オプション
Adobe Photoshop のヒストリーパネル設定を試して、画像の状態を管理し、スナップショットをカスタマイズし、編集ワークフローを向上させることができます。
Photoshop のヒストリーパネルを使用すると、現在のセッション中の画像の最近の状態に素早くアクセスできます。選択、ペイント、回転など、行った変更はそれぞれ個別に記録されます。パネルから目的のヒストリー画像を選択すると、画像は変更を適用した時点の状態に復帰します。 つまり、その状態から作業をやり直すことができます。
ヒストリーパネルから状態を削除し、特定の状態またはスナップショットから新しいドキュメントを作成することもできます。
ヒストリーパネル(ウィンドウ/ヒストリー)を効果的に使用するために、ベストプラクティスに従い、カスタマイズオプションを探ることができます。
ベストプラクティス
- スナップショットを使用してセッション中の重要な状態を保存します。
- 環境設定/パフォーマンスで、ワークフローに合うようにヒストリー画像の数を調整します。ヒストリーパネルは、20 個のヒストリー画像を一覧表示するように初期設定されています。より複雑な編集セッションの場合は、1,000 個の状態まで増やすことができます。
- 「ノンリニアヒストリーを許可」を選択すると、将来の状態を削除せずに任意の状態から編集できます。
- シーケンスに従って編集を効率的に追跡します。古い変更が最初に表示され、作業を進めるにつれて新しい変更が追加されます。
- 以前の状態から編集した後に削除された状態を復元するには、「取り消し」を使用します。取り消しおよびやり直しコマンドの概要について、詳細をご確認ください。
ドキュメントを閉じると、すべてのヒストリーの状態とスナップショットがクリアされます。初期状態のスナップショットがヒストリーパネルの最初に表示されます。選択した状態から続行すると失われる編集は、暗く表示されます。
メニューのオプション
ヒストリーオプションダイアログボックスから、ヒストリーの状態とスナップショットをカスタマイズします。これには、ヒストリーパネル(メニュー /ヒストリーオプション)からアクセスできます。
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説明 |
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最初のスナップショットを自動的に作成 |
開いたときにスナップショットが保存されます。 |
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保存時に新規スナップショットを自動的に作成 |
ドキュメントを保存するたびにスナップショットを作成します。デフォルトではオフになっています。 |
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ノンリニアヒストリーを許可 |
後続の状態を削除せずに選択した状態を編集できます。 |
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スナップショットを作成するときに名前の入力を求められます。 |
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レイヤーの表示 / 非表示の変更を取り消し可能にする |
レイヤーの表示/非表示の切り替えをヒストリーステップとして記録します。このオプションの選択を解除すると、レイヤーの表示と非表示の変更が記録されなくなります。 |