新しく作成した拡張機能を Adobe Exchange の Web サイトで配布するためにアドビに送信する前に、Adobe Extension Packager を使用してパッケージ化することができます。Adobe ID で Adobe Exchange プロデューサーポータルにサインインして、Adobe Exchange Packager をダウンロードできます。拡張機能をパッケージ化した後は、Extension Manager を使用してローカルにインストールし、テストします。 Adobe Exchange Web サイトの Exchange ヘルプ(www.adobe.com/go/exchange_jp)には、拡張機能の作成とテストに関するガイドラインが用意されています。拡張機能を作成してテストした後は、拡張機能をパッケージ化し、送信することができます。
拡張機能の作成については、『Dreamweaver 拡張ガイド』、『Flash の拡張機能』で詳細を確認できます。
拡張機能の種類とそのファイル形式
Extension Manager では、以下の種類の拡張機能とファイル形式がサポートされます。拡張機能インストールファイルの作成方法について詳しくは、Extension Manager CS 設定リファレンスを参照してください。このドキュメントは、Adobe の Web サイト(www.adobe.com/go/em_file_format_jp)からダウンロードできます。
通常の拡張機能
Creative Cloud 拡張機能ではない拡張機能です。通常の拡張機能は、ZXP 形式を使用してパッケージ化できます。
Creative Cloud 拡張機能
拡張機能メニューのパネルなど、Creative Cloud アプリケーションから直接アクセスする Web サービスです。この拡張機能は、アドビにより作成されている場合もアドビ以外の開発元により作成されている場合もあります。Creative Cloud 拡張機能には、公開元の検証済み署名が含まれています。例えば、CSXS_Adobe.zxp は、アドビによって署名されている zip ベースの Creative Cloud 拡張機能です。
ハイブリッド拡張機能
Creative Cloud 拡張機能のアクションパネルと Creative Cloud の強力な統合機能とを組み合わせることができます。例えば、Dreamweaver のフローティングパネルを使用すると、Web ブラウザーでページをプレビューできます。ハイブリッド拡張機能には、通常の拡張機能と Creative Cloud 拡張機能の両方が含まれます。
MXI
拡張機能名、拡張機能の説明、バージョン番号、種類など、拡張機能の属性を指定する XML ファイルです。MXI ファイルには、使用するカスタムアイコンなど、拡張機能に含まれる各ファイルも指定されています。拡張機能の説明を指定するには、テキストを記載した HTML を使用することも、ローカル HTML ファイルへのリンクを使用することもできます。インターネットに接続できる場合は、リモート HTML ページへのリンクを設定することも可能です。
ZXP
zip ベースのパッケージ形式です。拡張機能の公開元を示すデジタル署名を付加することができます。
MXP
拡張機能のパッケージ形式として Extension Manager で従来サポートされていた形式です。この形式は CS6 では使用しません。CC ではサポートされなくなりました。従来の MXP パッケージは、Extension Manager CS6 でツール/MXP 拡張機能を ZXP に変換を選択して、ZXP に変換できます。
拡張機能のパッケージ化(CS6 以前のバージョンのみ)
通常の拡張機能またはハイブリッド拡張機能をパッケージ化するには、以下の手順に従います。
Extension Manager では、Creative Suite 拡張機能のパッケージ化はサポートされていません。Creative Suite の拡張機能は、Creative Suite SDK で作成できます。
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拡張機能を綿密にテストします。
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(オプション)Extension Manager で拡張機能の横に表示するアイコンを作成します。アイコンは、24 x 24 ピクセルの PNG または GIF で作成してください。
独自のアイコンを作成しない場合、デフォルトのアイコンが使用されます。
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パッケージ化しやすくするために、拡張機能のすべてのファイルを準備用のフォルダーにコピーします。
ファイルは、フォルダー階層の同じレベルになくてもかまいません。拡張機能インストールファイル(MXI ファイル — 次の手順を参照)で <file> タグを使用して、インストールファイルを基準にした各ファイルの相対パスを指定します。しかし、設定フォルダー内のインストール済みの場所から直接パッケージ化しないときは、すべてのファイルをまとめて管理する方が簡単です。
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拡張機能のインストールファイル(ファイル拡張子は .mxi)を作成します。
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Extension Manager でファイル/ZXP 拡張機能のパッケージ化を選択します。
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ファイルの選択ダイアログボックスが表示されたら、MXI ファイルを選択して、「開く」をクリックします。
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パッケージファイルの保存場所を選択し、ファイル名を付けて(拡張子は .zxp)、「保存」をクリックします。
注意:拡張機能のパッケージファイル名には、スペースを使用できません。 また、Windows プラットフォームと Mac OS プラットフォームの両方で有効となるファイル名にする必要があります。
Extension Manager により、パッケージファイルが作成されます。このファイルには、MXI ファイルを含む、拡張機能のすべてのファイルが圧縮形式で収められます。
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拡張機能をインストールしてテストし、正常に動作することを確認します。
拡張機能の送信
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Extension Manager でファイル/拡張機能の送信を選択します。
Adobe Exchange の送信ページがブラウザーに表示されます。
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ページの指示に従い、確認メッセージが表示されるまで操作を続けます。
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