Adobe Character Animator CC の最新リリースの新機能について説明します。
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Adobe Character Animator CC は、オリジナルのイラストから表情豊かなキャラクターを生み出せるキャラクターアニメーション制作ツールです。Web カメラやマイクを使用して声を録音し、正確なリップシンクや目のトラッキングによって表情や動きをアニメートできます。この機能により、自分の演技を基にして、2D のキャラクターをリアルタイムで動かすことができます。

Adobe Character Animator CC 2018 年 10 月リリース(バージョン 2.0)では、魅力的な新機能が追加されています。これらの新機能の簡単な紹介と詳細を記載したリソースのリンクを参照してください。


Characterizer

Adobe Sensei を搭載した Characterizer により、Web カメラでキャプチャしたユーザーの画像と任意の参照用アートを組み合わせて、スタイルが適用された Character Animator パペットをわずか数秒で生成できます。独自のパペットをすばやく作成しやすくなりました。Characterizer には、絵画、スケッチ、彫像など、様々なスタイルが用意されており、独自のスタイルを追加することもできます。スタイライズの範囲やその他のパラメーターを調整して、様々な外観を作成できます。

自分の表情を録画してパペットを作成
自分の表情を録画してパペットを作成

詳しくは、Characterizer を参照してください。

リプレー

リプレー機能を使用すると、理想的なテイク(大きな目の動きや完璧なタイミングのグータッチなど)を選んでトリガーを作成し、それをライブや次の録画中に使用することができます。ライブストリーミング中に最もよく使用するテイクに簡単にアクセスできるので、ライブパフォーマンスの質が向上します。単純な表情や完璧なハイタッチなど、理想的なテイクを作り直す時間を節約できます。リプレーはパペットを書き出すときにも含まれるので、記録されたパフォーマンスを他のユーザーがトリガーすることができます。

詳しくは、リプレー:再利用可能でトリガー可能な記録を参照してください。

マグネット

マグネットビヘイビアーを使用すると、より自然なアニメーションを作成できます。マグネットによって、パペットに物を投げる、落とす、拾うといった動作をさせることができます(机の上のコーヒーのマグカップを手に取る、野球のボールを投げるなど)。パペットの手をカップにドラッグするだけで、手がまるで磁石のようにカップに吸い付きます。

マグネットビヘイビアー

マグネットビヘイビアー
このビヘイビアーをいつ、どこで、どのように使用するかについては、次のチュートリアルを参照してください。

詳しくは、 マグネット:オブジェクトの動的な付着を参照してください。

物理的性質:凹みと伸縮の変形、減衰コントロール

物理的性質に、凹みやすさが追加されました。パペットやオブジェクトに柔らかさを追加できます。地面でバウンドして押しつぶされたボールに凹みやすさを追加して、モーションに柔らかみを持たせることができます。凹みと伸縮は、従来のアニメーションでも、キャラクターを生き生きと描写するためによく使用されている手法です。

減衰コントロールを使用すると、硬さの設定を低くして揺れを抑え、揺れのモーションを緩和できます。

詳しくは、ダングル:凹みと伸縮の変形、減衰コントロールを参照してください。

歩行ビヘイビアーの改善

新たに追加された肩とヒップのタグを使用すると、歩行を斜め前から見ることができるようになります。二足歩行をするキャラクターを斜め前から描画した場合に、新しい左の肩、右の肩、左のヒップ、右のヒップのハンドルタグを使用すると、より滑らかな腕と足のモーションを作成できます。首を基準にして腕を振り、ヒップの 1 点を基準にして足を動かす代わりに、左肩と右肩、および別々のヒップの場所を基準にすることで、手足を振る動作が滑らかになります。

詳しくは、歩行:キャラクターを歩かせるを参照してください。

ヒストリーブックマーク

ヒストリーブックマークを使用すると、これまでの履歴にアクセスできるので、元の作品や現在作業中の作品を失うことなく、新しいアイデアを試すことができます。ヒストリーパネルを参照して、以前のバージョンを確認するか、以前のバージョンに戻します。ヒストリーブックマークを使用すると、プロジェクトの特定のバージョンを記憶しておけるので、様々なアイデアをいつでも安心して試すことができます。プロジェクトのヒストリー内にマーカーを作成しておけば、それを後から呼び出して、プロジェクトの別のステータスを復元します。プロジェクトの様々なバリエーションを同じプロジェクト内で管理できます。プロジェクトの現在のステータス用の新しいブックマークを作成するには、パネルの左下隅にある新規ヒストリーブックマークボタンをクリックするか、ファイル/新規ヒストリーブックマークを選択します。

ブックマークの使用
ブックマークの使用

詳しくは、取り消し、やり直し、ヒストリーを参照してください。

改善された「開始」ワークスペース

このリリースでは、「開始」ワークスペースで以下の改善がおこなわれています。

  • 更新された「開始」ワークスペースでは、アプリケーション内およびオンラインのビデオチュートリアルが用意されています。「今すぐ開始」のチュートリアルを参照して、Character Animator の使い方を学ぶことができます。
  • 1 クリックで、Characterizer 機能を使用してキャラクターの作成を開始できます。
  • このリリースには、様々な新しいテンプレートのパペットが含まれています。これらのパペットは自由に利用できます。テンプレートをクリックして、アニメーションを開始します。Photoshop または Illustrator を使用してこれらのパペットを変更することもできます。
  • 左側のタブから最近のプロジェクトに簡単にアクセスし、1 クリックでプロジェクトを作成したり、開いたりできます。
改善された「開始」ワークスペース
改善された「開始」ワークスペース

ディスプレイのスケールとマルチモニターの改善

Windows の新しいバージョン(具体的には Windows 10 のバージョン 1703 以降)の場合、高 DPI ディスプレイ(テキストおよびアプリケーションを100%以上でスケール表示する高解像度ディスプレイ)で Character Animator を実行すると、ユーザーインターフェイスのテキストおよびグラフィックがより鮮明に表示されます。また、新しいバージョンの Windows 10 では、アプリケーションが DPI の変更(異なる表示スケールの別のモニターへウィンドウやダイアログボックスを移動する場合を含む)に動的に適応するようになりました。アプリケーションを再起動したり、Windows からログアウトして再度ログインする必要はありません。

 

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