波形エディターで、編集/サンプルレートで認識を選択します。
Adobe Auditionでサンプルタイプを変換して、ビット深度を変更し、さまざまなワークフローでオーディオ品質を最適化する方法を学習します。
波形エディターで「サンプルレートで認識」コマンドを使用すると、オーディオファイルが異なるサンプルレートでどのように聞こえるかを確認できます。このコマンドは、ファイルヘッダーで不正確なレートを持つファイルを識別するのに役立ちます。サンプルレートを永久に変換するには、編集/サンプルタイプを変換を選択します。
Adobe Audition では 6,000~192,000 Hz のサンプルレートを使用することができますが、サウンドカードがそのサンプルレートに適切に対応していない場合があります。 サポートされているサンプルレートを調べるには、サウンドカードのドキュメンテーションを参照してください。
ファイルのサンプルレートの変換
ファイルのサンプルレートは、波形の周波数範囲を決定します。 サンプルレートを変換する場合は、サウンドカードのサポートするサンプルレートに注意してください。
波形エディターで、編集/サンプルタイプを変換を選択します。
サンプルタイプを変換ダイアログボックスに簡単にアクセスするには、ステータスバーの「サンプルタイプ」セクションをダブルクリックします。
サンプルレートリストでレートを選択するか、テキストボックスにカスタムレートを入力します。
「詳細」セクションで、「品質」スライダーをドラッグして、サンプル変換の品質を調整します。
値を大きくすると、より高い周波数が保持されますが、変換にかかる時間は長くなります。 値を小さくすると、処理時間は短くなりますが、高周波数が減衰します。
高いレートから低いレートにダウンサンプリングする場合は、より高い品質の値を使用します。アップサンプルする場合は、大きい値を指定しても効果はほとんどありません。
最善の結果を得るには、「プレ / ポ ストフィルター」を選択してエイリアシングノイズを防ぎます。
サラウンド波形、ステレオ波形、モノラル波形の変換
「サンプルタイプを変換」コマンドを使用すると、波形を別のチャンネル数に簡単に変換できます。
波形エディターで、編集/サンプルタイプを変換を選択します。
チャンネルメニューから、「モノラル」、「ステレオ」または「5.1」を選択します。
「詳細」セクションで、「L ミックス」と「R ミックス」のパーセンテージを入力します。
モノラルからステレオに変換する場合、「L ミックス」と「R ミックス」オプションを使用して、オリジナルのモノラル信号を新しいステレオ信号の左右のチャンネルに割り振る相対的な振幅を指定します。例えば、モノラルソースを L チャンネルにのみ、R チャンネルにのみ、または両チャンネルの間の任意の位置に配置できます。
ステレオからモノラルに変換する場合は、「L ミックス」と「R ミックス」オプションを使用して、各チャンネルから最終的なモノラルの波形にミックスされる信号量を制御します。最も一般的なミックス方式では、両方のチャンネルの 50 %を使用します。
ファイルのビット深度の変更
ファイルのビット深度はオーディオのダイナミックレンジを決定しますAdobe Audition では、最高で 32 ビットの解像度をサポートしています。 ファイルのビットデプスを高くしてダイナミックレンジを拡大したり、ビットデプスを低くしてファイルサイズを小さくしたりできます。
一般的なアプリケーションおよびメディアプレーヤーの一部では、16 ビット以下のオーディオが必要です。
波形エディターで、編集/サンプルタイプを変換を選択します。
メニューからビット深度を選択するか、テキストボックスにカスタムビット深度を入力します。
「詳細」セクションで、次のオプションを設定します。
ディザリング
低いビットデプスに変換するときに、ディザリングを有効または無効にします。 ディザリングを無効にすると、ビットデプスの切り捨て幅が大きく、ボリュームの低い部分で、量子化ディストーションによってカサカサ音が発生します
ディザリングによって若干のノイズが発生しますが、ディザリング未使用時の、低信号レベルでの音の歪みの増加に比べ、望ましい結果が得られます。 またディザリングによって、ビット深度が低い場合のオーディオのノイズや歪みの制限によってマスクされるサウンドが聞こえるようになります。
ディザの種類
ディザリングノイズの分布方法を、元の振幅値と相対的に制御します。 通常は、三角波を使用すると、信号とノイズの比率、ディストーション、ノイズ変調をバランスよく設定できます。
ディザの種類 |
信号とノイズの比率を削減 |
ノイズ変調 |
|---|---|---|
三角波 |
4.8 dB |
いいえ |
ガウシアン |
6.0 dB |
無視できる範囲 |
ノイズシェイプ
どの周波数にディザリングノイズを含めるかを決定します。 ノイズシェイプを使用すると、可聴ノイズを発生させずに低いディザデプスを使用できる場合があります。 ノイズシェイプの質は、ソースオーディオ、最終的なサンプルレート、ビットデプスに依存します。 ノイズシェイプは、32 Khz 未満のサンプルレートでは無効です。これは、すべてのノイズが可聴周波数に留まるためです。
ハイパス
クロスオーバーを 7.3 kHz に設定した状態で、ディザリングノイズを 0 Hz で -180 dB、100 Hz で -162 dB に下げます。
ライトスロープ
クロスオーバーを 11 kHz に設定した状態で、ノイズを 0 Hz で -3dB、5 Hz で -10dB に下げます。
ニュートラル
「軽い」は 14 kHz までフラットで、最大 17 kHz までノイズを上げ、より高い周波数で再度フラットになります。バックグラウンドノイズは、ノイズシェイプを行わない場合と同じように聞こえますが、約 11 dB 小さくなります。
「重い」は 15.5 kHz までフラットで、すべてのディザリングノイズを 16 kHz より上(またはクロスオーバーの指定位置)に配置します。クロスオーバーが低すぎる場合、耳が敏感な人には甲高い音が聞こえる可能性があります。ただし、48 kHz または 96 kHz のオーディオを変換する場合は、クロスオーバーを 20 kHz より上に配置することができます。 バックグラウンドヒスに音響カラーを付けないようにするには、ニュートラルシェイプを選択します。ただし、他のシェイプよりヒスが大きく聞こえます。
U 字型
「浅い」は、2 kHz から 14 kHz まではほぼフラットですが、低周波数は聞こえにくいため、オーディオが 0 Hz に近付くと音が大きくなります。「中」では、9 kHz を超える高周波数で少しノイズを増やし、低いノイズはその周波数より下になります。「深い」では、9 kHz を超えるとさらにノイズを増やしますが、2 ~ 6 kHz の範囲ではさらに下げます。
加重
「軽い」では、2 ~ 6 kHz の範囲のノイズを下げ、10 ~ 14 kHz の範囲のノイズを上げることにより、低レベルのサウンドの聞こえ方を一致させようとします。ボリュームが大きい部分では、ヒスが目立つ場合があります。 「重い」では、最も繊細な 2 ~ 6 KHz の範囲を均等に減らし、8 kHz を超える部分のノイズを大きくします。
クロスオーバー
ここで指定した周波数を超えるとノイズシェイプが発生します。
強さ
いずれかの周波数に追加するノイズの最大振幅を指定します。
適応モード
様々な周波数へのノイズの分散方法を変更します。
サンプルレート変換プリセットの使用
複数のファイルに対して同じ変換を実行する必要がある場合は、サンプルレート変換プリセットを使用することによって時間を節約できます。
編集/サンプルタイプを変換を選択します。
新規プリセットボタンをクリックします。
プリセットを作成すると、ダイアログボックスの上部にあるプリセットリストに表示されます。プリセットを削除するには、リストからプリセットを選択して、削除ボタンをクリックします。