Lightroom の「ディテールの強化」は、Adobe Sensei の技術を活用した機能であり、RAW 画像における鮮明なディテールと向上したカラーレンダリングを実現します。

「ディテールの強化」は、Lightroom デスクトップ版 2.2 で導入されました。Adobe Sensei の技術を活用した「ディテールの強化」によって、鮮明なディテール、向上したカラーレンダリング、より正確なエッジのレンディション、および斑点の減少を実現します。「ディテールの強化」は、微細なディテールが目に見えやすい大判印刷の場合に特に便利です。この機能は、ベイヤーセンサーを搭載したカメラ(Canon、Nikon、Sony など)、および富士フィルムの X-Trans センサーを搭載したカメラの RAW モザイクファイルに適用されます。

必要システム構成

「ディテールの強化」を使用するには、コンピューターが次の最小技術要件を満たしている必要があります。

GPU の必要システム構成については、「グラフィックプロセッサー(GPU)高速機能に関する考慮事項」を参照してください。

注意:

「ディテールの強化」では、利用可能な GPU への負荷が大きくなるため、外付け GPU(eGPU)を使用できます(eGPU が利用可能な場合)。

「ディテールの強化」の使用

写真に「ディテールの強化」を適用するには、次の手順に従います。

  1. 画面の左側にある()アイコンをクリックしてマイフォトパネルを表示し、目的のアルバムでサポートされている画像を選択し、()をクリックして画像を詳細表示で開きます。

  2. メニューバーで、写真/ディテールの強化を選択します。次に、強化を適用した画像の特定領域を拡大表示できるディテールの強化プレビューダイアログボックスを表示できます。

  3. 表示されるディテールの強化プレビューダイアログボックスで、画像を確認して、強化されたバージョンのプレビューを表示できます。ハンドカーソルを押したままにすると、元の画像が表示され、カーソルを放すと強化を適用した画像を表示できます。

  4. 選択した画像の強化された DNG 版を作成するには、「強化」をクリックします。

    注意:

    強化した DNG 画像は元のファイルにスタックされます。強化したファイルの名前には、元のファイル名の末尾に「Enhanced」が追加されます。

バッチモード

複数の画像に対して、「ディテールの強化」機能を使用できます。これをおこなうには、複数のサポートされている画像を選択し、写真/ディテールの強化を選択します。

バッチ処理で複数の画像を選択した場合、ディテールの強化プレビューダイアログボックスは表示されません。

サポートされている画像形式

「ディテールの強化」は、ベイヤーおよび X-Trans のモザイク RAW ファイルにのみ適用できます。

サポートされていないファイル形式

「ディテールの強化」は、次の種類のソース画像には適用されません。

  • JPEG、TIFF、HEIC など、RAW 以外のファイル
  • リニア DNG(Lightroom および Camera Raw 内で以前に作成された HDR およびパノラマ DNG 画像を含む)
  • DNG プロキシとスマートプレビュー
  • モノクロ RAW ファイル(Leica M MONOCHROM など)
  • 4 色カメラで撮影した画像
  • Foveon センサーによる画像
  • SR、EXR、または 2x4 モザイクセンサー搭載の富士フィルム製カメラで撮影した画像
  • Canon の S-RAW/M-RAW ファイル
  • Nikon の small RAW ファイル
  • Pentax の Pixel Shift Resolution(PSR)ファイル
  • Sony の ARQ ファイル
  • ビデオファイル

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