保護モードのトラブルシューティング | Acrobat、Acrobat Reader

保護モードとは?

保護モードは、セキュリティの脆弱性を軽減および防止するための Adobe の主要な多重防御セキュリティ戦略であり続けています。保護モードは、悪意のあるファイルの実行内容やアクセスを制限することで、ユーザーを保護します。保護モードは Acrobat Reader でデフォルトで有効になっており、バックグラウンドで透過的に実行されることでハードウェアとデータを保護するように設計されています。

詳細情報

このドキュメントでは、保護モードのサポート対象外の機能、およびリリース間の変更について記載しています。サンドボックス化および保護モードの詳細については、以下を参照してください:

アンチウイルスソフトウェアの競合

デフォルトでは、Acrobat Reader は保護モードで実行されます。特定の状況では、アンチウイルスソフトウェアが Acrobat または Acrobat Reader のサンドボックスに対するシステムコールを傍受し、Acrobat または Acrobat Reader にアンチウイルスソフトウェアとの互換性の問題が発生する場合があります。そのような場合は、Acrobat または Acrobat Reader が開かなかったり、互換性がない構成のダイアログが表示された後にクラッシュしたりする可能性があります。

たとえば、保護モードは次のものと互換性がないことがわかっています。

  • トレンドマイクロのアンチウイルスバージョン 15 以前。トレンドマイクロバージョン16以降にアップデートすることをお勧めします。 詳しくは、「サブスクリプションのステータスを確認できない | Acrobat、トレンドマイクロのアンチウイルス」を参照してください。
  • Palo Alto の Traps バージョン 5 以前をご利用の場合、保護モードで起動されると、Acrobat または Acrobat Reader がクラッシュします。アドビでは、最新バージョンの Traps にアップデートするよう推奨しています。
  • 一部の Symantec Endpoint Protection の構成。アドビは、ユーザーに Symantec Endpoint Protection 11.0 RU6 MP2 以降にアップデートするように推奨します。
  • McAfee VirusScan Enterprise(Acrobat または Acrobat Reader における特定のアクション)。既知のアクションには次のものがあります。
    • 一部の IME ツールを起動するアクション。回避策として、McAfee アンチウイルスのバッファーオーバーフロー保護を無効にしてください。

アドビはアンチウイルス会社と協力してこれらの問題の解決に取り組んでいます。

P11 スマートカードの回避策

いくつかのスマートカードのインストールは、保護モードで起動されると、Acrobat または Acrobat Reader ユーザーに対して動作しません。保護モードは、システムコールを行う特定のプロセスをサンドボックス化するので、スマートカードのインストールは失敗するか、または「サポートされない構成」ダイアログが表示されることになります。しかし、単純な回避策が使用できます。以下のように、保護モードを無効にしてスマートカードソフトウェアをインストールします。

  1. 保護モードを無効にするには、「編集/環境設定/セキュリティ(拡張)」に移動し、「起動時に保護モードを有効にする」の選択を解除します。

  2. Acrobat または Acrobat Reader を再起動します。 

  3. プロバイダの指示に従って、スマートカードソフトウェアをインストールします。 
  4. 保護モードを有効にします。 

  5. Acrobat または Acrobat Reader を再起動します。