ルーペ表示の編集パネルで、画面下部の「修復」アイコンをタップします。
部分補正の適用を写真に適用します。部分補正、カラーと階調の調整およびカメラレンズの補正を使用して、写真を強化します。プリセットとプロファイルを操作します。
ルーペ表示で写真を開くと、次のパネルで作業することを選択できます。
編集
ホワイトバランス、色温度、露光量などの各種スライダーコントロールを使用することで、ワンタッチで写真を手動編集できます。写真を切り抜き、写真の特定の部分に対して部分補正を適用します。
詳しくは、編集パネルを参照してください。
情報
写真のタイトル、説明、著作権を変更します。写真の評価とフラグを設定します。写真に関連付けられたメタデータを表示します。写真が入っている人物クラスターと、その写真に関連付けられているキーワードを表示します。詳しくは、情報パネルを参照してください。
評価とレビュー
アルバムを順番に切り替えて、写真の評価とフラグをすばやく設定します。詳しくは、評価とレビューパネルを参照してください。
アクティビティ
共有グループアルバムに含まれる写真のコメントを投稿し、表示します。詳しくは、アクティビティパネルを参照してください。
Lightroom モバイル版(Android)7.0(2021 年 10 月リリース)以降で、以下のワークフローは適用されなくなりました。部分補正のための最新のツールにアクセスするには、マスクを参照してください。
編集パネルの部分補正コントロールで、写真の特定の領域を補正することができます。例えば、ポートレートで顔を明るくして際立たせたい場合があります。部分的な補正をするには、ブラシ選択ツール、円形の選択範囲ツール、および線形の選択範囲ツールを使って、調整を適用できます。
選択範囲を編集は非破壊的編集で、写真に永続的に適用されるものではありません。
修復ブラシツールを操作して、不要なスポット、電線、人、被写体またはその他の同様なオブジェクトを写真から削除します。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部の「修復」アイコンをタップします。
次のいずれかの修復ブラシツールを選択します。
修復:ソース領域からテクスチャを借用して、写真のターゲット領域のカラーと階調に合わせます。
コピースタンプ:写真のソース領域からターゲット領域にピクセルを再現します。
修復ツールとコピースタンプツールのいずれも、ソース領域からターゲット領域に借用したテクスチャを転送します。ただし、修復ツールは、ターゲット領域を囲むカラーと階調を考慮して、すべてをブレンドします。コピースタンプは、ソース領域からターゲット領域にピクセルを正確に再現します。
修復ツールまたはコピースタンプツールを選択した状態で、削除または修正する写真内のオブジェクトにブラシをかけます。写真内のオブジェクトにブラシをかけると、2 つの白色マーキー領域が表示されます。ペイントしたオブジェクト上にある 1 つの白色マーキー領域は、ターゲット領域を示します。ターゲット領域を指す矢印の付いた別の白色マーキー領域は、ソース領域を示します。
必要に応じて、選択した修復ツールのサイズ、ぼかし、または不透明度を変更します。
A. 修復 B. コピースタンプ C. サイズ D. ぼかし E. 不透明度 F. 削除 G. ターゲット領域 H. ソース領域 I. 画面コントロールを非表示にして写真の編集を表示
写真上のソース領域またはターゲット領域を移動して位置決めするには、その領域の中央にある青いピンをドラッグします。
全画面で写真の編集を表示するには、画面の右上隅にあるアイコン()をタップし、画面コントロールと白色マーキーのソース領域およびターゲット領域を非表示にします。
修復オプションのコンテキストメニューを表示するには、ターゲット領域またはソース領域の中央にある青色のピンを長押しします。
写真を長押しして、補正前表示を表示します。
編集を確認するには、 アイコンをタップします。
取り消しまたはやり直しのアイコンをタップして、編集を戻したり先に進めたりします。1 回で 1 ステップ処理できます。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部の切り抜きアイコンをタップします。
画面下部に、使用可能な切り抜きオプションがタイルとして表示されます。左右にスワイプしてすべてのタイルを表示します。タイルをタップして対応するオプションを適用します。
オプションを追加するには、次のいずれかの操作を実行します。
編集を確認するには、 アイコンをタップします。
プロファイルを使用すると、写真の色や色調をコントロールできます。プロファイルは、画像の編集をおこなうための出発点または基盤としての役割を果たすことを目的としています。
Lightroom モバイル版(Android)3.5 および Lightroom desktop 1.4(2018 年 6 月リリース)以降では、プリセットおよびプロファイル(サードパーティ、カスタムユーザープリセットおよびプロファイルを含む)は、Lightroom デスクトップおよび Lightroom モバイル版で自動的に同期されます。
ただし、カスタムユーザープリセットとプロファイルは Lightroom Classic と同期されません。
写真でプロファイルを適用しても、他の編集コントロールスライダーの値が変更されたり、上書きされたりするわけではありません。このため、好きなように写真を編集してから、編集した画像の上でプロファイルを適用することもできます。
プロファイルを参照および適用するには、次の手順を実行します。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部のプロファイルアイコンをタップします。
次のスクリーンショットを参照してください。Adobe Raw をタップすると、プロファイルグループメニューが表示されます。
写真を読み込むと、カラー写真および白黒写真にはデフォルトでそれぞれ Adobe カラープロファイルおよび Adobe モノクロームプロファイルが適用されます。
メニューから任意のプロファイルグループをタップして選択して、そのグループで使用可能なプロファイルを表示します。
お気に入り:
お気に入りとしてマークされているプロファイルを表示します。お気に入りへのプロファイルの追加を参照してください。
基本:
このプロファイルグループは、非 RAW の写真に対してのみ使用でき、2 つのプロファイルオプション(カラーとモノクロ)があります。
RAW 写真用のプロファイル
RAW 写真を編集しているときは、次のプロファイルグループが表示されます。
Adobe Raw:Adobe Raw プロファイルは、カラーレンダリングを大幅に向上させるので、RAW 画像を編集するための良い出発点となります。Adobe カラープロファイル。あらゆる画像に優れたカラー/階調のバランスを提供するように設計 されています。 Lightroom に読み込んだ RAW 写真にデフォルトで適用されます。
カメラマッチング:RAW 写真のカメラのメーカー/機種に基づいてプロファイルを表示します。カメラのディスプレイ画面に表示されるものと一致するカラーレンダリングを RAW ファイルで求める場合は、カメラマッチングプロファイルを使用します。
レガシー:以前のバージョンの Lightroom アプリでも提供されていたレガシープロファイルを表示します。
RAW および非 RAW 写真用のクリエイティブプロファイル
クリエイティブプロファイルは、RAW 写真、JPEG、TIFF など任意のファイルタイプに対して機能します。これらのプロファイルは、写真に特定のスタイルや効果を作成するように設計されています。
アート:写真の色の変化を強くしてカラーレンダリングの輪郭をはっきりさせたい場合は、これらのプロファイルを使用します。
白黒:白黒の作品に要求される最適な階調シフトを得るには、これらのプロファイルを使用します。
モダン:これらのプロファイルを使用して、モダンな写真スタイルに溶け込む独自の効果を作成するには、これらのプロファイルを使用します。
ビンテージ:ビンテージ写真の効果を再現するには、これらのプロファイルを使用します。
アート、白黒、モダン、ビンテージプロファイルのいずれかを適用すると、Lightroom モバイル版にプロファイルの強さをコントロールするための適用量スライダーが追加表示されます。
プロファイルのサムネール上で左右にスワイプすると、選択したプロファイルグループの下にあるすべてのプロファイルを参照できます。
プロファイルをタップして写真に適用します。
写真を長押しして、補正前表示を表示します。
編集を確認するには、 アイコンをタップします。
取り消しまたはやり直しのアイコンをタップして、編集を戻したり先に進めたりします。1 回で 1 ステップ処理できます。
プロファイルをお気に入りプロファイルグループに追加するには、プロファイルのサムネールを長押しします。プロファイルが現在選択されている場合は、プロファイルのサムネールの右上隅に表示されている、グレーの星アイコンをタップすることもできます。
プロファイルのサムネールの右上隅にある白い星アイコンは、お気に入りのプロファイルを示しています。
「プロファイルを管理」オプションを使用すると、Adobe Raw、カメラマッチング、レガシー、アート、白黒、モダン、ビンテージ、または読み込んだその他のプロファイルなどの、プロファイルメニューに表示される様々なプリセットグループの表示/非表示を切り替えられます。
「プロファイルを管理」オプションを使用して、初期設定では非表示になっている従来の Lightroom プロファイルグループを表示することもできます。
プロファイルグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。
注意:
プロファイルグループの表示/非表示設定は、それぞれのデバイスまたはコンピューターに対して固有となります。例えば、Lightroom モバイル版で一部のプロファイルグループを非表示にして、その他のモバイルデバイスまたはデスクトップの Lightroom では表示することも、その逆の設定にすることも可能です。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部のプロファイルアイコンをタップします。
プロファイルポップアップ画面の右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「プロファイルを管理」を選択します。
プロファイルを管理画面で、プロファイルメニューに表示するプロファイルグループをオンに切り替えます。プロファイルメニューから非表示にするプロファイルグループをオフに切り替えます。
右上隅にある をタップします。
プロファイルメニューに、「プロファイルを管理」オプションでオンにしたプロファイルグループのみが表示されるようになります。
Lightroom で dcp および xmp プロファイルを読み込むには、次の手順に従います。
ルーペ表示で写真を開きます。「編集」画面で、下部パネルのプロファイルアイコンをタップします。
右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「プロファイルを読み込み」を選択します。
Google ドライブまたはモバイル上の任意のフォルダーから読み込むプロファイルをタップします。dcp ファイルまたは xmp ファイルを個別に選択できます。また、複数の dcp ファイルや xmp ファイルを含む zip ファイルを選択することもできます。
読み込んだプロファイルは、プロファイルポップアップメニューに表示されます。
プリセットを使用すると、すべてのスライダーまたは選択したスライダーの位置を事前に決定して、それらを写真に適用できます。また、写真を好みに合わせて編集し、そのスライダーの位置の正確な組み合わせを保存して、他の写真に適用することもできます。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部のプリセットアイコンをタップします。
プリセットは、「おすすめ」、「プレミアム 」、および「自分用」の 3 つのタブにグループ化されています。
任意のグループを開き、プリセットをタップして写真に適用します。
おすすめ
プレミアム
これらのプリセットは、ポートレート、ビンテージ、シネマティックなどのグループに分類されています。Lightroom が新しくリリースされるたびに、既存のパックに新しいプリセットが追加されます。
このユーザー
これらは、保存したプリセットです。プリセットは、カラー、クリエイティブ、白黒などのカテゴリで検索することもできます。
Lightroom モバイル版(Android)3.5 および Lightroom desktop 1.4(2018 年 6 月リリース)以降では、プリセットおよびプロファイル(サードパーティ、カスタムユーザープリセットおよびプロファイルを含む)は、Lightroom デスクトップおよび Lightroom モバイル版で自動的に同期されます。
ただし、カスタムユーザープリセットとプロファイルは Lightroom Classic と同期されません。
ユーザープリセットを作成する写真をルーペ表示で開きます。次のいずれかの操作を実行します。
新規プリセット画面で、以下を指定します。
プリセット名:希望のプリセット名を入力します。
プリセットグループ:初期設定では、カスタムプリセットはユーザープリセットグループに保存されます。「新規プリセットグループを作成」オプションを使用して、新しいグループを作成することもできます。
次に、プリセットとして保存する編集設定を選択します。
選択ポップアップメニューをクリックして、次のいずれかのオプションを選択します。
編集パネルで「自動」オプションを選択すると、「初期設定」および「修正済み」オプションの選択ポップアップメニューで「自動設定」が有効になります。
アイコン(/)をタップして、編集設定グループ内を移動して、サブメニューから特定の設定を選択することもできます。例えば、ライト設定グループ内を 移動して、 露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル、トーンカーブから任意の設定を選択または選択解除できます。
必要な編集設定を選択した後、右上隅にあるチェックマーク()アイコンをタップします。
これで、プリセットメニューのライブラリ表示で、新規プリセットが使用できるようになりました。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部のプリセットアイコンをタップします。
プリセットポップアップメニューで、更新、移動または削除するユーザープリセットを見つけます。そのユーザープリセットの横にある 3 点アイコンをタップして、次のいずれかのオプションを選択します。
更新:プリセットを更新画面で、必要に応じてユーザープリセットに含める編集設定を変更します。
選択ポップアップメニューをクリックして、次のいずれかのオプションを選択します。
必要な編集設定を変更した後、右上隅にあるチェックマーク()アイコンをタップします。
名前変更:プリセット名の変更画面で、必要に応じてプリセット名を変更します。
プリセット名を変更した後、右上隅にあるチェックマーク()アイコンをタップします。
移動:このオプションを選択して、対応するチェックボックスをタップすることで、ユーザープリセットを既存のプリセットグループまたは新しいプリセットグループに移動します。目的のプリセットグループを選択したら、画面の下部にある「移動」をタップします。
新しいプリセットグループを作成する方法の詳細については、「プリセットの作成」を参照してください。
削除:このオプションを選択すると、同期されているすべてのデバイスからユーザープリセットが完全に削除されます。
lrtemplate プリセットや xmp プリセットを読み込むには、次の手順に従います。
ルーペ表示で写真を開きます。「編集」画面で、下部パネルのプリセットアイコンをタップします。
右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「プリセットを読み込み」を選択します。
Google ドライブまたはモバイル上の任意のフォルダーから読み込むプリセットをタップします。lrtemplate ファイルまたは xmp ファイルを個別に選択できます。また、複数の lrtemplate ファイルや xmp ファイルを含む zip ファイルを選択することもできます。
読み込んだプリセットは、プリセットポップアップメニューに表示されます。
DNG プリセットの読み込みについて詳しくは、プリセットの読み込みを参照してください。
「プリセットを管理」オプションを使用すると、プリセットメニューのカラー、クリエイティブ、白黒、カーブ、粒子、シャープ、周辺光量補正、およびユーザープリセットに表示されるさまざまなプリセットグループの表示/非表示を切り替えられます。
「プリセットを管理」オプションを使用して、初期設定では非表示になっている従来の Lightroom プリセットグループを表示することもできます。
プリセットグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。
注意:
プリセットグループの表示/非表示設定は、それぞれのデバイスまたはコンピューターに対して固有となります。例えば、Lightroom モバイル版で一部のプリセットグループを非表示にして、その他のモバイルデバイスまたはデスクトップの Lightroom では表示することも、その逆の設定にすることも可能です。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部のプリセットアイコンをタップします。
プリセットポップアップ画面の右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「プリセットを管理」を選択します。
プリセットを管理画面で、プリセットメニューに表示するプリセットグループをオンに切り替えます。プリセットメニューから非表示にするプリセットグループをオフに切り替えます。
右上隅にある をタップします。
プリセットメニューに、「プリセットを管理」オプションで切り替えたプリセットグループのみが表示されるようになりました。
同じプリセットグループで同じ名前の重複プリセットを作成しようとすると、プリセット名を複製ダイアログボックスが開き、次のオプションが表示されます。
プリセットパネルでは、特定のプリセットが斜体で表示されます。これは、一部互換性のあるプリセットを示しています。つまり、これらのプリセットに関連付けられているプロファイルは、別のカメラ用です。これらの一部互換性のあるプリセットは、プリセットパネルで非表示にすることができます。次の手順を実行します。
ルーペ表示で写真を開き、編集パネルでプリセットアイコンをタップします。
プリセットパネルにある 3 点アイコンをタップして、オプションメニューを表示します。
「一部互換性のあるプリセットを表示」を タップして、 プリセットパネルにある一部互換性のあるプリセットを非表示にします。
宛先 後で すべてのプリセットをもう一度表示するには、「一部互換性のあるプリセットを表示」をタップします。
ルーペ表示の編集パネルで、 自動 アイコン Lightroom モバイル版により、露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル、彩度、自然な彩度の各スライダーコントロールの指定に即した最適な編集が、写真に自動で適用されます。
Lightroom モバイル版の自動設定機能では Adobe Sensei を使用して、写真の光やカラーの特徴を基に、調整がインテリジェントに適用されます。
ライトメニューの階調コントロールを使用して、画像の全体的な色調を調整できます。作業する場合は、ヒストグラムの両端に注目してください。
ルーペ表示の編集パネルで、画面の下部にある ライト アイコンをタップして、階調コントロールを表示します。露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白、黒、彩度、自然な彩度の各スライダーコントロールを調整して、目的の編集を写真に適用します。
ライトメニューのトーンカーブグラフは、写真の階調に対する変更を表しています。
ルーペ表示の編集パネルで、ライトアコーディオンをタップしてから、カーブをタップします。
ルーペ表示で写真のヒストグラムを表示するには、右上隅にある 3 点アイコンをタップし、表示されるメニューから「ヒストグラムを表示」オプションを有効にします。これで、階調コントロールの調整時、ヒストグラムを確認できます。
横軸は元のトーン値(入力値)を示します。左端がブラックを表し、右に行くほど明るい値になります。縦軸は補正後の階調値(出力値)を表し、原点がブラックで、上に行くほど明るい値になります。このトーンカーブを使用して、写真に対して行った階調補正をさらに微調整できます。
トーンカーブ上の個々のポイントに対して、赤、緑、または青の各チャンネルを個別に調整することも、3 つのチャンネルを同時に調整することもできます。
関連情報については、トーンカーブを使用した階調の微調整を参照してください。
ルーペ表示の編集パネルのカラーメニューでは、以下の処理を実行するコントロールが提供されます。
明暗別色補正は、カラーグレーディングに置き換えられます。ブレンドスライダーを 100 に設定すると、以前の明暗別色補正機能と同じ効果が得られます。
関連情報については、次を参照してください。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部の効果アイコンをタップして、コントロールを表示します。
効果スライダーを調整します。
テクスチャ
写真のテクスチャ加工されたディテールをスムーズにしたり、強調したりできます。ディテールをスムージングするにはスライダーを左に動かし、強調するにはスライダーを右に動かします。テクスチャスライダーを調整しても、カラーやトーンは変更されません。
明瞭度
部分的なコントラストを増やして画像の奥行きを強調します。効果を最大限にするには、画像のエッジ付近にハロが現れるまで設定を上げてから、設定を少し下げます。
この設定を使用するときは、100% 以上の倍率までズームインすることをお勧めします。ズームインするには、写真をダブルタップするか、外側に広げるジェスチャーを使用します。
かすみの除去
写真のかすみの量を調整します。かすみを除去するには右にドラッグし、かすみを追加するには左にドラッグします。
周辺光量補正
芸術的な効果を写真に与えるために、周辺光量を暗くしたり明るくしたりします。負の値にすると、写真の四隅が暗くなります。正の値にすると、四隅が明るくなります。
関連情報については、周辺光量補正、粒子、 かすみの除去 の効果を参照してください。
粒子の適用量
写真にリアルなフィルム粒子効果を追加します。粒子を追加するには、スライダーを右にドラッグします。粒子を追加するときは、サイズスライダーと粗さスライダーを使用して、粒子のサイズと粗さをコントロールすることもできます。
Adobe Photoshop Lightroom モバイル版では、写真をシャープにしてエッジの鮮明度を強化し、写真のディテールを引き出すことができます。
画質を劣化させる余分な目に見える斑点を取り除くことによって、画像のノイズを減らすことができます。画像のノイズには、画像の粒子を粗く見せる輝度(グレースケール)ノイズと、通常は画像内にカラーの斑点として表示される彩度(カラー)ノイズがあります。高い ISO 速度で撮影した写真は、目立つノイズが発生する可能性があります。
ルーペ表示の編集パネルで、画面下部の詳細アイコンをタップします。
注意:
部分補正を適用する場合、ディテールメニューでノイズとシャープコントロールのみが使用可能です。
以下の任意のコントロールを調整します。
シャープのコントロール
輝度ノイズ軽減のコントロール
カラーノイズ軽減のコントロール
カメラのレンズは、特定のレンズ焦点距離、F-Stop および焦点距離によって、様々なタイプのゆがみを示すことがあります。編集パネルのレンズアイコンに用意されている「色収差を除去」および「レンズプロファイル補正」オプションを使用して、選択した写真のこのような問題を修正または最小化できます。
ルーペ表示の編集パネルで、画面の下部にあるレンズアイコンをタップします。
色収差は、オブジェクトのエッジに沿って色の縁取りができるゆがみです。これは、色の違いによるレンズの焦点の位置ずれ、センサーのマイクロレンズの収差およびフレアによって発生します。
色収差を除去:
選択した写真の色収差を除去するには、レンズパネルの「色収差を除去」オプションを有効にします。
Lightroom モバイル版には、幾何学ゆがみや口径食(ケラレ)などの一般的な色収差を補正するのに使用可能な数多くのレンズプロファイルがあります。プロファイルは、写真の撮影に使用されたカメラとレンズを識別するメタデータに基づいており、それに応じて補正をおこないます。
レンズプロファイル補正:
レンズパネルの「レンズプロファイル補正」オプションを有効にして、写真のメタデータに含まれているカメラ機種、レンズ焦点距離、F-Stop および焦点距離情報に基づいて、一致するレンズプロファイルを自動的に選択します。
内蔵のレンズプロファイルがサポートされているカメラ
パナソニック、オリンパス、その他のカメラ(フジ X、ライカ Q、キヤノンの多くのポイントアンドシュートモデル)を含むすべての Micro 4/3(MFT)レンズおよびカメラのレンズ補正は、ユーザー操作なしで自動的におこなわれます。使用しているレンズが自動的にサポートされている場合、Lightroom モバイル版のレンズパネルに「内蔵のレンズプロファイルを適用しました」というメッセージが表示されます。
(オプション)Lightroom モバイル版で一致するレンズプロファイルが自動的に検索できない場合は、次の手順を実行します。
Lightroom で自動適用された一致するレンズプロファイルを変更する場合は、次の手順を実行します。
使用できるレンズプロファイルは、調整しているのが RAW ファイルか非 RAW ファイルかに応じて異なります。サポートされているレンズの一覧については、「サポートされているレンズ」を参照してください。
レンズプロファイルの下にある次のスライダーを調整することで、プロファイルで適用される補正をカスタマイズできます。
ゆがみ補正:
初期設定値である「100」の場合は、プロファイルのゆがみ補正が 100% 適用されます。100 を超える値にするとゆがみ補正量が多くなり、100 より小さい値にすると、ゆがみ補正量が少なくなります。
周辺光量調整:
初期設定値である「100」の場合は、プロファイルの周辺光量補正が 100% 適用されます。100 を超える値にすると 周辺光量補正量が 多くなり、100 より小さい値にすると、周辺光量補正量が少なくなります。
写真の撮影時に、被写体との距離が近かったり、特定のタイプのレンズの場合、射影歪みが発生し、直線が曲がったり、傾いたり、ゆがんだりすることがあります。例えば、高層ビルを撮影する場合、ビルが後方に傾いているように見える場合があります。Upright モードとジオメトリパネルのジオメトリスライダーツールを使用すれば、写真の遠近法を簡単に補正および調整できます。
Upright モードには、4 つの遠近法の自動補正オプション(自動、水平方向、垂直方向、フル)と、手動のガイド付きオプションがあります。調整は、ジオメトリスライダーを使用しておこなうこともできます。
幾何ゆがみが発生している写真を 1 枚選択します。
(推奨)ルーペ表示の編集パネルで、画面下部にあるレンズアイコンをタップして、「レンズプロファイル補正」オプションを有効にします。
画面下部のジオメトリアイコンをタップします。
Upright メニューでオプションを選択して、写真に次のいずれかの補正を適用します。
最適の設定が見つかるまで、Upright モードを切り替えます。
すべての Upright モードで、ゆがみと遠近法のエラーを補正します。最適な設定は写真により異なります。写真に最適なモードは、モードを試してから決定してください。
ガイド付き Upright モード
ガイド付き Upright モードを選択する場合は、次の操作を実行します。
ガイド付き Upright ツールアイコン()をクリックしてから、写真上で指をスライドさせ、2~4 本のガイドを描きます。
2 つ以上のガイドを描画すると、写真はインタラクティブに変換されます。次のいずれかの組み合わせで、写真に最大 4 本のガイドを描くことができます。
上記以外の組み合わせの場合、Lightroom モバイル版に「無効なガイド」というメッセージが表示されます。
「完了」をクリックします。
(オプション)写真の遠近法を補正中に、画像の境界線付近に白い領域が発生する場合があります。白い領域を削除するには、「切り抜きを固定」を有効にして、元の寸法に従って写真を自動的に切り抜きます。
一部の Upright モードでは、「切り抜きを固定」オプションがオフになっていても、写真をピクセル単位で切り抜いて、遠近法を補正する場合があります。切り抜きモードで切り抜かれたピクセルを後で再取得できない場合があります。
ジオメトリスライダーを使用して、遠近法の補正(ゆがみ、垂直方向、水平方向、回転、縦横比、拡大・縮小、X オフセット、Y オフセット)を微調整します。
Lightroom モバイル版(Android)では、写真に適用した編集をコピーして、複数の写真にペーストできます。写真からコピーする設定を選択することもできます。
編集設定をコピーしたい写真を選択します。
右上隅にある 3 点()アイコンをタップして、「設定をコピー」を選択します。
表示された設定をコピーダイアログから、上部にある「選択」をクリックして次のいずれかを選択します。
編集設定グループを展開して、特定の設定を手動で選択するか、選択を解除することもできます。
選択したら、 アイコンをタップします。
右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「設定をペースト」を選択します。
取り消しまたはやり直し
ルーペ表示で直前に行った編集を取り消しまたはやり直しするには、画面の右上隅に表示される 取り消しまたは やり直しアイコンをタップします。
複数の編集を行った場合は、()アイコンをタップして取り消しおよびやり直し
アイコンを表示します。取り消しまたはやり直しのアイコンをタップして、編集を戻したり先に進めたりします。1 回で 1 ステップ処理できます。
初期化
画像を元の状態に完全にリセットするには、上の画像のように調整メニューの最後にある「リセット」をタップします。リセットメニューで、写真を元の状態に戻す操作をタップします。
バージョンを使用すると、同じ写真の異なる編集内容を保存して、簡単に比較したり、別の編集内容を試したりすることができます。Lightroom では、写真の大幅な編集内容も自動的にバージョンとして保存されます。バージョンを作成して保存するには、次の手順に従います。
編集表示で写真を開き、必要な編集内容を適用します。
下部パネルをスクロールして、「バージョン」をタップします。
バージョンには、「指定」と「自動」の 2 つのタブがあります。
指定
このタブでは、読み込んだ写真のオリジナルを表示できます。現在のサムネールには、選択した写真と適用されている編集内容が表示されます。 バージョンの作成 をタップして、これらの編集内容を 1 つのバージョンとして保存します。
バージョンの名前を入力して 作成」をタップします。編集内容がバージョンリストに保存されます。これにより、さまざまな編集内容を作成してバージョンとして保存できます。
環境設定の Raw 初期設定がオリジナルの写真に影響を与える場合があります。Raw 初期設定を変更するには、Raw 初期設定の調整を参照してください。
自動
このタブには、編集後に編集表示を終了するたびに Lightroom に自動的に保存されるすべてのバージョンが表示されます。自動バージョンには、名前に日付とタイムスタンプが追加されます。右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「指定バージョンとして保存」を選択し、自動バージョンを名前付きバージョンとして保存することもできます。バージョンの名前を入力して、「保存」をタップします。
選択した写真にバージョンから編集内容を適用するには、バージョンリストから目的のバージョンを選択し、「適用」をタップします。
バージョンを選択し、右上隅にある 3 点アイコンをタップして名前を変更するか、そのバージョンを削除します。すべての指定バージョンまたは自動バージョンを削除するには、右上隅にある 3 点アイコンをタップして、「すべての指定バージョンを削除」または「すべての自動保存を削除」をタップします。
作成されたバージョンは、Lightroom モバイル版(iOS および Android)と Lightroom デスクトップ間で同期されます。
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