この文書では、シリアル番号ライセンスからユーザー指定ライセンスへ移行する場合の流れを説明しています。

A. ユーザー指定ライセンスの準備と計画

A-1. Admin Console とは

Admin Console とは、 Adobe Creative Cloud エンタープライズ版や Document Cloud エンタープライズ版を管理するための Web サービスで、企業や学校などの組織内のユーザーやライセンスを一元管理します。また、ご契約いただいた製品のインストーラーをカスタマイズする Creative Cloud Packager のご利用、カスタマイズ済みのインストーラーのダウンロード、アドビエンタープライズサポートが直接対応する窓口への問い合わせなどを行うことができます。

A-2. Admin Console のシステム管理者になるには

ETLA(アドビエンタープライズタームライセンス契約)にご契約いただき、ご契約が完了すると、登録されているご担当者様に Admin Console システム管理者への招待メールが届きます。メール本文に記載されているリンクをクリックし、招待をお受けください。

Admin Console へのサインイン方法は、以下の文書をご覧ください。

Admin Console へのサインイン方法

 

A-3. アドビエンタープライズサポート

ETLA(アドビエンタープライズタームライセンス契約)には、アドビエンタープライズサポートが付属しています。利用方法は主に 3 つあります。

利用方法 1. 導入支援説明会

効率よく安心してサービスをご利用いただくことを目的として、無料で提供している 60 分程度の説明会です。電話会議システムと Adobe Connect(コンピューターの画面共有)を活用しながらご案内いたします。説明会に参加される方は、Adobe Licensing Website(LWS)や、Enterprise Dashboard を利用される管理者様、社内でソフトウェアのデプロイ(展開)を担当される管理者様を対象としております。なお、参加される人数に制限はございません。

詳しくは、以下の文書をご覧ください。

製品導入説明会の利用方法について(Creative Cloud エンタープライズ版)

アドビより皆様へご案内いたしますが、行き届かない場合には御社の担当営業または Customer Success Manager(CSM)にご相談ください。

利用方法 2. エキスパートサービス

エキスパートサービスとは、「Creative Cloud アプリケーションの使い方を詳しく知りたい」、「Adobe アプリケーションのワークフローについて、専門的なアドバイスが欲しい」などのご要望にお応えすることを目的とした、Adobe Creative Cloud エンタープライズ版(教育機関向けを除く)と、Creative Cloud グループ版をお使いのお客様を対象に個別にご提供するセッション形式のサポートです。詳しくは以下の文書をご覧ください。 

エキスパートサービスの詳細および予約方法(Creative Cloud エンタープライズ版)

利用方法 3. Admin Console からのお問い合わせ

製品の使い方、トラブル、不具合、ご相談などは、サポート窓口で承ります。いつでもご利用いただける窓口となっております。詳しくは、以下の文書をご覧ください。

サポートへのお問い合わせ方法(Enterprise Dashboard)

A-4. ID タイプの選択(Adobe ID、Enterprise ID、Federated ID)

3 種類の ID タイプから適切なタイプを選択します。ID タイプの説明は以下の文書をご覧ください。

アドビエンタープライズ製品での ID タイプの管理/アドビがサポートする ID タイプ

A-5. 利用者の棚卸

シリアル番号ライセンスでは、台帳やエクセルを利用したライセンス管理をされていたと思います。ユーザー指定ライセンスでは、Admin Console で管理の補助が可能です。部署名、氏名、メールアドレス、利用するライセンス(製品)、特記事項(特定のサービスを無効にするなど)をまとめておきましょう。

A-6. ユーザー(社員、教職員、学生など)への告知

ユーザー指定ライセンスでは、ユーザーの皆様が個々にアプリケーションのインストール作業を行います。ユーザーの皆様に招待メールが届きますので、メール本文のリンクをクリックし、作業を続けると Creative Cloud のライセンスが付与されます。その後、Creative Cloud デスクトップアプリケーションをインストールし、ID(メールアドレスとパスワード)でログインします。最後に Creative Cloud デスクトップアプリケーションからアプリケーションのインストールを行います。アプリケーションをアップデートする場合も Creative Cloud デスクトップアプリケーションから行います。

また管理者様は、製品をインストール中または使用中に何か問題が発生した場合の解決方法や相談窓口などをユーザーの皆様にあらかじめ提示しておくことが必要です。

B. システム管理者の作業

B-1. Remove Volume Serial の作成

Remove Volume Serial の作成に関しては、以下の文書をご覧ください。

ライセンスファイルの作成

B-2. Remove Volume Serial の配布または実行

  1. Remove Volume Serial と helper.bin の 2 つを格納したフォルダーを作成します。

  2. パソコンのローカル管理者権限をユーザー(社員・教職員・学生)へ付与していない場合は、システム管理者がユーザーのパソコンで作業します。パソコンに管理者権限があるアカウントでログインし、使用している OS に応じて、以下の操作を行います。

B-3. ID の作成

ID の作成に関しては、以下の文書をご覧ください。

ユーザーの管理

ID の管理に関しては、以下の文書をご覧ください。

B-4. Creative Cloud デスクトップアプリケーションの Apps パネルの表示設定

Creative Cloud Packager(CCP)でシリアル番号の情報を含めたインストーラーを利用した場合は、Creative Cloud デスクトップアプリケーションに Apps パネルが表示されません。これは CCP で Apps パネルを表示しないように設定しているためです。この問題を解決するには、以下の 2 つの方法があります。

解決方法 1. CCP で Apps パネルが表示されるように設定したインストーラーを作成

使用している OS に応じて、以下の文書を参照しながら操作を行います。

※ 上記文書の「B. パッケージを作成する」の手順 7 で製品を選択しなければ、Creative Cloud デスクトップアプリケーションだけのインストールパッケージを作成できます。これをユーザー(社員・教職員・学生)へ配布します。

解決方法 2. Apps パネルが表示されないように設定されたファイルの削除

Apps パネルが表示されないように設定されたファイル(ServiceConfig.xml)を削除します。

ファイルの場所は、以下の文書をご確認ください。

アプリケーションパネルを遡及的に有効にする

C. ユーザーの作業

C-1. Remove Volume Serial の実行

パソコンのローカル管理者権限をユーザー(社員・教職員・学生)へ付与している場合は、フォルダーをユーザーに配布します。使用している OS に応じて、ユーザーは以下の操作を行います。

  • Windows の場合
    Remove Volume Serial を管理者権限で実行します。
  • Mac OS の場合
    ダブルクリックします。

C-2. Creative Cloud デスクトップアプリケーションの Apps パネルの表示設定

システム管理者から Creative Cloud デスクトップアプリケーションに Apps パネルが表示されるインストーラーが配布された場合は、そのインストーラーを使用します。

システム管理者から ServiceConfig.xml の削除を指示された場合には、削除を実行します。ファイルの場所は、以下の文書をご確認ください。

アプリケーションパネルを遡及的に有効にする

C-3. Creative Cloud デスクトップアプリケーションのインストール

システム管理者から伝えられた ID でログインし、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのダウンロードとインストールを行います。

https://helpx.adobe.com/jp/download-install/kb/creative-cloud-desktop-app-download.html

※ 既に Creative Cloud デスクトップアプリケーションをインストール済みの場合はこの手順をスキップします。

C-4. IDでサインイン

システム管理者から伝えられた ID で Creative Cloud デスクトップアプリケーションにログインします。

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