調整レイヤーを使用したエフェクトの適用

最終更新日 : 2024年10月1日

Premiere Elements で調整レイヤーを使用するメリットを説明します。 複数のクリップに同時にエフェクトや不透明度の変更を適用できます。

Premiere Elements では、調整レイヤーを使用して、タイムライン上の複数のクリップに同じエフェクトを適用できます。 調整レイヤーに適用したエフェクトは、そのレイヤーの下にあるすべてのレイヤーに適用されます。

単一の調整レイヤーでエフェクトを組み合わせて使用できます。 また、複数の調整レイヤーを使用して、より多くのエフェクトを制御できます。

詳細設定ビューでの調整レイヤーの作成

詳細設定ビューで、異なる調整レイヤーを適用することで、エフェクトを組み合わせて適用できます。 詳細設定ビューで調整レイヤーを作成するには、次の手順に従います。

プロジェクトアセットパネルで「新規項目 アイコンを選択し、調整レイヤー上をクリックします。

アクションバーの「エフェクト」をクリックします。

エフェクトをクリックして選択します。 ビデオクリップの効果を高めるための様々なエフェクトを利用できます。 ドロップダウンリストをクリックして、様々なカテゴリから使用できるエフェクトを選択します。

エフェクトコントロールパネルからエフェクト設定をさらに編集できます。

調整パネルから調整レイヤー全体を選択して編集します。

  • 自動:ビデオフッテージを自動的に補正するには、「スマート補正」をクリックします。 スマート補正では、ビデオフッテージを分析し、補正して、見栄えを良くします。
  • カラー、照明、その他のエフェクト:調整レイヤーのこれらの属性を調整できます。 たとえば、「カラー」をクリックして、明度、彩度、自然な彩度を調整します。 

「その他」をクリックしてスライダーを調整し、特定のエフェクトの属性の強さを増減します。

「エフェクトコントロール」をクリックして、適用されたエフェクトを表示します。 エフェクトをクリックして、編集可能なエフェクトの比率を表示します。

例えば、「モーション」の横にある矢印アイコンをクリックするか、「モーション」をクリックして、エフェクトを展開します。 スライダーを動かして、スケール、回転、位置などを調整します。

メモ

調整レイヤーで特定のエフェクトを削除するには、 「適用されたエフェクト」をクリックし、ごみ箱アイコンをクリックして、特定のエフェクトを削除します。

調整レイヤーのサイズ変更

調整レイヤーのデュレーションのサイズを変更できます。 調整レイヤーのサイズを変更するには、次の手順に従います。

詳細設定ビューのタイムライン表示領域で調整レイヤーをクリックします。

画面中央のアンカーポイントをドラッグして調整レイヤーの位置を変更し、次にクリップの端をドラッグして縮小します。

描画モードの使用

Premiere Elements では、タイムライン上のトラックにあるクリップをトラックにある1 つ以上のクリップと混ぜ合わせるか重ね合わせる方法を選択できます

  1. タイムラインで、上位になるクリップを、目的のクリップがあるトラックより上位のトラックに配置します。 Premiere Elements により、下のトラックにあるクリップに、上のトラックのクリップがスーパーインポーズまたは合成されます。
  2. 上のトラックにあるクリップを選択し、エフェクトコントロールパネルを選択します。
  3. エフェクトコントロールパネルで、「不透明度」の横にある矢印をクリックし、不透明度の設定に使用可能なオプションを表示します。
  4. 「不透明度」の値を左へドラッグして、不透明度を 100%未満にします。
  5. 描画モードメニューの矢印をクリックします。
  6. 描画モードのリストから描画モードを選択します。
描画モード調整レイヤー
描画モード

描画モードの説明

この後の説明では、次の用語を使用します。

  • ソースカラー:描画モードが適用されたレイヤーの色。

  • 基本色:タイムラインパネルのソースレイヤーの下にある合成レイヤーの色。

  • 結果色:描画モードを適用して合成した結果出力される色。

通常

ソースカラーが結果色になります。 このモードは、基本色を無視します。 「通常」が初期設定のモードです。

ディゾルブ

ソースカラーまたは基本色が、各ピクセルの結果色になります。 ソースカラーが結果色になる確率は、ソースの不透明度によります。 ソースの不透明度が 100%の場合は、ソースカラーが結果色になります。 ソースの不透明度が 0%の場合は、基本色が結果色になります。

乗算

カラーチャンネルごとにソースカラーのチャンネル値と基本色のチャンネル値を乗算した結果を、プロジェクトの色深度に応じて、8 bpc、16 bpc、または 32 bpc のいずれかのピクセルの最大値で除算します。 結果色が元の色よりも明るくなることはありません。 いずれかの入力カラーが黒の場合は、結果色も黒になります。 いずれかの入力カラーが白の場合は、もう片方の入力カラーが結果色になります。 この描画モードは、紙に複数のマーカーペンで重ね塗りしたときの効果や、ライトの前に複数のジェルを置いたときの効果を再現するためのものです。 この描画モードで黒または白以外の色と合成すると、各レイヤーまたはペイントストロークの色が暗くなります。

焼き込みカラー

ソースカラーを暗くしてコントラストを強くし、基本色を反映した色が結果色になります。 元のレイヤーが純粋な白の場合は、基本色は変わりません。

焼き込み (リニア)

ソースカラーを暗くして明るさを落とし、基本色を反映した色が結果色になります。 純粋な白の場合は何も変わりません。

カラー比較 (暗)

結果色の各ピクセルが、ソースカラー値と対応する基本色値のいずれか暗い方になります。 カラー比較(暗)は比較(暗)モードとほとんど同じですが、カラー比較(暗)モードは個々のカラーチャンネルには作用しません。

覆い焼きリニア(加算)

ソースカラーと基本色の対応するカラーチャンネル値の合計が、結果色のチャンネル値になります。 結果色がどちらかの入力カラーより暗くなることはありません。

明るく

結果色のチャンネル値は、ソースカラーのチャンネル値と対応する基本色のチャンネル値のいずれか高い方(明るい方)になります。

スクリーン

チャンネル値の補数を乗算して、結果色を補間します。 結果色がどちらかの入力カラーより暗くなることはありません。 スクリーンモードでは、複数の写真のスライドを 1 つのスクリーンに同時に投影したときのような効果が得られます。

覆い焼きカラー

ソースカラーを明るくしてコントラストを落とし、基本色を反映した色が結果色になります。 ソースカラーが純粋な黒の場合は、基本色が結果色になります。

覆い焼きリニア(加算)

ソースカラーを明るくして明るさを増し、基本色を反映した色が結果色になります。 ソースカラーが純粋な黒の場合は、基本色が結果色になります。

カラー比較 (明)

結果色の各ピクセルが、ソースカラー値と対応する基本色値のいずれか明るい方になります。 カラー比較(明)は比較(明)モードとほとんど同じですが、カラー比較(明)モードは個々のカラーチャンネルには作用しません。

オーバーレイ

基本色が 50%グレーよりも明るいかどうかに応じて、入力カラーチャンネル値を乗算またはスクリーンします。 結果色は、レイヤーのハイライトとシャドウを維持します。

ソフトライト

ソースカラーに応じて、レイヤーのカラーチャンネル値を明るくしたり暗くしたります。 レイヤーに拡散したスポットライトを当てたような効果が得られます。 カラーチャンネル値ごとに、ソースカラーが 50%グレーよりも明るい場合は、覆い焼きを行ったように結果色が基本色よりも明るくなります。 ソースカラーが 50%グレーよりも暗い場合は、焼き込みを行ったように結果色が基本色よりも暗くなります。 純粋な黒または白を含むレイヤーは著しく暗くなるか明るくはなりますが、純粋な黒または白にはなりません。

ハードライト

元のソースカラーに応じて、入力カラーチャンネル値を乗算またはスクリーンします。 レイヤーに強いスポットライトを当てたような効果が得られます。 カラーチャンネル値ごとに、基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、レイヤーがスクリーン処理されているように明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、レイヤーが乗算処理されているように暗くなります。 このモードは、レイヤーにシャドウの効果を加える場合に便利です。

リニアライト

基本色に応じて明るさを増減し、カラーの焼き込みまたは覆い焼き処理を行います。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、明るさが強いためレイヤーが明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、明るさが弱いためレイヤーが暗くなります。

ビビッドライト

基本色に応じてコントラストを増減し、カラーの焼き込みまたは覆い焼き処理を行います。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、コントラストが小さくなるためレイヤーが明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、コントラストが大きくなるためレイヤーが暗くなります。

ピンライト

基本色に応じて、カラーを置き換えます。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、基本色よりも暗いピクセルは置き換えられ、基本色よりも明るいピクセルは変わりません。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、基本色よりも明るいピクセルは置き換えられ、基本色よりも暗いピクセルは変わりません。

ハードミックス

ソースレイヤーのマスクを通して見える下のレイヤーのコントラストを強調します。 コントラストが強調される領域はマスクサイズによって決まり、領域の中心は反転したソースレイヤーによって決まります。

カラーチャンネルごとに、入力カラー値の明るい部分から暗い部分を減算します。 白でペイントした場合は背景色が反転します。黒でペイントした場合は変化しません。

減算

基本色からソースファイルを減算します。 ソースカラーが黒の場合は、基本色が結果色になります。 32 bpc プロジェクトでは、結果色の値が 0 よりも小さくなることもあります。

除外

差モードと似ていますが、コントラストは弱くなります。 ソースカラーが白の場合は、基本色の補色が結果色になります。 ソースカラーが黒の場合は、基本色が結果色になります。

除算

基本色をソースカラーで割ります。 ソースカラーが白の場合は、基本色が結果色になります。 32 bpc プロジェクトでは、結果色の値が 1.0 よりも大きくなることができます。

彩度

結果色に、基本色の輝度と色相、およびソースカラーの彩度が設定されます。

色相

結果色に、基本色の輝度と彩度、およびソースカラーの色相が設定されます。

カラー

結果色に、基本色の輝度と、ソースカラーの色相および彩度が設定されます。 この描画モードにより、基本色のグレーレベルが維持されます。 この描画モードは、グレースケール画像を着色したり、カラー画像の色合いを調節したりする場合に便利です。

輝度

結果色に、基本色の色相と彩度、ソースカラーの輝度が設定されます。 このモードを使用すると、カラーモードと反対の結果が生成されます。

メモ

2 つのレイヤーに整列する同じビジュアル要素が含まれている場合、1 つのレイヤーをもう 1 つのレイヤーの上に配置し、上のレイヤーの描画モードを「差」に設定します。 これにより、整列するビジュアル要素のピクセルがすべて黒になる(ピクセルの差がゼロになり、2 つのレイヤーが完全に重なった状態)まで 2 つのレイヤーのいずれかを移動できます。

Adobe Premiere Elements では、調整レイヤーを使用して、タイムライン上の複数のクリップに同じエフェクトを適用できます。 調整レイヤーに適用したエフェクトは、そのレイヤーの下にあるすべてのレイヤーに適用されます。

単一の調整レイヤーでエフェクトを組み合わせて使用できます。 また、複数の調整レイヤーを使用して、より多くのエフェクトを制御できます。

調整レイヤーの作成

クイックビューまたは詳細設定ビューで調整レイヤーを作成できます。 両方のビューでは手順が少し異なります。

クイックビューで調整レイヤーを作成する

クイックビューで調整レイヤーを作成するには、次の手順に従います。

アクションバーの「エフェクト」をクリックします。

エフェクトをクリックして選択します。 ビデオクリップの効果を高めるための様々なエフェクトを利用できます。 ドロップダウンリストをクリックして、ビデオエフェクトまたはフィルムルックで使用できるエフェクトを選択します。

ソースモニターにエフェクトをドラッグ&ドロップして、エフェクトの調整レイヤーを作成します。 ムービー全体(現在タイムラインにあるすべてのビデオクリップ)に適用するには、「はい」をクリックします。 現在選択しているビデオクリップに適用するには、「いいえ」をクリックします。

エフェクトコントロールパネルから調整レイヤーをさらに編集したり画質調整したりできます。

調整パネルの「調整」をクリックします。 調整パネルで「ムービー全体」をクリックして、クリップ全体に適用した調整レイヤーを編集します。

  • スマート補正:ビデオフッテージを自動的に補正するには、「スマート補正」をクリックします。 スマート補正では、ビデオフッテージを分析および補正して、見栄えをよくします。
  • 自動スマートトーン補正:「ムービー全体」をクリックします。 「適用」をクリックして、自動スマートトーン補正を使用してクリップを自動的に補正します。
  • カラー、照明、その他のエフェクト:調整レイヤーのこれらの属性を調整できます。 例えば、「カラー」をクリックして、色相、明度、彩度および自然な彩度を調整します。 カラー/色相で任意のエフェクトをクリックして、利用可能な様々なタイプの色相を試します。

「その他」をクリックしてスライダーを調整し、特定のエフェクトの属性の強さを増減します。

調整パネルの「適用されたエフェクト」をクリックして、適用されたエフェクトを表示します。 エフェクトをクリックしてエフェクトのプロパティを表示し、編集します。

例えば、モーションの横にある三角形をクリックするか、「モーション」をクリックして、エフェクトを展開します。 スライダーを動かして、スケール、回転などを調整できます。

詳細設定ビューでの調整レイヤーの作成

詳細設定ビューで、異なる調整レイヤーを適用することで、エフェクトを組み合わせて適用できます。 詳細設定ビューで調整レイヤーを作成するには、次の手順に従います。

アクションバーの「エフェクト」をクリックします。

エフェクトをクリックして選択します。 ビデオクリップの効果を高めるための様々なエフェクトを利用できます。 ドロップダウンリストをクリックして、様々なカテゴリから使用できるエフェクトを選択します。

ソースモニターにエフェクトをドラッグ&ドロップして、エフェクトの調整レイヤーを作成します。 ムービー全体(現在タイムラインにあるすべてのビデオクリップ)に適用するには、「はい」をクリックします。 現在選択しているビデオクリップに適用するには、「いいえ」をクリックします。

調整レイヤーは、タイムライン上にレイヤーとして表示されます。

エフェクトコントロールパネルからエフェクト設定をさらに編集できます。

調整パネルの「調整」をクリックします。 調整パネルで「ムービー全体」をクリックして、クリップ全体に適用した調整レイヤーを編集します。

  • スマート補正:ビデオフッテージを自動的に補正するには、「スマート補正」をクリックします。 スマート補正では、ビデオフッテージを分析および補正して、見栄えをよくします。
  • カラー、照明、その他のエフェクト:調整レイヤーのこれらの属性を調整できます。 例えば、「カラー」をクリックして、色相、明度、彩度および自然な彩度を調整します。 カラー/色相で任意のエフェクトをクリックして、利用可能な様々なタイプの色相を試します。

「その他」をクリックしてスライダーを調整し、特定のエフェクトの属性の強さを増減します。

調整パネルの「適用されたエフェクト」をクリックして、適用されたエフェクトを表示します。 エフェクトをクリックして、編集可能なエフェクトの比率を表示します。

例えば、モーションの横にある三角形をクリックするか、「モーション」をクリックして、エフェクトを展開します。 スライダーを動かして、スケール、回転などを調整できます。

メモ

調整レイヤーで特定のエフェクトを削除するには、 「適用されたエフェクト」をクリックし、ごみ箱アイコンをクリックして、特定のエフェクトを削除します。

調整レイヤーのサイズ変更

タイムライン表示領域で調整レイヤーをクリックします。

画面中央のアンカーポイントをドラッグして調整レイヤーの位置を変更し、次にクリップの端をドラッグして縮小します。

調整レイヤーのデュレーションのサイズを変更できます。 調整レイヤーのサイズを変更するには、次の手順に従います。

描画モードの使用

Premiere Elements では、タイムライン上のトラックにあるクリップを下位のトラックにあるクリップ(複数可)と合成またはスーパーインポーズする方法を選択できます。

  1. タイムラインで、上位になるクリップを、目的のクリップがあるトラックより上位のトラックに配置します。 Premiere Elements により、下のトラックにあるクリップに、上のトラックのクリップがスーパーインポーズまたは合成されます。

  2. 上のトラックにあるクリップを選択し、適用されたエフェクトパネルを選択します。

  3. エフェクトコントロールパネルで、「不透明度」の横にある三角形をクリックし、不透明度の設定に使用可能なオプションを表示します。

  4. 「不透明度」の値を左へドラッグして、不透明度を 100%未満にします。

  5. 描画モードのメニューの三角形をクリックします。

  6. 描画モードのリストから描画モードを選択します。

描画モード

描画モードの参考資料

複数のアドビアプリケーションに実装されているこれらの描画モードの概念やアルゴリズムの詳細については、アドビ システムズ社の Web サイトにある _jpPDF リファレンスを参照してください。

描画モードのメニューは、描画モードの結果の類似性に基づいて 6 つのカテゴリに分類されています。 カテゴリ名はインターフェイスには表示されません。メニュー内では各カテゴリは線で区切られているだけです。

「通常」カテゴリ

通常、ディゾルブ。 ソースレイヤーの不透明度が 100%未満でない限り、ピクセルの結果色は、元のピクセルの色の影響を受けません。 「ディゾルブ」描画モードでは、ソースレイヤーの一部のピクセルが透明になります。

「減算」カテゴリ

比較(暗)、乗算、焼き込みカラー、焼き込み(リニア)、カラー比較(暗) これらの描画モードでは、色が暗くなる傾向があります。一部の描画モードでは、絵の具を混ぜ合わせるように色が混合されます。

「加算」カテゴリ

比較(明)、スクリーン、覆い焼きカラー、覆い焼き(リニア)、カラー比較(明)。 これらの描画モードでは、色が明るくなる傾向があります。一部の描画モードでは、投影された光を混ぜ合わせるように色が混合されます。

「複雑」カテゴリ

オーバーレイ、ソフトライト、ハードライト、ビビッドライト、リニアライト、ピンライト、ハードミックス。 これらの描画モードでは、ソースカラーと基本色のいずれかが 50%グレーよりも明るいかどうかによって、これらの色に異なる処理が実行されます。

「差」カテゴリ

差の絶対値、除外、減算、除算。 これらの描画モードでは、ソースカラーと基本色の値の差に基づいて色が作成されます。

「HSL」カテゴリ

色相、彩度、カラー、輝度。 これらの描画モードでは、色の HSL(色相、彩度、輝度)の 1 つまたは複数の要素がそのまま基本色から結果色に適用されます。

描画モードの説明

この後の説明では、次の用語を使用します。

  • ソースカラー:描画モードが適用されたレイヤーの色。

  • 基本色:タイムラインパネルのソースレイヤーの下にある合成レイヤーの色。

  • 結果色:描画モードを適用して合成した結果出力される色。

通常

ソースカラーが結果色になります。 このモードは、基本色を無視します。 「通常」が初期設定のモードです。

ディゾルブ

ソースカラーまたは基本色が、各ピクセルの結果色になります。 ソースカラーが結果色になる確率は、ソースの不透明度によります。 ソースの不透明度が 100%の場合は、ソースカラーが結果色になります。 ソースの不透明度が 0%の場合は、基本色が結果色になります。

暗く

結果色のチャンネル値は、ソースカラーのチャンネル値と、対応する基本色のチャンネル値のいずれか低い方(暗い方)になります。

乗算

カラーチャンネルごとにソースカラーのチャンネル値と基本色のチャンネル値を乗算した結果を、プロジェクトの色深度に応じて、8 bpc、16 bpc、または 32 bpc のいずれかのピクセルの最大値で除算します。 結果色が元の色よりも明るくなることはありません。 いずれかの入力カラーが黒の場合は、結果色も黒になります。 いずれかの入力カラーが白の場合は、もう片方の入力カラーが結果色になります。 この描画モードは、紙に複数のマーカーペンで重ね塗りしたときの効果や、ライトの前に複数のジェルを置いたときの効果を再現するためのものです。 この描画モードで黒または白以外の色と合成すると、各レイヤーまたはペイントストロークの色が暗くなります。

焼き込みカラー

ソースカラーを暗くしてコントラストを強くし、基本色を反映した色が結果色になります。 元のレイヤーが純粋な白の場合は、基本色は変わりません。

焼き込み (リニア)

ソースカラーを暗くして明るさを落とし、基本色を反映した色が結果色になります。 純粋な白の場合は何も変わりません。

カラー比較 (暗)

結果色の各ピクセルが、ソースカラー値と対応する基本色値のいずれか暗い方になります。 カラー比較(暗)は比較(暗)モードとほとんど同じですが、カラー比較(暗)モードは個々のカラーチャンネルには作用しません。

覆い焼きリニア(加算)

ソースカラーと基本色の対応するカラーチャンネル値の合計が、結果色のチャンネル値になります。 結果色がどちらかの入力カラーより暗くなることはありません。

明るく

結果色のチャンネル値は、ソースカラーのチャンネル値と対応する基本色のチャンネル値のいずれか高い方(明るい方)になります。

スクリーン

チャンネル値の補数を乗算して、結果色を補間します。 結果色がどちらかの入力カラーより暗くなることはありません。 スクリーンモードでは、複数の写真のスライドを 1 つのスクリーンに同時に投影したときのような効果が得られます。

覆い焼きカラー

ソースカラーを明るくしてコントラストを落とし、基本色を反映した色が結果色になります。 ソースカラーが純粋な黒の場合は、基本色が結果色になります。

覆い焼きリニア(加算)

ソースカラーを明るくして明るさを増し、基本色を反映した色が結果色になります。 ソースカラーが純粋な黒の場合は、基本色が結果色になります。

カラー比較 (明)

結果色の各ピクセルが、ソースカラー値と対応する基本色値のいずれか明るい方になります。 カラー比較(明)は比較(明)モードとほとんど同じですが、カラー比較(明)モードは個々のカラーチャンネルには作用しません。

オーバーレイ

基本色が 50%グレーよりも明るいかどうかに応じて、入力カラーチャンネル値を乗算またはスクリーンします。 結果色は、レイヤーのハイライトとシャドウを維持します。

ソフトライト

ソースカラーに応じて、レイヤーのカラーチャンネル値を明るくしたり暗くしたります。 レイヤーに拡散したスポットライトを当てたような効果が得られます。 カラーチャンネル値ごとに、ソースカラーが 50%グレーよりも明るい場合は、覆い焼きを行ったように結果色が基本色よりも明るくなります。 ソースカラーが 50%グレーよりも暗い場合は、焼き込みを行ったように結果色が基本色よりも暗くなります。 純粋な黒または白を含むレイヤーは著しく暗くなるか明るくはなりますが、純粋な黒または白にはなりません。

ハードライト

元のソースカラーに応じて、入力カラーチャンネル値を乗算またはスクリーンします。 レイヤーに強いスポットライトを当てたような効果が得られます。 カラーチャンネル値ごとに、基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、レイヤーがスクリーン処理されているように明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、レイヤーが乗算処理されているように暗くなります。 このモードは、レイヤーにシャドウの効果を加える場合に便利です。

ビビッドライト

基本色に応じてコントラストを増減し、カラーの焼き込みまたは覆い焼き処理を行います。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、コントラストが小さくなるためレイヤーが明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、コントラストが大きくなるためレイヤーが暗くなります。

リニアライト

基本色に応じて明るさを増減し、カラーの焼き込みまたは覆い焼き処理を行います。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、明るさが強いためレイヤーが明るくなります。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、明るさが弱いためレイヤーが暗くなります。

ピンライト

基本色に応じて、カラーを置き換えます。 基本色が 50%グレーよりも明るい場合は、基本色よりも暗いピクセルは置き換えられ、基本色よりも明るいピクセルは変わりません。 基本色が 50%グレーよりも暗い場合は、基本色よりも明るいピクセルは置き換えられ、基本色よりも暗いピクセルは変わりません。

ハードミックス

ソースレイヤーのマスクを通して見える下のレイヤーのコントラストを強調します。 コントラストが強調される領域はマスクサイズによって決まり、領域の中心は反転したソースレイヤーによって決まります。

カラーチャンネルごとに、入力カラー値の明るい部分から暗い部分を減算します。 白でペイントした場合は背景色が反転します。黒でペイントした場合は変化しません。

減算

基本色からソースファイルを減算します。 ソースカラーが黒の場合は、基本色が結果色になります。 32 bpc プロジェクトでは、結果色の値が 0 よりも小さくなることもあります。

除外

差モードと似ていますが、コントラストは弱くなります。 ソースカラーが白の場合は、基本色の補色が結果色になります。 ソースカラーが黒の場合は、基本色が結果色になります。

除算

基本色をソースカラーで割ります。 ソースカラーが白の場合は、基本色が結果色になります。 32 bpc プロジェクトでは、結果色の値が 1.0 よりも大きくなることができます。

彩度

結果色に、基本色の輝度と色相、およびソースカラーの彩度が設定されます。

色相

結果色に、基本色の輝度と彩度、およびソースカラーの色相が設定されます。

カラー

結果色に、基本色の輝度と、ソースカラーの色相および彩度が設定されます。 この描画モードにより、基本色のグレーレベルが維持されます。 この描画モードは、グレースケール画像を着色したり、カラー画像の色合いを調節したりする場合に便利です。

輝度

結果色に、基本色の色相と彩度、ソースカラーの輝度が設定されます。 このモードを使用すると、カラーモードと反対の結果が生成されます。

メモ

2 つのレイヤーに整列する同じビジュアル要素が含まれている場合、1 つのレイヤーをもう 1 つのレイヤーの上に配置し、上のレイヤーの描画モードを「差」に設定します。 これにより、整列するビジュアル要素のピクセルがすべて黒になる(ピクセルの差がゼロになり、2 つのレイヤーが完全に重なった状態)まで 2 つのレイヤーのいずれかを移動できます。