測定ログを使用して測定を実行する

最終更新日 : 2025年12月2日

Adobe Photoshop で、選択範囲、距離、角度、オブジェクト数を計測し、計測ログに結果を記録する方法を詳しく説明します。

計測には、Photoshop の選択ツール、ものさしツールまたはカウントツールを使用できます。計測ログに記録したいデータの種類と一致する計測ツールを選択します。

  • 高さ、幅、外周、面積、ピクセルグレー値を計測するための選択範囲を作成します。選択範囲を一度に 1 つずつ計測することも、複数まとめて計測することもできます。
  • ものさしツールを使用して、直線距離と角度を計測します。
  • カウントツールを使用して画像内のアイテムをカウントし、アイテム数を記録します。

計測を行うたびに、1 つまたは複数の計測項目が記録されます。どの計測項目を選択するかによって、計測ログに記録される情報の種類が決まります。

  • 選択範囲のデータポイント:面積、周囲長、高さ、幅。
  • ものさしツールのデータポイント:長さ、角度。
  • データポイントプリセット:ワークフローを迅速化するために保存して再利用できるデータポイント。

データの計測と記録

既存のドキュメントを開きます。

画像解析計測スケールを設定を選択し、計測スケールプリセットを選択するか、「カスタム」を選択して独自に定義します。

  • 計測スケールを設定していない場合は、初期設定のスケールである 1 pixel = 1 pixel が使用されます。

画像解析計測項目を選択を選択して、次のいずれかの操作を行います。

  • カスタム」を選択して、計測項目を手動で選択します。
  • 既存の計測項目プリセットを選択します。
  • 計測項目を選択ダイアログボックスでは、計測項目は計測ツールごとにグループ化されています。一般的なデータポイントには、ファイル名、測定スケール、日付/時刻が含まれます。
注意:

特定のツールで測定する場合、そのツールに関連するデータポイントと選択された一般的なデータポイントのみがログに表示されます。

画像の機能と適切なツールを選択します。

  • 画像内に選択範囲(複数可)を作成します。
  • 画像解析ものさしツールを選択するか、ツールバーからものさし ツールを選択して、長さまたは角度を計測します。
  • 画像解析カウントツールを選択するか、ツールバーからカウント ツールを選択して、アイテム数をカウントします。

ウィンドウ計測ログを選択して、計測ログパネルを開きます。

画像解析計測値を記録を選択するか、計測ログパネルで「計測値を記録」を選択してすべての計測データを記録します。

注意:

選択した計測項目が現在の計測ツールと一致しない場合、Photoshop で更新を求めるプロンプトが表示されます。

測定ログの動作

  • 測定ログは、選択された各データポイントに対して列を作成します。
  • 測定を行うたびに、ログに新しいデータ行が追加されます。
  • 複数の選択範囲がある場合、累積データの要約行が 1 行作成され、その後に各選択範囲の 1 行が続きます。各選択範囲は、ラベル列に個別の要素として表示され、固有の番号が割り当てられます。
  • ドキュメント列は、各測定のソースドキュメントを示します。

包括的な測定データを作成するには、複数の選択範囲やドキュメントにわたってこれらの手順を繰り返すことができます。