Photoshop の「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーを素早く解決する方法を説明します。
「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーが発生した場合、仮想記憶ディスクとして使用されているハードドライブ(1 台または複数台)で、タスクを実行するのに必要なストレージの空き領域が不足していることがある
最新の機能と拡張機能をお試しください。
問題:「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラー
解決策
「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーをトラブルシューティングするには、以下に示す操作を 1 つ以上行います。
追加のディスク容量を解放する
Photoshop での作業中は、OS のハードドライブに 50 GB の空き容量を用意することをおすすめします。作業中のファイルの種類に応じて、さらに空き容量が必要になる場合があります。詳しくは、「Photoshop の必要システム構成」を参照してください。
不要なファイルを仮想記憶ディスクから削除する、またはファイルを仮想記憶ディスクから別のストレージの場所に移動して、追加のハードドライブ容量を解放します。
例えば、Windows マシン上で割り当てた仮想記憶ディスクが C:¥ ドライブの場合は、不要になったファイルをクリーンアップして削除できます。また、ファイルをマシン上の別の場所に移動することもできます。例えば、ドライブ D:¥ などです。これにより、ドライブ C:¥ 上の領域が消去され、引き続きこのドライブを仮想記憶ディスクとして使用できます。
同様に、macOS マシンで割り当てた仮想記憶ディスクが Macintosh HD の場合も、不要になったファイルをクリーンアップして削除できます。必要に応じて、ファイルを外付けドライブに移動することもできます。
仮想記憶ディスクに適切なドライブを指定
Photoshop は、内蔵 OS ドライブを仮想記憶ディスクとして使用するように初期設定されています。複数のドライブまたはパーティションがある場合は、最も空き容量の大きい最速のドライブを仮想記憶ディスクとして選択してください。また、仮想記憶ディスクとして使用する追加のドライブを選択することで、「仮想記憶ディスクの空き容量不足」状態を解決することもできます。
Cmd + Option キー(macOS)または Ctrl + Alt キー(Windows)を押しながらアプリを起動すると開く仮想記憶ディスク環境設定ダイアログで、システムの新しい仮想記憶ディスクを設定します。
仮想記憶ディスクのサポートされているドライブフォーマット
- macOS:APFS、macOS 拡張(ジャーナリング)
- Windows:NTFS、exFAT、FAT32
詳しくは、Photoshop での環境設定の調整を参照してください。
ドキュメントの作成中またはサイズ変更中に正しい単位を設定する
場合によっては、ドキュメントの単位に不一致があるために「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーが表示されることがあります。このような場合を避けるには、ドキュメントの作成中またはサイズ変更中に正しい単位を設定します。さらに、ドキュメントの切り抜き中またはカンバスサイズの調整中に単位の設定を確認します。
Photoshop で使用する容量の最適化
- 自動復元の保存を無効にする:自動復元なしになるリスクはありますが、次の「復元情報を次の間隔で自動保存」オプションを無効にすることで、Photoshop の一時ファイル(仮想記憶)のサイズを縮小できます:編集(Win)または Photoshop(Mac)/環境設定/ファイル管理/復元情報を次の間隔で自動保存 [N 分]。
- ヒストリーを制限:Photoshop では、最大 1,000 のヒストリーを保存できます(デフォルト数は 50)。この数を減らすには、パフォーマンス環境設定ダイアログに移動します。「ヒストリー&キャッシュ」セクションで、「ヒストリー数」の値を小さくします。
パフォーマンスを最適化するために Photoshop の機能を細かく調整する方法について詳しくは、Photoshop のパフォーマンスを最適化するを参照してください。
Photoshop 環境設定のリセット
まれに、Photoshop やシステムがクラッシュした場合、Photoshop の環境設定ファイルが破損し、Photoshop による仮想記憶ディスクの処理に影響を与えることがあります。Photoshop の環境設定をリセットし、仮想記憶ディスクの環境設定を再設定すると、「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーを解決できる場合があります。
詳しくは、Photoshop の環境設定をリセットするを参照してください。
解決しない場合アドビコミュニティは、アドビ製品についてユーザー同士で助け合ったり、学ぶことができる場所です。アドビ認定の Community Expert や、他の詳しいユーザーに質問してみましょう。 |
- Photoshop ユーザーガイド
- Photoshop の概要
- Photoshop とその他の Adobe 製品およびサービス
- Photoshop iPad 版(中国本土ではご利用いただけません)
- Photoshop iPad 版 | よくある質問
- ワークスペースについて
- システム要件 | Photoshop iPad 版
- ドキュメントの作成、表示、書き出し
- 写真の追加
- レイヤーの操作
- ブラシを使用した描画とペイント
- 範囲の選択とマスクの追加
- 合成を修正する
- 調整レイヤーを使用する
- トーンカーブで合成の色調を調整する
- 変形操作を適用する
- 合成画像の切り抜きと回転
- カンバスの回転、パン、ズーム、リセット
- テキストレイヤーを使用する
- Photoshop と Lightroom の連携
- Photoshop iPad 版で環境にないフォントを取得する
- Photoshop iPad 版での日本語テキスト
- アプリの設定を管理する
- タッチショートカットとジェスチャー
- ショートカットキー
- 画像サイズを編集する
- Photoshop iPad 版での制作過程をライブストリームで配信
- 修復ブラシで不具合を修正する
- Capture でブラシを作成して Photoshop iPad 版で使用する
- Camera Raw ファイルの操作
- スマートオブジェクトの作成と操作
- 覆い焼きと焼き込みを使用した画像の露出調整
- Photoshop iPad 版の自動調整コマンド
- Photoshop iPad 版で画像内の領域を指先で操作する
- スポンジツールを使用した画像の彩度の調整
- iPad のコンテンツに応じた塗りつぶし
- Photoshop web 版(中国本土ではご利用いただけません)
- Photoshop(Beta)(中国本土ではご利用いただけません)
- 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
- コンテンツ認証(中国本土ではご利用いただけません)
- クラウドドキュメント(中国本土ではご利用いただけません)
- ワークスペース
- ワークスペースの基本
- 環境設定
- Photoshop のもっと知るパネルで簡単に知る
- ドキュメントの作成
- ファイルの配置
- 初期設定のショートカットキー
- ショートカットキーのカスタマイズ
- ツールギャラリー
- パフォーマンス環境設定
- ツールの使用
- プリセット
- グリッドとガイド
- タッチジェスチャー
- Photoshop での Touch Bar の使用
- タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペース
- テクノロジープレビュー
- メタデータと注釈
- 他のアプリケーションへの Photoshop 画像の配置
- 定規
- プリントしないエクストラの表示または非表示
- 画像のコラムの指定
- 取り消しおよびヒストリー
- パネルとメニュー
- スナップを使用した要素の配置
- ものさしツールを使用した配置
- Web、画面、アプリデザイン
- 画像とカラーの基本
- 画像のサイズを変更する方法
- ラスター画像とベクトル画像の操作
- 画像サイズと解像度
- カメラやスキャナーからの画像の取り込み
- 画像を作成、開く、読み込み
- 画像の表示
- 無効な JPEG マーカーエラー | 画像を開く
- 複数の画像の表示
- カラーピッカーとスウォッチのカスタマイズ
- ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
- 画像のカラーの適用
- カラーモードの変換
- カラーモード
- 画像の一部の消去
- 描画モード
- カラーの選択
- インデックスカラーのカラーテーブルのカスタマイズ
- 画像情報
- ゆがみフィルターが使用できない
- カラーについて
- チャンネルを使用したカラーおよびモノクロの補正
- カラーパネルとスウォッチパネルでのカラーの選択
- サンプル
- カラーモードまたは画像モード
- 色かぶり
- アクションへの条件付きモード変更の追加
- HTML CSS と SVG からスウォッチを追加
- ビット数と環境設定
- レイヤー
- レイヤーの基本
- 非破壊編集
- レイヤーとグループの作成および管理
- レイヤーの選択、グループ化、リンク
- 画像をフレームに配置する
- レイヤーの不透明度と描画
- レイヤーのマスク
- スマートフィルターの適用
- レイヤーカンプ
- レイヤーの移動、重なり順の変更およびロック
- ベクトルマスクによるレイヤーのマスク
- レイヤーとグループの管理
- レイヤー効果とレイヤースタイル
- レイヤーマスクの編集
- アセットを抽出
- クリッピングマスクを使用したレイヤーの表示
- レイヤーからの画像アセットの生成
- スマートオブジェクトの操作
- 描画モード
- 複数の画像のグループ写真への合成
- レイヤーを自動合成を使用して画像を結合
- レイヤーの整列と分布
- レイヤーから CSS をコピー
- レイヤーまたはレイヤーマスクの境界線からの選択範囲の読み込み
- ノックアウトして他のレイヤーからコンテンツを表示
- 選択範囲
- 画像補正
- オブジェクトのカラーの置換
- 遠近法ワープ
- カメラの振動によるぶれの軽減
- 修復ブラシの使用例
- カラールックアップテーブルの書き出し
- 画像のシャープとぼかしの調整
- カラー補正について
- 「明るさ・コントラスト」補正の適用
- シャドウとハイライトのディテールの調整
- レベル補正
- 色相と彩度の調整
- 自然な彩度の調整
- 画像領域内のカラーの彩度の調整
- 色調のクイック補正
- 画像への特殊なカラー効果の適用
- カラーバランスの補正による画像の向上
- ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
- ヒストグラムとピクセル値の表示
- 画像のカラーの適用
- 写真の切り抜きと角度補正
- カラー画像の白黒画像への変換
- 調整レイヤーと塗りつぶしレイヤー
- トーンカーブの補正
- 描画モード
- 出力用画像のターゲット指定
- レベル補正およびトーンカーブスポイトツールを使用したカラーと色調の補正
- HDR の露光量とトーンの調整
- 画像領域の覆い焼きまたは焼き込み
- 特定色域の色調の補正
- Adobe Camera Raw
- Camera Raw の必要システム構成
- Adobe Camera Raw の新機能
- Camera Raw の紹介
- パノラマの作成
- サポート対象レンズ
- Camera Raw の周辺光量補正、粒状、かすみの除去の効果
- 初期設定のショートカットキー
- Camera Raw の自動的な遠近法の補正
- Camera Raw の円形フィルター
- Camera Raw 設定の管理
- Camera Raw での画像のオープン、処理および保存
- Camera Raw の強化されたスポット除去ツールで画像を修復
- 画像の回転、切り抜きおよび調整
- Camera Raw でのカラーレンダリングの調整
- Camera Raw のプロセスバージョン
- Camera Raw での部分補正
- 画像の修復および復元
- 画像の補正と変形
- 描画とペイント
- 対称パターンのペイント
- 長方形の描画とストロークオプションの変更
- 描画の概要
- シェイプの描画と編集
- ペイントツール
- ブラシの作成と修正
- 描画モード
- パスへのカラーの追加
- パスの編集
- 混合ブラシによるペイント
- ブラシプリセット
- グラデーション
- グラデーション補間
- 選択範囲、レイヤーおよびパスの塗りつぶしおよび境界線の描画
- ペンツールによる描画
- パターンの作成
- パターンメーカーを使用したパターンの生成
- パスの管理
- パターンライブラリとプリセットの管理
- グラフィックタブレットによる描画またはペイント
- テクスチャブラシの作成
- ブラシへの動的な要素の追加
- グラデーション
- アートヒストリーブラシによる、スタイル化されたストロークのペイント
- パターンによるペイント
- 複数のデバイスでのプリセットの同期
- プリセット、アクションおよび設定の移行
- テキスト
- フィルターと効果
- 保存と書き出し
- カラーマネジメント
- Web、画面、アプリデザイン
- ビデオとアニメーション
- プリント
- 自動化
- トラブルシューティング