Acrobat の Knowledge Base のアクセス、使用、管理に関するよくある質問への回答を確認できます。
この FAQ では、Acrobat の Knowledge Base に関するよくある質問(サービスの仕組み、使用できるユーザー対象者、コンテンツの管理方法、ヘルプへのアクセス方法などに関する質問)に回答しています。より詳細なユーザー、管理者、または開発者向けドキュメントに進む前に、サービスを理解するための出発点として使用してください。
一般的な質問
Knowledge Base は、PDF ベースのナレッジコレクションから実用的なインテリジェンスに迅速にアクセスして活用し、重要な文書ワークフローを強化し、高度な生成 AI ソリューションのデプロイメントを加速することを可能にする、強力なエンタープライズ版生成 AI ソリューションです。
Knowledge Base はさまざまな文書、データ、メール、web、画像形式をサポートしているため、チームは変換や再構築作業を行うことなく、既存のコンテンツを使用できます。サポートされているコンテンツには以下が含まれます:
- Adobe PDF 文書(.pdf)。
- Microsoft Word、Excel、PowerPoint ファイル (.doc、.docx、.dot、.dotx、.xls、.xlsm、.xlsx、.ppt、.pptx)。
- OpenDocument テキストおよびプレゼンテーション (.odt、.odp)。
- リッチテキストおよびプレーンテキストファイル (.rtf、.txt)。
- CSV、JSON、Markdown を含むデータファイル (.csv、.json、.md)。
- web ページおよびメールメッセージ(.html、.htm、.eml)。
- 画像ファイル(JPEG、PNG、TIFF、GIF、WebP、および BMP(.jpg、.jpeg、.png、.tif、.tiff、.gif、.webp、.bmp)。
コレクションには、アップロードされたファイルに加えソースとして web リンク(URL)を含めることもできるため、チームが日常的に使用している情報の保存および管理方法が反映されます。
ファイルを変換する必要はありません。常にオリジナルのファイルをアップロードできます。Knowledge Base が検索と AI インサイトのために各ファイルを準備する際、一部のファイルタイプはネイティブで処理され、その他のタイプは最初に自動的に PDF に標準として変換されます。
- 変換なしでネイティブ処理:.pdf、.xls、.xlsm、.xlsx、.csv、.json、.md、.html、.htm、.eml
- 最初に PDF に変換:.doc、.docx、.dot、.dotx、.ppt、.pptx、.odt、.odp、.rtf、.txt、および画像ファイル (.jpg、.jpeg、.png、.tif、.tiff、.gif、.webp、.bmp)
元のファイルタイプに関係なく、統一されたインデックス作成、情報検索を実行し、AI によるインサイトを取得できます。
AI とパフォーマンスに関する質問
Knowledge Base は以下を含む AI を活用した高度な文書解析を実行します。
- Q&A - 文書コンテンツについて質問します。
- 要約 – 長文の文書から要点を抽出します。
- 全文検索 - 関連する文書のスニペットを迅速に取得します。
- エンティティの識別と抽出 - 主要な情報を自動的に認識し抽出します(API のみ)。
- 詳細なアトリビューション – コレクション内の PDF ソースの引用情報を提供します。
- 高度な推論 - 複雑なワークフローをサポートします。
- Web リンク - コレクション内のソースとしてインターネットの web サイトまたは直接 URL をサポートします。
- コレクションには文書と Web リンクの両方を含めることができます。
- Direct Model またはインターネットをソースとして使用 - キュレートされたコレクション以外のコンテンツが必要な場合に、回答のソースとしてインターネットまたは LLM 自体の使用をサポートします。
- モデル選択 - 3 つの最先端 OpenAI LLM をサポートします:General、Fast Reasoning、Advanced。
- 形式、スタイル、トーン - 質問に対する AI による回答の出力の制御をサポートします
Knowledge Base は Amazon Web Services (AWS) でホストされ、AI 処理に Azure OpenAI を活用しています。AWS はコアアプリケーションのホスティング、データストレージ、計算リソースに使用され、Azure OpenAI は大規模言語モデル機能を提供します。これにより、エンタープライズグレードの生成 AI モデルを活用して高度な文書解析を実行しながら、拡張性やセキュリティを確保し、コンプライアンスを維持できます。
はい。
任意の言語で質問すると、Knowledge Base はデフォルトでその言語で回答します。ソースの資料が質問とは異なる言語で記述されている場合でも、該当する言語で回答します。例えば、日本語で質問すると、コレクション内の英語、ドイツ語、または混合言語の文書から構築された日本語の回答を得られます。
特定の言語で回答されたい場合は、リクエストでその言語を指定してください(例:「スペイン語で答えて」)。回答は指定された言語で返されます。1 つのコレクションで複数の言語のソースを同時に保持でき、各ソースは翻訳されるのではなく元の言語で引用されるため、常に元の文言を確認できます。web インターフェイスも複数の言語で利用できます。
AI アシスタントは、Knowledge Base の Extract Prompt Builder 機能を直接公開していませんが、API 経由で利用できます。ユーザーは Extract API を使用する前に、選択した文書で AI アシスタントの「JSON」タブから文書の Extract JSON をテストできます。
文書と Web コンテンツの処理
画像ファイルは現在サポートされています。Knowledge Base は、JPEG、PNG、TIFF、GIF、WebP、BMP などのスタンドアロン画像ファイルを取り込み、画像内に含まれているテキストを読み取るため、他の文書と同様に検索したり引用したりできます。文書内の画像は、その文書の一部として処理されます。
ビデオおよびオーディオファイルはサポートされていません。テキストベースのコンテンツのみがインデックス作成されます
Knowledge Base は、web インデクサーデスクトップアプリケーションを介した web インデックス作成とコンテンツの取り込みをサポートしており、認証されたイントラネットやインターネットの web サイトをインデックス作成して取り込むことができます。Web インデクサーを使用する場合、ページコンテンツは Knowledge Base コレクションに直接インデックス作成されます。
いいえ、Knowledge Base Web リンクは web サイト全体をクロールしません。代わりに、Bing から事前にインデックス作成されたコンテンツを取得します。xyz.com などのリンクを指定した場合、Knowledge Base は完全なコピーを保存するのではなく、最新のインデックス作成されたコンテンツを動的に取得します。Web リンクは公開されている web サイトでのみ利用できます。有料サイトや認証が必要なサイトでは利用できません。
機能と使い方
Knowledge Base は AI を活用した強力なソリューションですが、現時点でいくつかの制限事項あります。
- リアルタイムでライブエンタープライズデータソースに接続するのではなく、データを Knowledge Base に取り込む必要があります。
- 限定的なネイティブ統合(現在、チャットボット統合用の Slack と Teams、API、SharePoint と Google ドライブの取り込み)。
共有クレジットは、対象となる製品およびサービス全体で従量制の生成 AI 機能で使用される組織共通のリソースですこれらは、個人ユーザーの割り当てに含まれていないアクティビティに対して、共有処理能力を提供します。
Knowledge Base では、共有クレジットの使用方法はユーザーのアクセスと実行されるアクションによって異なります。例えば、サポートされている Studio クエリはユーザーのフェアユースポリシー割り当てを使用できますが、文書の取り込みや一部の Slack、Microsoft Teams、または API クエリなどのアクティビティは共有クレジットを消費します。
正式な定義、ライセンスモデル、および対象となるアドビ製品については、共有クレジット | 製品説明を参照してください。
はい。
Knowledge Base では、次の方法により複数のコレクションでクエリを実行できます。
- Web UI – インターフェイス内で複数のコレクションを選択。
- API クエリ – 複数のコレクションから結果を取得するよう API 呼び出しを設定。
- 高度な検索フィルター – ユーザーはインサイトを取り込むコレクションを指定できます。
この機能により、ユーザーは異なる文書セットからのインサイトを集約して、
より包括的な分析を行うことができます。
- コレクションあたりの文書数:制限なし
- 文書サイズの制限:文書あたり最大 1,500 ページ、ファイルあたり 100MB(PDF ファイルの場合は最大 500MB)。
- ファイルアップロードの制限:アップロードあたり 200 ファイル。
- コレクション数:制限なし。
統合とアクセス
ユーザーは、以下のインターフェイスを通じて Knowledge Base を利用できます:
- Web UI – 文書管理、コンテンツの検索、AI によるインサイトの活用に対応したすべての機能を備えた環境です。
- Slack チャットボット統合 – Slack チャネル内で Knowledge Base アプリを起動して、Slack から直接質問や文書のクエリを実行できます。
- API – Knowledge Base 機能へのプログラムアクセスを使用して、カスタム統合を作成し、AI を活用したワークフローを自動化します。
直接チャット統合に対応しているのは、Slack と Microsoft Teams のみです。ただし、Knowledge Base では、以下の方法を通じてデータ取り込みをサポートしています:
- ダウンロード可能なデスクトップ用インデクサーアプリケーションを使用したサイトベースの文書ソースの web クロール
- 手動による SharePoint および Google ドライブファイル選択。
- 静的 EML メールファイルの取り込み。
Knowledge Base は文書取り込みが必要なため、現在外部データソースへのライブ接続をサポートしていません。
はい。 JSON はサポートされている形式です。.json ファイルを直接アップロードし、他の文書と同様に検索、Q&A、および引用に使用できます。
Knowledge Base は、PDF、Office ファイル、HTML、および JSON を含むファイルをコレクションに取り込むことで動作します。JSON は既にサポートされているため、構造化された JSON コンテンツを取り込むための特別な手配は必要ありません。
SharePoint と Google ドライブは自動コレクション同期でサポートされています。
現在、Knowledge Base コレクションは外部 API と自動同期しません。ただし、お客様は必要に応じて、任意のソースからコレクション内のコンテンツを取り込み、管理、または削除するアプリケーションを作成できます。
埋め込みとユーザーエクスペリエンス
はい。
単一の Knowledge Base デプロイメントは、Web UI、API、Slack、および Microsoft Teams を介してアクセスできます。データがコレクションにインジェストされると、個別のデプロイメントを必要とすることなく、異なるアクセスポイント間で権限を管理できます。
Analytics と可視性
はい。
プレリリースバージョンには、次の情報を提示する基本的な分析機能が含まれています。
- 特定の文書が AI 回答で参照される頻度
- 最も多くのクエリを受信するコレクション
- さらなる分析のためのエクスポート可能なレポート (CSV 形式)
今後のバージョンでは、より深いインサイトを得るための高度なダッシュボードが追加される予定です。
管理者と顧客管理
- 管理者はコレクションを作成および管理できます
- 詳細なアクセス制御により、さまざまなレベルのユーザー権限を付与できます
- ソリューションコンサルタント向けの内部モニタリング、アラート、オンボーディングツール
はい、ただし外部のお客様は明示的にプロビジョニングする必要があります。Knowledge Base は次の要素をサポートします。
- 外部ユーザー向けの公開ドメイン
- 外部顧客の登録とプロビジョニング
- 顧客向けコレクション使用評価指標
はい。
作成したコレクションを組織内の個人ユーザーと共有したり、必要に応じて組織全体と共有したりできます。また、必要に応じて、他の個人ユーザーをコレクション管理者に指定して、コレクションコンテンツを編集する権限を付与することもできます。
はじめる前に/サポート
ユーザーは、Knowledge Base web インターフェイスを使用して、文書コレクションの作成、ファイルのアップロード、AI アシスタントまたはチャットボットのデプロイを数分で行うことができます。
設定手順については、アドビ担当者にお問い合わせいただくか、Helpx ドキュメントを参照してください。