Acrobat 2017 は、デスクトップ向け Acrobat の最新の永続ライセンス版です。日常的な PDF の取り扱いを容易にし、PDF をデスクトップで効率的に使用するための様々な機能強化を含んでいます。

Acrobat DC は、Acrobat の最新のサブスクリプション版です。Acrobat DC のサブスクリプションを購入すると、常に最新バージョンの Acrobat ソフトウェアを利用でき、さらにデスクトップおよびモバイル向けの最新の製品機能やツールを活用できます。Acrobat DC には Acrobat 2017 のすべての機能が含まれており、しかも、今後再びアップグレードを購入する必要はありません。

Document Cloud サービスを備えた Acrobat DC のサブスクリプションを購入すると、低額の月額料金を支払うだけで、デスクトップ、ブラウザーおよびモバイルデバイス向けの最新の PDF ツールを継続して利用でき、オフィスや外出先で効率的に文書を操作して生産性を向上させることができます。

  • Acrobat Reader モバイル版アプリを使用して PDF の作成、編集、署名をおこなえます。
  • Microsoft Word、Excel および PowerPoint ドキュメントや、モバイルデバイスまたはオンライン上にある画像または写真から PDF ファイルを作成できます。
  • モバイルデバイスまたはオンラインで、PDF を編集可能な Microsoft Word、Excel、PowerPoint または RTF ファイルに変換できます。
  • PDF 内のテキストの編集を iPad でおこなうことができます。
  • iOS または Android のタブレットやスマートフォンから PDF ファイルのページを整理できます。
  • モバイルデバイスのカメラをポータブルスキャナーとして使用できます。
  • Adobe Photoshop(PSD)、Illustrator(AI)または InDesign(INDD)のファイルを PDF に変換できます。
  • 複数のファイルを単一の PDF に結合します。
  • 他のユーザーの署名を取得したり、返答をトラックしたり、署名された文書をアーカイブしたりできます。
  • 重要な文書の送信、トラック、受領確認を、翌日配達サービスを使わずとも迅速に完了できます。
  • 100 GB のストレージにファイルをオンラインで安全に保存し、アクセスできます。

 

Acrobat 2017 の新機能

簡単なファイルの比較

新しいファイルを比較ツールを使用すると、2 つのバージョンの PDF ファイルの差異をすばやく正確に検出できます。

  • 文書の 2 つのバージョンを比較して、テキストおよび画像のすべての変更を検出できます。
  • ファイルの差異の概要を示す、見やすい結果概要が表示されます。
  • 左右に並べて表示または単一ページ表示を使用して、簡単に文書内を移動し、それぞれの差異を確認できます。
  • 変更のフィルター機能を使用して、テキスト、画像、注釈、書式設定、ヘッダー/フッター、背景のすべての差異をすばやく確認できます。
  1. ツールファイルを比較を選択します。

    注意:このツールの旧称は「文書の比較」です。

    比較するファイルを選択
  2. 左側の「ファイルを選択」をクリックし、比較対象の古いファイルのバージョンを選択します。右側の「ファイルを選択」をクリックし、比較対象の新しいファイルのバージョンを選択します。

  3. 比較」をクリックします。

  4. 結果が新しい文書に表示され、ファイルのすべての相違点に関する分かりやすい概要が示されます。

    結果を比較
  5. それぞれのファイルの相違点を詳しく確認するには、「最初の変更に移動」ボタンをクリックします。

詳しくは、PDF ファイルの 2 つのバージョンの比較を参照してください。

複数の PDF を表示するためのタブインターフェイス

複数の PDF を同じセッションで開くと、同じアプリケーションウィンドウのタブとして PDF が開かれるようになりました。ウィンドウの上部で、各タブに表示されているファイル名をクリックすることで、タブを切り替えることができます。右上に表示される前へボタンおよび次へボタンを使用すると、開いている PDF の数が多くなって文書ビューに収まらなくなった場合に、文書タブを移動できます。

タブ付きビュー

文書がビューウィンドウに収まらない場合は、タブのサイズが自動的に変更されます。開いているすべてのファイルの名前がウィンドウメニューの一番下に一覧表示されます。特定の開いている文書に切り替えるには、その文書のタブをクリックするか、ウィンドウメニューからファイル名を選択します。

ウィンドウメニューからファイル名を選択する

デフォルトでは、タブインターフェイスが有効になっています。今後開く PDF を新しいタブではなく別のアプリケーションウィンドウに表示するには、編集/環境設定/一般の下にある「同じウィンドウの新しいタブとして文書を開く(再起動が必要)」チェックボックスのチェックを外します。その後、Acrobat を再起動します。

タブインターフェイスの有効化/無効化の切り替え

新しい箇条書きの作成

Acrobat では、「PDF を編集」の形式パネルに、箇条書きリストおよび番号付きリストコントロールが表示されるようになりました。新しい箇条書きリストおよび番号付きリストを作成したり、既存の段落を箇条書きリストまたは番号付きリストに変換したり、リストを通常のテキストに戻したり、あるリストの種類から別のリストの種類に変換したりできるようになりました。また、Acrobat は、(もしある場合、)文書から追加の箇条書きリストおよび番号付きリストの種類を検出し、関連するリストのプルダウンメニューの一番下に薄いグレーの線で区切って表示します。

右側の形式パネルを使用して、新しい箇条書き項目を作成

キーボードを使用して箇条書き項目を追加することもできます。例えば、段落の前に、番号「a」に続けて右小括弧「)」を入力し、半角スペースを 1 つ追加します。Acrobat は、自動的に「a)」で始まる番号付きリストを挿入します。

簡単にスキャナーから PDF を作成

スキャナーツールのインターフェイスが刷新され、シンプルになりました。新しいインターフェイスでは、デフォルトの設定またはプリセットオプションを使用し、すばやく紙の文書をスキャンして PDF に変換できます。また、同じインターフェイスから、ラジオボタン、歯車アイコンまたはその両方を使用して、スキャンの設定を容易に微調整できます。

スキャナーツールにアクセスするには、ツール/PDF を作成/スキャナーを選択します。

スキャナーから PDF を作成の新しい UI

詳しくは、文書をスキャンして PDF に変換を参照してください。

デジタル ID の使用

まったく新しい証明書ツールにより、デジタル ID を使用して、文書の電子署名、証明、検証をこれまでになく容易に実行できるようになります。

  • 設定は簡単です。ファイル、スマートカード、または USB トークンデバイスから既存のデジタル ID を検索し、署名用に簡単に設定します。
  • 署名の表示方法をカスタマイズできます。ロゴ、日付、場所、または署名理由など、署名に関する重要な情報を追加します。
  • 署名の画像を使用します。署名を描画するか、スキャンした画像をアップロードしてデジタル ID に追加します。

新しいデジタル ID の設定ワークフロー

既存のデジタル ID を使用するか、新しい ID を作成することができます。デジタル ID がご使用のコンピューターで使用できるかどうかによって、次に示す 2 つのワークフローのうち、いずれかを参照してください。

利用できるデジタル ID がない場合

  1. 使用できるデジタル ID がない場合に、署名フィールドを作成またはクリックすると、次のプロンプトが表示されます。

    デジタル ID の設定プロンプト
  2. デジタル ID を設定」をクリックします。署名に使用するデジタル ID の設定ダイアログボックスが表示されます。

    デジタル ID の種類を選択
  3. 希望するデジタル ID の種類を選択して、「続行」をクリックした後、ウィザードに従って ID を作成します。

    新しいデジタル ID の作成」を選択した場合は、オペレーティングシステムに基づいて次のオプションのセットが表示されます。

    デジタル ID の保存先を選択
    Windows の場合

    デジタル ID の保存先を選択
    Mac OS の場合は、「Apple キーチェーンに保存」という新しいオプションが表示されます


1 つまたは複数のデジタル ID が利用できる場合

  1. 署名フィールドを作成またはクリックした際に、1 つ以上の有効なデジタル ID が署名に使用できる場合は、次のダイアログボックスが表示され、優先的に使用するデジタル ID をここで選択します。

    リストからデジタル ID を選択します
  2. 希望する ID を選択して、署名を続行します。

詳しくは、デジタル ID を参照してください。

機能強化されたツール検索

右側のパネルにある機能強化されたツール検索により、特定の作業をおこなうのに必要なツールをすばやく見つけることができます。

右側のパネルからツールまたはコマンドを検索

Mac での共有レビューの送信および管理

Mac で SharePoint ベースの共有レビューを開始して参加し、迅速にフィードバックをやり取りできるようになりました。

詳しくは、SharePoint または Office 365 サイトでの共有レビューのホストを参照してください。

UI テーマの選択

Acrobat と Acrobat Reader でも、ライトグレーテーマに加えて、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro などの他の Creative Cloud 製品と同様のダークグレーテーマを利用できるようになりました。このテーマを選択すると、特にカラフルな色を使用したデザインをする際に、視覚的に作業しやすくなります。また、複数のアプリケーションを使用した作業も、より効率的に進めることができます。

デフォルトのテーマは引き続きライトグレーです。ダークグレーに変更するには、表示/表示テーマ/ダークグレーに移動します。

新しいダークグレーテーマ

機能強化された注釈

まったく新しい注釈ツールと直感的でタッチフレンドリーなインターフェイスで、分かりやすいフィードバックをすばやく追加できます。

  • 注釈ツールバーをカスタマイズして、使用する機能を表示できます。
  • 注釈テキストのカラー、フォントやサイズを簡単に変更できます。
  • 注釈の表示と閲覧が容易になります。ページ、作成者、日付、種類、チェックのステータスまたはカラーで、注釈を整理できます。また、フィルターによる注釈のすばやい管理をサポートします。
  • 単一スレッドでノート注釈に返信し、1 つの対話に注釈へのすべての返信が含まれます。
  • タッチ操作が可能なデバイスでは、入力可能なテキストフィールドをタップオンすると、ソフトキーボードが表示されます。
  • キーボードショートカットを使用して、削除、置換、テキストへのノートの追加を含む注釈アクションを実行できます。注釈ツールを表示すると、デフォルトでテキストマークアップショートカットが有効になっています。
  • 新しいハイライトペンを使用して、OCR を実行せずに、スキャンした文書をマークアップできます。

注釈テキストのカラー、フォントやサイズを簡単に変更

テキストのハイライトカラーの確認と変更を、コメントツールバーのカラーピッカーを使用して簡単にできます。

コメントツールバーのカラーピッカー

タイプライターおよびテキストボックスツール用のテキストフォーマットツールが自動的に表示されます。ページ上の任意の場所をクリックすると、注釈ツールバーのすぐ下にテキストプロパティのポップアップメニューが表示されます。

タイプライターおよびテキストボックスツール用のテキストフォーマットツールが自動的に表示されます

表示と閲覧が容易な注釈

注釈パネルでページ別に整理されます。

注釈をページ別に整理

単一スレッド機能でノート注釈に返信

それぞれの注釈は会話に相当し、すべての返信が単一スレッドのように表示されるようになりました。

単一スレッド返信機能

DirectInk を使用した描画

Acrobat では、Microsoft の新しい DirectInk テクノロジーをサポートするようになりました。これにより、Windows 10 デバイスで、指やハードウェアペンを使用して PDF 上によりスムーズに描画や手書きをおこなうことができます。

ファイルのプレビュー

ホームビューから直接ファイルをプレビューしたり、よく使用されるツールを開いたりすることができます。最近使用したファイルの一覧でファイル名をクリックすると、ファイルのサムネールプレビューと共に頻度の高いツールを表示する詳細パネルが右側のパネルに表示されます。クリックしてツールを開くか、「最近使用したファイルから削除」を選択して、最近使用したファイルの一覧からファイルを削除します。

ホームビューからのファイルのプレビュー

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