Microsoft SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign の Microsoft AppSource ページに移動し、「今すぐ入手」を選択します。
- Microsoft 365 向け Acrobat Sign
- Outlook 向け Acrobat Sign
- Word/PowerPoint 向け Acrobat Sign
- Teams 向け Acrobat Sign
- Microsoft PowerApps および Power Automate 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign Connector for Microsoft Search
- Microsoft Dynamics 向け Acrobat Sign
- Adobe Acrobat Sign の統合
- 製品バージョンとライフサイクル
- Salesforce 向け Acrobat Sign
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- SAP SuccessFactors 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign for Workday
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- SugarCRM 向け Acrobat Sign
- VeevaVault 向け Acrobat Sign
- Coupa BSM Suite 向け Acrobat Sign
- Zapier 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign 開発者向けドキュメント
SharePoint Online 向け Adobe Acrobat Sign 統合のサポートは、2024 年 6 月までに終了する予定です。そのため、その日以降、この統合を介して契約書を送信することはできません。Power Automate 向け Adobe Sign などのその他の統合を使用して、SharePoint から契約書を引き続き送信することができます。
SharePoint サイトから Acrobat Sign プラグインを削除し、ワークフローを他のアプリケーションに移行することをお勧めします。
概要
Microsoft SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign 統合は、電子サインの作成、送信、追跡および管理のための統合ソリューションを提供します。これは SharePoint のアドインアプリケーションとして開発され、次の機能を実現するために使用できます。
- 任意の SharePoint 文書ライブラリまたはリストから契約書を署名用に送信する。
- 文書ライブラリまたはカスタム SharePoint リストから 1 人の受信者または受信者のグループに文書を送信する。SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign を使用した文書の送信方法を参照してください。
- 文書が署名のために送信されたときに、結合マッピングを使用して SharePoint リストおよび文書ライブラリのデータを文書にマップする。
- 文書が署名され、そのステータスが自動的に更新されるか、または契約状況ページで手動で更新されたときに、データマッピングを使用して、署名された契約書のフォームフィールドのデータを SharePoint リストおよび文書ライブラリのテキスト列にマップする。テンプレートマッピングを有効にする方法を参照してください。
- Adobe Sign web フォームを使用してデータを収集し、そのデータを SharePoint リスト内の指定したフィールドに自動的にプッシュする。Web フォームマッピングの設定および使用方法を参照してください。
- SharePoint 内のすべての署名済み契約書をアーカイブする。
- Adobe Sign の管理ページを、SharePoint ユーザーが契約書の追跡および更新のために使用できる SharePoint web パーツとして追加する。
『Microsoft SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign 統合:インストールガイド』では、次の手順を説明します。
- Adobe Acrobat Sign ライセンスが必要となります。
- Microsoft SharePoint サイトの管理者である必要があります。それ以外の場合は、SharePoint サイトソリューションをインストールするために必要な追加のシステム権限については、SharePoint のドキュメントおよび組織の SharePoint サイトを参照するか、テナントの管理者に問い合わせてください。
- Adobe Acrobat Sign アカウント管理者である必要があります。Adobe Acrobat Sign アカウント管理者でない場合は、管理者と調整して統合を設定してください。
- Microsoft Office 365 テナントでは、SharePoint サイトで Adobe Acrobat Sign アドインにアクセスするすべての SharePoint ユーザーの氏名と勤務先電子メールアドレスを設定する必要があります。
- すべての Adobe Acrobat Sign ユーザーは少なくともサイトの「編集」権限を持っている必要があります。
- パッケージをインストールする前に、アドビサクセスマネージャーに連絡して、必要な API 機能を有効にするためにアカウントが正しいチャンネルに確立されていることを確認してください。
- パッケージのインストールおよび設定後、Microsoft SharePoint 用 Adobe Acrobat Sign の接続がアクティブであることを確認してください。
注意:管理者は、SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign の接続がディアクティベートされないようにするために、少なくとも 30 日に 1 回は統合設定ページにアクセスする必要があります。
現在のバージョンの Edge、Chrome、Firefox、Safari ブラウザーは、すべてサポートされています。プライベート/シークレットブラウザーセッションはサポートされていません。
Edge ブラウザー
SharePoint アドインを有効にして Edge ブラウザーで機能させるには、以下の信頼済みサイトの設定を実行する必要があります。Internet Explorer および古いバージョンの Edge はサポートされていません。
さらに、Edge ユーザーは、信頼済みサイトの設定を明示的に編集して次の URL を含める必要があります。
- https://*.adobesigncdn.com
- https://*.adobesign.com
- https://*.echocdn.com
- https://*.echosign.com
- https://*.microsoftonline.com
- https://*.sharepoint.com
信頼済みサイトを編集するには:
- Edge を開いて、Windows + S キーを押します。
- 検索フィールドに「インターネットオプション」と入力します。
- インターネットオプションメニューが開いたら、「セキュリティ」タブを選択します。
- 「信頼済みサイト」アイコンを選択し、「サイト」を選択します。
- 上記のリストから URL のいずれかを入力し「追加」を選択します。 上記のリストの各URLに対してアクションを繰り返します。
- 作業が終了したら、インターネットオプションメニューを閉じます。
SharePoint のテナントスコープのアドインの制限を考慮し、テナントスコープデプロイメントを介して、複数サイト上に SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign のアドインをバッチインストールすることをお勧めします。
次の手順に従って、Microsoft SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign パッケージをインストールします。
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サイトを認証するには、サイトコンテンツ/+ 新規/アプリに移動します。
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「SharePoint ストア」を選択して、「アプリを検索」検索ボックスを使用して Adobe Acrobat Sign を検索します。検索結果から「SharePoint 用 Adobe Acrobat Sign」を選択します。
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「追加」を選択します。
自動インストールが開始されます。これには数分かかる場合があります。
パッケージのインストール後、Adobe Acrobat Sign の設定ページに移動して、設定ガイド、ユーザーガイド、およびその他の Adobe Acrobat Sign に関するリソースへのリンクにアクセスできます。
アプリケーションがインストールされたら、契約書を送信できるように次の設定を実行する必要があります。
Adobe Sign は、SharePoint 環境との間に OAuth 接続を確立して、すべてのユーザーがアプリケーションをシームレスに使用できるようにします。
この関係を確立するには、Adobe Acrobat Sign アプリケーションと SharePoint のアカウントレベル管理者である必要があります。
何らかの理由で管理者アカウントが無効になるリスクを軽減するために、「AdobeSignAdmin@MyDomain.com」などの実用的な電子メールアドレスを使用することをお勧めします
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Adobe Acrobat Sign 設定ページに移動して、「Adobe Acrobat Sign を接続」タブを選択します。
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「SharePoint サイト接続を確立」を選択します。
アドインが現在の SharePoint サイトレベルの Adobe Acrobat Sign アカウントに接続されます。
警告:SharePoint サイトの接続は、アドインをインストールしたサイトに対してのみ確立する必要があります。サブサイトに対する接続は機能しません。サブサイトごとに、アドインをインストールし、個別に接続を確立する必要があります。
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管理者ユーザーの資格情報を使用して Adobe Acrobat Sign を認証し、「アクセスを許可」を選択して Adobe Acrobat Sign と SharePoint 間の信頼関係を承認します。
接続が確立されると、次のような認証されたユーザーの電子メールと名前を含む成功メッセージが一時的に表示されます。
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SharePoint テナントを Acrobat Sign アカウントに接続するには、「Office 365 テナント接続を確立」を選択します。
OAuth が既に確立されているため、新しくインストールされたアドインインスタンスは自動的に接続されます。
注意:Acrobat Sign では、テナントスコープで接続されたアドインインスタンスに対して OAuth ログインを行う必要はありません。グローバルスコープの単一のアドインインスタンスで実行された Acrobat Sign OAuth は、テナントスコープでリンクされた他のすべてのインストール済みインスタンスへの Sign 結合を設定します。
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表示される確認ダイアログで、「続行」を選択します。
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管理者ユーザーの資格情報を使用して SharePoint を認証し、表示されるダイアログで「同意」を選択して、SharePoint リソースへのアクセスを承認します。
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管理者ユーザーの資格情報を使用して Adobe Acrobat Sign を認証し、表示されるダイアログで「アクセスを許可」を選択します。
接続が確立されると、次のような認証されたユーザーの電子メールと名前を含む成功メッセージが一時的に表示されます。
注意:Microsoft SharePoint 用 Adobe Acrobat Sign の接続がアクティブな状態のまま保持されるように、少なくとも 30 日に 1 回は SharePoint 用 Adobe Acrobat Sign 統合設定ページにアクセスする必要があります。
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この接続を更新するための、次の 2 つのオプションがあります。
- テナントレベルの別の Adobe Acrobat Sign アカウントに更新します。
- サイトレベルの接続に切り替えます。
注意:SharePoint デプロイメントに複数のサイトが含まれる場合、1 つ以上のサイトをサイトレベルで認証し、同時にテナントレベルでの認証も存在させることができます。
両方のタイプの認証が存在し、設定しようとしているサイトがサイトレベルで認証される場合、認証をテナントレベルへ昇格できるリンクが表示されます。
SharePoint ユーザーには、要件に応じて、次の 2 種類のユーザー権限を付与できます。
- 編集権限を持つユーザー
SharePoint サイトのデフォルトの編集権限レベルが割り当てられているユーザーには、Adobe Acrobat Sign 統合にアクセスして使用する権限が自動的に付与されます。
- デフォルトのメンバー/所有者グループのユーザー
SharePoint 用 Adobe Acrobat Sign 統合を使用できるユーザーをより詳細に制御するには、<サイト名> メンバー SharePoint グループの直接メンバーであるユーザーのみにアクセスを許可します。
SharePoint でサイトを作成すると、サイト権限を処理する Azure グループが自動的に生成されます。この Azure グループは、同じ名前を持つデフォルトの SharePoint グループのメンバーとしても含まれており、Azure ポータルを介してアクセス制御を行うことができます。SharePoint グループではなく、この Azure グループに直接メンバーを追加することもできます。
SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign の高度な機能を使用するには、次のオプション設定を実行します。
管理者は、署名済みファイルの設定ページを使用して、完了したすべての契約書がサイト全体に対してデポジットされるグローバルターゲットフォルダーを定義できます。
グローバルストレージフォルダーが定義されると、すべての署名済み契約書と監査追跡 PDF ファイルが、そのグルーバルストレージフォルダーに自動的に保存されます。これには、文書ライブラリとリストから送信される契約書も含まれます。
グローバルストレージフォルダーが Adobe Sign の署名済みファイルの設定ページで設定されていない場合、契約書が作成/送信された文書ライブラリに「署名済み契約書」という名前の新しいフォルダーが自動的に作成されます。同じライブラリから送信されたすべての完成した契約書について、完成した PDF が同じ署名済みの契約書フォルダーに返されます。
リストから送信された契約書は、デフォルトのグローバルファイルが識別されていない場合、リスト項目に(添付ファイルとして)添付されます。
データ収集に web フォームを使用している場合は、署名済み web フォーム契約書にも同様の保存プロセスを使用できます。管理者は、すべての署名済み Web フォームに対してグローバルストレージフォルダーを定義できます。
グローバルリポジトリが定義されていない場合、署名済み Web フォームは、自動的に作成された「署名済み Web フォーム」という名前のフォルダーに保存されます。
デフォルトでは、Adobe Acrobat Sign は署名済み契約書 PDF のみを返します。 ただし、「署名済み契約書とともに監査証跡を保存する」を有効にすると、契約書の完全な監査証跡を含むもう 1 つの PDF が返されます。
SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign を使用すると、SharePoint リストと契約書フォームフィールド間でデータをマッピングできます。データマッピングを使用して、送信前に文書を自動的に事前入力することで、送信者や署名者がフォームに入力する時間を短縮し、データのご入力の可能性を軽減します。
反対に署名された契約書からフォームフィールドデータを抽出して SharePoint リストに入力するマッピングを作成することもできます。
テンプレートマッピングを設定する方法を参照してください。
SharePoint Online 用 Adobe Acrobat Sign 統合では、Adobe Sign web フォーム契約書と SharePoint リスト間のデータのマッピングもサポートされています。これにより、データが SharePoint に自動的に送信されるため、データの入力時間を短縮し、データの誤入力エラーを軽減します。
Web フォームマッピングを設定する方法を参照してください。
SharePoint Online 用 Adobe Sign v2.0 では、web フォームと webhook に対する追加の権限のために、OAuth 認証が必要となります。
SharePoint Online 用 Adobe Sign パッケージを v 1.X から最新バージョンにアップグレードする場合、OAuth 認証情報を更新して、web フォームおよび webhook 権限へのアクセスを取得する必要があります。Adobe Acrobat Sign アドインをパッケージ V 2.0 に更新し、Adobe Acrobat Sign への接続も更新する必要があります。
Acrobat Sign で再度認証した後すぐに web フォームのマッピングの設定を開始する場合でも、設定タブを閉じるか更新することが重要です。 設定ウィンドウを更新しないと、「 webフォーム」タブにエラーが表示される場合があります。
SharePoint 管理者および Acrobat Sign アカウント管理者が別のユーザーである場合は、両方の管理者が協力してソリューションを設定する必要があります。