フレーム処理方法の選択

最終更新日 : 2025年12月4日

Adobe Photoshop では、フレームごとに適切な処理方法を選択することで、アニメーション再生中のフレームの処理方法を設定できます。

適切な処理方法を選択することで、アニメーションを正しく表示し、不要なアーティファクトを回避できます。フレーム表示方法では、次のフレームを表示する前に、現在のフレームを表示したままにするか、削除するかを制御します。フレームを積み重ねていくか、前のコンテンツを完全に置き換えるかなど、アニメーションのニーズに応じて適切な選択をします。

タイムラインパネル(ウィンドウタイムライン)で 1 つまたは複数のフレームを選択します。

選択したフレームを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(macOS)します。

次のいずれかの処理方法を選択します。

  • 自動:フレームに適した処理方法を Photoshop が判断します。
  • 破棄しない:次のフレームを表示する際に現在のフレームを保持します。このオプションでは、次のフレームの透明な部分から前のフレームのコンテンツが表示されます。要素が徐々に追加される累積的なアニメーションを作成する場合に使用します。
  • 置換:現在のフレームを削除してから、次のフレームを表示します。現在のフレームのみが表示され、前のフレームのコンテンツは表示されません。各フレームが前のフレームを完全に置き換える場合に使用します。

タイムラインパネルの下部にある再生コントロールを使用して、選択した処理方法のアニメーションでの効果をテストします。