アプリケーションランチャーに移動し、右上隅から Adobe Acrobat Sign を選択します。
- Microsoft 365 向け Acrobat Sign
- Outlook 向け Acrobat Sign
- Word/PowerPoint 向け Acrobat Sign
- Teams 向け Acrobat Sign
- Microsoft PowerApps および Power Automate 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign Connector for Microsoft Search
- Microsoft Dynamics 向け Acrobat Sign
- Microsoft SharePoint 向け Acrobat Sign
- Adobe Acrobat Sign の統合
- 製品バージョンとライフサイクル
-
Microsoft 向け Acrobat Sign
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- HR ServiceNow 向け Acrobat Sign
- SAP SuccessFactors 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign for Workday
- NetSuite 向け Acrobat Sign
- SugarCRM 向け Acrobat Sign
- VeevaVault 向け Acrobat Sign
- Coupa BSM Suite 向け Acrobat Sign
- Zapier 向け Acrobat Sign
- Acrobat Sign 開発者向けドキュメント
概要
『Salesforce 用 Adobe Acrobat Sign:フィールドマッピングおよびテンプレートガイド』では、テンプレートの使用方法と、データおよび結合マッピング機能の設定方法について説明します。
Acrobat Sign では、署名者からのデータ収集、文書内の署名フィールドとイニシャルフィールドの位置設定、送信者と署名者の両当事者の情報収集などの操作を、インタラクティブフォームを使用して行うことができます。
独自の Acrobat Sign テンプレートライブラリを作成するには、「Salesforce 文書」タブで Acrobat Sign フォームとテンプレートを保存します。
『Salesforce 用 Adobe Acrobat Sign:フィールドマッピングおよびテンプレートガイド』では、次の手順について説明します。
マッピングを適切におこなうには、SFDC オブジェクトフィールドと Acrobat Sign フォームフィールドを論理的に関連付けられるように、フィールド名を定義したフォームをあらかじめ作成しておく必要があります。
シンプルなフォームを以下に示します。 フィールドは、片側に 2 つずつ配置した中括弧(フィールドの幅を定義)とフィールド名(中括弧の間の文字列)によって定義されます。
Acrobat Sign テキストタグを使用して、以下を実行できます。
- 顧客が署名とイニシャルを追加できるように、文書上の特定の場所を設定
- 署名者のデータを収集し、後で Salesforce アカウントに戻す
- 署名用に送信する前に、Salesforce のデータを文書のフィールドに結合
Acrobat Sign を使用して送信する文書(Word、PDF、テキストなど)に特殊なテキストタグを追加することで、Acrobat Sign フォームを作成できます。
テキストタグには、名前の値のほかに、検証、計算、正規表現などの追加の引数を含めることができます。詳細なフォームの作成方法を習得すると、署名プロセス中に取得するデータの品質が大幅に向上します。
テキストタグの短縮機能を使用すると、フィールドマッピングによってフォームを作成し、文書間で繰り返し使用されるフィールド名の標準規則を確立できます。この機能には次のメリットがあります。
- 正式なタグを再作成する必要がなくなり、時間を節約できる
- 複数のフォーム間でデータマッピングの一貫性が向上し、今後のフォームの参考として使用できる
詳細については、『Adobe Acrobat Sign テキストタグガイド』を参照してください。
次の設定を使用して、Salesforce 用 Sign アカウントで結合およびデータマッピングを設定できます。
オプション設定
- マッピングエラー通知を有効にする(デフォルトで有効):この設定を有効にすると、マッピングの実行でエラーが発生した場合に必ず電子メール通知がデータマッピングまたは結合マッピングの所有者に送信されます。
- フィールド API 名を表示(デフォルトで無効):データマッピングおよび結合マッピングを設定する際に各フィールドの API 名および Salesforce オブジェクトの関係を表示するには、このオプションを有効にします。
推奨される設定
- Salesforce フォームへのフィールド名のアップロード:フィールド名を Salesforce にアップロードすることで、結合およびデータマッピングフィールド名が SFDC オブジェクトフィールドに入力されるようになります。これによって、フィールド名を選択リストから選択できます。テキストフィールドにフィールド名を手入力する必要がありません。
Salesforce オブジェクトフィールドにフィールド名をアップロードするには、次の手順を実行します。- すべてのフィールドが定義されたフォームを作成します。
- フォームにわかりやすい契約名(W4 フィールドテンプレートなど)を付けて、Salesforce 経由で署名用に送信します。フィールドのマッピング中に適切なテンプレートを見つけるのに役立ちます。
- マッピングするすべてのフィールドにコンテンツを入力し、契約書に署名すると、その契約書は Salesforce に完了済みとして登録されます。
データ/結合マッピングの読み込み機能を使用するときにテンプレートを選択できるようになりました。
Acrobat Sign の結合マッピングを使用して、Salesforce のフィールドデータを文書フィールドに結合してから、署名用に送信することができます。
例えば、契約書を署名用に送信する前に、Salesforce レコードに登録されているそのリードの住所と電話番号を契約書に自動的に入力することができます。契約書が完全に署名され、契約が履行されたら、商談のステータスを変更することもできます。署名者の更新を Salesforce に戻すように選択すると、署名者が結合データフィールドを更新できます(オプション)。
さらに、結合マッピングを使用して、商談に関連付けられている製品リストを自動的に追加することもできます。契約に含める製品属性(数量、価格など)を設定できます。関連製品の並べ替えやフィルターの適用方法も指定できます。
結合マッピングについて
結合マッピングのデータソースタイプには、特定の定数値、または Acrobat Sign 契約書から参照できる Salesforce オブジェクトフィールドの値を使用できます。結合マッピング項目の対象となるのは、Acrobat Sign 契約書の指定されたフィールドです。
例えば、以下のマッピングでは、Acrobat Sign 文書の「FirstName」フィールドと「LastName」フィールドが、Salesforce の「受信者(取引先担当者)」フィールドのデータで更新されます。また、文書の「company」フィールドには取引先の名前が入力されます。
マッピングするオブジェクトを選択するときは、契約書オブジェクトから開始して、親/参照オブジェクトに進んでいきます。オブジェクト間の関連付けは、実行時に確立する必要があります。
Acrobat Sign フォームのフィールドデータマッピングを使用すると、署名者データを使用して Salesforce オブジェクトを更新する方法を定義できます。例えば、Salesforce.com の署名者の取引先担当者レコードを、文書の完了および署名時に指定した住所と電話番号を使用して更新できます。また、ファイルマッピングを設定して、Acrobat Sign 署名済み契約書、監査証跡およびアップロードされた補足文書を受信者から Salesforce オブジェクトに戻すこともできます。
データマッピングについて
Acrobat Sign データマッピングでは、Acrobat Sign 契約書が署名されたとき、または契約ワークフローの特定のステージに到達したときに Salesforce オブジェクトが更新されます。データマッピングは事前に設定されており、各データマッピングにデータマッピングルールが含まれています。各データマッピングルールでは、データソースと、更新する必要があるターゲット Salesforce フィールドが定義されています。
マッピングのデータソースには、Acrobat Sign フォームフィールド、特定の定数値または Adobe Sign 契約書フィールドの値を使用できます。各データマッピング項目の対象には、Acrobat Sign 契約書から参照できる Salesforce オブジェクトのフィールドを使用できます。
例えば、以下のマッピングでは、取引先担当者オブジェクトの署名者の姓と名が(署名者が入力したとおりに)更新されます。また、契約書に署名が行われると、商談フェーズが更新され、署名済み契約書および監査証跡が商談に追加されます。
データマッピングを使用して Salesforce を更新するその他の例には、以下があります。
- 受信者の連絡先情報の更新
- 商談への PO 番号の追加
- 取引先への支払情報の更新
- 契約が署名された際の商談フェーズの変更
- 取引先担当者への署名済み PDF と監査証跡の追加
データマッピングを使用して署名者のデータとファイルを Salesforce レコードに転送するには、次の方法を習得する必要があります。
Adobe Acrobat Sign 契約テンプレートでは、契約書のデフォルト値と設定を事前に設定できます。また、契約テンプレートを「署名用に送信」ボタンにリンクすることもできます。
契約テンプレートについて
契約テンプレートでは、名前、メッセージ、言語、有効期限、セキュリティオプションなどの契約書フィールドを事前に定義できます。また、特定のデータマッピング、結合マッピングおよびオブジェクト(商談、取引先、取引先担当者、リード、契約など)を契約テンプレートに関連付けることもできます。さらに、受信者の定義をプリセットし、フィールドを契約フィールドにマッピングして、添付ファイルを事前に定義できます。
関連オブジェクトレコード(商談など)に表示される「署名用に送信」ボタンを、デフォルトで契約テンプレートにリンクするように設定することもできます。契約テンプレートを使用して契約書を生成するには、「署名用に送信」を選択します。
Salesforce にログインして、Adobe Acrobat Sign for Salesforce アプリを起動し、「契約テンプレート」タブを選択します。
新しい契約テンプレートを作成するには:
-
表示されるダイアログで、テンプレート名を入力し、必要に応じてテンプレートのワークフローを選択します。
注意:ワークフローを選択するオプションが表示されるのは、ワークフローが有効で、リンクされた Sign アカウントにアクティブなワークフローが設定されている場合に限られます。
ワークフローを有効にする方法を確認してください。 -
新しい契約テンプレートページが表示され、上部にテンプレート名が表示されます。右上隅のドロップダウンアイコンを選択して、次のオプションを編集します。
- 名前を編集 - 現在のテンプレートの名前を変更します。
- 所有者を変更 - 現在のテンプレートの所有者を変更します。Salesforce 組織内の現在のユーザーに割り当てる必要があります。
- クローン - 現在のテンプレートを複製し、一意の Salesforce ID 番号が付けられます。
- 削除 - Salesforce から現在のテンプレートを削除します。
「保存」ボタンの下に、テンプレート ID と、テンプレートの作成者、所有者、および最終変更者などのメタデータが表示されます。「アクティブ」チェックボックスを切り替えて、テンプレートを使用可能にするかどうかを指定できます。新しいテンプレートはアクティブ状態で作成されます。
-
これには、Salesforce オブジェクトを参照してテンプレートによって作成される契約書に関連する主要な詳細が含まれます。テンプレートの詳細を入力するには、次の各フィールドに入力します。
- 契約名:契約書のデフォルト名を定義します。すべての契約書は作成当初、この名前を使用します。
契約名などのテキストフィールドでは、有効なフィールド値を動的に生成するように、定義の一部として Salesforce 変数を使用できます。 たとえば、契約が生成されたときに、Acme Corp Agreement - {!Name} など、受領者の名前を含めるように契約書名をカスタマイズできます。 - Salesforce オブジェクト:契約書テンプレートで特定のオプション定義のマスターリファレンスとして使用する Salesforce マスターオブジェクトを選択します。
例えば、マスターオブジェクトまたは関連する参照オブジェクトのフィールドとデータを使用して、契約書の受信者、フィールドマッピング、添付ファイルを指定できます。マスターオブジェクトを契約書テンプレートで定義した場合、マスターオブジェクトの「署名用に送信」ボタンをクリックして契約書の作成を開始できます。
「署名用に送信」ボタンの有効化の方法を確認してください。 - マッピングされるデータ:「データを契約書フィールドにマッピング」を選択し、マッピング方法を選択します。
- オブジェクトから選択:Salesforce オブジェクトを定義する必要があります。 設定したマスターオブジェクトに基づいて、フィールド ターゲット契約書フィールドを選択します。 例えば、マスターオブジェクトが「商談」の場合に、次の画面では、マスターオブジェクト(商談)のソースフィールドのほか、データがマッピングされるターゲット契約書オブジェクトフィールドも選択します。
- 特定の値を入力:リテラル値をターゲット契約書」のフィールドに転送します。
マッピングされたフィールドはすべて、テンプレートにリストされ、そこで個別に編集または削除できます。
マスターオブジェクトにリンクされているセカンダリオブジェクトとの間でデータをマッピングできるようにするには、次の手順を実行する必要があります。
- マスターオブジェクトに、セカンダリオブジェクトへのルックアップフィールドがあることを確認します。関連リスト間でデータをマッピングすることはできません。
- 契約書オブジェクトに、セカンダリオブジェクトへのルックアップフィールドがあることを確認します。
- 契約テンプレートで「データを契約書フィールドにマッピング」を選択し、「オブジェクトから選択」を選択します。
- 「ソースタイプ」フィールドで、セカンダリオブジェクトのルックアップフィールドを選択します。
- 「ターゲット契約書」フィールドで、セカンダリオブジェクトのルックアップフィールドを選択します。
- 「保存」を選択します。
- 契約テンプレートで、「保存」を選択して設定を保存します。
- 以下のセクションの説明に従って、データマッピングまたは結合マッピングを設定します。
- 自動送信 - 使用する自動ワークフローで契約書の送信をトリガーする、またはユーザーが Salesforce レコードの「署名用に送信」ボタンを選択したときに自動的に契約書が送信されるようにする場合、このオプションを有効にします。「自動送信」を動作させるには、少なくとも受信者 1 人と添付ファイル 1 つが契約テンプレートで定義されている必要があります。
- 契約書タイプ:定義された契約書タイプのリストから選択します。
- 言語:電子メールや画面上の指示など、受信者へのコミュニケーションに使用する言語を定義します。
- この契約の署名タイプを選択します。
- 電子サイン:デフォルトで電子サインを収集します。
- 手書き署名:文書のダウンロード、物理的な署名、署名済み文書のスキャン、Acrobat Sign へのアップロードを受信者に指示するには、このオプションを選択します。
テンプレートが配信する予定の 1 つまたは複数の文書を添付する必要があります。 文書がテンプレートに添付されていない場合、送信者は契約書の設定時にドキュメントを選択する必要があります。
テンプレートが自動送信に設定されている場合、テンプレートに文書を 1 つ以上添付する必要があります。
Government Cloud のお客様の場合、Document Builder オプションは無効です。
文書を添付するには:
- 「ファイルをアップロード」を選択し、メニュー形式のウィザードを使用してファイルをアップロードします。
または、デスクトップからファイルをドラッグ&ドロップします。
注意:アップロードされたすべてのファイルは「Salesforce CRM およびファイル」のコンテンツに追加され、アップローダーにより所有されます。
- 「選択して文書を追加」で、以下のオプションのいずれかを選択し、検索バーを使用して特定のライブラリ別に文書を検索します。
- Salesforce CRM およびファイル - 個人用ライブラリです。システムからアップロードしたすべての文書はこのライブラリに保存され、後で使用できます。
- Salesforce 文書 - ユーザー間で共有される Salesforce ライブラリです。
- Acrobat Sign ライブラリ - Acrobat Sign システムに保存されているライブラリコンテンツを参照します。
- 詳細検索 - 上記すべてのオプションを利用可能な 1 つのインターフェイスです。
- 「詳細オプション」で、「文書ソースを選択」を選択します。Salesforce オブジェクトまたはランタイム変数から文書またはオブジェクトを選択できます。一部の Salesforce マスターオブジェクトには、文書のソース用の追加のオプションがあります。たとえば、「テンプレートの詳細」タブの「Salesforce オブジェクト」が「商談」の場合、「商談見積から追加」の追加ソースオプションがあります。次の 3 つのオプションがあります。
- Salesforce オブジェクトから追加
- ソースタイプ - 文書のオブジェクトタイプをファイルまたは添付ファイルから選択します。
- 文書を選択 - 次のいずれかの条件に基づいて添付する文書を選択します。最新の文書(作成日が最新)、または最も古い。
- 文書(作成日が最も古い)、またはすべての文書(見つかったすべての文書)。
- 商談見積から追加
- 見積書タイプ:最新の見積書または最も古い見積書。
- 見積書タイプの判断基準:最終変更日または関連する日付。
- 見積書文書タイプ:最新文書、最も古い文書、またはすべての文書。
- 実行時変数
- オブジェクトから添付ファイルを動的に追加します。
- ランタイム変数名を追加:Salesforce オブジェクトから変数および ID タイプを指定します。
- Salesforce オブジェクトから追加
- Adobe Sign ライブラリからフィールドテンプレートを読み込むには、「フォームフィールドテンプレートを追加」フィールドの下にある検索バーを使用します。
「受信者」タブを使用して、契約書の受信者を追加し、受信者のスタックを制御できます。そのためには、次の詳細を入力します。
- 「署名ワークフロー」で、次の 2 つのオプションのいずれかを選択します。
- すべての受信者の署名:テンプレートで定義されたすべての受信者が、それぞれに割り当てられた役割に従ってプロセスに参加する必要があります。送信者のみの署名が必要な契約書以外のすべてについて、これを選択します。
- 送信者の署名のみ:このオプションを有効にすると、「自分のみが署名」機能がテンプレートに追加されます。このオプションを使用するには、「送信者署名のみを有効にする」設定を選択する必要があります。要件に応じて、このオプションは、「送信者署名のみを読み取り専用にする」設定を使用して読み取り専用に設定できます。
- 「受信者」で、「署名者」ドロップダウンリストから受信者の役割を選択します。
- 「連絡先の検索」フィールドで、受信者の連絡先を検索します。また、ドロップダウンリストから「電子メール」を選択し、受信者の電子メールアドレスを追加します。 受信者は次の方法で追加できます。
- Salesforce オブジェクト - 取引先責任者、ユーザー、リード、またはグループ。
- 電子メール - 任意の電子メールを使用できます。
- ランタイム変数 - マスターオブジェクトの変数から読み込まれた値に基づき、受信者を動的に挿入します(「テンプレートの詳細」タブで定義)。
- さらに受信者を追加するには、「受信者の追加」を選択します。
- 署名者として自分自身を追加するには、「自分を追加」を選択します。「最後に署名」または「最初に署名」を選択して、自分が署名する順序を設定します。必要に応じて「最初の署名者のホスト署名」を選択します。
- ID 確認方法を変更するには、「電子メール」を選択して ID 確認メニューを開きます。必要に応じて、ドロップダウンから、「パスワード」、「KBA」、「電話」、「Government ID」のいずれかの確認方法を選択します。
- 契約書の受信者のために、必要に応じてメッセージを追加します。
- 「詳細オプション」:
- 対面のホスト署名を容易にするには、「ホスト署名(対面署名)を有効にする」を選択します。
- 契約書を署名用に送信する前にプレビューし、フォームフィールドをドラッグ&ドロップできるようにするには、「フィールドのプレビューと位置設定を有効にする」を選択します。
- 特定のユーザーの代理で契約書を送信するには、「代理送信」を選択し、ユーザーレコード ID を指定します。「代理送信」機能を有効にする方法を参照してください。
- 内部または外部の受信者ステータスに基づいて署名者の確認を制御する場合は、オプションで「高度な確認方法」を選択して、受信者の検証方法を設定します。
「データマッピング」タブでは、この契約テンプレートを使用した契約書を送信したときに自動的に実行するマッピングとして、データマッピングと結合マッピングのどちらか、または両方をオプションで指定できます。
- 結合マッピング:契約書を送信する前に、Salesforce フィールドを契約書に結合するデータマッピングを選択します。
- データマッピング:署名済み契約書の入力内容を Salesforce にマッピングするときに使用するデータマッピングを選択します。
一般的な契約書タスクを自動化するために、追加のルールを設定できます。これを行うには、必要に応じて次のフィールドに入力します。
- 「自動リマインダー」のドロップダウンメニューから、「なし」、「署名されるまで毎日」、「署名されるまで毎週」のオプションのいずれかを選択します。
- 有効期限までの日数で、契約書の有効期限までの日数を入力します。契約テンプレートから契約書レコードが生成されると、入力した日数は現在の日付に追加され、有効期限を動的に計算します。
注意:パッケージバージョン 21.x 以前を使用している場合は、「有効期限までの日数」は数値フィールドとして表示されます。パッケージバージョン 21.x 以降を使用しているお客様は、フィールドをテキストフィールドとして表示し、{!Expiry Date} など、マスターオブジェクトの他のフィールドを参照できます。v21 より前のバージョンからアップグレードしたユーザーの場合は両方のフィールドがあります。 - 「署名後リダイレクト URL」に、契約書の署名者が署名した後、指定した URL に自動的にリダイレクトされるように URL を入力します。このオプションを使用するには、「署名後オプションを有効にする」設定を有効にする必要があります。
- 「署名後オプション」設定を有効にし、「署名後リダイレクト URL」を指定した場合は、「署名後のリダイレクト遅延(秒)」フィールドに、リダイレクトを実行するまでの経過秒数を入力します。
- 「署名済み文書をパスワードで保護」チェックボックスを選択して、署名者に送信される署名済み PDF を暗号化します。
- 「すべての契約にデフォルトテンプレートを設定」チェックボックスを選択して、新しい契約書のデフォルト契約テンプレートとして設定します。特定の契約テンプレートを他の契約書と関連付けるように定義し、デフォルトの契約テンプレートを上書きすることもできます。例えば、特定の契約テンプレートに関連付けられた、取引先オブジェクトのカスタムの「署名用に送信」ボタンを作成できます。カスタムボタンについて詳しくは、「署名用に送信」ボタンを有効にするを参照してください。
- 組織で Chatter 発行者アクションを有効にしている場合は、「Chatter 発行者アクションとして有効」を選択して、この契約テンプレートを有効にします。Chatter 発行者アクションを使用すると、ユーザーが Chatter から契約書を送信できます。このチェックボックスをオンにすると、取引先担当者、取引先、商談のいずれかのマスターオブジェクトの Chatter アクションに対してこの契約テンプレートが有効になります。例えば、マスターオブジェクトが商談の場合に、このチェックボックスをオンにすると、ユーザーは商談 Chatter フィードからこの契約テンプレートを使用して送信できます。マスターオブジェクトを空白にすると、ホームページの Chatter フィードで契約テンプレートを有効にできます。
詳細については、Adobe Acrobat Sign Chatter 発行者アクションを参照してください。
「Chatter 発行者アクションとして有効」オプションは、Government Cloud のお客様には表示されません。Chatter は 現在、商用クラウドでのみサポートされています。
Salesforce は、Acrobat Sign からワークフローを読み込むように簡単に構成でき、エージェントは両方の環境から同じ受信者構造、認証方式、メール配信などで柔軟に送信できます。
また、ワークフローを Salesforce テンプレートのソースとして使用すると、多目的のドキュメントテンプレートで使用して、必要に応じて受信者をスムーズに含めたりスキップしたりできます。
ワーフクローを添付するときに Salesforce テンプレートの定義が少し変更されます。ワークフローは、ワークフローに合わせて受信者タブを変更し、SFDC テンプレートで通常定義する一部の構成済み要素を挿入します。
以下のリストは、セットアッププロセスの違いを示します。
Salesforce テンプレートに加えた変更は、自動的には保存されません。
編集内容を保存するには、画面の右上隅にある「保存」ボタンをクリックしてください。
「署名用に送信」ボタンは、デフォルトの契約テンプレート、またはユーザーが設定する特定の契約テンプレートに関連付けられています。Salesforce 用 Acrobat Sign 統合には、商談、取引先、取引先担当者、リードまたは契約ページレイアウトに追加できる「署名用に送信」ボタンがデフォルトで含まれています。他のオブジェクトに追加し、様々な契約テンプレートに関連付けることができるカスタムの「署名用に送信」ボタンを複数作成することもできます。
商談オブジェクト用の「署名用に送信」ボタンを有効にする方法を次に示します。
-
設定/プラットフォームツール/オブジェクトとフィールド/オブジェクトマネージャーに移動します。
-
左のオブジェクトのリストから、編集するオブジェクト(この例では商談)を選択します。
-
左パネルから、「ページレイアウト」を選択します。
-
編集するページレイアウトを選択します。
-
左側のパネルのリストから「ボタン」を選択します。
-
上部のセクションにある「署名用に送信」ボタンを、「商談の詳細」セクションの「カスタムボタン」ボックスまでドラッグします。
署名後オプションを有効にして、署名者を選択したランディングページに移動できます。これにより、「署名後リダイレクト URL」オプションと「署名後リダイレクト遅延」オプションが契約書を送信ページで使用可能になります。契約書の署名者は、署名後、指定された URL にリダイレクトされます。例えば、会社の web サイトやアンケートページに署名者をリダイレクトできます。「署名後オプションを読み取り専用にする」設定を使用して、送信者に対してこのオプションを読み取り専用にできます。
署名後オプションを有効にするには:
-
設定/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定に移動します。
-
「Adobe Sign 設定」を選択します。
-
「管理」を選択します。
-
「新規」(または「編集」)を選択します。
-
「署名後オプションを有効にする」を探し、必要に応じて変更します。
オプションで、「署名後オプションを読み取り専用にする」の設定を探し、必要に応じて変更します。
-
「保存」を選択します。
Salesforce 用 Adobe Acrobat Sign v 11.7 以降では、Salesforce の「代理送信」機能を有効にして、個人が他のユーザーの代理で契約書を送信できるようにすることができます。この機能は、すべての契約書の送信シナリオに適用されます。これには、「バックグラウンドアクション」フィールドを更新して開始したバックグラウンドアクションや、契約書テンプレートで「自動送信」オプションを使用して開始したバックグラウンドアクションが含まれます。さらに、契約書の生成時に自動入力用の契約テンプレートでユーザー参照を設定することで、プロセスを合理化できます。
「代理送信」機能を有効にするには、「Adobe Acrobat Sign 管理者」権限セットを Salesforce 管理者に割り当てる必要があります。管理者ユーザーは、「代理送信」機能を有効にするために必要な次の 2 つのフィールドにアクセスできます。
- User.EchoSign_Allow_Delegated_Sending__c
- User.EchoSign_Email_Verified__c
メモ:Adobe Acrobat Sign パッケージのすべてのユーザーは、サービスを使用できるようになる前に、Adobe Acrobat Sign ユーザー権限が割り当てられている必要があります。
他のユーザーの代理送信を許可するには、次の手順を実行します。
-
次の手順を実行して、「他のユーザーとして送信することを許可する」フィールドをユーザーレコードレイアウトに追加します。
- 設定/プラットフォームツール/オブジェクトとフィールド/オブジェクトマネージャーに移動します。
- オブジェクトマネージャーから「ユーザー」を選択します。
- ユーザーオブジェクトページの左側のレールから「ユーザーページレイアウト」を選択します。
- 「ユーザーレイアウト」を選択します。
- 「フィールド」を選択した状態で、「別ユーザーとしての送信を許可」を選択して、レイアウトの「追加情報(編集ページにのみヘッダーを表示)」セクションにドラッグします。
- 「保存」を選択します。
-
「Adobe Acrobat Sign 電子メールを確認済み」フィールドをユーザーレコードレイアウトに追加します。
- ユーザーページレイアウトページの「フィールド」セクションから「 Adobe Acrobat Sign 電子メールを確認済み」オプションを選択し、レイアウトの「追加情報(編集ページにのみヘッダーを表示」セクションにドラッグします。
- 「保存」を選択します。
-
次の手順を実行して、「他ユーザーの代理送信を許可する」設定を有効にします。
- 設定/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定
に移動します。 - Adobe Sign の設定lリストで、「管理」を選択します。
- 「新規」(または「編集」)を選択します。
- (Ctrl + F キー/Cmd + F キーを押して)「他ユーザーの代理送信を許可する」設定を検索し、必要に応じて編集します。
- 「保存」を選択します。
- 設定/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定
-
代理送信される側のユーザーについては、次のように 2 つの設定を有効にする必要があります。
- 設定/管理/ユーザー/ユーザーに移動します。
- 特定のユーザーについて、「編集」を選択します。
- ユーザーの編集ページの「追加情報j」セクションで、「Adobe Sign で別ユーザーとしての送信を許可」および「Adobe Acrobat Sign 電子メールを確認済み」オプションを有効にします。
- 「保存」を選択します。
この設定を有効にすると、契約を送信ページの「受信者」セクションに「送信者の署名のみ」オプションが表示され、有効になります。「送信者の署名のみ」オプションを使用すると、契約書または文書は、署名する送信者に表示されます。この機能は、アドビサービスの「入力と署名」機能と似ています。このオプションを読み取り専用に設定するには、「送信者署名のみを読み取り専用にする」設定を使用します。
送信者の署名のみ機能を有効にするには:
-
設定/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定に移動します。
-
「Adobe Sign 設定」を選択します。
-
「管理」を選択します。
-
「新規」(または「編集」)を選択します。
-
「送信者の署名のみを有効にする」の設定を探し、必要に応じて編集します。オプションで、「送信者署名のみを読み取り専用にする」の設定を探し、必要に応じて変更します。
-
「保存」を選択します。
Salesforce 用 Acrobat Sign では「契約書パネル」と「契約書リスト」から、契約書を表示および管理することができます。「契約書パネル」(または「契約書パネル全体」)および「契約書リスト」コンポーネントを次の任意の Salesforce 標準オブジェクトの Lightning ページに追加して、そのオブジェクト内のレコードの契約書を送信および管理するために使用できます。
- 取引先
- 取引先担当者
- 契約
- リード
- 商談
- ユーザー
次の手順に従って、Salesforce オブジェクトに「契約書パネル」(または「契約書パネル全体」)および「契約書リスト」を追加します。
-
アカウントに「自分のドメイン」が設定されていることを確認します。
Salesforce 環境で Adobe Acrobat Sign を使用するには、「自分のドメイン」の設定方法を参照してください。 -
Salesforce オブジェクトの任意のレコードを開きます。次の例では、商談オブジェクトのレコードにコンポーネントを追加します。
-
レコードページの右上隅にある設定アイコンを選択してメニューを開き、「編集ページ」を選択します。
ページが編集モードで開きます。 -
左パネルで、Custom-Managed コンポーネントのリストまで下にスクロールします。
-
「契約書パネル」を追加するには、次のように目的の場所に「契約書パネル」をドラッグ&ドロップします。
必要に応じて「契約書パネル」の代わりに、「契約書パネル全体」を追加できます。どちらのコンポーネントも同様の機能を備えていますが、「契約書パネル全体」では表示がより広くなります。
-
「契約書リスト」を追加するには、次のように、目的の場所に「契約書リスト」をドラッグします。
-
右上隅の「保存」を選択します。
-
ページをアクティベートしてユーザーに表示するように求めるメッセージが表示されたら、「アクティベート」を選択します。
-
表示されるダイアログで、必要なフォームファクターを選択し、「次へ」を選択します。次に、割り当てを確認して、「保存」を選択します。
変更内容が保存され、ユーザーのページがアクティベートされます。
Salesforce は、Acrobat Sign が契約書のボタンアクション(送信、通知、削除、キャンセル、更新および表示)に対してサポートしている onLoadAction URL パラメーターを使用して、アクションを自動的にトリガーできます。URL パラメーターでは、管理者が設定したツールバー設定(『高度なカスタマイズに関するガイド』を参照)が考慮されます。そのため、有効になっているツールバー設定のみが使用可能になります。
onLoadAction を使用した URL の例:
- 送信:アカウントで契約書の状態が下書きであることを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=send
- 通知:ステータスが署名用に送信済みである契約書がアカウントに存在することを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=remind
- 削除:ステータスが署名用に送信済みである契約書がアカウントに存在することを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=delete
- キャンセル:ステータスが署名用に送信済みである契約書がアカウントに存在することを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=cancel
- 更新:ステータスが署名用に送信済みである契約書がアカウントに存在することを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=update
- 表示:ステータスが署名用に送信済み、署名済み、またはキャンセル済みである契約書がアカウントに存在することを確認してください。
https://echosign-dev1.ap1.visual.force.com/apex/EchoSignAgreementAdvanced?id=[agreementID]&sfdc.override=1&onLoadAction=view