コネクターの調整は、ColdFusion Server を本番デプロイメント用に設定する際に不可欠な手順の 1 つです。間違った値を使用すると、サービスが利用不可になったり、ビジー状態になったりするエラーが発生します。ColdFusion(2018 リリース)では、これらの前提の大部分は実際のデータで検証済みです。自動コネクター調整では、コネクター上のリアルタイムのトラフィックと負荷のデータが追跡され、パフォーマンス監視ツールセットに表示されます。

管理者/開発者はパフォーマンス監視ツールセットにログインし、個別のサイト/コネクターの負荷を時系列チャートで視覚化することができます。

次のパラメーターを調整する必要があります。

接続プールサイズ:この設定は、接続プールで作成できる接続の最大数を決定します。IIS からコネクターに複数のリクエストが到着すると、プール内に利用可能な空き接続がない場合にのみ、コネクターは接続プールに新しい接続を作成します。接続が接続プールサイズの上限に到達した場合、コネクターは新しい接続を作成しません。

接続プールのタイムアウト:プール内の各アイドル接続のタイムアウト値(秒)はこの設定で管理されます。この値は、Tomcat の server.xml にある AJP コネクターの connectionTimeout 属性と同期させる必要があります。

最大再使用接続:AJP コネクターは ColdFusion サーバーと接続する際、リクエストの処理が終了しても接続を切断しません。代わりに、次のリクエストで同じ接続を使用できるよう、接続を有効なままにします。この接続は、持続的接続とも呼ばれます。

コネクターが Tomcat AJP コネクターから継承するパラメーターは他にもあります。これらの設定の詳細については、AJP ドキュメント(http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/workers.html)をご覧ください。

worker.properties は {CF-Home}/config/wsconfig/{同じ番号}/、server.xml は {CF-Home}/cfusion/runtime/conf/ にあります。

接続プールサイズや最大再使用接続の適切な値に関しては通常、問題や混乱が発生します。適切な値を見つけるには、多数のトライアルやエラーと、製品作業負荷のシミュレーションが必要となります。

ColdFusion をインストールしたら、「Web サーバー設定ツール」を起動し、IIS で「個別のサイト」、「すべて」のサイト、またはすべてのサイトへ個別にコネクターを作成します。

Web サーバー設定ツールに、新しいフィールドがいくつか追加されました。WebSite 負荷のフィールドでは、高、中、低のいずれかの値を使用できます。このフィールドは Web サーバーサイトが処理するリクエスト/負荷の数を示します。

様々なタイプの IIS 用サイト設定:

  1. すべて:このタイプの設定では、すべての Web サイトに 1 つのマジックフォルダー({CF-Home}/config/wsconfig/{同じ番号}/ で作られたフォルダー)のみが作成されます(例:同じ設定パラメーターがすべてのサイトに使用される)。
  2. 個別:この設定では、各 Web サイトに独自のマジックフォルダーがあるので、個別サイトに対するパラメーターの調整をより高度にコントロールできます。
  3. すべて(個別に):設定は個別の場合と似ていますが、個別サイト用にコネクターを手動で作成する必要があります。このアプローチでは、クラスターが設定されていない場合は同じ ColdFusion インスタンスとやり取りするようすべてのサイトを設定します。

コネクターの概要のサイト数は、ColdFusion サーバーで設定されたサイトの合計数を示します。

状態スコアセクションは、サイトの負荷に基づいて、サイトの状態を示します。サイトが IIS のアイドルタイムアウト(20 分)を超えると、サイトは非アクティブと表示されます。

サイトをクリックしたり、コネクターセクションへ移動したりすると、コネクターの詳細ビューが表示されます。詳細ビューには、適用されたフィルターに基づいて、使用中の接続や、平均応答時間の時系列グラフが表示されます。また、設定されたサイトの全リストが、サイトの状態スコアや合計負荷とともに表示されます。

「使用中の接続」グラフにマウスポインターを合わせると、その時点における使用中の接続とプールサイズを示すツールヒントが表示されます。

サイトフィルターを使用して、使用中の接続を表示するよう選択することもできます。サイトが 5 つ以上ある場合、監視対象のサイトを選択できます。選択内容は自動的に保存されます。

接続がしきい値を超えると、自動調整がトリガーされてプールサイズが増加し、「使用中の接続」グラフに自動調整アイコンが表示されます。アイコンにマウスポインターを合わせると、サイトを自動調整する合計回数と、自動調整をおこなう期間が表示されます。自動調整アイコンをクリックすると、選択したサイトの以前のプールサイズと新しいプールサイズ、および自動調整がトリガーされた使用中の接続がどれかを示します。グラフの点線は新しいプールサイズを示します。

また、その時点での実行されたすべてのリクエストも表示します。

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