UI オプション
Adobe Photoshop の書き出し形式のオプションと環境設定について確認し、書き出し設定を調整してアセットの保存場所を選択する方法について理解しましょう。
ファイル設定
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説明 |
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形式 |
書き出すファイルには、PNG、JPG、GIF、SVG のオプションが利用可能です。 |
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PNG
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透明では 32 bit のアセットが生成されます。「ファイルサイズ小」では 8 bit のアセットが生成されます。どちらも選択しない場合は、24 bit のアセットが生成されます。 |
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JPG |
品質スライダー(1% ~ 100%)では、ファイルサイズと画像品質のバランスを調整します。値を高くするほど、詳細が保持されますが、ファイルサイズは大きくなります。 |
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GIF |
画像は初期設定で透明です。 |
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SVG |
画像はベクターベースで、品質を損なうことなく拡大縮小できます。 |
画像サイズ
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UI オプション |
説明 |
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幅 |
画像アセットの寸法。幅と高さは初期設定では連動しており、一方を変更すると他方も比例して調整されます。 |
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拡大・縮小 |
書き出される画像の大きさを選択します。 このオプションは、解像度を拡大または縮小してアセットを書き出す際に役立ちます。拡大・縮小を変更すると画像サイズに影響します。 |
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リサンプリング |
バイリニア:周囲のピクセルの色が平均化されてピクセルが追加され、結果として中程度の品質になります。 バイキュービック:周囲のピクセルに対して複雑な計算を行い、処理は遅くなりますが、より正確で滑らかな階調の結果が得られます。 バイキュービック法(滑らか):バイキュービック補間による画像の拡大で、結果がよりスムーズになるように設計されています。 バイキュービック法(シャープ):バイキュービック補間による画像サイズの縮小で、シャープネスを強調します。シャープ化が過剰な場合は、バイキュービックを使用できます。 バイキュービック法(自動):画像に最適なバイキュービック法が自動的に選択されます。 ニアレストネイバー:ピクセルのレプリケーションにより、高速になりますが、結果の精度は落ちます。エッジがはっきりとしたイラストに最適ですが、拡大縮小時にギザギザ効果が生じる場合があります。 詳細を保持:画像のサイズを変更する際にシャープネスと詳細を保持します。 |
カンバスサイズ
書き出すアセットの寸法を設定します。書き出し形式ダイアログでは、境界内の中央に画像が表示されます。固定ボックス(50×50 ピクセルなど)に収める必要があるアイコンや、正確な寸法が必要なバナーに使用します。
- 画像がカンバスより大きい場合は、設定した幅と高さに切り取られます。
- カンバスが大きい場合、余分なスペースは以下で塗りつぶされます。
- 白(背景レイヤーがある場合)
- 透明(背景がなく、フォーマットがそれをサポートしている場合)
- カラーテーブルの最後のスウォッチ(インデックスカラーモードの場合)
- リセットすると、画像サイズで設定した値に戻ります。
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UI オプション |
説明 |
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幅 |
書き出すアセットの横方向のカンバスサイズ。幅の広い画像は切り取られ、小さい画像は、白、透明、または最後のカラースウォッチで余分なスペースが塗りつぶされます。 |
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高さ |
書き出すアセットの縦方向のカンバスサイズ。高さのある画像は切り取られ、小さい画像は、白、透明、または最後のカラースウォッチで余分なスペースが塗りつぶされます。 |
その他のオプション
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UI オプション |
説明 |
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メタデータ |
書き出すアセットに制限付きメタデータ(著作権および連絡先情報)を含めます。物理的な解像度(DPI/PPI)は常に含まれます。 |
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色空間情報 |
書き出すアセットを sRGB 色空間に変換し、カラープロファイルを埋め込むオプションがあります。 |
すべてをスケール
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UI オプション |
説明 |
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サイズ |
異なる解像度でアセットを書き出すための相対スケール(例:1x、0.5x、2x)。 |
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サフィックス |
スケールしたバージョンを識別するためにファイル名に追加するテキストサフィックス(例:@1.25x、@0.5x)。 |
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追加(+) |
スケール書き出しオプションを追加するための新しい行。 |
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削除(ゴミ箱)アイコン |
サイズとサフィックスのペアをリストから削除します。 |
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すべてを選択 |
書き出し用にすべてのアセットの選択または選択解除を一度に行います。 |
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アセットリスト |
書き出す項目ごとに、ファイル名、形式、寸法、ファイルサイズを表示します。 |
書き出し形式の書き出し先環境設定を変更するには、編集/環境設定/書き出しを選択します。環境設定ダイアログボックスの「書き出しの場所」セクションで、次のいずれかを選択します。
- 現在のドキュメントの場所にアセットを書き出す
- 最後に指定した場所にアセットを書き出す