Lightroom(デスクトップ)で様々なコントロールやプリセットを使用して写真を編集する方法について説明します。
Lightroom CC での編集コントロールの使用

編集コントロールにはディデール表示からアクセスできます。編集パネルでは、各種パネル(プロファイルライトカラー効果ディテールレンズジオメトリ)に編集コントロールが整理されており、これらのパネルを展開したり折りたたんだりして編集コントロールにアクセスできます。各コントロールでの写真の処理結果を具体的にイメージできるよう、この記事ではアニメーションや映像を使って各概念を説明しています。

注意:

モバイルデバイスで Lightroom を使用していますか?「Lightroom mobile(iOS)での写真の編集」および 「Lightroom mobile(Android)での写真の編集」を参照してください。

編集コントロールのいずれかを使用して写真の編集を始めるには、次の手順を実行します。

  1. 左側の()アイコンをクリックして、マイフォトパネルを表示します。

    マイフォトパネルで、編集する写真が含まれているアルバムを選択します。

  2. 写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集する写真を選択します。次に、下部のツールバーで()アイコンをクリックして、詳細表示に切り替えます。

    既に詳細)表示の場合は、現在のセレクションの下部に表示されているフィルムストリップから編集する写真を選択します。

    注意:

    編集コントロールを使用できるのは詳細表示だけです

  3. 編集パネルを詳細表示で開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    これでパネルを展開したり折りたたんだりして、プロファイルライトカラー効果ディテールレンズジオメトリの各パネルに用意されている編集コントロールにアクセスできるようになります。以下では、各編集コントロールについて詳しく説明します。

シャドウとハイライトのクリッピングインジケーター

Lightroom CC の 2019 年 2 月リリース(バージョン 2.2)で導入された機能

ヒストグラムの上隅にあるハイライトとシャドウのクリッピングインジケーターを表示して、編集中に、写真内の明るすぎるまたは暗すぎる領域をそれぞれ確認できます。

写真内のハイライトとシャドウのクリッピングを表示するには、次の手順に従います。

  1. ディテール)表示で、編集する写真を選択します。編集パネルを表示するには、右上隅の()アイコンをクリックします。

  2. 編集パネルで、3 点メニューアイコンをクリックし、ヒストグラムを表示を選択します。

  3. ヒストグラムで、次の操作をおこないます。

    シャドウクリッピングインジケーター
    シャドウクリッピングインジケーター。
    ハイライトクリッピングインジケーター
    ハイライトクリッピングインジケーター。
    • 左上のクリッピングインジケーターが点灯している場合(クリッピングインジケーターの三角形が白になっている場合)、写真内のシャドウがクリッピングされていることを示します。点灯しているインジケーターをクリックすると、写真内にシャドウが表示されます。シャドウは青いオーバーレイマスクとして表示されます。
    • 右上のクリッピングインジケーターが点灯している場合(クリッピングインジケーターの三角形が白になっている場合)、写真内のハイライトがクリッピングされていることを示します。点灯しているインジケーターをクリックすると、写真内にハイライトが表示されます。ハイライトは、赤いオーバーレイマスクとして表示されます。
    写真内のクリップされたシャドウ領域
    青いオーバーレイマスクは、シャドウがクリップされた写真内の領域を示します。
    写真内のクリップされたハイライト領域
    赤いオーバーレイマスクは、ハイライトがクリップされた写真内の領域を示します。
  4. 左上または右上の点灯したクリッピングインジケーターを再度クリックして、写真内のそれぞれのクリッピングを非表示にします。

    注意:

    • 別の方法として、J キーを押すと、写真内のシャドウとハイライトのクリッピングを表示または非表示にすることができます。
    • ヒストグラムを右クリック(Windows)/Cmd キーを押しながらクリック(Mac OS)して、ヒストグラムでクリッピングを表示を選択解除すると、ヒストグラムのクリッピングインジケーターが非表示になります。

プロファイル

Lightroom CC 1.4(2018 年 6 月リリース)で更新された機能

注意:

Lightroom 1.4 の 2018 年 6 月リリースより、プリセットとプロファイル(サードパーティ、カスタムユーザープリセットとプロファイルを含む)は、Lightroom CC のデスクトップとモバイルで自動的に同期されます。

ただし、カスタムユーザープリセットとプロファイルは Lightroom Classic デスクトップと同期されません。

プロファイルを使用すると、写真の色や色調をコントロールできます。プロファイルパネルで提供されるプロファイルは、画像の編集をおこなうための出発点または基盤としての役割を果たすことを目的としています。

写真でプロファイルを適用しても、他の編集コントロールスライダーの値が変更されたり、上書きされたりするわけではありません。このため、好きなように写真を編集してから、編集した画像の上でプロファイルを適用することもできます。

プロファイルの参照および適用

プロファイルを参照および適用するには、次の手順を実行します。

  1. 写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集する写真を選択します。次に、下部のツールバーで()アイコンをクリックして、詳細表示に切り替えます。

    既に詳細)表示の場合は、現在のセレクションの下部に表示されているフィルムストリップから編集する写真を選択します。

    編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    上部のプロファイルパネルでプロファイルポップアップメニューを使用すると、Adobe Raw プロファイルにすばやくアクセスできます。他の使用可能なプロファイルを表示するには、「参照」をクリックします。

    プロファイルパネルで、プロファイルを参照します。
    プロファイルパネルで、プロファイルを参照します。
    RAW 写真のプロファイルグループ。
    RAW 写真のプロファイルグループ。

    注意:

    写真を読み込むと、カラー写真および白黒写真には初期設定でそれぞれ Adobe Color プロファイルおよび Adobe Monochrome プロファイルが適用されます。

  2. いずれかのプロファイルグループ(下で説明)を展開して、そのグループで使用可能なプロファイルを表示します。

    注意:

    プロファイルパネルでプロファイルを参照しているときは、3 点メニューをクリックして、表示とフィルタリングのオプションにアクセスします。プロファイルは リストグリッドのサムネール、またはのサムネールとして表示できます。また、「タイプ」(カラーまたは白黒)を条件として表示するようにプロファイルをフィルターすることもできます。

    お気に入り:

    お気に入りとしてマークされているプロファイルを表示します。お気に入りへのプロファイルの追加を参照してください。

    Adobe Raw プロファイル
    Adobe Raw プロファイル

    RAW および非 RAW 写真用のクリエイティブプロファイル

    クリエイティブプロファイルは、RAW 写真、JPEG、TIFF など任意のファイルタイプに対して機能します。これらのプロファイルは、写真に特定のスタイルや効果を作成するように設計されています。

    アート:写真の色の変化を強くしてカラーレンダリングの輪郭をはっきりさせたい場合は、これらのプロファイルを使用します。

    白黒:白黒の作品に要求される最適な階調シフトを得るには、これらのプロファイルを使用します。

    モダン:これらのプロファイルを使用して、モダンな写真スタイルに溶け込む独自の効果を作成するには、これらのプロファイルを使用します。

    ビンテージ:ビンテージ写真の効果を再現するには、これらのプロファイルを使用します。

    RAW 写真用のプロファイル

    RAW 写真を編集しているときは、次のプロファイルグループが表示されます。 

    Adobe Raw:Adobe Raw プロファイルは、カラーレンダリングを大幅に向上させるので、RAW 画像を編集するための良い出発点となります。Adobe Color プロファイル。あらゆる画像に優れたカラー/階調のバランスを提供するように設計されています。Lightroom に読み込んだ RAW 写真にデフォルトで適用されます。

    カメラマッチング:RAW 写真のカメラのメーカー/機種に基づいてプロファイルを表示します。カメラのディスプレイ画面に表示されるものと一致するカラーレンダリングを RAW ファイルで求める場合は、カメラマッチングプロファイルを使用します。

    レガシー:以前のバージョンの Lightroom アプリでも提供されていたレガシープロファイルを表示します。

    アートプロファイル
    アートプロファイル

    注意:

    アート白黒モダンビンテージプロファイルのいずれかを適用すると、Lightroom にプロファイルの強さをコントロールするための適用量スライダーが追加表示されます。

  3. ポインターを任意のプロファイルに移動すると、写真上で効果をプレビューできます。プロファイルをクリックして写真に適用します。 

お気に入りへのプロファイルの追加

プロファイルをお気に入りプロファイルグループに追加するには:

  • グリッド表示または大の表示でプロファイルを参照しているときに、プロファイルのサムネールにカーソルを合わせ、サムネールの右上隅に表示される星アイコンをクリックします。 
  • リスト表示でプロファイルを参照しているときは、プロファイルにカーソルを合わせ、プロファイル名の横に表示される星アイコンをクリックします。

プロファイルの読み込み

XMP 形式の、サードパーティのカメラプロファイルを読み込むことができます。次の操作を実行します。

  1. プロファイルパネルで、「参照」をクリックします。

  2. プロファイルパネルの右上隅にある 3 点アイコンをクリックします。次に、ポップアップメニューから「プロファイルを読み込み
    」オプションを選択します。

  3. 表示されるプロファイルを読み込みダイアログで必要なパスを参照し、1 つまたは複数の XMP プロファイルを選択します。

  4. 読み込み」をクリックします。

プロファイルを管理

Lightroom では、プロファイルブラウザに表示される Adobe Raw、カメラマッチング、レガシー、アート、白黒ビンテージまたはインポートしたその他のプロファイルといった各プロファイルグループの表示/非表示を切り替えられます。

Lightroom でプロファイルグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。

注意:

プロファイルグループの表示/非表示の設定は、各コンピューターまたは各デバイスに固有の設定です。たとえば、Lightroom デスクトップで一部のプロファイルグループを非表示にして、モバイルデバイスの Lightroom では引き続き表示させることができます。その逆も同様です。 

  1. 編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    上部にあるプロファイルパネルで、「参照」をクリックします。

  2. プロファイルパネルの右上隅にある 3 点アイコンをクリックします。次に、ポップアップメニューから「プロファイルを管理」オプションを選択します。

  3. 管理」で、プロファイルブラウザに表示するプロファイルグループを選択します。プロファイルブラウザから非表示にするプロファイルグループの選択を解除します。

  4. 戻る」をクリックして、プロファイルブラウザに戻ります。

プロファイルブラウザには、「プロファイルを管理」オプションを使用して選択したプロファイルグループのみが表示されるようになります。

ライト

画像の階調範囲を調整します。

ライトパネルのスライダーコントロールでは、画像の全体的な階調範囲を調整できます。

露光量
コントラスト
ハイライト

注意:

ライトパネルで、「自動」ボタンをクリックすると、Lightroom により、露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル、彩度、自然な彩度の各スライダーコントロールの指定に即した最適な編集が、写真に自動で適用されます。

露光量:

写真の明るさを調整します。画像を暗くするにはスライダーを左に、画像を明るくするには右に動かします。

コントラスト:

明るいカラーと暗いカラーとのコントラストを指定します。コントラストを弱くするにはスライダーを左に、コントラストを強くするには右に動かします。

ハイライト:

写真の明るい部分の明るさを調整します。ハイライトを暗くしてディテールを際立たせるにはスライダーを左に、明るくしてディテールを目立たなくさせるには右に動かします。

  

シャドウ
白レベル
黒レベル

シャドウ:

写真の明るい部分の明るさを調整します。影を濃くするにはスライダーを左に、明るくしてディテールをはっきりさせるには右に動かします。

白レベル:

画像の白色点を設定します。カラーを完全にホワイトに表示するには、スライダーを右に移動します。

黒レベル:

画像の黒色点を設定します。カラーを真っ黒に表示するには、スライダーを左に動かします。

トーンカーブを使用した階調の微調整

注意:

Lightroom CC 1.4(2018 年 6 月リリース)では、以下の内容が変更されています。

  • トーンカーブオプションのコントラスト(中)およびコントラスト(強く)が削除されました。
  • トーンカーブパネルのトーンカーブの保存、および保存した内容の適用機能が削除されました。

今後、トーンカーブはプリセットとして保存されます。これにより、アプリの Lightroom エコシステム全体で同期できます。詳細は、このテクニカル情報を参照してください。

ライトパネルの「トーンカーブ」では、写真の階調範囲とコントラストをより詳細に調整できます。 アイコンをクリックすると、トーンカーブサブパネルが展開されます。

編集パネルのトーンカーブ
パラメトリックカーブの編集

横軸は元のトーン値(入力値)を示します。左端がブラックを表し、右に行くほど明るい値になります。縦軸は補正後の階調値(出力値)を表し、原点がブラックで、上に行くほど明るい値になります。

トーンカーブ上の 1 点を上方向に移動すると画像が明るくなり、下方向に移動すると暗くなります。傾き 45 度の直線は、階調の変化が一切ないことを示し、補正前の入力値と補正後の出力値は同一です。

 トーンカーブを調整するには、カーブをクリックし、上下にドラッグします。ドラッグに合わせて、影響を受ける領域と新しいトーン値が、トーンカーブの右下隅に表示されます。 

また、レッド、グリーン、ブルーの各チャンネルのポイントカーブを個別に、または 3 チャンネルまとめて調整することもできます。チャンネルを選択し、ポイントカーブを調整するには、次の操作をおこないます。

編集パネルのポイントカーブ
レッドチャンネルのコントロールポイントを示す、ポイントカーブの典型的なスクリーンショット。
  1. カーブの上に示されるポインカーブのオプションの中から、RGB チャンネルレッドチャンネルグリーンチャンネルブルーチャンネルのいずれかを選択します。
  2. カーブをクリックし、コントロールポイントを追加します。カーブのコントロールポイントを削除するには、右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)し、メニューから「コントロールポイントを削除」を選択します。
  3. ポイントを編集するには、ポイントをドラッグします。
  4. (オプション)「カーブ」ドロップダウン(右下隅)で、オプションとして「リニア」、「コントラスト(中)」、「コントラスト(強く)」のいずれかを選択します。
  5. リニアカーブにいつでも戻すことができます。戻すには、グラフ内の任意の場所を右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)し、チャンネルをリセットを選択します。

カラー

画像の色を微調整します。

カラーパネルのスライダーコントロールでは、画像のカラーを調整できます。

  • プリセットオプションを選択するか、 ホワイトバランス選択を使用して写真のニュートラル領域を指定して、ホワイトバランスを設定します。
  • 色温度コントロールと色かぶり補正コントロールを使用して、ホワイトバランスを微調整します。
  • 自然な彩度コントロールまたは彩度コントロールを使用して、色の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。
  • 白黒ボタンを使用して写真を白黒に変換します。
  • 色相彩度輝度(HSL)スライダーを使用して個々の色を微調整します。
色温度
色かぶり補正 自然な彩度
彩度

色温度:

写真でカラーがどの程度暖色または寒色に見えるかを指定します。カラーが黄色すぎる場合はスライダーを左に、青すぎる場合は右に動かします。

色かぶり補正:

写真でカラーがどの程度緑色または紫色に見えるかを指定します。カラーが紫色すぎる場合はスライダーを左に、緑色すぎる場合は右に動かします。

自然な彩度:

彩度の低い色の彩度を彩度の高い色よりも大きくします。これにより、肌色が不自然になるのを防止できます。

彩度:

すべての色の彩度を均一に上げます。色の彩度を下げる場合はスライダーを左に、上げる場合は右に動かします。

ターゲット調整ツール

Lightroom CC の 2019 年 2 月リリース(バージョン 2.2)で導入された機能

ターゲット調整ツールを使用すると、直接写真内でドラッグして、トーンカーブライトパネル内)またはカラーミキサーカラーパネル内)を調整できます。例えば、青空の上で左にドラッグすると彩度が下がり、赤いオブジェクト上で右にドラッグすると色相が強まります。

ターゲット調整ツールを使用するには、次の手順に従います。

  1. 写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集する写真を選択します。次に、下部のツールバーで()アイコンをクリックして、詳細表示に切り替えます。

    既に詳細)表示の場合は、現在のセレクションの下部に表示されているフィルムストリップから編集する写真を選択します。

    編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

  2. 編集パネルで、次のいずれかの操作をおこないます。

    • トーンカーブを調整するには、ライトパネルを展開します。 トーンカーブアイコンをクリックします。トーンカーブ領域で、 ターゲット調整ツールアイコンをクリックします。
    • カラーミキサーを調整するには、カラーパネルを展開します。 カラーミキサーアイコンをクリックします。カラーミキサーで、 ターゲット調整ツールアイコンをクリックします。
  3. ターゲット調整ツールがアクティブのときは、写真の下部に移動可能なツールバーが表示されます。ツールバーで、 または アイコンをクリックして、トーンカーブコントロールとカラーミキサーコントロールをそれぞれ切り替えます。

    Lightroom のターゲット調整ツール
    トーンカーブコントロールを表示するターゲット調整ツールバー。
  4. ターゲット調整ツールを使用したトーンカーブの調整

    ターゲット調整ツール
    ターゲット調整ツールを使用したトーンカーブの調整

    ターゲット調整ツールを使用して、写真内でドラッグすることで、パラメトリックカーブとポイントカーブを調整できます。また、レッド、グリーン、ブルーの各チャンネルのポイントカーブを個別に調整することもできます。

    • パラメトリックカーブの場合、ターゲット調整ツールは、写真内のポインターをドラッグした場所に基づいて、ハイライト、ライト、ダークまたはシャドウの領域を調整します。
    • ポイントカーブと個別のレッド、グリーン、ブルーのチャンネルの場合、ターゲット調整ツールは、写真内のポインターをドラッグした場所に基づいてカーブのコントロールポイントを調整します。

    ターゲット調整ツールを使用してトーン値を調整するには:

    1. 移動可能なツールバーの アイコンをクリックして、トーンカーブコントロールを表示します。調整するカーブを、パラメトリックカーブ、ポイントカーブ、レッドチャンネル、グリーンチャンネル、またはブルーチャンネルから選択します。
    2. 写真内で調整する領域にポインターを移動します。 
    3. 写真内で水平にドラッグして、選択したカーブの値を調整します。 

    ターゲット調整ツールを使用したカラーミキサーの調整

    ターゲット調整ツール
    ターゲット調整ツールを使用したカラーミキサーの調整

    ターゲット調整ツールは、ポインターをドラッグした目的の場所から採った特定のカラーサンプルを調整するため、ポインターの下にあるカラーの色相、彩度、輝度を直接調整できます。

    ターゲット調整ツールを使用してカラーを調整するには:

    1. 移動可能なツールバーの アイコンをクリックして、カラーミキサーのコントロールを表示します。調整する設定を、色相、彩度、または輝度から選択します。
    2. 写真内で調整するカラーの上にポインターを移動します。次に、写真内で水平方向にドラッグして、そのカラーに対して選択した設定を増減させます。右にドラッグすると値が大きくなり、左にドラッグすると値が小さくなります。
  5. ターゲット調整ツールを閉じるか、オフにするには、ツールバーの十字(X)アイコンをクリックします。

効果

画像への効果の適用 - テクスチャ、明暗別色補正、明瞭度、かすみの除去、周辺光量補正

明瞭度
かすみの除去
周辺光量補正

テクスチャ :

写真のテクスチャ加工されたディテールをスムーズにしたり、強調したりできます。ディテールをスムージングするにはスライダーを左に動かし、強調するにはスライダーを右に動かします。テクスチャスライダーを調整しても、カラーやトーンは変更されません。

明瞭度:

写っている被写体のエッジ周辺のコントラストを変更します。エッジをソフトな印象にするにはスライダーを左に、エッジのコントラストを上げるには右に移動します。

かすみの除去:

シミュレートされたかすみを追加するにはスライダーを左に、かすみを削除するには右に動かします。

周辺光量補正:

写真の外側のエッジを明るくまたは暗くします。周辺光量補正スライダーを調整します。

  • ぼかし:値が小さいほど、周辺光量補正された部分と周辺ピクセルとの差が大きくなります。値が大きいほど、穏やかに変化します。
  • 中心点:値が小さいほど、適用量の調整が四隅から離れた広い領域に適用されます。値が大きいほど、調整の適用は四隅に近い領域に限定されます。
  • 丸み:値が小さいほど、周辺光量補正効果がより楕円的に適用されます。値が大きいほど、周辺光量補正効果がより真円的に適用されます。
  • ハイライト:適用量が負の値のときに、コントラストを保持したままハイライトの度合いを調整します。ろうそくやランプなど、ハイライト領域が小さい写真に適しています。

明暗別色補正

効果パネルの明暗別色補正のコントロールを使用すると、写真のシャドウハイライトに別の色を適用して明暗別色補正効果を演出できます。例えば、モノクロ写真をカラー化したり、カラー写真にクロスプロセスなどの特殊効果を適用したりできます。

効果パネルの明暗別色補正のコントロール
モノクロ画像に施された明暗別色補正の効果。

写真に明暗別色補正の効果を施すには、次の操作をおこないます。

  1. 効果パネルで アイコンをクリックして、明暗別色補正のコントロールを表示します。
  2. 「シャドウ」スウォッチと「ハイライト」スウォッチを選択し、それぞれで「色相」と「彩度」の値を設定します。次に、対応するコントロールポイントをドラッグして、カラーランプ内のカラーを選択します。「色相」は階調表示の基本色を設定し、「彩度」は適用する色の強度を設定します。
  3. バランススライダー(「シャドウ」スウォッチと「ハイライト」スウォッチの間にあります)で、ハイライトスライダーとシャドウスライダーによる効果のバランスを取ります。このスライダーを右に動かすと、選択されたハイライトカラー寄りになり、左に動かすと、選択されたシャドウカラー寄りになります。

ディテール

シャープ、画像のノイズの軽減、フィルム粒子効果の適用

ディテールパネルのスライダーコントロールを使用することで、写真をシャープにしてエッジの鮮明度を強め、ディテールを際立たせたり、画質の劣化を招く画像のノイズを除去したりできます。画像のノイズには、画像の粒子を粗く見せる輝度(グレースケール)ノイズと、通常は画像内にカラーの斑点として表示される彩度(カラー)ノイズがあります。高い ISO 速度で撮影した写真は、目立つノイズが発生する可能性があります。

シャープ
ノイズ軽減 偽色の軽減
粒子

シャープ:

ディテールにシャープ処理を適用するには、スライダーを右に移動します。

  • 半径:シャープ処理を適用するディテールのサイズを調整します。ディテールが細かい写真の場合は、半径を小さくします。ディテールがそれほど細かくない写真の場合は、半径を大きく設定して構いません。半径を大きくしすぎると、不自然な画像になります。
  • ディテール:画像内で出現頻度の高い情報にシャープネス処理をかける度合いと、シャープネス処理によってエッジを強調する度合いを調整します。値を下げると、エッジがシャープになり、ぼやけた部分が除去されます。値を上げると、画像内のテクスチャがより鮮明になります。
  • マスク:エッジのマスクをコントロールします。設定を 0 にすると、画像のすべての要素に同じ量のシャープネス処理が適用されます。設定を 100 にすると、最も強いエッジの周囲にだけシャープネス処理が適用されます。

ノイズ軽減:

輝度ノイズを軽減するには、スライダーを右に移動します。

  • ディテール:輝度ノイズのしきい値を指定します。ノイズの多い写真の場合に便利です。値を上げるとディテールが保持されますが、ノイズが目立つ結果になることがあります。値を下げるとノイズは少なくなりますが、ディテールが失われる場合があります。
  • コントラスト:輝度のコントラストを調整します。ノイズの多い写真の場合に便利です。値を上げるとコントラストが保持されますが、斑点やまだらな模様が目立つ結果になることがあります。値を下げると結果はスムーズになりますが、コントラストが失われる場合があります。

偽色の軽減:

偽色を軽減するには、スライダーを右に移動します。

  • ディテール:カラーノイズのしきい値を指定します。値を上げると幅の狭い詳細なカラーのエッジを保護できますが、カラーが斑点状になることがあります。値を下げるとカラーの斑点はなくなりますが、カラーがにじむことがあります。
  • 滑らかさ:値が大きいほど、斑なカラートーンにソフトな効果がもたらされます。

粒子:

フィルム粒子を追加するには、スライダーを右に移動します。

  • サイズ:粒子のサイズを指定します。25 以上のサイズを指定すると、ブルーが追加され、ノイズ軽減により効果が改善されます。
  • 粗さ:粒子の規則性を設定します。左に動かすとより均一な粒状感が得られ、右に動かすとより不規則な粒状になります。

レンズ

一般的なカメラレンズの問題を修正します。

カメラのレンズは、特定のレンズ焦点距離、F-Stop および焦点距離によって、様々なタイプのゆがみを示すことがあります。レンズパネルのオプションを使用して、これらの問題を修正したり、影響を最小限に抑えたりできます。

色収差の補正

色収差は、オブジェクトのエッジに沿って色の縁取りができるゆがみです。これは、色の違いによるレンズの焦点の位置ずれ、センサーのマイクロレンズの収差およびフレアによって発生します。

色収差:

横方向のブルー - イエローフリンジおよびレッド - グリーンフリンジを自動的に修正するには、このオプションを選択します。

レンズパネル
レンズパネル
色収差の補正
(左)元の写真、(右上)ブルー - イエローフリンジのある写真の拡大領域、(右下)色収差補正後。

レンズ補正を使用

Lightroom には、幾何学ゆがみや口径食(ケラレ)などの一般的な色収差を補正するのに使用可能な数多くのレンズプロファイルがあります。プロファイルは、写真の撮影に使用されたカメラとレンズを識別するメタデータに基づいており、それに応じて補正をおこないます。

  1. レンズパネルで、「レンズ補正を使用」チェックボックスをオンにします。

    Lightroom は、写真のメタデータに含まれているカメラモデル、レンズ焦点距離、F-Stop、および焦点距離情報に基づいて、一致するレンズプロファイルを自動的に選択します。

    内蔵のレンズプロファイルがサポートされているカメラ

    パナソニック、オリンパス、その他のカメラ(フジ X、ライカ Q、キャノンの多くのポイントアンドシュートモデル)を含むすべての Micro 4/3(MFT)レンズおよびカメラのレンズ補正は、ユーザー操作なしで自動的におこなわれます。

    使用しているレンズが自動的にサポートされている場合、Lightroom のレンズパネルに「内蔵のレンズプロファイルを適用しました」というメッセージが表示されます。情報アイコンをクリックすると、レンズプロファイル情報が表示されます。

  2. (オプション)Lightroom が一致するレンズプロファイルを自動的に見つけることができない場合、または自動選択を変更する場合は、次の操作を実行します。

    1. 自動選択を変更する場合は、現在のレンズプロファイルをクリックします。Lightroom がレンズプロファイルを自動的に見つけることができなかった場合は、プロファイルを手動で選択をクリックします。
    2. レンズプロファイルを選択ダイアログボックスで、メーカーモデル、およびプロファイルを選択します。

    使用できるレンズプロファイルは、調整しているのが RAW ファイルか非 RAW ファイルかに応じて異なります。サポートされているレンズの一覧については、サポートされているレンズを参照してください。

    レンズプロファイルを手動で選択
    プロファイルを手動で選択
    レンズプロファイルを選択ダイアログ
    レンズプロファイルを選択ダイアログ
  3. 必要に応じて、プロファイルによって適用された補正をカスタマイズするには、次のスライダーを使用します。

    ゆがみ補正:

    初期設定値である「100」の場合は、プロファイルのゆがみ補正が 100% 適用されます。100 を超える値を指定すると、ゆがみに対する補正量が多くなり、100 未満の値を指定すると、ゆがみに対する補正量が少なくなります。

    周辺光量調整:

    初期設定値である「100」の場合は、プロファイルの周辺光量補正が 100% 適用されます。100 を超える値を指定すると、周辺光量に対する補正量が多くなり、100 未満の値を指定すると、周辺光量に対する補正量が少なくなります。

フリンジ軽減

フリンジ軽減コントロールは、高コントラストのエッジに沿ったカラーフリンジを特定および除去する場合に役立ちます。縦方向の色収差によるカラーフリンジを除去し、色収差を除去ツールでは除去できないカラフルな斑点を軽減できます。このツールを使用するには、次の手順に従います。

  1. レンズパネルで、右上隅のフリンジ軽減アイコンをクリックして、フリンジ軽減コントロールを表示します。

    フリンジ軽減アイコン
    フリンジ軽減アイコンをクリックします。
  2. 除去する色相に応じて、紫または緑のラジオボタンを選択し、フリンジセレクターをクリックします。

    紫または緑のフリンジカラーを削除するには、フリンジ軽減セレクターツールを使用します。
    紫または緑のフリンジ色相を削除するには、フリンジ軽減セレクターツールを使用します。
  3. 写真内の目的の色相にポインターを合わせ、クリックして、その色相を抑制または除去します。

    別の方法として、適用量スライダーを使用して、抑制または除去する色相の量を指定し、色相スライダーを使用して、選択した色相の範囲を指定することもできます。

ジオメトリ

写真の幾何遠近法の調整

被写体との距離が近かったり、特定のタイプのレンズの場合、射影歪みが発生し、直線が曲がったり、傾いたり、ゆがんだりすることがあります。ジオメトリパネルのコントロールを使用して、これらの問題を修正できます。

ジオメトリパネルの Upright モード
ジオメトリパネルの Upright モード

Upright コントロールには、4 つの遠近法の自動補正オプション(自動水平方向垂直方向フル)と、ガイド付きオプションがあります。Upright を適用した後に、手動変形スライダーを使用して微調整することができます。

Upright モードによる遠近法の補正

  1. 補正する写真を選択します。

    ジオメトリがゆがんだ元の写真
    ジオメトリがゆがんだ元の写真
  2. (推奨)ディテール表示で、編集コントロールを開いてレンズパネルに移動します。「レンズ補正を使用」チェックボックスをオンにします。

    注意:

    Upright モードで写真を処理する前に、レンズ補正を有効にすることを強くお勧めします。

  3. ジオメトリパネルに移動します。Upright メニューから、写真に補正を適用するオプションを選択します。

    ガイド付き:

    写真の上に最大 4 つのガイドを描いて、遠近法の補正をカスタマイズできます。

    自動:

    画像全体のバランスを取りながら、できる限り元の画像の状態を保持しつつ、垂直方向と水平方向の両方の遠近法を補正します。

    レベル:

    水平方向の遠近法を補正します。

    垂直方向:

    垂直方向の遠近法を補正します。

    フル:

    すべての Upright 補正タイプを組み合わせて、遠近法を自動的に補正します。

     

    ガイド付き Upright ツールの使用

    Upright モードをガイド付きに選択した場合は、次の操作を実行します。

    1.ガイド付き Upright ツールアイコンをクリックし、写真の上に直接ガイドを描画します。

    ガイド付き Upright ツール
    ガイド付き Upright ツール

    2.2 つ以上のガイドを描画すると、写真はインタラクティブに変換されます。

    ガイド付き Upright ツールを使用して写真上に描かれた 3 つのガイド
    ガイド付き Upright ツールを使用して写真上に描かれた 3 つのガイド
  4. 最適の設定が見つかるまで、Upright モードを切り替えます。

    すべての Upright モードでゆがみと遠近法のエラーを補正して管理します。最適な設定は写真により異なります。写真に最適なモードは、モードを試してから決定してください。

  5. (オプション)写真の遠近法を補正中に、画像の境界線付近に白い領域が発生する場合があります。これを防ぐには、「切り抜きを制限」オプションを選択して、元の画像の寸法に合わせて自動的に写真が切り抜かれるようにします。

  6. 手動変形を使用して、遠近法の補正 - ゆがみ、垂直方向、水平方向、回転、縦横比、拡大・縮小、X オフセット、Y オフセットを微調整します。

    ジオメトリがゆがんだ元の写真
    ジオメトリがゆがんだ元の写真
    遠近法の補正を適用した画像
    遠近法が補正された画像
    手動変形
    手動変形

コピー&ペースト編集

Lightroom CC 1.4(2018 年 6 月リリース)で導入された機能

Lightroom では、写真に適用した編集をコピーして、複数の写真にペーストできます。写真からコピーする設定を選択することもできます。    

  1. 写真を選択します。

    写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集設定をコピーする写真を選択します。

    詳細)表示の場合は、現在の写真から編集設定をコピーするか、現在の選択範囲の下にあるフィルムストリップから必要な写真を選択します。

  2. 選択した写真の編集設定をすべてコピーします。

    現在の写真の編集設定をコピーするには、次のいずれかの操作をおこないます。

    • メニューバーから写真/編集設定のコピーを選択します。
    • Ctrl + C(Windows)キーまたは Command + C(Mac)キーを押します。

    選択した写真からコピーする編集設定を選択します。

    選択した写真からコピーする編集設定を選択します。

    1. メニューバーから写真/コピーする編集設定を選択を選択します。または、Control + Shift + C(Windows)キーまたは Shift + Command + C(Mac)キーを押します。
    2. 表示された設定をコピーダイアログから、上部の選択ポップアップメニューをクリックして次のいずれかを選択します。
      1. すべて:すべての編集設定グループを選択します。
      2. 変更:変更した設定または選択した写真に適用した編集設定のみを選択します。
      3. 初期設定:編集設定の初期設定のセットを選択します。ツールとジオメトリの設定は、デフォルトでは除外されています。
      4.  なし:すべての編集設定の選択を解除します。
    3. 編集設定グループを展開して、特定の設定を手動で選択するか、選択を解除することもできます。
    4. 選択した後「コピー」を選択します。
    コピーする編集設定を選択
    コピーする編集設定を選択
  3. コピーした編集設定をペーストする写真を 1 枚以上選択します。

    写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集設定をペーストする写真を 1 枚以上選択します。

    詳細)表示の場合は、フィルムストリップから 1 枚以上の写真を選択します。

  4. コピーした設定をペーストします。

    コピーした編集設定を選択した写真にペーストするには、次のいずれかの操作をおこないます。

    • メニューバーから写真/編集設定のペーストを選択します。
    • Ctrl + V(Windows)キーまたは Command + V(Mac)キーを押します。

プリセット

Lightroom CC 2.1(2018 年 12 月リリース)で更新された機能

注意:

Lightroom 1.4 の 2018 年 6 月リリースより、プリセットとプロファイル(サードパーティ、カスタムユーザープリセットとプロファイルを含む)は、Lightroom CC のデスクトップとモバイルで自動的に同期されます。

ただし、カスタムユーザープリセットとプロファイルは Lightroom Classic デスクトップと同期されません。

現像プリセットのプレビューと適用

  1. 写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、編集する写真を選択します。次に、下部のツールバーで()アイコンをクリックして、詳細表示に切り替えます。

    既に詳細)表示の場合は、現在のセレクションの下部に表示されているフィルムストリップから編集する写真を選択します。

  2. 編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    編集パネルで、下部のプリセットをクリックします。

  3. デフォルトのプリセットは、プリセットパネルのカラークリエイティブB&W詳細、およびコンポーネントにグループ化されます。ユーザーが作成したプリセットは、ユーザープリセットにあります。任意のグループを展開して、そのプリセットを表示します。

  4. (オプション)一部互換性のあるプリセットを表示/非表示

    プリセットパネルでは、現在編集中の写真と互換性のないカメラプロファイルを参照するプリセットが非表示になります。初期設定で非表示になっている一部互換性のあるプリセットを表示する選択ができるようになりました。 

    プリセットパネルで一部互換性のあるプリセットを表示するには、プリセットパネルの右上隅にある 3 点アイコンをクリックし、コンテキストメニューから「一部互換性のあるプリセットを非表示」をクリックして、使用可能なプリセットを非表示/表示します。

    • プリセットを適用した結果の写真をプレビューで確認するには、プリセットパネル内で目的のプリセットの上にポインターを移動します。
    • プリセットを写真に適用するには、プリセットパネル内で目的のプリセットをクリックします。

ユーザープリセットの作成

選択した写真の(編集パネル内の)現在の編集コントロール設定に基づいて、カスタム現像プリセットを作成して保存することができます。

  1. 詳細表示で、ユーザープリセットを作成する際にベースとする写真を選択します。

  2. 編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    編集パネルで、下部のプリセットをクリックします。

  3. プリセットパネルで、3 点()アイコンをクリックし、ポップアップメニューからプリセットを作成を選択します。

  4. 表示される新規プリセットダイアログで、プリセットの名前を指定します。「保存」をクリックします。

    保存したプリセットが、プリセットパネルのユーザープリセットのリストに追加されます。

注意:

Lightroom Classic 現像プリセットを Lightroom に移行する方法については、プリセットの移行を参照してください。

ユーザープリセットの更新

保存したユーザープリセットを更新するには、次の手順を実行します。

  1. 詳細表示で、右上隅の()アイコンをクリックして編集パネルを開きます。

    編集パネルで、下部のプリセットをクリックします。

  2. プリセットパネルで、ユーザープリセットグループを展開します。

  3. ユーザープリセットを選択して写真に適用し、必要に応じて(編集パネルの)編集設定を変更します。

  4. 次に、ユーザープリセットを右クリックし、ポップアップメニューの現在の設定で更新オプションを選択します。

ユーザープリセットの削除

Lightroom に付属のプリセットは削除できません。削除できるのはユーザープリセットのみです。

  1. 詳細表示で、編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    編集パネルで、下部のプリセットをクリックします。

  2. プリセットパネルで、ユーザープリセットを右クリックし、ポップアップメニューから削除を選択します。

  3. プリセットを削除ダイアログで、削除をクリックして操作を確定します。それ以外の場合は、キャンセルをクリックします。

プリセットを管理

Lightroom では、プリセットパネルに表示されるカラー、クリエイティブ、白黒、カーブ、ゲイン、シャープ、周辺光量補正ユーザープリセットの各プリセットグループの表示/非表示を切り替えられます。

Lightroom でプリセットグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。

注意:

プリセットグループの表示/非表示の設定は、各コンピューターまたは各デバイスに固有の設定です。たとえば、Lightroom デスクトップで一部のプリセットグループを非表示にして、モバイルデバイスの Lightroom では引き続き表示させることができます。その逆も同様です。   

  1. 編集パネルを開くには、右上隅の()アイコンをクリックします。

    編集パネルで、下部のプリセットをクリックします。

  2. プリセットパネルで、3 点()アイコンをクリックし、ポップアップメニューからプリセットを管理を選択します。

  3. 管理」で、プリセットパネルに表示するプリセットグループを選択します。プリセットパネルから非表示にするプリセットグループの選択を解除します。

  4. 戻る」をクリックして、プリセットパネルに戻ります。

プリセットパネルには、「プリセットを管理」オプションを使用して選択したプリセットグループのみが表示されるようになります。

写真の編集のリセット

Lightroom CC 1.4(2018 年 6 月リリース)で更新された機能

Lightroom では、編集した写真をオリジナルの状態(最初にインポートしたとき)に復元することができます。Lightroom を最後に開いたときの状態に写真の編集を復元することもできます。写真の編集をリセットするには 、詳細表示にする必要があります。

  1. 詳細ビューで写真を開きます。

    写真グリッド)表示または正方形グリッド)表示の場合は、リセットする編集した写真を選択します。次に、下部のツールバーで()アイコンをクリックして、詳細表示に切り替えます。

    既に詳細)表示の場合は、現在のセレクションの下部に表示されているフィルムストリップからリセットする写真を選択します。

  2. 写真をオリジナルの状態に復元する

    次のいずれかの操作をおこないます。

    • メニューバーで写真/元画像の状態にリセットを選択します。
    • Shift + R キーを押します。

    写真を最後に開いた状態に復元する

    次のいずれかの操作をおこないます。

    • メニューバーでファイル/開いた状態にリセットを選択します。
    • Shift + Command + R キーを押します。

部分補正の適用

ブラシ、線形グラデーション円形グラデーションのツールを使用して、写真の特定の領域を編集できます。これらのツールには、マイフォトビューまたは共有表示の右側のパネルからアクセスできます。

ブラシツールを使用すると、写真の特定の領域にブラシをかけて、写真に調整を選択的に適用できます。

線形グラデーションツールと円形グラデーションツールを使用すると、写真の領域全体に調整を適用できます。適用領域は自由に広げたり狭めたりできます。

ブラシ、線形グラデーション、円形グラデーションツール
上から下へ - ブラシ、線形グラデーション、円形グラデーションツール。
  1. 部分補正ツールをクリックします。それぞれのパネルを表示できます。 

    ブラシ
    ブラシパネル
    • ブラシの場合は、サイズスライダーを使用してブラシのサイズを調整し、選択を実行します。選択範囲の領域を削除するには、消しゴムをクリックします。
    • 線形グラデーションで、編集する領域上でツールをクリックしてドラッグします。平行線を使用して選択範囲を表示できます。選択範囲内で青いピンをクリックして、写真内の選択範囲を移動します。ブラシを使用して、選択範囲を写真の他の部分に徐々に拡大します。
    • 線形グラデーションで、編集する領域上でツールをクリックしてドラッグします。円形の選択が実行されます。選択範囲内で青いピンをクリックして、選択範囲を周囲に移動します。 ブラシ を使用して、選択範囲を写真の他の部分に徐々に拡大します。 ぼかしを使用して、ブラシがあたった領域とその周りの領域との間の、エッジをぼかした移行部分を調整します。
  2. パネルの次のスライダーを使用して、選択した領域を調整します。

    • 色温度画像の一部の領域の色温度を上下させて調整します。段階フィルターの色温度効果を使用すると、混光照明の下で撮影した画像を改善することができます。
    • 色かぶり補正グリーンまたはマゼンタの色合いを補正します。
    • 露光量全体的な画像の明るさを設定します。露光量を部分的に補正することで、従来の覆い焼きと焼き込みに似た効果が得られます。
    • コントラスト画像のコントラストを調整します。主に中間調で効果が現れます。
    • ハイライト画像内の露出過多のハイライト領域のディテールを再現します。
    • シャドウ画像内の露出不足のシャドウ領域のディテールを再現します。
    • 白レベル写真内の白い点を補正します。
    • 黒レベル写真内の黒い点を補正します。
    • テクスチャ写真のテクスチャ加工されたディテールをスムーズにしたり、強調したりします。ディテールをスムージングするにはスライダーを左に動かし、強調するにはスライダーを右に動かします。テクスチャスライダーを調整しても、カラーやトーンは変更されません。
    • 明瞭度部分的なコントラストを増やして画像の奥行きを強調します。
    • かすみの除去写真の既存のかすみを増減します。
    • 色相選択範囲の残りの部分に影響を与えずに、特定の領域のカラーを変更します。肌のトーンなどの細かい色を補正する場合は、「微調整を使用」を選択したままにします。
    • 彩度カラーの鮮やかさを調整します。
    • シャープ写真のエッジの鮮明度を強調して細部を際立たせます。負の値を指定すると細部がぼやけます。
    • ノイズシャドウ領域に発生しやすい輝度ノイズを軽減します。
    • モアレモアレアーチファクト、つまりカラーエイリアシングを除去します。
    • フリンジ軽減エッジのカラーフリンジが除去されます。
    • カラー化部分的な補正の影響を受ける領域に濃淡を適用します。カラースウォッチをクリックして色相を選択します。写真を白黒に変換した場合もカラー効果は維持されます。このスライダーを有効にするには、切り替えボタンを使用します。

    注意:

    色相スライダーは Lightroom 3.3(2020 年 6 月リリース)以降に追加されました。色相を使用すると、オブジェクトを部分的に簡単に再配色したり、写真の残りの部分の色に影響を与えることなく肌のトーンの微調整するなど、より微妙な調整をおこなったりできます。

  3. スライダーを左に移動すると値が下がり、右に移動すると値が上がります。

編集バージョンを作成する

Lightroom 3.3(2020 年 6 月リリース)で導入された機能

バージョンを使用すると、同じ写真の様々な編集内容を簡単に保存して、編集内容を試したりバージョンを比較したりできます。バージョンを作成するには、次の操作を実行します。

  1. ルーペ表示で写真を開き、編集パネルから必要な編集内容を適用します。

  2. 編集パネルの下部にある「バージョン」をクリックします。

    編集パネルの「バージョン」
    編集パネルの「バージョン」
  3. バージョンパネルでは、読み込んだ写真のオリジナルを表示できます。

  4. バージョンを作成」をクリックし、名前を入力して「作成」をクリックします。最新バージョンの編集内容がバージョンパネルに追加されます。これにより、選択した写真にさらに編集を適用し、複数の編集バージョンを作成できます。

    Lightroom で編集バージョンを作成する
    バージョンパネル
  5. バージョンの上にカーソルを置くと、適用された対応する編集内容が表示されます。

  6. バージョンの名前を変更または削除するには、3 点アイコンをクリックします。

    バージョンの名前を変更または削除する
    3 点アイコンメニュー

一般的な質問

カスタムのサードパーティのプリセットとプロファイルのインストール

ヘルプの手順については、「プロファイルの読み込み」を参照してください。

注意:

Lightroom Classic 開発プリセットを Lightroom に移行する場合は、「プリセットの移行」を参照してください。

  1. デスクトップに Lightroom をインストールします。

  2. Lightroom デスクトップ版を起動します。

    インストールまたはアップデート後に、はじめて Lightroom デスクトップ版(2018 年 6 月リリースの v1.4 以降)を起動する際、お使いのコンピューター上にある既存の Lightroom Classic のプロファイルやプリセットは自動的に Lightroom に移行されます。

  3. (オプション)Lightroom デスクトップ版に自動移行された後、Lightroom Classic に何らかの変更を行ったり、新しいプリセットを追加したりする場合、以下のいずれかを実行します。

    a. 新規または最新のプリセットを手動で Lightroom に移行する

    ヘルプの手順については、「プリセットの移行」を参照してください。

    b. Lightroom デスクトップ版の読み込みダイアログを使用する

    1. メニューバーから、ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。
    2. 表示される読み込みダイアログで、必要なパスを探し、読み込むプリセットを選択します。Windows および macOS 上の Lightroom Classic のプリセットがあるファイルの場所を確認します。
    3. 読み込み」をクリックします。
  4. お使いのモバイルデバイスの Lightroom アプリケーションが、最新バージョンにアップデートされていることを確認します。

Lightroom デスクトップ版にインストールしたプリセットおよびプロファイルは、自動的にモバイル上の Lightroom と同期されます。   

  1. メニューバーから、ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。

  2. 表示される読み込みダイアログで、必要なパスを探し、読み込むプロファイルまたはプリセットを選択します。

  3. 読み込み」をクリックします。

  1. 最初に、VSCO のプリセットおよびプロファイルを Lightroom Classic にインストールします。

    VSCO プリセットパックに含まれるインストーラーは、Lightroom Classic と Lightroom の両方に対応する設定を提供します。

    • Lightroom Classic の場合、VSCO パックのインストーラーがプリセット、カーブ、カメラプロファイルをインストールします。
    • Lightroom の場合は、プリセットとカーブはインストールしますが、カメラプロファイルはインストールしません。
  2. Lightroom を開きます。

  3. すべての VSCO カメラプロファイルを手動で Lightroom にインポートします。

    メニューバーから、ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。

    表示される読み込みダイアログで、以下のパスに移動して、手順 1 で読み込んだ VSCO のプロファイルを選択します。

    Win:C:\ProgramData\Adobe\CameraRaw\CameraProfiles
    Mac:~/ライブラリ/Application Support/Adobe/CameraRaw/CameraProfiles

    読み込み」をクリックします。

最新バージョンにアップデート後はじめて Lightroom を起動する際、お使いのコンピューター上にある既存のプロファイルが自動的に追加されます。最初の起動後、XRite または DNG Profile Creator の新しいプロファイルをインストールする場合、以下の手順を実行します。

  1. XRite または DNG Profile Creator のプロファイルをデスクトップに保存します。

  2. Lightroom を開きます。

    メニューバーから、ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。

  3. 表示される読み込みダイアログで、手順 1 で保存したプロファイルを検索して、保存します。

  4. 読み込み」をクリックします。

  1. Lightroom のメニューバーから、ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。

  2. 表示される読み込みダイアログで、以下のパスに移動して、読み込むプロファイルを選択します。

    Win:C:\ProgramData\Adobe\CameraRaw\CameraProfiles
    Mac:~/ライブラリ/Application Support/Adobe/CameraRaw/CameraProfiles

  3. 読み込み」をクリックします。

Lightroom をさらに活用

Lightroom は、プロフェッショナルにも愛好家にもご満足いただける写真サービスです。Lightroom プリセットを使用して写真を簡単に作成して編集したり、クラウド写真ストレージ管理を使用して好きな場所にカスタマイズしたりできます。