機能の概要 | Photoshop CC | 2015.x リリース

Photoshop CC 2015.x リリース

注意:

Photoshop CC の 2017 リリースが利用できるようになりました。詳しくは、新機能の概要を参照してください。

Photoshop CC 2015 リリースには、デジタルフォトグラファーやデザイナー向けの優れた機能が複数搭載されていました。これらの機能の簡単な説明と、詳細情報を提供するリソースのリンクが記載されています。

注意:Photoshop CC の以前のリリースで導入された機能の概要については、次を参照してください。

Photoshop CC 2015.5(2016 年 6 月リリース)

注意:

以前のバージョンの Photoshop CC のプラグインは Photoshop CC 2015.5 に移行されません。Photoshop CC 2015.5 をインストールした後、プラグインの提供元の Web サイトから最新バージョンのプラグインを直接インストールしてください。Photoshop 向けのサードパーティ製プラグインとそのダウンロード場所のリストを作成しました。こちらを参照してください。プラグインのインストール中に問題が発生した場合はこのトラブルシューティングドキュメントを参照してください。

顔立ちを調整

 Photoshop CC の本リリースの新機能

ゆがみフィルターには高度な顔対応機能が搭載され、目、鼻、口、およびその他の顔の特徴を自動的に識別するため、簡単に調整が行えます。顔立ちを調整は、人物写真のレタッチ、漫画の作成などに最適です。

顔立ちを調整は、非破壊編集のためのスマートフィルターとして使用できます。フィルター/ゆがみを選択してから、ゆがみダイアログで顔()ツールを選択します。

詳しくは、ゆがみフィルターの使用を参照してください。

選択とマスクワークスペース

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Photoshop では、正確な選択とマスクの作成が今まで以上にすばやく、簡単にできるようになりました。新しい専用ワークスペースを活用すれば、正確な選択とマスクの作成ができます。境界線調整ブラシなどのツールを使用して、前景エレメントと背景エレメントを分離して際立たせることができます。

ワークスペースを起動するには、選択ツールが有効になっている間にオプションバーで「選択とマスク」を選択します。または、Ctrl + Alt + R(Windows)または Cmd + Option + R(Mac)を押します。

詳しくは、選択とマスクワークスペースを参照してください。

注意:

選択とマスクワークスペースは、Photoshop の以前のバージョンの境界線を調整ダイアログボックスに置き換わるものであり、同じ機能をより効率的な方法で提供します。

マッチフォント

 Photoshop CC の本リリースの新機能

当て推量で特定フォントを識別する代わりに、Photoshop CC に難しい作業を任せましょう。インテリジェントな画像処理分析機能により、Latin フォント画像を使用するだけで、Photoshop CC が機械学習システムを活用してフォントを検出し、コンピューターまたは Typekit のライセンス付きフォントと照合し、似ているフォントを候補として表示します。

分析するフォントのテキストが含まれている画像の領域を選択します。次に、テキスト/マッチフォントを選択します。

詳しくは、フォントを参照してください。

注意:

マッチフォントでテキストを選択するときには、次のベストプラクティスに従ってください。

  • テキスト 1 行分が含まれるように選択ボックスを描画します。
  • テキストの左端と右端がきっちりと収まるように選択ボックスを切り抜きます。
  • 1 種類の書体およびスタイルを選択します。選択範囲に複数の書体やスタイルが混在しないようにしてください。
  • テキスト/マッチフォントを選択する前に、必要に応じて画像の遠近法を補正または修正します。
注意:

現時点では、マッチフォント、フォント分類、類似フォントの各機能は、ローマ/ラテン文字のみで動作します。

画像内のフォントと一致するフォントを検索

コンテンツに応じた切り抜き

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop CC では、コンテンツに応じた技術が搭載されたため、切り抜きツールを使用して画像の回転や角度補正を行う場合や、画像の元のサイズよりもさらに大きくカンバスを拡大する場合に、空白をインテリジェントに塗りつぶすことができるようになりました。

切り抜き()ツールを使用する場合には、オプションバーで「コンテンツに応じる」を選択します。

詳しくは、写真の切り抜きと角度補正を参照してください。

注意:

切り抜きのコンテンツに応じた塗りつぶしは、切り抜きツールのクラシックモードでサポートされていません。クラシックモードを無効にするには、次の操作を行います。

  1. 選択済みの切り抜きツールを使用して、ツールバーの切り抜きの追加オプションを設定)アイコンをクリックします。
  2. メニューで表示している設定で、「クラシックモードを使用」を無効にします。

動作中:コンテンツに応じた切り抜き

Adobe Stock の統合に関する改善点

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Adobe Stock Web サイトから Photoshop でアセットを直接開けるようになりました。また、Photoshop での作業中の、透かしの入ったプレビューにライセンスを付与することがこれまでよりも簡単になりました。レイヤーパネル、属性パネル、またはカンバスからライセンスをプレビューするには、ストックアセットを右クリックし、「ライセンス画像」をクリックするだけです。

プロジェクトに適したストックアセットを見つけることも、非常に簡単です。Adobe Stock Web サイトおよびライブラリ内の新しいフィルター検索を使用します。ライセンス付きの Adobe Stock アセットには簡単に識別できるようにバッチが表示されます。ビデオアセットにはリンク付きプレビューが表示されるようになりました。

詳しくは、

カラープロファイルの書き出したアセットへの埋め込み

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

書き出し形式ダイアログを使用して、PNG ファイルまたは JPG ファイルにカラープロファイルを埋め込みます。ファイル/書き出し/書き出し形式を選択するか、またはレイヤーパネルでレイヤーを右クリックし、書き出し形式を選択します。

詳しくは、アートボード、レイヤーなどの書き出しを参照してください。

書き出し形式ダイアログ | カラープロファイルの埋め込み

カンバス上の字形切り替え

 Photoshop CC の本リリースの新機能

テキストレイヤーで字形を選択すると、Photoshop では、カンバスで使用できる字形切り替えが表示されるようになりました。切り替えグリッドの アイコンをクリックすると、字形パネルが開きます。

必要に応じて、この動作をオフにすることができます。そのためには、環境設定/テキスト/テキストレイヤーの字形切り替えを有効にするを選択解除します。

詳しくは、字形パネルを参照してください。

3D プリント

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

  • 3D モデルを 3D Manufacturing Format (3MF)ファイルとしてプリントできるようになりました。3D プリント設定の指定時に、プリント先:ローカルを選択し、プリンター: 3MF ファイルを選択します。
3MF ファイルとして 3D オブジェクトをプリント

  • PDF ファイルに埋め込まれた Product Representation Compact (PRC)形式データを読む込む機能
  • 新しいオンライン 3D プリントサービスのサポート

詳しくは、3D オブジェクトのプリントを参照してください。

アートボードのその他の改善

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

1 つのレイヤーまたはレイヤーグループを他のアートボードに複製してから、アートボードの背景をすばやく変更し、透明背景でアートボードを表示できるようになりました。

アートボードの背景を指定した場合、アートボードを PDF またはサポートされている画像形式として書き出す際に、アートボードの背景も含めることができるようになりました。アートボードを PDF として書き出す場合、アートボード名を含めて、カスタムフォントサイズ、フォントの色、カンバス拡張カラーなどを設定することもできるようになりました。

詳しくは、アートボードを参照してください。

日常業務をより迅速に

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop CC では、よりすばやくドキュメントを開けるようになり、優れた応答性を実現します。コンテンツに応じた塗りつぶしでは、動作が 3 倍速くなり、しかもより優れた結果が得られます。フォントメニューでは、フォントリストが 4 倍速く読み込まれます。

Creative Cloud ライブラリの改善

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Creative Cloud アカウントを持つユーザー同士でライブラリを共有できるようになりました。ライブラリに共同作業者を追加して、その作業者に与える権限レベルを選択します。例えば、チームの他のユーザーに、デザイン内の共有アセットを使用する許可を与えても、それらのアセットを変更する許可は与えないようにすることができます。

詳しくは、以下のリソースを参照してください。

Adobe Experience Design CC を使用した作業(プレビュー)

Photoshop CC のアセットを Adobe XD に直接コピー&ペーストします。Adobe XD は、Web サイトやモバイルアプリのユーザーエクスペリエンスのデザインおよびプロトタイプを取得するための新しいオールインワンツールです。

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Adobe Portfolio

Adobe Portfolio で Photoshop 画像を使用し、美しいポートフォリオサイトをすばやく簡単に作成しましょう。Portfolio を活用すれば、カスタマイズされたランディングページや連絡先ページを作成して、閲覧者とさらに効果的につながることができます。

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その他の機能強化

  • Photoshop アプリのダウンロード速度が、最大 65%改善
  • 修復ブラシツールを以前の Photoshop CC 2014 の動作に復帰するオプションが使用できるようになりました。環境設定/ツール/修復ブラシに以前の修復アルゴリズムを使用を選択します。
  • ナビゲーションをより簡単にするため、太字や斜体などのフォントのバリエーションが、フォントリストの同じアイテムの下にグループ化されました。アイテムを展開して、目的のバリエーションを選択できます。フォントのナビゲーション中に、リスト内の複数のアイテムを展開することもできるようになりました。
  • フォントがフォントファミリー別にグループ化されるようになりました。  「類似フォントを表示」オプションに、Typekit のフォントも表示されるようになりました。
  • アートボードを PDF に書き出す際のパフォーマンスの向上、およびアートボード名とアートボード背景を含める機能の改善
  • 3D 画像の処理:UV 再圧縮アルゴリズムの改善
  • ステータスボックスおよび情報パレットにドキュメントレイヤーの数が表示されるようになりました。
  • ヘルプ/システム情報に、オプションのプラグインおよび無効になっているプラグインのファイルのフルパスが表示されるようになりました。
  • 情報パネルに、合成(すべてのレイヤー)値が常に表示されるようにするオプションが用意されました。
  • 外部でのメタデータ編集によって、メタデータが失われる可能性が低下しました。
  • 一部のサードパーティが Mac OS 向けに開発したアプリケーションフレームのサイズを変更するツールの互換性が向上しました。
  • ローエンドのグラフィックカード(GPU)でも油彩フィルターが動作するようになりました。
  • グラフィックカード(GPU)アクセラレーション対応機能が、リモートデスクトップ接続でもサポートされるようになりました。
  • スポットカラーチャンネルダイアログに、スウォッチパレットで選択したカラーの名前が含まれるようになりました。
  • コンテンツに応じた全機能の全体的な改善
    • 画像のディテールを保持機能の改善
    • かすみやにじみの低減
    • コンテンツに応じた塗りつぶしのカラー適用処理の改善
    • 大きい画像の処理速度を 3 倍改善
  • 3D プリントの拡張機能:
    • 3D モデルを 3D Manufacturing Format (3MF)ファイルとしてプリントできるようになりました。3D プリント設定の指定時に、プリント先:ローカルを選択し、プリンター: 3MF ファイルを選択します。
    • 新しい Stratasys オンラインとローカルプリンタープロファイルのサポート
    • PDF ファイルに埋め込まれた Product Representation Compact (PRC)形式データを読む込む機能
  • OpenEXR ファイル形式のサポートが更新され、より新しい形式がサポートされるようになりました。
  • スウォッチパレットで、小さなサイズのカラースウォッチが再び利用できるようになりました。
  • スライスを分割コマンドの制限が緩和され、パフォーマンスが向上しました。
  • ブラシのパフォーマンス向上
  • テキストレイヤーの全般的な最適化
  • 問題のあるグラフィックカードドライバーの検出とクラッシュ防止機能の向上
  • スウォッチパレットで、最近使用したカラーのツールチップの中に、名前とカラー値が表示されるようになりました。
  • 筆圧の切り替えでサイズ/不透明度を調節するためのキーボードショートカットを追加できるようになりました。
  • エアブラシモードの切り替えを行うためのキーボードショートカットを追加できるようになりました。

変更点

  • ユーザーエクスペリエンス改善のため、次のジェスチャーは、2 本指ではなく 3 本指を使って実行するようになりました。
履歴のステップバック(取り消し)

履歴のステップフォワード(やり直し)

  • カラー適用設定は、塗りつぶしダイアログの初期設定で有効に指定されています(編集/塗りつぶし)。また、カラー適用機能は、より優れた結果を得るために本リリースで最適化されています。
  • Photoshop の 3D、3D プリント、および他のいくつかの機能は 32 ビットプラットフォームでサポートされなくなりました。32-bit プラットフォームでサポートされていない機能を参照してください。
  • Photoshop と Behance の統合機能はこのバージョンで削除されました。ファイル/Behance で共有を選択すると https://www.behance.net が表示されます。そこで、「作品を追加」をクリックすることによって、自分が作成したクリエイティブな作品を投稿できます。
  • 選択とマスクワークスペースは、Photoshop の以前のバージョンの境界線を調整ダイアログボックスに置き換わるものであり、同じ機能をより効率的な方法で提供します。

既知の問題

  • Mac OS X からインクジェットプリンターにドキュメントをプリントする際に予期しない色で出力される。このサポート情報記事を参照してください。
  • Dolby Audio を使用して埋め込まれたクリップの再生時にオーディオの問題が発生する。このサポート情報記事を参照してください。
注意:

Adobe Creative Cloud アプリによる、Dolby Digital および Dolby Digital Plus オーディオ形式のデコードまたはエンコードが、オペレーティングシステム依存となりました。アドビでは、Creative Cloud アプリに Dolby のネイティブライブラリをバンドルしません。

ご使用製品での Dolby オーディオ再生がこの変更で受ける影響については、Adobe Creative Cloud アプリが Dolby にネイティブ OS サポートを使用を参照してください。

Photoshop CC 2015.1(2015 年 11 月リリース)

アートボードの向上

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop CC の本リリースでは、アートボードの操作がきわめて容易になりました。

  • 選択したアートボードの横にある直感的な + アイコンをクリックすることで、新規アートボードをドキュメントにすばやく追加できます。Option+Alt キーを押してクリックすると、選択されているアートボードが複製されます。
Photoshop アートボードをカンバスに追加
アートボードをカンバスにすばやく追加する

  • ガイドとグリッドを使用して要素をアートボード内に精密に配置できます。アートボードが選択された状態で、ガイドを定規からカンバスにドラッグします。ドラッグしたガイドはアートボードとともに移動するようになります。アートボードを複製すると、関連するガイドも複製されます。
  • アートボードによってレイヤーパネルでレイヤーをフィルタリングします。
  • アートボード内の選択されたレイヤーを整列します。
  • アートボードを構成要素にすばやくディザ合成します。
  • カンバス上のアートボードの位置をロックします。
Photoshop カンバス上のアートボードの位置をロック

  • アートボードの内外への自動ネストを防ぎます。
Photoshop アートボードの内外への自動ネストを防止

  • 優先するアートボードのマットカラーと境界線タイプを指定します。環境設定/インターフェイス/外観/アートボードを選択します。
Photoshop「アートボードの外観」オプション

詳しくは、アートボードを参照してください。

Creative Cloud ライブラリ統合の向上

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

ライブラリと Adobe Stock を検索することにより、コンテンツをより速く検索できます。レイヤーパネルの内外にアセットをドラッグアンドドロップし、お気に入りのブラシを追加し、他のユーザーとライブラリを共有できます。

詳しくは、Photoshop の Creative Cloud ライブラリを参照してください。

Photoshop レイヤーパネルから新規ライブラリを作成
ドキュメントに含まれるアセットから新規ライブラリを作成する

デザインスペース(プレビュー)の拡張機能

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

このリリースではデザインスペース(プレビュー)の機能が拡張されて、デザインワークフローの簡素化と最適化がさらに向上しました。その内容は以下のとおりです。

  • 統合されたサンプリング操作
  • 効率的なマスク
  • ロバストなアプリとドキュメント間検索
  • 統合されたレイヤーおよびバッチ書き出し

デザインスペース(プレビュー)では、Creative Cloud ライブラリにアクセスできるとともに、標準 Photoshop CC 内外への移動がシームレスになりました。

詳しくは、デザインスペース(プレビュー)を参照してください。

油彩フィルター

Photoshop CC の本リリースで再導入された機能

Photoshop 油彩フィルター
画像をクラシックな油彩画に変える

Photoshop CC の本リリースで再導入された油彩フィルターを使用すれば、すばやく画像をクラシックな油彩画の外観にできます。

フィルター/表現手法/油彩を選択します。

詳しくは、油彩フィルターの使用を参照してください。

タッチワークスペースとジェスチャー

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop タッチワークスペースとジェスチャー

Surface Pro などの、Photoshop がサポートしている Windows デバイスがある場合、Photoshop を使用しながらその便利なタッチジェスチャーを利用できます。

  • 2 本指でのパン
  • 2 本指でのパンおよびズーム
  • 2 本指でのパンおよび回転
  • 5 本指での画面モード切り替え
  • 2 本指での表示のリセットまたは復元
  • 2 本指での履歴のステップバック(取り消し)
  • 2 本指での履歴のステップフォワード(やり直し)
  • 3 本指での履歴スクラブ
  • 2 本指での自由変形(パン、ズーム、回転)

詳しくは、タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペースを参照してください。

2D デザインで 3D モデルを使用

 Photoshop CC の本リリースの新機能

(現在は英語版でのみ使用可能) 人型のキャラクターを Adobe Fuse CC (プレビュー版)から Photoshop プロジェクト(レイアウトから最終デザインまで)に合成し、そのキャラクターを 3D プリンターで印刷することもできます。Photoshop CC 内でカメラの角度や照明を簡単に調整して、必要な外観を得ることができます。最初に Adobe Fuse CC (プレビュー版)でモデルを作成して、Photoshop CC の属性パネルでそのモデルにポーズとアニメーションを適用し、それを画像やデザインに取り込んで、効果を追加することもできます。

詳しくは、Creative Cloud 3D アニメーション(プレビュー)を参照してください。

Photoshop Fuse CC から 3D モデルをアニメーション化して合成
Photoshop ドキュメントで、Fuse CC (プレビュー版)の 3D モデルをアニメーション化して、合成する

スタートワークスペースと最近使用したファイルワークスペース

 Photoshop CC の本リリースの新機能

注意:

スタートワークスペースと最近使用したファイルワークスペースは、現時点では英語、フランス語、ドイツ語、日本語でのみ使用できます。

Photoshop の新しいスタートワークスペースでは、最近使用したファイル、ライブラリ、およびプリセットをすばやく開けます。サブスクリプションステータスによっては、このワークスペースでユーザーの要件に合わせたコンテンツも表示できます。また、プロジェクトに適した Adobe Stock アセットをスタートワークスペース内から直接検索することもできます。

Photoshop では、起動時またはドキュメントが開かれていないときにスタートワークスペースが表示されます。

詳しくは、

Photoshop スタートワークスペース
まったく新しいスタートワークスペース

注意:

スタートワークスペースを閉じるには、Esc キーを押します。必要であれば、このワークスペースを無効にすることができます。環境設定/一般を選択し、ドキュメントを開かないときにスタートワークスペースを表示するの選択を解除します。

最近使用したファイルワークスペース

Photoshop の新機能、最近使用したファイルワークスペースには、ファイルを開くと最近使用したファイルがペインに表示され、簡単にアクセスできます。リストまたはサムネールビューとしてファイルを表示できます。最近使用したファイルワークスペース内から、Adobe Stock アセットを直接検索することもできます。

注意:

最近使用したファイルペインは、デフォルトで無効になっています。環境設定/一般/ファイルを開くときに最近使用したファイルワークスペースを表示するを選択することにより、有効にできます。

書き出しの拡張機能

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

すべてのファイル形式、特に JPEG で、より速く、圧縮が優れた書き出しができます。また、アセットの書き出し時に以下のことができるようになりました。

  • 書き出すファイルへの著作権などのメタデータの追加。
  • 複数のサイズでのアセットの書き出し。
  • 書き出すファイルの sRGB カラースペースへの変換。
  • 複数のアセットを一度に選択してファイル設定を変更。

詳しくは、アートボード、レイヤーなどの書き出しを参照してください。

Photoshop 書き出し形式ダイアログの拡張機能
書き出し形式ダイアログの拡張機能

カスタマイズ可能なツールバー

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

スタック解除、再グループ化、ツールの削除によって Photoshop ツールバーをカスタマイズできます。カスタマイズされたツールバーをプリセットとして保存して共有することもできます。編集/ツールバーを選択します。

詳しくは、ツールバーのカスタマイズを参照してください。

Photoshop ツールバーをカスタマイズダイアログ
ツールバーをカスタマイズダイアログ

適切なフォントをすばやく検索する

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

個別のフォントをお気に入りとして星印を付けたり、最近使用したフォントから選択して、頻繁に使用するフォントを簡単に検索できます。分類(セリフやサンセリフなど)または視覚的類似性によってフォントをフィルタリングして、検索結果を絞り込むことができます。 

推奨:文字ツールを選択し、フォントリストを操作するときに、類似フォントを表示アイコンをクリックします。

詳しくは、フォントの検索を参照してください。

Photoshop フォントオプション
必要なフォントをすばやく検索

A. 分類によってフォントをフィルタリング B. Typekit からの同期されたフォントを表示 C. お気に入りのフォントに「星印を付ける」 D. 類似フォントを表示 

Adobe Stock との統合を強化

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop Adobe Stock アセットの検索とライセンス管理

ライブラリパネル内で Adobe Stock アセットを検索して表示できるようになりました。ライブラリパネル内から選択したアセットを直接ライセンス管理したり、ライセンス管理の準備ができるまで、引き続き透かし入りのプレビューを使用したりできます。Stock アセットをライセンス管理する場合、開いているドキュメント内のアセットのリンクされたすべてのインスタンスは、透かしが入っていない高解像度の Stock アセットに自動的に更新されます。後でライセンス管理する場合は、透かし入りの Stock アセットに適用した効果が保存されます。

詳しくは、以下のリソースを参照してください。

修飾キーパレット

 Photoshop CC の本リリースの新機能

新しい修飾キーパレットでは、Surface Pro などの Windows タッチデバイスで頻繁に使用するキーボード修飾キー(Shift、Ctrl、Alt)にアクセスできます。

● ウィンドウ/修飾キーを選択します。

3D 画像の処理

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

新しい深度マップオプション

Photoshop には、ベタ塗り押し出し両面ベタ塗り押し出しという、深度マップ オプションが新しく 2 つ追加されました。

  • 3D/レイヤーから新規メッシュを作成/メッシュプリセット/ベタ塗り押し出し
  • 3D/レイヤーから新規メッシュを作成/メッシュプリセット/両面ベタ塗り押し出し

静止画 3D オブジェクトのレンダリング

ビデオをレンダリングダイアログ(3D/ドキュメントをファイルにレンダリング)を使用して、静止画 3D オブジェクトをレンダリングできるようになりました。

SVG ファイルの読み込みと書き出し

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

ネイティブの SVG ファイル(デバイスのサイズや解像度に合わせて拡大縮小可能)を Photoshop のデザインで開いて配置することができます。Adobe Illustrator でオブジェクトをダブルクリックするだけで編集が可能です。新しい書き出し機能を使用して SVG 画像アセットを書き出すこともできます。

Camera Raw | 新機能

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Camera Raw の新機能

Camera Raw の最新機能の概要については、Adobe Camera Raw | 新機能の概要を参照してください。

その他の機能強化

  • 字形パネルに、最近使用した字形が表示されるようになりました。最近使用した字形を参照してください。
  • ようこそ操作の更新と向上
  • 書き出し形式ダイアログのサイズ変更が可能
  • PNG-32 または PNG-8 への書き出し時の書き出し形式ダイアログの PNG インターフェイスの改善
  • ライブラリオブジェクトの配置時に変形をスキップするオプション
  • スマートオブジェクトの Adobe Illustrator からのペースト時にライブラリに保存する新しいオプション
  • 改善されたデフォルトシェイプのストローク値 (3 pt に代わり 1 px
  • フォントサイズの新しい 16 pt プリセット値
  • ハイフネーションがデフォルトでオフになりました。
  • 字形パネルに新しいデザイナーのお気に入りをいくつか追加
  • レイヤーをレイヤーグループまたはアートボードに移動しながら、Z 列の最上部ではなく最下部に移動することを選択できるようになりました。Shift キーを押しながらレイヤーを移動します。
  • 移動ツールでカンバス外をクリックしたときに、レイヤーが選択されていませんエラーが出なくなりました。
  • デバイスプレビュー:コンピューターに接続されているデバイスをチェックするオプション。デバイスプレビューを参照してください。
  • sRGB としての書き出しをサポート
  • 修復ツールの結果の制御を強化できるオプションです。詳細については、修復ブラシの使用例を参照してください。
  • ロックされたレイヤーが自動ネストの対象外となりました。
  • いくつかのダイアログとウィジェットでベースライン整列を改善
  • ドキュメント、クリップボード、および Creative Cloud ライブラリ間でのコピー、ペーストおよびドラッグの改善
  • アートボードと選択のスナップの改善
  • マットカラー境界線タイプの新しいアートボード環境設定
  • 整列コマンドが、アートボードで選択されたレイヤーが 1 つの場合でも機能するようになりました。
  • 異なる書き出し時でも一定のファイル形式と品質設定
  • 属性パネルでカンバス上のテキストレイヤーの位置(X/Y)を設定
  • アートボードカスタムプリセットが、アートボードツールバー/属性プリセットメニューでも表示されるようになりました。
  • ビデオプリセットに Digital Cinema Initiatives(DCI)4K および 8K が追加され、HDTV が繰り上がりました。

変更点

  • 「設定を同期」機能は Photoshop CC 2015.1 で削除されました。Photoshop CC および CC 2014 の既存のサービスは、近日中にご利用できなくなります。Photoshop CC の前のバージョンから本リリースにプリセット/設定を移行するには、設定の移行を参照してください。
  • アセット書き出しに対応して PNG 形式が変化します。形式ポップアップメニューに簡略化された PNG オプションが加わりました。
    • PNG で透明度を選択すると 32 ビット PNG アセットが生成されます。
    • ファイルサイズ小を選択すると、8 ビット PNG アセットが生成されます。
    • 上記のオプションを未選択のままにすると、24 ビット PNG アセットが生成されます。
  • 3D レンダリング画質スライダー設定が、ビデオをレンダリングダイアログに移動しました。以前は、3D 環境設定 ダイアログの一部でした。

Photoshop CC 2015(2015 年 6 月リリース)

アートボード

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Photoshop アートボード
同一カンバス上の異なるデバイス向けアートボード

Web や UX のデザイナーの方であれば、複数のデバイス向けに Web サイトやアプリのデザインをする機会がますます増えていることにお気づきでしょう。Photoshop CC(2015 リリース)の新機能、アートボードは、さまざまなデバイスや画面向けにデザインをレイアウトできる無限のカンバスを提供することにより、デザインプロセスを効率化します。アートボードを作成するときは、幅広いプリセットサイズから選択したり、独自のカスタムアートボードサイズを定義したりできます。

通常、1 つのスクリーンサイズ向けにデザインするときでも、アートボードは役に立ちます。例えば、Web サイトをデザインしながら、アートボードを使って、さまざまなページのデザインを並べて開き、状況に応じて表示できます。

詳しくは、アートボードを参照してください。

Creative Cloud ライブラリ

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Creative Cloud ライブラリの Photoshop への統合機能が拡張されました。

ライブラリにリンクされたアセット

ライブラリパネルからグラフィックを使用するときに、ライブラリにリンクされたアセットが作成されます。このアセットはローカルでリンクされたスマートオブジェクトと動作はほとんど同じですが、アセットがクラウドにあるというメリットがあります。また、スマートオブジェクトから新しいライブラリグラフィックを作成すると、対応するレイヤーがライブラリにリンクされたアセットに変換されます。

Adobe Stock とライブラリの統合

Adobe Stock の Web サイトを利用することで、透かし入りストック画像をユーザーのライブラリに直接追加できるようになりました。次に透かし入り画像を自分の Photoshop ドキュメントで、ライブラリにリンクされたアセットとして使用できます。画像のライセンス管理を選択すると(ライブラリパネルから直接ライセンス管理可能)、開かれているドキュメント内の透かし入りアセットのすべてのインスタンスが、高解像度のライセンス管理された画像にアップデートされます。

パフォーマンスの向上

ライブラリを Photoshop に統合することにより、ディスクの使用量を減らし、帯域幅の利用を効率化し、Creative Cloud アプリケーション間のライブラリの変更の伝播を高速化することができます。

詳しくは、Photoshop の Creative Cloud ライブラリを参照してください。

Adobe Stock

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Adobe Stock

Adobe Stock は、デザイナーや企業のあらゆるクリエイティブプロジェクトのために、約 4500 万もの高品質にキュレートされたロイヤリティーフリー画像やイラスト、ベクターグラフィックスを提供する新しいサービスです。Adobe Stock のコンテンツは、Photoshop 内から直接検索できます。ファイル/Adobe Stock を検索を選択します。

Adobe Stock はまた、Creative Cloud ライブラリと緊密に統合されています。Adobe Stock の Web サイトを利用することで、透かし入りストック画像をユーザーのライブラリに直接追加できるようになりました。次に透かし入り画像を自分の Photoshop ドキュメントで、ライブラリにリンクされたアセットとして使用できます。画像のライセンス管理を選択すると(ライブラリパネルから直接ライセンス管理可能)、開かれているドキュメント内の透かし入りアセットのすべてのインスタンスが、高解像度のライセンス管理された画像にアップデートされます。

詳しくは、次を参照してください。

デザインスペース(プレビュー)

 Photoshop CC の本リリースの新機能

重要:デザインスペース(プレビュー)には、Mac OS X 10.10 または Windows 8.1 64 ビット OS 以降が必要で、現時点では英語でのみ表示されます。

デザインスペース(プレビュー)は、Web、UX、およびモバイルアプリデザイナーの要件に合わせて合理化された、Photoshop 内での最新の設計環境を目指しています。Photoshop の最上位に構築された HTML5/CSS/JS レイヤーです。インターフェイスから標準の Photoshop を分離することで、このレイヤーを使用して新しい UI、より使いやすいインタラクション、最も要望の高い機能を作成できます。このリリースは、まだテクノロジープレビュー段階で、新しい設計方針のごく初期のものです。ラフで機能セットにも限りがありますが、ご意見をうかがえるように早く公開しました。

デザインスペース(プレビュー)を有効にするには、環境設定/テクノロジープレビューを選択し、「デザインスペースを有効にする(プレビュー)」を選択します。

デザインスペース(プレビュー)をご希望の環境にするためにご協力をお願いいたします。@ psdesign にフィードバックをお寄せください。

このリリースの詳細と既知の問題のリストについては、デザインスペース(プレビュー)を参照してください。

Photoshop デザインスペース
デザインスペース

A. ツール B. 分布と整列 C. 変形 D. スタイル E. レイヤー 

アートボード、レイヤーなどの書き出し

 Photoshop CC の本リリースの新機能

アートボード、レイヤー、レイヤーグループ、および Photoshop ドキュメントを JPEG、GIF、PNG、PNG-8、または SVG 画像アセットとして書き出すことができるようになりました。 

レイヤーパネルでアートボード、レイヤー、およびレイヤーグループを選択します。選択項目を右クリックして、コンテキストメニューから以下のいずれかを選択します。

  • [image_format]としてクイック書き出し
  • 書き出し形式...

現在の Photoshop ドキュメントまたはそれに含まれているすべてのアートボードを書き出すには、ファイル/ [image_format] として書き出し形式またはファイル/書き出し/書き出し形式...を選択します。

詳しくは、アートボード、レイヤーなどの書き出しを参照してください。

Photoshop クイック書き出し
書き出し形式ダイアログ

レイヤースタイル

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

レイヤースタイルダイアログで、複数の効果(ストローク、シャドウ(内側)、カラーオーバーレイ、グラデーションオーバーレイ、ドロップシャドウなど)を 1 つのレイヤースタイルに適用できるようになりました。また、いくつかの効果の複数のインスタンスを 1 つのレイヤースタイルに適用できるようになりました。

次の手順に従います。

  1. レイヤー/レイヤースタイルを選択して、オプションを選択します。
  2. レイヤースタイルに追加したい効果を選択します。アイコンのある効果は、レイヤースタイルに 2 回以上適用できます。
  3. 効果の設定を調整します。例えば、ストロークのサイズと不透明度を調整します。
  4. OK をクリックすると、効果がレイヤースタイルに適用されます。

レイヤースタイルダイアログの UI 変更

レイヤースタイルダイアログの左ペインを使って、以下の操作ができるようになりました。

  • 効果スタック順の変更
  • 効果の削除
  • アイコンをクリックして開く新しいメニューで、以下の操作が可能です。
    • セクションに現れる効果の管理
    • 隠された効果の削除
    • 左ペインのデフォルト状態に対して行った変更のリセット

デバイスプレビューと Preview CC 関連アプリ

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Photoshop デバイスプレビュー
デバイスプレビュー

Photoshop と Adobe Preview CC モバイルアプリの新しいデバイスプレビュー機能を使って、複数の iOS デバイス上で Photoshop デザインのリアルタイムのプレビューを取得できます。Photoshop CC で行う変更は Preview CC にリアルタイムで表示されます。USB を利用するか、または Wi-Fi 経由で複数の iOS デバイスを確実に Photoshop に接続できます。

ドキュメントにアートボードがある場合、デバイスプレビューではアートボードのサイズと位置を接続されたデバイスのサイズと照合して、正しいアートボードを表示しようとします。また、ナビゲーションバーを使用してデバイス上で特定のアートボードをプレビューしたり、アートボードをスワイプして幅を合わせることもできます。

Preview CC は iOS 8 以降を搭載した iOS デバイスに対応しています。

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Photoshop ぼかしギャラリー
粒子やノイズを復元して、ぼやけた領域をリアリスティックな外観にする

ぼかしギャラリー効果を適用した後に、画像のぼかした範囲が人工的または不自然に見える場合があります。その場合、画像のぼかした範囲にノイズ/粒子を復元して、より現実的に見えるようにできます。

「ノイズ」タブのぼかし効果パネルでオプションを設定します。

詳しくは、ぼかした範囲のノイズの復元を参照してください。

字形パネル

 Photoshop CC の本リリースの新機能

Photoshop では、字形をより効率的に操作できる新しいパネルを用意しました。

字形パネルを開くには、次のいずれかの操作を行います。

  • テキスト/パネル/字形パネルを選択する。
  • ウィンドウ/字形を選択する。
詳しくは、字形パネルを参照してください。
Photoshop 字形パネル
新しい字形パネル

変形して移動

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

コンテンツに応じる移動ツールにドロップ時に変形オプションが組み込まれました。この新しいオプションを使用すると、新しい場所にブレンドする前に描画オブジェクトを変形(縮小拡大、回転、反転)することができます。このオプションは、オブジェクトを別の深度に移動/複製したり、スケール調整をしたりすることが必要な場合に特に便利です。

ドロップ時に変形オプションを選択すると、使い慣れた変形ツールメニューが有効になり、新しい場所に移動した後にオブジェクトを縮小拡大および回転できます。

  • 片側だけではなく反対側からの変形を適用するには、Option(Mac OS)または Alt(Windows)キーを押したまま、変形操作を実行します。
  • 変形ツール領域を右クリックすると、水平方向/垂直方向に反転できる機能のコンテキストメニューが表示されます。

必要な変更を実行したら、変更内容を確定します。コンテンツに応じる移動ツールにより、オブジェクトを周囲とブレンドし、古い場所を塗りつぶすことができるようになりました。

注意:

ドロップ時に変形オプションが有効でない場合は、コンテンツに応じる移動ツールは Photoshop の過去のリリースと同様に動作します。この場合、描画処理は、マウスのクリックが解放された直後に開始されます。

Camera Raw | 新機能

Camera Raw の最新機能の概要については、Adobe Camera Raw | 新機能の概要を参照してください。

3D プリント

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

PDF ファイルまたは SVX ファイルとしての書き出し

3D モデルを PDF ファイルまたは SVX ファイルとして書き出せるようになりました。

3D プリント設定の指定時に、プリント先ローカルを選択します。次に、PDF ファイルまたは SVX ファイルプリンターとして選択します。

3D プリントについて詳しくは、3D オブジェクトのプリントを参照してください。

Photoshop 3D プリント
3D モデルの PDF ファイルまたは SVX ファイルとしての書き出し

バンプマップ深度のコントロール

プリントするバンプマップの深度または高度をコントロールできるようになりました。次の手順に従います。
  1. バンプマップが含まれる 3D ファイルを開きます。
Photoshop バンプマップのコントロール
バンプマップのある球

  1. 3D パネルで、シーンを選択します。次に、属性パネルの「3D プリント設定」タブを選択します。
Photoshop 3D プリント設定
3D プリントの設定

  1. サーフェスのディテールで、最小フィールドと最大フィールドに適切な値を指定します。これらの値によりバンプマップの新しい深度が決まります。
Photoshop サーフェスのディテール
バンプマップの新しい深度

MakerBot の PLA プロファイル更新

MakerBot PLA プロファイルが更新され、信頼性のより高いプリントアウトが可能になりました。

プリントの準備でメッシュをラスタライズする

メッシュをラスタライズを参照してください。

3D 画像の処理

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

メッシュをラスタライズ

3D メニューに、メッシュの三角形の数をより管理しやすい数に減らせる新しいコマンド(3D/メッシュをラスタライズ)が加わりました。このコマンドは、アルゴリズムにより三角形の数を指定した数に減らすと同時に、モデルの正確性を保とうとします。この拡張機能は、3D プリントの準備でファイルの複雑さを軽減するときに役立ちます。

メッシュのラスタライズの変更を、実装される前にリアルタイムでプレビューできます。

Photoshop 3D メッシュをラスタライズダイアログの設定
3D メッシュをラスタライズダイアログの設定

Photoshop メッシュをラスタライズ変更のプレビュー
メッシュをラスタライズ変更のプレビュー

書き出し UI の向上

Collada DAE、Flash 3D、Google Earth KMZ、3D PDF、STL、U3D、VRML、および OBJ の形式としての 3D レイヤーの書き出し UI が改善されました。

3D/3D レイヤーを書き出しを選択します。

Photoshop 3D レイヤーの書き出し
書き出し属性ダイアログ

1 つのメッシュを書き出す

3D シーンは、通常多数の要素またはメッシュで構成されています。シーン全体の中の各メッシュを右クリックして、個々に書き出せるようになりました。

3D パネルでメッシュを右クリックし、コンテキストメニューからメッシュを書き出しを選択します。現在、この機能でメッシュを書き出しできる形式は Collada と KMZ のみです。

バンプマップおよび法線マップを生成する

ぼかしディテールスケール、高/中/低頻度などのツールを使用して、バンプマップまたは法線マップを操作できるようになりました。

フィルター/3D/バンプマップを生成またはフィルター/3D/法線マップを生成を選択します。

Photoshop バンプマップの生成
より優れたバンプマップを生成する

Photoshop 法線マップの生成
より優れた法線マップを生成する

拡散テクスチャからバンプマップまたは法線マップを作成する

拡散テクスチャからバンプマップまたは法線マップを作成できるようになりました。拡散テクスチャに追加されているテクスチャは、バンプマップまたは法線マップを作成する目的で、フィルターとして自動的に読み込まれます。マップの外観が満足できるものになったら、Photoshop が生成されたバンプマップまたは法線マップをこれらのテクスチャに適用します。

次の主な手順に従います。

  1. 拡散マップが含まれるファイルを開きます。
  2. 必要なテクスチャが 3D パネルで選択されていることを確認します。
Photoshop 3D パネルのテクスチャ
必要なテクスチャが 3D パネルで選択されました。

  1. 属性パネルのバンプまたは法線の横にあるフォルダーアイコンをクリックします。次に、コンテキストメニューから、拡散からバンプを生成または拡散から法線を生成を選択します。
Photoshop 拡散からバンプ/法線を生成
拡散からバンプ/法線を生成する

  1. バンプマップを生成ダイアログまたは法線マップを生成ダイアログで適切な設定を指定します。
  2. 「OK」をクリックしてマップを生成します。

頂点カラーをテクスチャカラーに変換する

3D スキャンされた PLY ファイルには、通常、頂点カラーはありますが、テクスチャがありません。頂点カラーをテクスチャカラーに変換することができます。次のいずれかの操作を行います。

  1. PLY ファイルを開きます。
  2. レイヤーパネルで、3D レイヤーのテクスチャの下にある拡散をダブルクリックしてテクスチャを開きます。
  3. 3D/ペイントオーバーレイを作成/頂点カラーを選択します。

プラグインとスクリプト用の UI ツールキット

 Photoshop CC の本リリースにおける拡張機能

Photoshop のプラグインとスクリプトを作成するための UI ツールキットの機能が拡張され、HiDPI/Retina ディスプレイがサポートされるようになりました。また、このツールキットを使用して作成されたプラグインと、Photoshop UI 全体との外観の整合性が向上しました。

詳しくは、プラグインとスクリプト用の Photoshop UI ツールキットを参照してください。

その他の機能強化

  • Photoshop の以前のリリースでは、修復ブラシで塗るとき、修復されたコンテンツが見えるようになる前は、半透明のグレー領域と進捗バーが表示されていました。Photoshop CC 2015 リリースでは、修復ブラシで塗るにしたがい、リアルタイムでレンダリングが変更されます。
  • コンテンツに応じる移動ツールにドロップ時に変形オプションが加わりました。このオプションを有効にすると、新しい場所に移動したばかりの画像の一部を拡大・縮小できます。
  • 環境設定パネルがより使いやすく整理されました。
  • Photoshop のアイドル時の消費エネルギーが 80% 少なくなりました。
  • ようこそ画面がより速く読み込まれるようになりました。
  • すべての RAM および使用されている仮想記憶ディスクを開放する新しいコマンドができました。Option+Alt キーを押したままにして、Photoshop についてを選択します。または、編集/メモリをクリア/すべてを選択します。
  • Photomerge ダイアログに、コンテンツに応じた塗りつぶしを透明な領域に適用オプションが加わりました。このオプションを使用すると、見事に美しいパノラマができあがります。
  • ほとんどの補正(画像/補正)を、スマートフィルターとして適用できるようになりました。レイヤーをスマートオブジェクトに変換し、補正を適用します。
  • Creative Cloud ライブラリに対するパフォーマンスの同期が改善されました。
  • レイヤーをグループに移動すると、Z 列の最下部ではなく最上部に移動するようになりました。
  • 1 段階戻る操作と 1 段階進む操作で、レイヤーの選択内容が変わらなくなりました。
  • 新しい環境設定により、テキストの入力時に Esc 動作を元に戻せるようになります。

変更点

  • 試験機能がテクノロジープレビューに名称変更されました。詳しくは、テクノロジープレビューを参照してください。
  • 高密度ディスプレイ用 UI 200% 拡大表示がテクノロジープレビューの機能ではなくなりました。この機能は、Photoshop の標準機能の一部になりました。この機能を有効にするには、環境設定/インターフェイス/スケール:200 を選択します。
  • ファイル/Web 用に保存 オプションがファイル/書き出し/Web 用に保存(従来)になりました。詳しくは、Photoshop CC 2015 で Web 用に保存を参照してください。
  • 次のオプションがファイル/書き出しサブメニューに移動しました。
    • レイヤーをファイルに書き出し
    • レイヤーカンプから PDF に書き出し
    • レイヤーカンプからファイルに書き出し
  • アセットの抽出機能が、アートボード、レイヤー、レイヤーグループ、ドキュメントを画像アセットとして書き出すより直感的なオプションに置き換えられました。この新しい書き出しオプションについて詳しくは、アートボード、レイヤー等の書き出しを参照してください。
  • Digimarc プラグインがデフォルトではインストールされなくなりました。このプラグインは、オプションとして、直接 http://www.digimarc.com/products/guardian/images/photoshop-plug-in からインストールできます。

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