タイムラインから、ムービーに含めるクリップを選択します。
インスタントムービーでは、タイトルやサウンドトラック、エフェクトやトランジションなどを含んだ本格的な編集済みのムービーをすばやく簡単に作成できます。インスタントムービーを作成する際に、Adobe PRE 11 Quick Editor はクリップを分析します(分析がまだの場合)。また、必要に応じてスマートタグを適用し、クリップを編集して、選択したテーマを適用します。独自のタイトルや終了クレジットを使用し、テーマをカスタマイズできます。また、独自の音楽やエフェクトを設定することもできます。
解析オプションは初期設定で有効になっています。解析を無効にすると、スマートタグが使用されません。
ムービーテーマを使用すると、特定の外観をムービーに適用できます。例えば、「幸せの鳩」を使用すると、エレガントなオープニングとエンディング、白い鳩が飛ぶシーンやウェディング用の BGM などが追加されます。また、「コミック」を使用すると、カラーエンボスなどのスタイリッシュなエフェクトを追加したり、タイトルをポップで大きなフォントで表示したりすることで、子ども向けの楽しいパーティビデオを作成できます。各テーマでは、クリップの選択、トリミング、シーケンス設定を行うための独自の編集スタイルを使用します。
テーマの初期設定のデュレーションは、約 4 ~ 6 分です。インスタントムービーはムービー内のすべてのクリップで使用できます。また、一部のクリップでインスタントムービーを使用すると、DVD の最初や最後にモンタージュなどの特殊な機能を作成できます。
選択可能なテーマは様々です。テーマに含まれているプロパティをすべて適用することも、一部だけ適用することも可能です。同様に、タイムライン内のシーケンス全体にテーマを追加することもできます。また、1 つのクリップにのみテーマを追加することも可能です。
ワークスペースからのインスタントムービーの作成
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アクションバーの「インスタントムービー」をクリックします。
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ムービーで使用するテーマを選択します。
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必要に応じて、ムービーのプロパティを指定します。
- 「オープニングタイトル」と「エンディングタイトル」:オープニングタイトルとエンディングタイトルを複数行で指定できます。ただし、最良の結果を得るには、オープニングタイトルを 1 行で指定してください。
- インスタントムービー:自動編集を実行するかどうかを指定します。実行すると、クリップが自動的にトリミングされ、スマートタグに基づいてプロジェクトに追加されます。また、クリップを分析してスマートタグをクリップに適用するかどうかも指定します。
- 適用:プロジェクト全体にテーマを適用するか、タイムラインで選択したクリップにテーマを適用するかを指定します。
- 音楽:テーマ音楽を使用するか、独自の音楽を使用するか(「参照」をクリックし、対象ファイルを選択して開きます)、音楽を使用しないかを指定します。複数の音楽クリップを選択できます。音楽クリップは選択順に再生されます。「音楽 / サウンドエフェクト」と「クリップの音声」の間でスライダーをドラッグし、使用するサウンドトラックおよびオーディオエフェクトとクリップの音声の比率を設定します。インスタントムービーは音楽のビートと同期するので、曲を変更すると、結果が大幅に変化する場合があります。さらに、曲を変更すると、新しい曲のデュレーションに合わせてムービーのデュレーションも変化します。
- 速度と適用度:カットの速度とエフェクトの量を制御できます。「速度と適用度」オプションの横にある三角形をクリックして、スライダーを使用してカットの速度とエフェクトの量を調整します。
- デュレーション:最終的なムービーの長さを指定します。「曲に合わせる」を選択すると、テーマ音楽と同じ長さのムービーが作成されます。このパラメーターを使用すると、時間、分、秒をドラッグしてデュレーションを選択することで、ムービーの長さを正確に指定できます。「すべてのクリップを使用」を選択すると、選択したすべてのクリップが使用され、それらのクリップの長さに基づいてデュレーションが設定されます。
注意:テーマ音楽より長いデュレーションを指定すると、音楽がループ再生されます。デュレーションがテーマ音楽の長さより短い場合は、音楽が最後のクリップで終了します。
- シーケンス:クリップを「撮影日時順」のスタンプに従って並べ替えるか、またはテーマの編集規則に従って並べ替えるかを指定します。
- テーマコンテンツ:最終的なムービーで使用するテーマコンテンツを指定します。任意のオプションをオンまたはオフにします。一部のクリップにエフェクトが既に適用されている場合は、適用済みのエフェクトを保持するか、または適用済みのエフェクトを削除してテーマのエフェクトで置き換えるかを選択できます。
- プレビュー用にレンダリング:このオプションをオンにすると、インスタントムービーの作成後にそのムービーがレンダリングされ、タイムラインに配置されます。レンダリングを行うと、再生するムービーのフレームレートが改善します。
インスタントムービーの編集
インスタントムービーを作成する際に、Premiere Elements Quick Editor は、すべてのクリップを結合して 1 つのクリップを作成します。クリップを個別に編集または置き換える場合は、この結合されたクリップを分割できます。「クリップを置き換え」コマンドを使用して、新しいクリップのトリミングや編集を行わずに、クリップをすぐに置き換えることができます。また、クリップに適用されているエフェクトやオーバーレイを変更できます。
インスタントムービーは追加された音楽クリップのビート検出を使用して作成されるので、オーディオクリップを変更すると、ビデオの同期がずれる場合があります。