Character Animator の様々な書き出しオプション。

シーンを組み合わせたら、それを書き出して After Effects や Premiere Pro などの他のアプリケーションで使用できます。また、Adobe Media Encoder が監視する監視フォルダーに書き出して、シーンのレンダリング処理を自動化し、それを Adobe Media Encoder がサポートする任意の形式に書き出すこともできます。デフォルトの書き出し形式は、ソースの一致 - 高速ビットレートプリセットの H.264 です。書き出したシーンを別のアプリケーションに読み込む方法、パペットを書き出して他のユーザーと共有する方法、After Effect にリップシンクを書き出す方法について詳しく説明します。

Dynamic Link を使用して、シーンを After Effects や Premiere Pro で直接開き、Character Animator 内の元のシーンとの接続を保つことができます。Character Animator 内のシーンに変更を加えると、自動的に After Effects や Premiere Pro でも変更が反映されます。

Dynamic Link を使用してシーンを After Effects または Premiere Pro に読み込むには、次のいずれかを実行します。

  • Character Animator のプロジェクトパネルから、After Effects または Premiere Pro のプロジェクトパネルにシーンをドラッグします。Character Animator でシーンのドラッグを開始し、Alt キーまたは Command + Tab キーを押しながら After Effects または Premiere Pro にドラッグして、プロジェクトパネルにシーンをドロップできます。
  • 次の手順で、.chproj ファイルからシーンを読み込みます。
  1. 読み込もうとする Character Animator プロジェクトの .chproj ファイルを選択します。そのためには、After Effects でファイル/読み込み/ファイルを選択するか、Premiere Pro でファイル/読み込みを選択するか、どちらのアプリケーションでメディアブラウザーを使用します。

  2. プロジェクト内のシーンを選択して読み込みます。

    シーンがプロジェクトパネルにビデオフッテージとして表示されます。このビデオフッテージは、その他のビデオフッテージと同様、コンポジションやシーケンスに追加することができます。After Effects や Premiere Pro でシーンを使用する間、Character Animator を実行する必要はありません。

Dynamic Link を使用した書き出し

Dynamic Link を使用した書き出し
Dynamic Link を使用してプロジェクトを書き出す方法の詳細

ファイル形式で書き出して他のアプリケーションで読み込む

Adobe Media Encoder でムービー形式(H.264)に直接書き出すか、PNG シーケンスと WAV ファイルに書き出すことができます。書き出したムービーファイルは、すぐに再生することも、PNG/WAV ファイルの場合のように、他のアプリケーションに読み込んで使用することもできます。After Effects と Premiere Pro で使用する場合、PNG 画像シーケンスと別個のオーディオファイルよりも、単一のムービーファイルの方が読み込みと管理が容易です。シーンのフレームを PNG として書き出すこともできます。

Adobe Media Encoder を使用してシーンをムービーファイルとして書き出す

Adobe Media Encoder を使用して、Character Animator からシーンをムービー形式で直接書き出すことができます。デフォルトのムービー形式は H.264 です。

  1. シーンを選択するか開き、(プロパティパネルで)シーンのデュレーションを調節し、書き出すフレームを制限します。

    タイムラインパネルには、シーンのデュレーションが明るい背景で表示されます。

  2. ファイル/書き出し/ビデオ(Adobe Media Encoder を使用)を選択し、ファイルの場所とファイル名を指定します。

    Adobe Media Encoder が起動し、シーンのエントリがキューに追加されます。Adobe Media Encoder を初めて起動するときは、数秒かかる場合があります。また、Adobe Media Encoder のウィンドウが前面に表示されるとは限りません。前面に表示されない場合は、Adobe Media Encoder に手動で切り替える必要があります。

  3. Adobe Media Encoder で、キューに追加されているアイテムの設定を調整し、「キューを開始」(緑の再生)ボタンをクリックします。

    デフォルトの書き出し形式は、「ソースの一致 - 高速ビットレート」の H.264 ですが、必要に応じて変更できます。

    レンダリングされたムービーファイルは、すぐに再生することも、他のアプリケーションで読み込んで使用することもできます。

シーンを PNG シーケンスと WAV ファイルとして書き出す

  1. シーンを選択するか開きます。

  2. ファイル書き出しPNG シーケンスと WAV(Cmd+Opt+M/Ctrl+Alt+M)を選択し、録画シーンのロケーションとベースファイル名を指定します。デフォルトでは、シーンの名前がベースのファイル名になります。

    Mac OS では、既存のサブフォルダー名を指定すると、それを置き換えるかどうかを確認するメッセージが表示されます。Windows では、既存のサブフォルダーの名前を指定すると、そのサブフォルダーに移動します。

    カメラとマイクの入力は、書き出しの間は無効化されます。

    指定された名前でサブフォルダーが作成され、そこにファイル(PNG シーケンスとステレオ 48-kHz WAV ファイル)が配置されます。サブフォルダーは自動的に開かれます。サブフォルダーの隣に、.xml ファイルが作成されます。このファイルを使用すると、サブフォルダー内のファイルの読み込みが可能なアプリケーションに、それらのファイルを読み込むことができます。

シーンフレームの書き出し

シーンパネルでシーンのコンテンツを現在の時間で PNG イメージファイルに書き出すことができます。
現在のシーンフレームを書き出すには、ファイル/書き出し/フレーム(Command + Option + S/Ctrl + Alt + S)を選択します。PNG ファイルの場所と名前を指定できます。

注意:

シーンパネルの背景色は保存されず、PNG ファイルの背景は透明になることに注意してください。また、パペットのメッシュ(表示されている場合)はファイルに表示されません。

書き出したシーンを他のアプリケーションに読み込む

シーンを After Effects に読み込む

Character Animator から After Effects に、PNG ファイルと WAV ファイルを手動で読み込む必要があります。PNG シーケンスを読み込む際に、フッテージを解釈して Character Animator シーンのフレームレートに一致させます。

シーンを Premiere Pro に読み込む

書き出した .xml ファイルをプロジェクトパネルに読み込みます。PNG シーケンスおよび WAV ファイルを含むシーケンスが作成されます。

シーンを Adobe Media Encoder に読み込む

書き出した .xml ファイルをキューパネルに追加し、形式設定と出力ファイルを調整します。

注意:

書き出された .xml ファイルの PNG シーケンスと WAV ファイルをムービーまたは静止画形式に自動的にエンコードするように、監視フォルダーを設定することもできます。

他のユーザーとのパペットの書き出しと共有

他の Character Animator ユーザーにパペットを送信したり、パペットの構造をアーカイブして他のプロジェクトで再利用できるようにしたい場合は、共有可能なパペットを作成します。これは、すべての必要なアートワークが含まれている自己完結型ファイルです。

パペットを共有するには:

  1. プロジェクトパネルでパペットを選択するか、パペットパネルで(プロジェクトパネルから)パペットを開きます。
  2. ファイル/書き出し/パペットを選択します。次に、.puppet ファイルに名前を付けるか、またはプロジェクトパネルのパペットを右クリックして、「パペットを書き出し」を選択します。
  3. 共有リンクなどの方法を使用して .puppet ファイルを他のユーザーに送信します
  4. 共有したパペットを開くには、ファイル/読み込みを選択するか、.puppet ファイルをプロジェクトパネルにドラッグして .puppet ファイルを読み込みます。

注意:共有可能なパペットは、パペットに関連付けられたアートワークを含む自己完結型です。必要に応じてアートワークの共有インスタンスにパペットを再リンクできます。タイムラインで選択したときに変更したパペットのパラメーターや、パペットトラックの録画されたテイクは .puppet ファイルに含まれません。また、読み込んだパペットのビヘイビアーは更新され、現在のプロジェクトで利用可能なバージョンのビヘイビアーが使用されます。

シーンライブを他のデバイスまたはアプリケーションにストリーミングする

「ライブストリーミング」オプションを使用して、外部モニターまたはサードパーティ製ビデオデバイスに画面を表示します。Facebook Live や YouTube などの他のアプリケーションにシーンを送信し、ライブストリーミングを使用してライブアニメーションをブロードキャストできます。ストリーミングの詳細については、シーンライブのストリーミングを参照してください。ストリーミングに関連するヒント、テクニック、問題回避策については、ストリーミングのヒントとテクニックを参照してください。

リップシンク:After Effects 用のテイクの書き出し

様々なキャラクターで使用するために Character Animator の口形素のテイクを After Effects に書き出すには、次の手順に従います。

  1. タイムラインパネルで、リップシンクテイクAfter Effects 用に口形素をコピーを右クリックします。すべての口形素データが、After Effects で使用するタイムリマップキーフレームデータとして、システムのクリップボードにコピーされます。

  2. After Effects で、Character Animator の口形素コンテキストメニューの口形素の順序に合わせて様々な口形素を 1 秒間隔で含むコンポジションを設定します。0 秒では「自然」な口の形状(つまり口形素がない)、1 秒では Aa の口形素、2 秒では D の口形素というようになります。

  3. ここで、コンポジションをキャラクターの顔が含まれている別のコンポジションの中にネスト化します。コンポジションは必ず Character Animator プロジェクト内のシーンと同じフレームレートに設定します。

  4. ステップ 1 でコピーしたタイムリマップキーフレームを、ネスト化した口形素コンポジションにペーストするために、編集/ペーストを選択します。

  5. ここで、すべてのタイムリマップキーフレームを選択し、それらのキーフレームの補間法を「保持」に設定します。

    ヒント:データをスプレッドシートプログラムにコピーし、必要に応じて値を微調整し、それからデータを After Effects にペーストするためにシステムのクリップボードにコピーして戻すこともできます。

アルファチャンネルを含むビデオ形式にシーンを書き出す

シーンをムービーファイルに書き出す際にアルファチャンネルを含めて、After Effects などのアプリケーションで他のフッテージの上に合成したときにシーンの透明または半透明な領域に背景が表示されるようにするには、別のメニューコマンドを使用してシーンを Adobe Media Encoder に送信します。

  • アルファチャンネルを含むビデオ形式にシーンを書き出すには、シーンを選択し、ファイル/書き出し/ビデオ (Adobe Media Encoder 経由) を選択します。

シーンが Adobe Media Encoderキューに追加され、アルファ付き GoPro CineForm RGB 12 ビットプリセットの QuickTime 形式を使用するように設定されます。

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