Adobe Captivate では、プロジェクトを記録および作成する際に、パニングおよびその他の設定としてデフォルトの環境設定が使用されます。これらの環境設定は、環境設定ダイアログボックスの様々なオプションを使用してカスタマイズできます。

パニング

パニングという用語は、映画製作では撮影しながらカメラを移動することを意味します。Captivate ではスライドのキャプチャ中に記録領域を移動することを意味します。

画面内でのマウスポインターの移動に記録ウィンドウを合わせる場合は、パニングを使用します。パニングにより、記録ウィンドウが画面のサイズより小さい場合でも、大きな画面でイベントを容易にキャプチャできます。

Adobe Captivate では、次のパニングオプションを使用できます。

自動パニング

記録中にマウスを動かすたびに、記録ウィンドウがポインターの動きに合わせて自動的に移動します。

手動パニング

次のイベントが発生する領域に記録ウィンドウを手動で移動する必要があります。それ以外は、自動パニングオプションと同じです。

記録に関するグローバルな環境設定

編集/環境設定(Windows)または Adobe Captivate/環境設定(Mac OS)を選択します。環境設定ダイアログボックスで、記録メニューの「設定」を選択します。

記録設定
記録設定

オプション

説明

キャプションの生成に使用する言語 フランス語、ドイツ語、イタリア語を含む、使用可能な言語がメニューに表示されます。記録処理中に自動的に作成されるテキストキャプションのテキストが、選択した言語で表示されます。

ナレーション

プロジェクトを記録するときに音声を録音します。プロジェクトのナレーションを選択した場合、カメラのシャッター音またはタイプを打つ音を有効にすることはできません。 

ナレーションオプションを使用すると、レッスンの記録中に音声ナレーションを録音できます。

システム音声 システム音声を使用すると、記録中のビデオに関連付けられている音声、エラーメッセージの音など、コンピューターで作成された音を録音できます。

リアルタイムのアクション

実速度でアクションを記録します。このオプションを有効にすると、Captivate は処理が完了するまでにかかった時間と一致するように、プロジェクトスライドのスライドタイミングを設定します。

カメラの音

記録中にスクリーンショットがキャプチャされるたびに、カメラのシャッター音が鳴ります。この音を有効にすると、スクリーンショットがいつキャプチャされたかがわかるので、自動記録機能機能を使用します。カメラのシャッター音は、完成したプロジェクトでは聞こえません。

キーストローク

画面上のテキスト入力などのキーボードアクションを記録します。Adobe Captivate ではキーボード入力が記録されますが、入力された文字ごとにスライドが作成されるわけではありません。

キーボード入力時に打鍵音を付ける

キーボードを押す音が記録時に聞こえるようにするかどうかを指定します。キーボードを押す音は、完成したプロジェクトでは聞こえません。

記録ウィンドウ

記録中に、記録ウィンドウの赤い枠線が表示されません。

タスクアイコン

記録中にタスクアイコンを非表示にします。

このオプションは、Windows のみで使用できます。

システムトレイアイコン

記録中にシステムトレイアイコンを非表示にします。このアイコンは、コンピューター画面の右下隅にあるシステムトレイに表示される、小さい Adobe Captivate アイコンです。プロジェクトの記録時にシステムトレイアイコンを記録しないようにするには、このオプションを使用します。

記録エリア内に新しいウィンドウを移動する

Adobe Captivate では、記録時に新しいウィンドウが記録ウィンドウ内に自動的に移動します。多数のダイアログボックスを開いて使用するアプリケーションを記録する場合は、このオプションを使用します。

ドラッグ&ドロップ操作

ドラック&ドロップアクションの記録時に、自動的にビデオモードに切り替わります。

マウスホイール操作

マウスの動きの記録時に、自動的にビデオモードに切り替わります。

記録後にキーストロークをオフにするには、編集/環境設定/プロジェクト/パブリッシュ設定をクリックします。

パブリッシュ設定ダイアログボックスで、「タイプを打つ音を再生」チェックボックスをオフにします。

キーストロークをオフにするオプション
キーストロークをオフにするオプション

ナレーションの音量の調節

ナレーションを使用してシミュレーションを作成するときに音量が予想より小さくなる場合があります。このような場合は、音が聞こえるようにすべてのスライドの音量を調節する必要があります。

プロジェクトのすべてのスライドの音量を調整するには、音声/記録先/スライド/編集/音量調節をクリックします。

最適化」ラジオボタンを選択すると、すべてのスライドの音量が同じになります。

音声の最適化
音声の最適化

ビデオ記録の環境設定

ビデオデモ設定
ビデオデモ設定

Adobe Captivate では、自動記録時に一部のアクションがビデオモードで自動的にキャプチャされます。この機能は、環境設定ダイアログボックスで無効にできます。また、ビデオ SWF ファイルのサイズを最適化するオプションを設定したり、ビデオファイルのカラーモードを設定したりすることもできます。

編集/環境設定(Windows)または Adobe Captivate/環境設定(Mac OS)を選択します。環境設定ダイアログボックスで、記録メニューの「ビデオデモ」を選択します。

オプション

説明

ビデオデモモードでマウスを表示

ビデオ再生時にマウスの動きを表示します。

作業中のフォルダー

生成された一時ビデオファイルのコンピューター上の場所です。

注意:

タスクバーとシステムトレイを記録に含めるには、アプリケーションの「画面領域」オプションを選択し、タスクバーとシステムトレイが含まれるように赤い記録領域をドラッグしてストレッチします。

記録画面領域
記録画面領域

記録用のキーボードショートカットの変更

記録用ショートカットキー
記録用ショートカットキー

プロジェクトの記録時に行われるアクションに独自のキーボードショートカットを設定するには、環境設定ダイアログボックスを使用します。例えば、Adobe Captivate では、プロジェクトの記録を停止するために End キー(Windows)または Command + Enter キー(Mac OS)が使用されます。これを変更するには、環境設定ダイアログボックスで別のキーを入力します。

  1. 編集/環境設定(Windows)または Adobe Captivate/環境設定(Mac OS)を選択します。

  2. 環境設定ダイアログボックスで、記録メニューの「キー」 - (グローバル)を選択します。

  3. 変更するフィールド内をクリックします。

  4. キーボードショートカットを入力します。

Captivate ショートカットキーについて詳しくは、Captivate のキーボードショートカットを参照してください。

注意:

一時停止」ボタンを使用すると、ビデオメモではなくソフトウェアシミュレーションが一時停止します。

様々なモードの環境設定の設定

記録モード設定
記録モード設定

Adobe Captivate では、記録モードのオプションが一部無効になっています。無効に設定されたオプションは、それぞれの記録モードの目的に基づいています。ただし、特別な必要性がある場合は、一部のオプションを有効にすることができます。

例えば、通常、評価ムービーへのテキストキャプションの追加は行われません。そのため、テキストキャプションに関するオプションは無効になっています。ただし、特別な必要性がある場合は、これらのオプションを環境設定ダイアログボックスで有効にすることができます。

  1. 編集/環境設定(Windows)または Adobe Captivate/環境設定(Mac OS)を選択します。

  2. 環境設定ダイアログボックスで、記録メニューの「モード」を選択します。

  3. モードメニューで、カスタマイズする記録モードを選択します。次に、記録中に自動的に挿入するオブジェクトを選択します。

オプション

説明

モード

記録モードは 4 種類あります。

  • デモンストレーション:このモードは学習者 / 閲覧者が手順に従ったり実行したりすることを想定しないで記録を行う場合に最適です。デモンストレーションモードにはデフォルトで以下が含まれます。
    • テキストキャプション
    • ハイライトボックス
    • シミュレートされたマウスカーソル
  • 評価用シミュレーション:このモードはインタラクティブ学習プロジェクトを記録、作成する場合に最適です。評価用シミュレーションにはデフォルトで以下が含まれます。
    • クリックボックス
    • テキスト入力ボックス
    • 成功時のキャプションと失敗時のキャプション
  • トレーニングシミュレーション:トレーニングシミュレーションは評価用シミュレーションと似ています。このモードではデフォルトで以下を使用できます。
    • クリックボックス
    • テキスト入力ボックス
    • 成功時のキャプション、失敗時のキャプション、ヒントのキャプション
  • カスタム:カスタム記録はデモンストレーション、評価用シミュレーション、トレーニングシミュレーションの各モードを組み合わせて設定できます。

テキストキャプションを追加

自動記録時に実行されるユーザーアクションとシステムアクションに基づいて、キャプションを自動的に作成します自動記録機能テキストキャプションでは、手順を説明するためにアプリケーションのラベルが使用されます。例えば、ユーザーがメニューバーの「ファイル」をクリックすると、「ファイルメニューを選択」というテキストを含んだテキストキャプションが自動的に作成されます。

ツールヒントをロールオーバーキャプションに変換

画面上に表示されるキャプチャ中のツールヒントをロールオーバーキャプションに自動的に変換します。ツールヒントとは、マウスをボタンを上で動かしたときに表示される、小さな浮動テキストウィンドウのことです。デフォルトでは、このオプションはどの記録モードでも選択されていません。

キャプションの代わりにスマートシェイプを使用します

キャプションに指定されたスマートシェイプを挿入します。

マウスの位置と移動を表示

自動記録時にマウスの動きを表示します.

クリック時にハイライトボックスを追加

マウスがクリックされた領域の周りにハイライトボックスを自動的に追加します。

マウスクリック時にクリックボックスを追加

  • 自動記録している画面をクリックすると、必ずクリックボックスが自動的に作成されるようにします.

  • ヒントキャプション、成功時のキャプションおよび失敗時のキャプションの有効化と無効化を切り替えます。

  • ムービーが次のスライドに進む前にユーザーがクリックできる回数を設定します。

  • ユーザーがマウス領域上でマウスを動かしたときのカーソル表示を有効にします。

テキストフィールドのテキスト入力ボックスを自動的に追加

  • 自動記録しているテキストボックスをクリックすると、必ずテキスト入力ボックスが自動的に作成されます.

  • ヒントキャプション、成功時のキャプションおよび失敗時のキャプションの有効化と無効化を切り替えます。

  • ムービーが次のスライドに進む前に、ユーザーが同じテキスト入力ボックス内にテキストを入力できる回数を設定します。

注意:

表に示されたオプションは、選択した記録モードによって有効または無効になります。

注意:

画面を最小化した場合、Captivate を使用して記録を行うことはできません。

オブジェクトの記録に関するデフォルト設定の変更

Adobe Captivate では、記録時にテキストキャプションやハイライトボックスなどのオブジェクトを挿入する場合に、デフォルトのスタイルが使用されます。これらのデフォルト設定は、環境設定ダイアログボックスを使用して変更できます。

編集/環境設定(Windows)または Adobe Captivate/環境設定(Mac OS)を選択します。環境設定ダイアログボックスで、記録メニューの「デフォルト」を選択します。必要に応じてオブジェクトのスタイルを変更します。

新しいオブジェクトスタイルを作成するには、オブジェクトスタイルマネージャーで「新規スタイルを作成」をクリックし、新しいスタイルを作成します。

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