Premeire Pro を終了します。
この文書では、製品の調子が悪いときに最初に行っていただきたい簡単な対処方法をご紹介します。下記の対処方法で解決しない場合や、特定のエラーメッセージが表示される場合は別の解決方法の文書が用意されていることがあります。
A. 必要システム構成
Premiere Pro の必要システム構成については、以下の文書を確認してください。
Premiere Pro 15.4.1(2021 年 8 月)および 15.4(2021 年 7 月)リリースの必要システム構成については、以下の文書を確認してください。
推奨環境については、以下の文書もご参考ください。
参考情報 : 必要システム構成を満たしているか確認する方法
B. 環境設定フォルダーの再作成
環境設定ファイルの破損により、アプリケーションの動作が不安定になったり、エラーや強制終了が発生する可能性があります。以下の操作を行い、環境設定フォルダーを再作成してください。
環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期状態に戻ります。
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以下の Profileフォルダーを開きます。
C:\ユーザー\<ユーザー名>\ドキュメント\Adobe\Premiere Pro\<バージョン>\Profile-<ユーザー名>
上記<バージョン>フォルダー部分はご利用のPremiere Proのバージョン末尾2桁を参照ください。
例)Premiere Pro CC(2022)の場合 : 「22.0」フォルダー- Premiere Pro CC(2021)の場合 :「15.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2020)の場合 :「14.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2019)の場合 :「13.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2018)の場合 :「12.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2017)の場合 : 「11.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2015.3)の場合 : 「10.4」フォルダー
- Premiere Pro CC(2015.3)の場合 : 「10.3」フォルダー
- Premiere Pro CC(2015)の場合 : 「9.0」フォルダー
- Premiere Pro CC(2014)の場合 : 「8.0」フォルダー
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Profileフォルダ内にある、「Adobe Premiere Pro Prefs」ファイルのファイル名を変更します。
例: Adobe Premiere Pro Prefs_old など
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Premiere Pro を起動し、正常に動作するか確認します。
注意:Premiere Pro の編集画面のパネルの表示やワークスペースの表示がおかしい場合は、再びPremiere Pro を終了し、Profileフォルダ内の以下のフォルダーのフォルダー名も変更し、Premiere Pro を再起動して問題が再現するか確認します。
- ArchivedLayouts
- Layouts
- Styles
- Settings
C. 新規ユーザーアカウント
ユーザーアカウントの権限が不足している場合やアカウントの破損によって、必要なファイルおよびフォルダへの アクセスが妨げられることがあります。管理者権限のある新規ユーザーアカウントを作成するか、Windows の管理者アカウントである「Administrator」でコンピューターにログインし、問題を再現します。新規管理者アカウントまたは 「Administrator」アカウントでは問題が再現しない場合、既存のユーザーアカウントが破損しているか、アクセス許可が不足していることが原因 として考えられます。
ローカルの新規ユーザーアカウントを作成する方法については、以下の文書を参照するか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
Windows の初期設定では「Administrator」アカウントは無効にされています。「Administrator」アカウントを有効にしてログインする方法 については、システム管理者に問い合わせるか、以下の Microsoft 社 Web サイトを参照してください。
URL : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732112.aspx
D. ユーザーアカウント制御の無効化
ユーザーアカウント制御(UAC)機能を無効にして問題が解決するか確認します。ユーザーアカウント制御機能に関する詳細については、Microsoft 社 Web サイトを参照してください。
このセクションの手順を行うことによってユーザーアカウント制御(UAC)が無効になります。ユーザーアカ ウント制御は、システムに影響を及ぼす可能性のある予期しない動作が実行されるのを防ぐための機能です。ユーザーアカウント制御を無効にすることによっ て、これらの通知は無効にされます。ユーザーアカウント制御(UAC)に関する詳細については、Microsoft 社 Web サイトを参照してください。
ユーザーアカウント制御を無効化するには、以下の操作を行います。
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以下のいずれかの操作を行います。
- Windows 10 : スタートボタンを右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。
- Windows 8.1 : スタート画面左下の、下向き矢印をクリックします。
下向き矢印が表示されない場合はマウスを動かします。 - Windows 8 : スタート画面の何も無いところを右クリックし、画面右下の「すべてのアプリ」をクリックします。
- Windows 7 : スタート/コントロールパネルを選択します。
- Windows 10 : スタートボタンを右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。
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以下のいずれかの操作を行います。
- Windows 10 :「ユーザーアカウント」をクリックします。
- Windows 8.x : 「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」をクリックします。
- Windows 7 : 「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリックします。
- Windows 10 :「ユーザーアカウント」をクリックします。
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「ユーザーアカウント」をクリックします。
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「ユーザーアカウントの変更」画面が表示されたら、「ユーザーアカウント制御設定の変更」をクリックします。
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「コンピューターに対する変更の通知を受け取るタイミングの選択」画面が表示されたら、スライダを下にドラッグして「通知しない」に設定します。
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「OK」をクリックします。
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ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示されたら「はい」をクリックします。
E. デバイスドライバーのアップデート
ビデオカード、その他周辺機器のデバイスドライバーは、アップデートすることによって互換性の問題や不具合が改善されることがあります。Windows の機能を使用してドライバーをアップデートする方法については、以下の Micorsoft 社 Web サイトを参照してください。
通常デバイスドライバーは、ビデオカードやコンピューターの製造元 Web サイトから最新のアップデートが提供されています。詳細については、ご利用のビデオカードまたはコンピューターの製造元にお問い合わせください。
また、以下の文書も合わせてご参照いただき、適宜アップデートをお試しください。
F. サードパーティ製プラグインの削除または無効化
Premiere Pro は起動時にプラグインを読み込みます。サードパーティ製のプラグインをインストールしている場合、互換性の問題などにより Premiere Pro の動作に影響を及ぼす可能性があります。サードパーティ製プラグインを削除するか、またはデスクトップなどの場所に一時的に移動して、Premiere Pro が正常に動作するか確認してください。Premiere Pro のプラグインは、通常以下のフォルダー内にインストールされます。
C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Pro<バージョン>\Plug-ins
以下のフォルダーは Premiere Pro の初期設定でインストールされるフォルダーです。これらのフォルダーは移動・削除せずに残してください。
- Common
- ControlSurface
- ja_JP
- pt_BR
- ru_RU
- XMPFiles
サードパーティ製プラグインのインストール先について、詳しくはプラグインの提供元にお問い合わせください。
G. メディアキャッシュのクリア
以下のページをご参照いただき、ドライブに蓄積されているメディアキャッシュファイルを削除します。
H. スクラッチディスクの最適化
複数のハードディスクを内蔵しているコンピューターの場合は、スクラッチディスクの設定でメディアの種類ごとに保存場所を分散することにより、パフォーマンスが向上する可能性があります。
スクラッチディスクには継続的なアクセスが必要なため、ネットワークやリムーバブルメディアは指定しないでください。また、ファイルサイズに制限のある FAT32 パーティションを指定することも推奨しません。必ず NTFS パーティションを指定してください。なお、コンピューターに内蔵されているハードディスクが 1 台のみの場合は、初期設定のまま使用することを推奨します。
スクラッチディスクの設定に関する詳細については、Premiere Pro ヘルプ「スクラッチディスクの指定によるシステムパフォーマンスの改善」を参照してください。
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Premiere Pro を起動し、プロジェクトを開きます。
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ファイル/プロジェクト設定/スクラッチディスクを選択します。
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以下のガイドラインを参考に、スクラッチディスクを設定します。
- 「キャプチャしたビデオ」と「キャプチャしたオーディオ」には、より転送速度の高速なドライブを指定してください。
- 「オーディオプレビュー」と「プロジェクトの自動保存」には、必ずしも高速なドライブを指定する必要はありません。
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「OK」をクリックして、プロジェクト設定ダイアログボックスを閉じます。
I. コーデックのトラブルシューティング
複数のコーデックがインストールさ れていることにより、これらがコンフリクトを起こして問題を引き起こす場合があります。サードパーティ製のコーデックを無効化、または削除することによって、コーデックのコンフリクトによる問題を解決することができます。コーデックを一時的に無効にするには、以下の操作を行います。
Windows レジストリには、コンピュータとアプリケーションのための重要な情報が含まれています。
レジストリの編集については、弊社ではサポートを行っておりませ ん。変更する前には、必ずレジストリのバックアップを作成してください。レジストリの詳細は、Windows のマニュアルを参照するか、Microsoft 社にお問い合わせください。
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すべてのアプリケーションを終了します。
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Windows キーを押しながら R キーを押します。
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ファイル名を指定して実行ダイアログボックスが表示されたら、「名前」テキストボックスに「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
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レジストリエディタが起動したら、左側のリストに表示されているフォルダを展開し、以下のレジストリキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥Drivers32
注意:ビデオコーデックは通常「vidc」で始まり、オーディオコーデックは通常「.acm」という拡張子で終了します。また、ファイル名は常に コーデックの通称名と一致しているわけではありません(例えば、Cinepak は vidc.cvid のように表示されます)。
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無効にするコーデックをダブルクリックします。
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文字列の編集ダイアログボックスで、「値のデータ」内のデータの最初にセミコロン(;)を追加してエントリを無効にします。
例 : 「;iyuv_32.dll」
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「OK」をクリックします。
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手順 5. ~ 7. を繰り返し、互換性に疑いのあるコーデックをすべて無効にします。
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レジストリエディターを終了します。
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