高密度モニターのサポートとモニターごとのスケール比率指定

最終更新日 : 2025年12月2日

 Photoshop が高密度モニターの設定を調整して、すべての画面解像度にわたって画像をシャープに保つ方法について説明します。

高密度モニター

高密度ディスプレイは、標準モニターと比べてインチあたりのピクセル数が多くなっています。テキストがよりシャープに表示され、画像がより鮮明になります。アプリケーションは、これらのモニターで最適な表示ができるように設計される必要があります。

モニターごとのスケール比率指定

Photoshop では Windows 10 Creators Update 以降において、UI のスケール比率オプションを 100~400%まで 25%刻みにて指定できます。この柔軟性により、様々なモニター構成にわたって Photoshop インターフェイスがシャープで適切なサイズを維持できます。

複数のモニターに対して異なる拡大率を設定できます。例えば、4K ラップトップ、1080p デスクトップ、8K モニターのいずれを使用する場合でも、あるモニターで 175%、別のモニターで 400%を使用して、スムーズなエクスペリエンスを実現できます。

Windows でスケール比率設定を調整するには、スタート設定システムディスプレイに移動し、各ディスプレイに対して拡大率を選択します。次に、「拡大縮小とレイアウト」で、各ディスプレイで使用するスケール比率を選択します。

Photoshop UI の拡大・縮小

Windows 10 以降では、UI の拡大・縮小は、ファイル情報Camera Raw など、Photoshop の特定のダイアログにのみ影響します。Photoshop UI の拡大・縮小を調整するには、編集環境設定インターフェイスUI スケールを選択し、ディスプレイに基づいて「自動」、「100%」または「200%」を選択します。「自動」に設定すると、プライマリモニターの 100%または 200%のスケールに合わせられます。