このドキュメントでは、Character Animator でシーンをストリーミングする際の基本について説明します。

ストリーミングに関連するヒント、テクニック、問題回避策については、ストリーミングのヒントとテクニックを参照してください。

「ストリーミング」ワークスペース

ストリーミング」ワークスペースは、シーンライブを外部デバイスまたはアプリケーションにストリーミングするために使用します。

「ストリーミング」ワークスペースでは、ライブストリーミングに関係するコントロールだけが限定的に表示されます。トランスポートコントロール(再生、停止、開始位置に移動および次のフレームに移動)は、シーンパネルに表示されません。タイムラインパネルはアプリケーションの左側に重ねて表示されます。

このワークスペースにアクセスするには、次のいずれかの操作をおこないます。

  • ワークスペースバーの「ストリーミング」ボタンをクリックします。
  • Shift + Alt キー(Windows)または Option + 4 キー(Mac)を押します。
「ストリーミング」ワークスペース
「ストリーミング」ワークスペース

シーンライブを他のデバイスまたはアプリケーションにストリーミングする

Character Animator は、次のようなワークフローをサポートしています。

  • Mercury Transmit を使用してシーンのコンテンツをテレビや外部モニターの全画面に出力する。
  • キャラクターを出力する(後でライブビデオや他の背景に重ねて合成できるように透明の背景付きで出力することもできます)。
  • Mercury Transmit プラグイン対応デバイスを使用して、プロフェッショナル向けの SDI ビデオに出力する。Open Broadcaster Software や Telestream Wirecast などのソフトウェアスイッチャーを使用して、ライブ Web サービスに出力します。Syphon や NewTek の NDI プラグインを使用することもできます。
  • 複数のキャラクターが登場するライブブロードキャストワークフローでキャラクターごとにコンピューターを 1 台ずつ使用する。ソフトウェアスイッチャーには専用のコンピューターを使用することをお勧めします。ビデオ信号の送信には NDI が使用されます。Character Animator バージョン 1.1 では、音声は NDI を介して送信されず、別途ルーティングされます。この設定では、高速なネットワークを使用することを強くお勧めします。

使用するコンピューターの台数が 1 台、2 台、3 台の場合の一般的な設定を示す図については、コンピューターの設定を参照してください。

Mercury Transmit の使用

Character Animator は Mercury Transmit を使用して、他のビデオデバイスおよびアプリケーションにライブフィードを送信します。Mercury Transmit は、シーンの内容を外部デバイスやサードパーティ製プラグイン、その他のアプリケーションに送信することができます。
外部モニターへの転送は、AJA、Blackmagic Design、Bluefish444、Matrox などのビデオデバイスメーカーが提供するプラグインを使用して実行されます。以下のいずれかの外部モニターを使用できます。

  • AJA、Blackmagic Design、Matrox I/O デバイスなどのサードパーティ製ビデオハードウェアを介して接続されたビデオモニター
  • HDMI、DVI、VGA、DisplayPort などのコネクタを介してビデオディスプレイカードに接続されたコンピューターモニター
  • イーサネットベースの LAN 上の NewTek NDI 互換アプリケーション

NDI 技術を備えた NewTek などの IP ベースのテクノロジープロバイダーも、転送用のプラグインを提供しています。このようなプラグインによって、Mercury Transmit から他のアプリケーションにビデオフレームを転送します。

注意:

注意:NewTek NDI 互換アプリケーションを使用するには、Adobe Creative Cloud 向け NewTek NDI ソフトウェアをダウンロードしてください。このソフトウェアは https://www.newtek.com/software/adobe‐creative‐cloud/ からダウンロードできます。

Mercury Transmit の使用

Mercury Transmit の使用
Mercury Transmit を使用してシーンをストリーミングする方法について学習します。

Syphon の使用

Character Animator は Syphon を使用して 、シーンパネルのシーンのライブフィードを任意の Syphon クライアントに送信します。Syphon は、複数のアプリケーション間でビデオフレームをリアルタイム共有することを可能にする macOS 向けのオープンソーステクノロジーです。この機能を有効にするために、Character Animator で追加設定をする必要はありません。Syphon 経由で送信されたシーンを受信するには、Syphon 互換クライアントが必要です。

シーンパネルでシーンを開き、「ライブストリーミング」ボタンを有効にし、Syphon クライアントを実行し、フレームソースとして Character Animator シーンを選択します。

Syphon、OBS、および Twitch でのストリーミング

Syphon、OBS、および Twitch でのストリーミング
Syphon、OBS、および Twitch でのストリーミング

アルファチャンネルの使用

アルファチャンネル(ピクセル単位の透明度設定)を使用して、複数のキャラクターを合成したりライブビデオに 1 つのキャラクターを合成したりできます。

アルファチャンネルは、Mercury Transmit 互換デバイスに渡すことができます。アルファチャンネルは自動的に認識される場合もあれば(NewTek NDI など)、アルファチャンネルをサポートするようにビデオデバイスを設定しなければならない場合もあります(AJA デバイスなど)。セカンダリディスプレイのように、Mercury Transmit デバイスがアルファチャンネルをサポートしていない場合は、背景が黒になります。

注意:

  • ライブストリーミングは、シーンパネルのズーム設定に関係なく、フルスクリーン解像度で出力されます。
  • ビデオデバイスまたはアプリケーションは、シーンパネルの背景色設定を受け取りません。アルファチャンネルは受け取ります。
  • シーンのオーディオは別途出力する必要があります。ライブストリーミング出力は、ビデオの小規模な遅延を引き起こす可能性があります。オーディオとビデオを一緒にストリーミングする場合は、オーディオに遅延を付加し、ビデオに合わせて同期させます。通常、この遅延は 60 ミリ秒前後になります。この処理は外部ハードウェアの遅延機能でおこなうことも、ストリーミングアプリケーション(Telestream Wirecast や OBS Studio など)の遅延機能でおこなうこともできます。

OBS でのストリーミング

OBS でのストリーミング
OBS でのストリーミングの方法

トリガーを呼び出すための Twitch 拡張機能

Twitch 向けの Character Trigger 拡張機能では、画面上のキャラクター用に事前に記録されたアニメーションを、Twitch ストリームの視聴者がトリガーできます。Character Animator で、様々なアニメーションを実行するキャラクターのパペットによってシーンを設定し、そのアニメーションにトリガーを関連付けます。この拡張機能で、このようなトリガー可能なアニメーションを(Twitch ビット単位での)価格に関連付けます。次に、文字をストリーム、Twitchのストリームによって、文字のテキストアニメータービューアからリモートで文字のトリガーの拡張でアニメーションをトリガーし、パフォーマンスとやり取りすることができます。

拡張機能のインストールと設定

拡張機能を設定するには、以下の手順に従います。

  1. Twitch ダッシュボード」で、「拡張機能」に移動します。

  2. Character Trigger 拡張機能を検索してインストールします。

  3. 拡張機能の「設定」タブで、「シークレットキー」をコピーします。

  4. Character Animator で、アプリケーションメニュー(macOS)または編集メニュー(Windows)から「環境設定」を開きます。

  5. 環境設定ダイアログボックスの左サイドバーで「Twitch 統合」セクションを選択します。

    Twitch 統合
    Twitch 統合
  6. Twitch エクステンションによるリモートトリガー」オプションを有効にし、シークレットキーを入力します。

  7. Ok」をクリックします。

  8.  Twitch のダッシュボード/拡張機能/マイ拡張機能の順に開きます。

  9. Character Trigger 拡張機能」セクションで、 アイコンをクリックして「設定」を開きます。「設定」ページが開きます。

  10. 「トリガー」タブで、ページ右下にある新規トリガーを追加()アイコンをクリックします。「新規トリガーを作成」フォームが開きます。

    create_trigger_form
  11. 必須フィールドに情報を入力します。ドロップダウンメニューから、開いている Character Animator シーン内のトリガー可能なアニメーションへのトリガーパスを選択します。

    注意:

    トリガーパスドロップダウンメニューに使用できるトリガー可能なアニメーションを自動設定するには、Character Animator が開かれ、既にトリガーが作成されている必要があります。更新ボタンをクリックして、Character Animator で現在開いているパペットを基にメニューを更新します。

  12. オーディエンスがトリガーを使用できるようにするには、「無効」になっているスライダーを「有効」に切り替えます。トリガーを作成しても、オーディエンスが使用できないようにする場合は、スライダーを「無効」にしておくこともできます。この設定には、後から変更を加えることができます。

  13. トリガーを作成」をクリックします。

これで、自分や視聴者が Twitch インターフェイスを通じてアニメーションをトリガーできるようになりました。作成済みの任意の既存シーンを使用することも、使用するトリガー可能なアニメーションを備えたパペットで新しいシーンを作成することもできます。スワップセット内で単一または複数のトリガーを使用することもできます。

注意:

この拡張機能で制御できるのは、現在 Character Animator で開かれているシーン内で使用可能なトリガーだけです。

ライブストリーミングの開始

ライブストリーミングを有効にするには、シーンパネルの下部にある「ライブストリーミング」ボタン()をクリックします。シーンパネルに表示されている現在のシーンのみがストリーミングされます。シーンパネル外のコンテンツがレンダリングされて表示されることはありません。アクティブなデバイスおよびアプリケーションのリストを表示するには、「ライブストリーミング」ボタンの上にマウスポインターを置きます。アクティブなデバイスおよびアプリケーションのリストを含むツールヒントが表示されます。

「ライブ出力」環境設定

ライブ出力」環境設定で、アクティブなデバイスおよびアプリケーションを選択できます。「ライブ出力」環境設定を設定するには、以下の手順に従います。

  1. 編集/環境設定(Windows)または Character/環境設定(Mac)を選択します。環境設定ダイアログボックスが表示されます。

  2. ライブ出力」をクリックして、ストリーミング出力オプションを選択します。選択可能なオプションとその詳細を以下に示します。

    「ライブ出力」環境設定
    「ライブ出力」環境設定

    「ライブ出力」のオプションとその詳細は次のとおりです。

    「Mercury Transmit を有効化」(Windows)または「Mercury Transmit および Syphon を有効化」(Mac)

    Character Animator がフォアグラウンドで実行されているときに外部ビデオデバイスへのストリーミング出力を許可するには、このオプションを選択します。

    ビデオデバイス

    ビデオ出力に使用できるビデオデバイスのリストが含まれています。

    • Adobe Monitor x:グラフィックカードを介してビデオフィードを受信できる、接続されたコンピューターモニターのリスト。このオプションを表示するには、外部モニターを別のディスプレイまたは拡張ディスプレイとして設定します。
    • NewTek NDI 出力:LAN 上の NDI 対応デバイスを使用する場合にこのオプションを選択します。
    • サードパーティ製ビデオハードウェア:接続しているサードパーティハードウェアのリストが表示されます。

    設定」をクリックすると、各ハードウェアに対して使用できるオプションが表示されます。

    アプリケーションがバックグラウンドの場合に Mercury Transmit 出力を無効化

    Character Animator がフォアグラウンドで実行されていないときに外部ビデオデバイスへのストリーミング出力がおこなわれないようにするには、このオプションを選択します。 

コンピューターの設定

1 台のコンピューターを使用して 1 体のパペットをライブストリーミングする場合

パペットが 1 体のみ登場するライブストリーミング
パペットが 1 体のみ登場するライブストリーミング

注意:

  • USB マイクはマイクとしてもインターフェイスとしても機能します。Character Animator と OBS または Wirecast の両方で同じマイクを同時に使用できます。両方のアプリケーションでデバイスを同時に使用できない場合はオーディオデバイスの製造元に問い合わせてください。
  • キャラクターの声と口の動きが一致するように、NDI または Syphon 合成ソフトウェアで必ずマイク音声の遅延を調整してください。

2 台のコンピューターを使用して 2 体のパペットをライブストリーミングする場合

パペットが 2 体登場するライブストリーミング(2 台のコンピューター)
パペットが 2 体登場するライブストリーミング(2 台のコンピューター)

注意:

  • このシナリオでは、両方のコンピューターに同じ音声を送信する必要があります。この図では、オーディオミキサーを使用してマイク信号を分割しています。これにより、送信元コンピューターでリップシンクを制御し、送信先コンピューターでブロードキャストオーディオを出力できます。
  • Character Animator は NDI を使用した音声の送信をサポートしていませんが、NewTek NDI Studio Monitor(Windows)や NDI Scan Converter(Mac)などのアプリケーションを使用すれば NDI で音声を送信できます。
  • キャラクターの声と口の動きが一致するように、NDI または Syphon 合成ソフトウェアでマイク音声の遅延を調整してください。

3 台のコンピューターを使用して 2 体のパペットをライブストリーミングする場合

パペットが 2 体登場するライブストリーミング(3 台のコンピューター)
パペットが 2 体登場するライブストリーミング(3 台のコンピューター)

注意:

  • この設定は、2 台のコンピューターを使用する設定とほぼ同じですが、NDI Character Animator シーンのソフトウェア合成とライブブロードキャストの専用コンピューターが個別に必要です。
  • Character Animator コンピューターで NDI(Studio Monitor または Scan Converter)を介して音声を送信できる場合は、オーディオインターフェイスを別途用意する必要はありません。

関連リンク

複数のパペットが登場するライブストリーミング

複数のパペットが登場するライブストリーミング

その他の関連リンク

Character Animator のチュートリアル

技術的支援

ライブストリーミングに関するご質問やご相談については、Adobe Character Animator フォーラムからお問い合わせください。

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