この文書では、製品の調子が悪いときに最初に行っていただきたい簡単な対処方法をご紹介します。下記の対処方法で解決しない場合や、特定のエラーメッセージが表示される場合は別の解決方法の文書が用意されていることがあります。

A. 必要システム構成

Mac OS 版 Premiere Pro CC ~(CC 2018)の必要システム構成については、以下の文書を参照してください。

必要システム構成 | Premiere Pro

B. 環境設定フォルダーの再作成

環境設定ファイルの破損により、アプリケーションの動作が不安定になったり、エラーや強制終了が発生する可能性があります。以下の操作を行い、環境設定フォルダーを再作成してください。

注意:

環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期状態に戻ります。

  1. Premeire Pro を終了します。

  2. 以下のProfileフォルダーを開きます。

    書類/Adobe/Premiere Pro/<バージョン>/Profile-<ユーザー名>

     

    Premiere Pro 各バージョン用のフォルダー

    • Premiere Pro CC(2018)の場合 : 「12.0」フォルダー
    • Premiere Pro CC(2017)の場合 : 「11.0」フォルダー
    • Premiere Pro CC(2015.3)の場合 : 「10.4」フォルダー
    • Premiere Pro CC(2015.3)の場合 : 「10.3」フォルダー
    • Premiere Pro CC(2015)の場合 : 「9.0」フォルダー
    • Premiere Pro CC(2014)の場合 : 「8.0」フォルダー
    • Premiere Pro CC の場合 : 「7.0」フォルダー
  3. Profile フォルダー内にある、「Adobe Premiere Pro Prefs」ファイルのファイル名を変更します。

    例: Adobe Premiere Pro Prefs_old など

  4. Premiere Pro を起動し、正常に動作するか確認します。

    注意:

    Premiere Pro の編集画面パネルやワークスペースの表示がおかしい場合は、再び Premiere Pro を終了し、Profileフォルダー内の以下のフォルダーの名前も変更し、Premiere Pro を再起動して問題が再現するか確認します。

    • ArchivedLayouts 
    • Layouts 
    • Styles 
    • Settings

C. 新規ユーザーアカウント

ユーザーアカウントの権限が不足している場合やアカウントの破損によって、必要なファイルおよびフォルダへのアクセスが妨げられることがあります。管理者 権限のある新規ユーザーアカウントを作成し、作成したアカウントでアプリケーションを実行します。ドメインネットワークなどで作業している場合はローカル に管理者アカウントを作成してコンピューターにログインし、問題を再現します。

ローカルの新規ユーザーアカウントを作成する方法については、以下の文書を参照するか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

新規ユーザーアカウントの作成方法

D. ディスクのアクセス権を修復

ディスクアクセス権が正しくない場合、あるいは破損している場合に問題が発生することがあります。「ディスクユーティリティ」を使用して、ディスクアクセス権の検証および修復を行います。

アクセス権を修復するには、ディスクユーティリティを使用します。以下の操作を行います。

注意:

Mac OS X 10.12 Sierra でフォルダーのアクセス権修復が必要になることがあります。以下の文書の手順を参照してください。

Creative Cloud デスクトップアプリケーションが応答しなくなる

注意:

Mac OS X 10.11 El Capitan から、システムファイルのアクセス権は自動的に保護されるようになりました。ディスクユーティリティによるアクセス権の検証や修復は不要です。詳細については、以下の Apple 社 Web サイトを参照してください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT201560

  1. Finder で、移動/ユーティリティを選択します。

  2. 「ディスクユーティリティ」をダブルクリックします。  

  3. 「First Aid」タブを選択します。

  4. チェックするボリュームを選択して、「ディスクのアクセス権を検証」ボタンをクリックし、検証します。

  5. 不正なアクセス権が設定されていた場合には、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンをクリックし、修復します。

E. ビデオカードドライバーのアップデート

多くのビデオカード製造業者は頻繁にソフトウェアドライバをアップデートします。 最近ビデオカードドライバを更新していない場合は、更新されたドライバがないかビデオカードの製造元に問い合わせるか、または製造元のWebサイトからドライバをダウンロードしてください。

F. サードパーティ製プラグインの削除または無効化

Premiere Pro は起動時にプラグインを読み込みます。サードパーティ製のプラグインをインストールしている場合、互換性の問題などにより Premiere Pro の動作に影響を及ぼす可能性があります。サードパーティ製プラグインを削除するか、またはデスクトップなどの場所に一時的に移動して、Premiere Pro が正常に動作するか確認してください。

  1. Premiere Pro を終了します。

  2. Finder で以下のフォルダーを開きます。

    Macintosh HD/Applications/Adobe Premiere Pro<バージョン>

  3. Control キーを押しながら Adobe Premiere Pro<バージョン>.app ファイルをクリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。

  4. Contents/Plug-ins フォルダーを開きます。

  5. 以下のファイルとフォルダーは初期設定でインストールされています。それ以外のプラグインファイルやフォルダーを削除するか、またはデスクトップなどの別の場所に移動してください。

    • Common フォルダー
    • ControlSurface フォルダー
    • ja_JP フォルダー
    • Blacklist.txt ファイル

G. 拡張機能の無効化

Adobe Extension Manager を使用して、Premiere Pro に拡張機能を追加することができますが、追加した拡張機能の破損や互換性の問題などによって、Premiere Pro の動作が不安定になることがあります。拡張機能を無効にするには、以下の操作を行います。

  1. Finder でアプリケーションフォルダーを開き、Adobe Extension Manager CC を起動します。

  2. 画面左側の製品一覧から Premiere Pro を選択します。

  3. 画面右側にインストールされている拡張機能が表示されます。「有効」のチェックをはずします。

H. スクラッチディスクの最適化

複数のハードディスクを内蔵しているコンピューターの場合は、スクラッチディスクの設定でメディアの種類ごとに保存場所を分散することにより、パフォーマンスが向上する可能性があります。

注意:

スクラッチディスクには継続的なアクセスが必要なため、ネットワークやリムーバブルメディアは指定しないでください。最適なパフォーマンスを得られるようにジャーナリングを無効にしたドライブを指定してください。なお、コンピューターに内蔵されているハードディスクが 1 台のみの場合は、初期設定のまま使用することを推奨します。

スクラッチディスクの設定に関する詳細については、Premiere Pro ヘルプ「スクラッチディスクの指定によるシステムパフォーマンスの改善」を参照してください。

  1. Premiere Pro を起動し、プロジェクトを開きます。

  2. ファイル/プロジェクト設定/スクラッチディスクを選択します。

  3. 以下のガイドラインを参考に、スクラッチディスクを設定します。

    • 「キャプチャしたビデオ」と「キャプチャしたオーディオ」には、より転送速度の高速なドライブを指定してください。
    • 「オーディオプレビュー」と「プロジェクトの自動保存」には、必ずしも高速なドライブを指定する必要はありません。

  4. 「OK」をクリックして、プロジェクト設定ダイアログボックスを閉じます。

I. 問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

サポートデータベース URL : https://helpx.adobe.com/jp/support.html#/top_products

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別 のコンピューターでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

Premiere Pro Japan フォーラム

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