解析するパペットをダブルクリックして、リグモードで開きます。
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リグ問題がプロジェクトに影響を与える可能性があります。リグ問題ペインは、問題になりうるものを検出するためのインサイトと、それらを修正するためのガイダンスを提供します。これにより、パペットのリグにかかる時間が短縮されます。詳細情報を紹介します。
リグ問題の表示
リグ問題は、タグ付けされたレイヤーやハンドルの欠落、置き違え、不一致、未使用または欠落しているビヘイビアー、または不適切な独立設定によって発生します。リグ問題ペインに表示されます。表示するには、次の手順を実行します。
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注意:
パペットは、リグに関する問題を検出するために、現在開かれているシーンに配置する必要があります。パペットのグループ内の問題(つまり、グループをダブルクリックしてコンテンツを表示している場合)は検出されません。
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パペットパネルの下部ある、リグに関する問題を表示アイコンをクリックして、問題リストを開きます。
リグ問題ペインは次のような問題を検出します。
- 未使用のタグに関する問題:タグがレイヤーまたはハンドルに適用されたときに発生しますが、タグを使用できるビヘイビアーがパペットにないなか、またはタグを表示できるパペットの構造内のレベルにありません。
- 腕の IK に関する問題:腕の IK に関する問題は、次の場合によって表示されます。
- 手首タグの付いたハンドル (左/右) がない。
- 肩、ひじ、手首タグの付いたハンドル(左/右)がない。
- ひじ(左/右)または手首タグの付いたハンドルは、ドラッグ可能としてもタグ付けされていない(ドラッガーは腕の IK によってコントロールされているメッシュを伸縮する)。
- 肩(左/右)、ひじ、手首タグの付いたハンドルが同じメッシュ上にあり、ドラッグ可能なタグが付いたハンドルが他にもある(ドラッガーは、腕の IK によってコントロールされているメッシュを伸縮する)。
- サイクルレイヤーの問題:この問題は、「最後のレイヤーを保持」が選択されず、「トリガーの終了時」が「直ちに停止」に設定されていない場合に発生します。
- 視線の問題:この問題は、瞳孔(左/右)タグ付きレイヤーが独立していない場合に発生します。
- 歩行に関する問題:左側のタグ付きハンドルが存在していても、右側に同等のタグ付きハンドルがない場合、またはその逆の場合、この問題が発生する可能性があります。必要なタグ付きハンドルがない場合(例えば、腰)に、問題が発生することもあります。
リストされている問題のリンク(青いテキスト)をクリックして、パペットの部分を表示します。パペットの問題を解決すると、解決された問題は、問題リストから自動的に表示されなくなります。意図した結果が得られるため、いくつかの問題が許容されている場合があります。このような場合は、いくつかの問題を無視して、修正したい問題に集中することができます。
問題の無視
問題リストに表示されている問題の上にマウスポインターを移動し、無視(「x」)アイコンをクリックします。
問題をすべて表示(以前に無視した問題も含む)
「オプション(...)」メニューから「無視した問題を復元」を選択します。
リグに関する問題の検出停止
リグに関する問題を非表示アイコンをクリックします。パペットの問題の分析を希望しない場合は、リグに関する問題ウィンドウを閉じます。
リグ中に可能な限り最適なパフォーマンスが得られるように、使用していないときにリグ問題ペインを閉じることをお勧めします。開いている場合、ペインではすべての変更内容を継続的に分析します。