この文書では、Character Animator の既知の問題の一覧について説明します。
問題:Character Animator 22.3 で、アルファまたは PNG シーケンスを使用してビデオをレンダリングすると、出力には色が合成されますが、直線カラーを持つようにラベル付けされます。 これにより、透明な領域やエッジが暗くなります。
回避策:After Effects または Premiere Pro にフッテージを読み込み、読み込まれたアルファを合成して再解釈するか、または問題が既に修正されている Character Animator(ベータ版)22.4 を使用してください。
問題:Character Animator のシーンを Dynamic Link で Premiere Pro 14.6 プロジェクトに読み込み、プログラムパネルで開くと、シーンが赤味がかった色合いで表示されます。Premiere Pro から書き出されたシーケンスにも、この赤い色合いが残ります。この問題は、Character Animator を開いていなくても発生します。
回避策:ソフトウェアレンダラーに切り替えます(プロジェクト設定でレンダラーを「Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理」に設定します)。または、最新の Premiere Pro(14.7 以降)を使用します。Premiere Pro(ベータ版)を使用している場合は、Character Animator(ベータ版)もインストールしてください。
Character Animator シーンからムービーのみを書き出す場合は、そのムービーを直接 Adobe Media Encoder に書き出すか、Character Animator プロジェクト(.chproj)ファイルからシーンを読み込みます。
問題:macOS Big Sur(11.0)で、AJA T-TAP ビデオデバイスを使用すると(「ライブ出力」環境設定で設定)、Character Animator のシーンが表示されません。
回避策:macOS Big Sur との互換性に関する詳細については、AJA Video Systems にお問い合わせください。
問題:Adobe Media Encoder 14.0.1 または After Effects 17.0.2 を起動してから、Adobe Media Encoder、After Effects または Premiere Pro に読み込む Character Animator プロジェクト(.chproj)ファイルのシーンを選択すると、dvascripting.dll でエントリポイントが見つからないというエラーメッセージが数回表示されます。
回避策:このメッセージは無視して構いません。「OK」をクリックして、エラーメッセージを消してください。このエラーメッセージが表示されないようにするには、Character Animator を先に起動します。
問題:1 つのワークスペースでシーンを表示し、環境設定ダイアログボックスを開く前にシーンパネルを使わずにワークスペースを切り換え、環境設定ダイアログボックスで「OK」をクリックするとクラッシュします。プロジェクトデータがないか、アプリケーションの環境設定に行った変更が失われます。
回避策:環境設定ダイアログボックスを開く前に、シーンパネルを含むワークスペースに移動します。あるいは、Character Animator バージョン 3.1 にアップグレードします。
問題:Illustrator ファイルを開くとエラーが発生します。Illustrator 2020(バージョン 24.0)を Illustrator 2020 形式で保存した場合(Illustrator のオプションダイアログボックスでバージョンを Illustrator 2020 に設定されている場合)、(64)" エラーメッセージが表示されます。
回避策:Illustrator で、ファイル/別名で保存を選択してファイル名を指定し、「保存」をクリックします。Illustrator のオプションダイアログボックスで、バージョンを「Illustrator CC(レガシー)」に設定します。あるいは、Character Animator バージョン 3.1 にアップグレードします。
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