法人向け新しいストレージ機能へのアップデートにおける注意事項

Admin Console のアップデートを随時行っている中で、お客様からの類似のお問い合わせを頂いております。本機能のアップデートはユーザーのログインの挙動にも影響があり、全容と注意事項について組織の管理者と製品利用ユーザーに事前にご理解いただくことを目的に作成しています。

警告 :

Creative Cloud ならびに Document Cloud グループ版またはエンタープライズ版を利用する組織の管理者ならびに製品利用ユーザーは、事前にログインの手順と組織のプロファイルをご確認ください。

ストレージの新機能とは、Creative Cloud ならびに Document Cloud のストレージ に保存されているコンテンツに対する組織の管理機能を強化するものです。管理者はストレージ容量とユーザーの使用状況をより詳細に把握できるようになります。またストレージ新機能リリースに伴い、お客様には新しいログイン時のプロファイル「ビジネスプロファイル」が適用されます。

ビジネスプロファイルならびに法人向けストレージへの移行の流れ

ビジネスプロファイルならびに法人向けストレージへのアップデートの今後の流れや、移行直後のログイン遷移画面について説明します。

組織の管理者

本文書の内容は、弊社からのメールでもご案内しております。

  1. 『Admin Console ストレージの新機能リリースのお知らせ』というメールが届きます。    

    送信元のメールアドレス: message@adobe.com または jpenteob@adobe.com

  2. メール記載の概要をユーザーに告知します。

    • Adobe ID 利用ユーザーはアップデート後、一度ログアウトされるため再度ログインする必要があります。パスワードの設定によっては、このタイミングで再設定が必要になる可能性があります。ユーザーは古いパスワード情報を使って新しいパスワードを設定します。
    • 複数の Admin Console (組織) を管理されている場合には、ログインする際に選択する組織名 (Admin Console の右上に表示されている組織名)を併せて伝えます。
    • 正しい組織を選択しない場合、利用していたアセットが正しいプロファイルにひも付きません。この場合には手動でのアセットの移行が必要になります。必ず事前に正しい組織をユーザーに知らせてください。
    注意:

    Admin Console の新機能へのアップデート中は Admin Console にアクセスできません。所要時間は30分ほどですがユーザー数が多い場合には1時間程度かかります。アップデートは夜間 (日本時間の午後8時~午前4時)に行われる予定です。

製品利用ユーザーのビジネスプロファイルへアップデート後のログイン手順 (初回のみ)

  1. Adobe ID のパスワードを入力し、「続行」をクリックします。
    ログインが求められた場合には、すでにご利用の ID とパスワードで再ログインします。元のパスワードがパスワード要件を満たしていなかった場合には、再設定が必要です。

    パスワードを入力

  2. 「チームに加わる」をクリックします(ビジネスプロファイルが作成されます)。
    ※「後で」をクリックすると、ビジネスプロファイルは作成されません。

    Adomin Consoleへようこそ

  3. 既存のコンテンツの場所画面で「続行」をクリックします。

    既存のコンテンツの場所
    ※ご利用の環境やによって変わる場合がございます。

  4. Adobe ID に別契約のライセンスが割り当てられている場合は複数のプロファイルが表示されますが、組織で利用しているライセンスを利用する為、組織のプロファイル(ビジネスプロファイル)の「(Admin Console 名)」を選択します。

    警告 :

    注意:

    複数の Admin Console から製品プロファイルを割り当てられている場合には、使用する製品によって都度ログインし直しが必要になる場合もあります。不明な場合にはログインせずに組織の管理者に正しいプロファイルを確認してからログインしてください。詳しくは  FAQ  をご覧ください。

    ログインするプロファイルを選択します。

FAQ

ユーザーの管理するアカウントのID とパスワードで再度ログインする必要があります。

 管理者はアドビから新機能のアップデートのお知らせが届いた際に Admin Console 右上に表示される組織名をユーザーに告知して下さい。ユーザーはその組織名を選択し、ログインする必要があります。

ユーザーID に使用されるEmailのドメインが既にそのアドミンコンソールでクレームされている場合、そのドメインが紐付いているディレクトリの ID タイプでのみ新規ユーザー追加が可能です。

信頼関係を結んでいない別のアドミンコンソールでそのEmailドメインのユーザーを新規作成する場合は、組織の Adobe ID でユーザーを追加出来ます。

※IDタイプについては、こちらをご覧ください。

個人版プロファイルに保存されているアセットを、組織プロファイルへ移動する必要があります。詳細はアカウントまたはプロファイル間でのアセットの転送 をご覧下さい。

本社が Federated ID による運用、関連会社が Adobe ID での運用というように、使用する ID タイプが別になっている場合には、Admin Console のアップデート後、仕様上、関連会社側での Adobe ID による新規ユーザー追加を行えなくなります。よってお客様の ID 管理の変更を検討する必要があります。(アップデート前に Adobe ID として登録しているユーザーはそのまま Adobe ID で継続して運用いただけます。)

対応策として下記の方法があります。

1. 関連会社は、組織の別のドメインを用意し、そのドメインで Adobe ID として ID 管理を行う

2. 関連会社をの ID 管理を Fedrated ID にする(本社・関連会社の IdP を統合する)

アセットを暗号化するための機能で利用する「暗号化キー」の設定が「失効」となっている場合、Admin Console のアップデートが実行されず、新しいストレージ機能が実装されません。Admin Console 上で、暗号化キーの設定を「失効」から「有効」に設定を変更することにより Admin Console のアップデートが行われる状態になります。暗号化キーに関する詳細については、こちらをご確認ください。
 

従来 Admin Console では、Federated ID と Enterprise ID どちらも Business ID として表記されていましたが、この表記ではユーザーの登録IDタイプが不明瞭であるため、変更になりました。変更内容の詳細につきましては、Admin Console でのユーザー (ID タイプ) の表示変更について をご参照ください。

その他の関連ヘルプ

Adobe, Inc.

Get help faster and easier

New user?