の Adobe Captivate プロジェクトからスライドや画像を読み込むことができます。 また、追加スライドを記録することにより、ソフトウェアデモンストレーションまたはインタラクティブなシミュレーションを追加できます。
ファイル/新規プロジェクト/空白のプロジェクトを選択します。
選択リストでプリセットサイズを選択するか、プロジェクトのカスタム幅および高さを指定します。
「OK」をクリックします。
デフォルトのテーマが新規プロジェクトに適用されます。 テーマには、タイトル、コンテンツ、質問スライドに使用できるマスタースライド一式が含まれています。 詳しくは、テーマを参照してください。
Adobe Captivate:新規プロジェクトの作成
レスポンシブプロジェクトの作成
デスクトップ、タブレット、モバイルなど、複数のデバイス間でコンテンツやデザインを表示できるプロジェクトを作成できます。
レスポンシブプロジェクトの作成について詳しくは、レスポンシブプロジェクトを参照してください。
Adobe Captivate 2017:Fluid Box を使用したレスポンシブな eラーニング
Captivate を使用してレスポンシブなシミュレーションも作成できます。詳しくは、eラーニングコミュニティポータルにある Dr. Pooja Jaisingh のブログを参照してください。
VR プロジェクトを作成
360 度の画像やビデオほど、ユーザーの注意を引くアセットはありません。 こうしたアセットでは、実際にその場面にいるわけではないにもかかわらず、臨場感にあふれた感覚を体験することができます。 すべての方向に対応するカメラで撮影された 360 度の画像やビデオは、現実世界のパノラマ画像を抽象化したもの です。
360 度の画像やビデオでは、臨場感あふれる感覚を体験することができます。 360 度の画像やビデオを eラーニングコンテンツとして使用すると、こうした感覚を体験できるだけでなく、特定の体験を再現することもできます。 こうした体験を再現しながら、画像やビデオの各種の要素に意識を集中させることができます。
360 度の画像とビデオは、様々な業界に大きな影響を与えました。 新人研修だけでなく、製薬業界、軍事関係、陸上競技関連などの様々な分野で、トレーナーやインストラクターの想像力を刺激する 360 度の画像とビデオを活用して、質の高い最先端のトレーニングプログラムが開発されています。
通常、360 度の画像とビデオでは、ホットスポットを使用して対話的に操作を行います。ホットスポットをクリックすると、テキストが表示されたり、ビデオが再生されたり、クイズが出題されたり、音声が再生されたりなど、様々な方法で対話的にトレーニングが進んでいきます。
VR プロジェクトの作成方法については、「VR プロジェクト」を参照してください。
テンプレートを使用したプロジェクトの作成
Adobe Captivate テンプレートにより、類似のプロジェクトまたはプロジェクトのモジュール間の一貫性を向上させると共に、新しいプロジェクトを作成するために必要な作業を軽減できます。
ストーリーボードとワークフローの作成
作成するプロジェクトの種類にかかわらず、スクリーンショットを撮る前に計画を立てておくと効果的です。プロジェクトを視聴したユーザーに何をしてほしいか、学んでほしいか、または達成してほしいかを考慮します。このゴールを定義することで、成功のための包括的な計画を立てることができます。視聴者に何を望むかが明確になったら、プロジェクトの「コア」を作成できます。
どのムービーにもストーリーがあります。ストーリーボードは、テキストまたはグラフィックスのいずれかの形式でこのストーリーを書面化したものです。ストーリーボードには、プロジェクトの作成者が視聴者に向けて発表しようとしている内容を明確に理解しているかどうかが示されます。ジャーナリズムの分野で採用されている 5W 1H(Who、What、When、Where、Why および How)の規則に従うと、ストーリーをわかりやすく説明できるようになります。
ストーリーボードが確立されていると、ワークフローを容易に作成できます。ワークフローとは、ユーザーによって作成された規則に従う、プロジェクト内の情報の流れのことです。例えば、非線形的なプレゼンテーションを作成して、スライド間を移動したり、スライドをスキップしたり、スライド順の規則を設定したりすることができます。事前にワークフローを定義することで、編集サイクル中に最小限の変更によりプロジェクトを早期に完了できます。
キャプションなどのテキストを大量に含むプロジェクトを作成する場合は、スクリプトから最初に取り掛かるのが最適です。スクリプトでは、テキストベースのページが使用されます。スクリプトは、理論的で連続的であり、提供したいだけの詳細を含めることができるという点で、本のページと似ています。
プロジェクトテンプレートの作成
類似のプロジェクトまたはプロジェクト内で類似のモジュールを作成する場合は、一貫性を確保し、時間を節約するためにプロジェクトテンプレートを使用します。プロジェクトテンプレートは特に、複数の作成者が様々なプロジェクトモジュールまたは類似のプロジェクトで作業する場合に役立ちます。
プロジェクトテンプレートを使用すると、次の目標を達成できます。
Adobe Captivate プロジェクト間の一貫性を確保
設計の再使用による複数のプロジェクトの開発期間の短縮
複数のプロジェクトでプロジェクトの環境設定を再利用
設計者とコンテンツ作成者が別々に作業する共同開発環境では、設計者がテンプレートを使用することによって、プロジェクト間の一貫性が確保されます。コンテンツ作成者は、プロジェクトのワークフロー、様々な関連標準、レイアウトの作成などについて気にかける必要がありません。コンテンツ作成者が行う必要があるのは、テンプレートの指示に従って、必要なコンテンツを関連するプレースホルダーに挿入することだけです。
テンプレートのリポジトリを作成するには、全関係者間で作業の統制を取る必要があります。ただし、こうした努力は、プロジェクトの開発期間が減少することで、長期的には割に合います。
Adobe Captivate プロジェクトテンプレートは、次の項目で構成されます。
様々な Adobe Captivate オブジェクト用のプレースホルダーが含まれたスライド
次の項目用のプレースホルダー
記録スライド
質問スライド
マスタースライド。マスタースライドについて詳しくは、マスタースライドを参照してください。
オブジェクトスタイルを定義し、プロジェクトテンプレートと共に使用すると、プロジェクトの表示方法を統一できます。
テンプレートを使用してプロジェクトを作成すると、テンプレート内のプレースホルダーはプレースホルダーアイコンでマーク付けされます。プレースホルダーにオブジェクトを挿入すると、このアイコンは非表示になります。
プロジェクトテンプレートを使用して作成されたプロジェクトをプレビューまたはパブリッシュする場合、プレースホルダーオブジェクトは表示されません。
プレースホルダーに加えて、Adobe Captivate オブジェクトおよびサポートされるすべてのメディアをテンプレートに追加できます。テンプレートは「ステンシル」としてのみ機能します。ユーザーは、テンプレートからプロジェクトを作成するときに、制限なくオブジェクトおよびプレースホルダーを変更できます。
プロジェクトテンプレートの有効性を高めるために、情報または指示を含むスライドメモを追加します。ユーザーがプレースホルダーに挿入するオブジェクト、メディア、またはスライドの推奨される種類およびプロパティに関する情報を含めます。
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ファイル/新規プロジェクト/プロジェクトテンプレートを選択します。
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プロジェクトテンプレートの寸法を指定して、「OK」をクリックします。
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編集/環境設定ダイアログボックスを使用して、そのテンプレートの環境設定を指定します。 プロジェクトテンプレートを使用してプロジェクトを作成すると、環境設定が自動的に適用されます。
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テーマ/テーマをクリックして、テンプレートに基づくプロジェクトのデザインを選択します。 テーマバーが表示されます。 テーマバーから必要なテーマをクリックします。
必要に応じて、テーマを変更することもできます。 テーマについて詳しくは、テーマを参照してください。
注意:テーマを使用しない場合は、プレースホルダーオブジェクトをスライドに挿入して独自のレイアウトを作成することができます(挿入/プレースホルダーオブジェクト)。
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スライドのプレースホルダーを挿入するには、挿入/プレースホルダースライドを選択して、スライドプレースホルダーの種類を選択します。
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その他の Adobe Captivate オブジェクトおよび必要なメディアを挿入します。
プロジェクト間で実際のオブジェクトとして変更されないすべてのオブジェクトまたはメディア(例えばロゴ)を追加することをお勧めします。プロジェクトに固有のオブジェクトまたはメディアのプレースホルダーを使用します。
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ファイルを保存します。ファイルは .cptl 拡張子付きで保存されます。
eラーニングコミュニティポータルにアクセスして、レスポンシブコーステンプレートをダウンロードしてください。
プロジェクトテンプレートからのプロジェクトの作成
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ファイル/新規プロジェクト/テンプレートを使用してプロジェクトを作成を選択します。
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テンプレートファイルのある場所まで移動し、「開く」をクリックします。
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プレースホルダーをダブルクリックして、次の操作を行います。
プレースホルダーオブジェクトの場合は、各ダイアログボックスを使用して、オブジェクトをプレースホルダーに追加します。プレースホルダーが具体的なオブジェクトに変換されます。
記録スライドプレースホルダーの場合は、プレースホルダースライドをダブルクリックして、記録を開始します。
質問スライドプレースホルダーの場合は、プレースホルダースライドをダブルクリックして、質問スライドを挿入します。
サンプルテンプレートのダウンロードおよび詳細については、コミュニティポータルにある Dr. Allen Partridge のブログを参照してください。
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