警告:
まずサンドボックス環境にインストールまたはアップグレードして、アプリケーションのあらゆる側面が期待どおりに動作し、その他のカスタマイズ、設定、アプリケーションのいずれとも競合しないことを確認することを強くお勧めします。
V21.5.11 より前のバージョンからアップグレードする場合は、まず v21.5.11 パッケージにアップグレードしてから、最新のパッケージにアップグレードする必要があります。
Salesforce 用 Adobe Sign パッケージのバージョン 23 では、保存ドキュメントのデフォルトのオブジェクトタイプが、従来の添付ファイルオブジェクトから比較的新しいファイルオブジェクトに変更されます。
このアップデートにより、Salesforce Lightning Experience が強化され、ファイルだけをサポートし(Salesforce Classic Experience ではファイルはサポートされません)、同様にアップデートされた Adobe Sign とよく組み合わせて使用する多くのサードパーティソリューションに対応しています。
影響を受けるドキュメントは、次のとおりです。
- 契約文書
- データマッピング
- 契約テンプレート
- 契約更新
- 大容量ファイル送信
- カスタム設定
- 契約書の転送
組織の既存の保存オブジェクトは適用を除外されるため、このバージョンへのアップデートの際に、管理者のアクションは必要ありません。中断することなく操作を継続できます。
ただし、管理者はファイルを使用するように組織を移行する方法を調べてから、添付ファイルを廃止するようにしてください。
注意:
- 23.0 より前のバージョンの Salesforce 用 Adobe Sign からのアップデートの場合は、アップデート後に既存の保存オブジェクト(ほとんどの顧客の添付ファイル)が適用されます。通常どおりの動作を継続するためのアクションは必要ありません。
- 新たに Salesforce 用 Adobe Sign パッケージをインストールする場合は、デフォルトの保存オブジェクトとしてファイルが設定されていますが、手動で添付ファイルに切り替えることができます。
- Salesforce 管理者は、コントロールを使用して、ストレージオブジェクトをファイルにでも添付ファイルにでも切り替えることができます。
ドキュメントの保存タイプの管理コントロールをサポートするために、コントロールのカスタム設定/Adobe Sign 設定のセットに新しいコントロールが追加されました。
この UI は、Agreement_Document_Storage_Type__c にマップされます。
設定値は次のとおりです。
- {空} - 値が空の場合、デフォルトの動作はパッケージのインストールバージョンに基づきます。
- 23.0 以降のバージョンでは、デフォルト保存タイプはデフォルトでファイルに設定されています。
- 23.0 より前のバージョンでは、デフォルト保存タイプはデフォルトで添付ファイルに設定されます。
- ファイル - ファイルを Adobe Sign ドキュメントのデフォルト保存オブジェクトとして厳密に定義します。
- 添付ファイル - 添付ファイルを Adobe Sign ドキュメントのデフォルト保存オブジェクトとして厳密に定義します。

製品の改善のために Adobe Sign が使用データを収集できるように、オプションの Analytics 設定が追加されました。このデータは開発目的にのみ使用され、マーケティング目的には使用されません。
この設定は、「Adobe Sign 管理者」タブの右側のレールにある「Analytics 設定」リンクをクリックして制御できます。

大部分の新規顧客のインストールの場合は、Analytics 設定はデフォルトで有効になっています。
- カナダおよび EU の新規顧客のインストールの場合は、Analytics 設定はデフォルトで無効になっています。
- 顧客をアップグレードすると、現在のエクスペリエンスに合わせて、設定はデフォルトで無効になります。管理者は、「Adobe Sign 管理者」タブで自由に設定を有効にすることができます。
有効にすると、レコードが自動的に CSP 信頼済みサイトに追加されます。adobe.io サイト名:

問題番号 | 修正された問題の説明 |
15687 | Adobe Sign 管理ページから削除したライブラリ テンプレートに、Salesforce テンプレートからアクセスできてしまう問題を修正しました。 |
18890 | キャンセルされた契約書のステータスのスペルの不統一を修正しました。 |
20380 | 日付のフォーマットエラーを修正しました。 |
20420 | オフスクリーンが開かないように、カスタマイズされたツールバーのメニュー配置を改善しました。 |
20436 | 契約書がクリックできるように関連リンクが表示されないカーソルの問題を修正しました。 |
20631 | 契約書に添付された画像ファイルが、ブラウザータブでダウンロードされないで開いてしまう問題を修正しました。 |
20638 | 255 文字を超えて入力できるように、キャンセルの理由フィールドを改善しました。 |
20678 | 「Adobe Sign」タブで、Salesforce カスタムテーマが消えてしまう問題を修正しました。 |
20972/21359 | アクセストークンの期限が切れると、Adobe Sign ライブラリテンプレートにアクセスできなくなる問題を修正しました。 |
21126 | カスタム設定で無効になっていると、電子メールの受信者タイプを受信者オプションから削除できない問題を修正しました。 |
21426 | ユーザーのライブラリに非常に大きいライブラリリスト(1000 以上)があると、Adobe Sign へのアクセスがブロックされる問題を修正しました。 |
21512 | 契約書タイトルのファイル拡張子の管理を改善しました。 |
注意:
Salesforce 用 Adobe Sign パッケージは、現在のメジャー バージョンの 2 つ前のメジャーバージョン以降をサポートします。
- 現在のバージョンが 23.0 の場合、
- バージョン 21 以降をサポートします。
サポートされていないバージョンを使用しているお客様は、セキュリティリスクが高く、新しいパッケージにアップグレードしてサポートを継続することを強くお勧めします。
質問がある場合、または組織のアップグレードでサポートが必要な場合は、サクセスマネージャーにお問い合わせください。
Salesforce 契約テンプレートには、Adobe Sign のカスタムワークフローに接続するオプションが追加されました。これにより、Adobe Sign で複雑な署名プロセスをマッピングし、その構造を Salesforce テンプレートにインポートできます。

Winter 2019 Salesforce(v21)用 Adobe Sign リリースでは、既存顧客のために後方互換性を維持しながら、新しいデプロイメントに対応するパッケージの 3 つの主要要素が更新されています。
- 契約書の更新は Salesforce から取得(Adobe Sign から転送するのではなく)
- 契約テンプレートページがタブ付き構造に再設計され、明瞭度が向上しました(ウィンドウをスクロールするのではなく)
さらに、Salesforce エクスペリエンスと Web エクスペリエンスの整合性を高めるための調整を行いました。 また、
データマッピングプロセスを介してファイルストレージをマッピングする場合、ストレージを添付ファイルとして明示的に強制するための新しいチェックボックスが追加されました。
オフの場合、コンテンツはファイルとして保存されます。

v21 では、Salesforce での契約書の更新プロセスが変更されています。Salesforce に更新を転送する代わりに、更新が利用可能であることを Adobe Sign から Salesforce に通知すると、Salesforce は更新を取り込むことができます。これにより、Adobe Sign が更新を転送した時点で Salesforce がオフラインになる問題を軽減できます。
さらに、以前のすべてのバージョンは同期していましたが、最新のバージョンでは契約が非同期で更新されるようになりました。

新しい更新プロセスをサポートするため、Salesforce の「カスタム設定」セクションに新しいセクションの「Adobe Sign 契約書更新設定」が追加されました。
以前の 5 つの既存設定が、「Adobe Sign 設定」セクションからこのカテゴリに移動されました。
Adobe Sign 設定 |
Adobe Sign 契約書更新設定 |
添付ファイル一覧に監査 PDF を追加 |
監査レポートを追加 |
転送された契約の場合に署名済み PDF リンクを追加 |
署名済み PDF の URL を追加 |
転送された契約の場合に署名済み PDF を追加 |
署名済み PDF を追加 |
署名済み PDF を別の添付ファイルとして追加 |
署名済み PDF を別の添付ファイルとして追加 |
補足ファイルを添付ファイル一覧に追加 |
補足ファイルを追加 |
次の 3 つの新しい設定が追加されます。
- 画像を表示:有効にすると、契約書の PDF 画像が契約書ページに表示されます。
- 契約イベントを更新:有効にすると、Adobe Sign が通知し、Salesforce が契約イベントを更新します。
- 契約状況を更新:有効にすると、Adobe Sign が通知し、Salesforce が契約状況をアクティブに更新します。
契約書を手動で更新すると、状況のみではなく、契約書のすべての要素(受信者、イベント、画像など)が更新されるようになりました。

転送マップ設定はすべての契約書に幅広く適用されるようになったため、転送される契約書だけでなく、すべての契約書の受信者に適用されるように、これらの設定を管理する「カスタム設定」セクションの名前が変更されました。
さらに、契約書に関連する受信者を更新する機能を拡張するために、次の 5 つの新しい設定が追加されました。
- 見つからない受信者を作成する(デフォルトで有効)- 見つからない受信者を作成するにはこの設定を有効にします。
- 新しい受信者は、契約書転送マッピング、署名者を置き換え、または署名者を委任ワークフローの場合に作成されます。
- 参加者設定を有効にする - 参加者セットを作成および更新するには、この設定を有効にします。
- 委任済みの受信者を更新する(デフォルトで有効)- 署名者または送信者が参加者に委任したら受信者を「委任済み」とマークするには、この設定を有効にします。
- これらの受信者は、契約書ビューページには表示されません。
- 受信者を更新する(デフォルトで有効)- 既存の受信者属性(ステータスなど)を更新するには、この設定を有効にします。
- 置き換えられた受信者を更新する (デフォルトで有効)- 管理ページで、送信者によって受信者が置き換えられた際、受信者を「置き換え済み」とマークするにはこの設定を有効にします。
- これらの受信者は、契約書ビューページには表示されません。


契約書のイベントの説明に、次の 3 つの変更が行われました。
- 契約書名の代わりに、一般的な用語「文書」が使用されています
- ユーザーの電子メールアドレスが名前の値の後に挿入されています。
- IP アドレスが含まれています。


Lightning Experiece では、新しい契約書をローカルシステムからドラッグして「ファイル」領域にドロップすることで、新しい契約書に文書を追加できるようになりました。
ドラッグ&ドロップで追加された文書は、Salesforce の個人ファイルにアップロードされます。


Simple Sign は、コミュニティポータルのユーザーがセルフサービスの契約書に署名できるようにするコンポーネントで、すばやく簡単に使用できます。このコンポーネントを Salesforce Community Cloud ポータル(顧客、パートナー、従業員など)に追加するか、コンポーネントを他の Lightning コンポーネントに埋め込みます。
Adobe Sign CPQ コンポーネントを改善し、「Adobe Sign を生成」ボタンまたは LEX コンポーネントを 1 回クリックするだけで、見積書の PDF を契約書に添付するプロセスが効率化されました。

概要
Summer 2018 Salesforce(v20)リリースは、Lightning Experience 内の機能を拡張するもので、ユーザーの要望が多かったいくつかの新機能を実現しています。
注意:
Salesforce 用 Adobe Sign のバージョン 20 では、Lightning Experience との連携が強化され、全体的なパフォーマンスが最適化されました。
最適化には、契約書リストの Lightning コンポーネントへの移動が含まれます。以前のバージョンでは、Visualforce ページと埋め込み「Lightning Out」コンポーネントが使用されていました。 この移動の結果、標準オブジェクト(商談、取引先企業、取引先担当者など)の関連リストから新しい契約書を開始する際に、その契約書がオブジェクトに自動的に関連付けられなくなります。これは、Salesforce が「Ikid」パラメーターを Lightning コンポーネントに直接渡すことをサポートしていないためです。
この制限は、Lightning ページレイアウトを使用する場合にのみ発生します。Advanced ページレイアウトを使用すると、引き続きこの機能を使用できます。
Salesforce Process Builder のサポート
Salesforce Process Builder をサポートするために、操作が追加されました。
管理者は、テンプレートからの契約書の作成をトリガーしたり、送信、通知、更新、キャンセルおよび削除の操作ができる処理を作成できます。

受信者向けの拡張された役割
3 つの新しい役割(それぞれに委任者の役割を伴う)が追加されました。 参加者のタイプとして同意者、フォーム入力者および証明済み受信者を含む署名フローを作成できるようになりました。

サンドボックスのサポートの強化
2019 年 3 月 16 日に、Salesforce は、共有 ID の URL が使用できなくなる重要なアップデートを自動的に有効にします。
v20 より前のバージョンでは、この URL は、共有情報を解析したり、通信しようとしている SFDC インスタンスの特性(運用環境サンドボックス)に関して Adobe Sign に知らせるために使用されました。
2019 年 3 月 16 日以降、v19 以前のお客様は、サポートに問い合わせてサンドボックス環境にフラグ設定し、OAuth プロセスで接続できるようにする必要があります。
v20 以降をインストールしているお客様は、Adobe Sign サポートに問い合わせることなく、OAuth プロセスを使用できます。

トリガーする各イベントに関連する受信者
Agreement Event オブジェクトは、イベントとそのイベントをトリガーした受信者が関連付けられるようになり、受信者に関連する署名プロセスを手順ごとに詳細に把握できるようになりました。

受信者 IP アドレスフィールドの追加
Agreement Event オブジェクトに、「代行ユーザー IP アドレス」という新しいフィールドが追加されました。
この新しいフィールドは、契約書に対して記録されたイベントの IP アドレスを読み込んで、イベントをトリガーしたユーザーに関連付けます。
IP 情報を提示するレポートを生成できます。

従来の文書キーの取得と更新
Salesforce 用 Adobe Sign v13 以前で使用しているアカウントは、パッケージの最新バージョンにアップグレードして、既存の契約書の各文書キーを更新できます。

v20.8(インクリメンタルパッチ)
データ/結合マッピングの選択リストへのフィールド API 名の追加
データまたは結合マッピングを定義する際にフィールドの API 名を表示するための新しい設定が追加されました。

この機能を有効にするには、次を実行します。
- セットアップ/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定に移動します。
- これにより、カスタム設定ページが読み込まれます。
- 「Adobe Sign 設定」ラベルをクリックします。
- Adobe Sign 設定 ページが読み込まれます。




問題番号 | 修正された問題の説明 |
14931 | 契約書送信時のエラーメッセージの「基本」ページレイアウト |
15012 | EchoSign Agreement Advanced VF ページで受信者が自動入力されない |
14578 | データマッピングに追加オブジェクトにマップするエントリがない場合、ファイルのマッピングに失敗する |
13169 | 自動プロビジョニングエラー |
12457 | 受信者の順序が変更されると、受信者が保持されない |
14541 | 11 人を超える受信者が定義されると、エラーが表示される |
v20.9(セキュリティパッチ)
アップグレードをおこない、大きなファイルやプッシュ契約を設定している顧客は、新しいパッケージをインストールする前にアップグレードプロセスを慎重に確認する必要があります。
コールバックサイトプロファイルの代わりとなるコールバックユーザー
Salesforce コールバックサイトへの広範なオブジェクトアクセスの許可に関するセキュリティ上の懸念により、v20.9 では、契約書オブジェクトへのアクセス制御を強化する、新しいユーザーベースの認証プロセスを導入しました。
従来コールバックサイトは、顧客が大きなファイルサービスやプッシュ契約に対応するために使用されてきました。これらの機能のいずれか、または両方を有効にしているすべての顧客は、v20.9 へアップグレードして新しいコールバックユーザー機能を有効にし、サイトユーザーからすべての権限を削除することを強くお勧めします。
コールバックユーザーは、Adobe Sign 管理者ページの Adobe アカウントリンクの下にある新しいコントロールで有効にすることができます。

Winter 2018 Salesforce(v19)リリースは、Lightning Experience 内の機能を拡張するもので、ユーザーの要望が多かったいくつかの新機能を実現しています。
Lightning ページからの一括操作
Lightning インターフェイスで、契約書を一括して作成、送信、通知、キャンセル、削除および更新できるようになりました。また、操作を最終的に実行する前に、これから実行される操作の概要が表示されるようにプロセスが改善されました。

ユーザーの有効化を容易にする新しい権限セット
Salesforce 用 Adobe Sign アプリケーションのインストール時に「すべてのユーザー」オプションを選ばなかった場合は、個々のユーザーがアクセスできるオブジェクトやフィールドを管理者が手動で設定する必要があり、非常に手間がかかりました。
しかし、もうその心配はありません。 追加された 3 つの新しい権限セットを使用すると、管理者は、各オブジェクトの各フィールドをそれぞれ設定することなく、各ユーザーにすべての権限をすばやく適用できます。
次の 3 つのオプションがあります。
- Adobe Sign ユーザー - Salesforce 用 Adobe Sign の送信者ユーザーに必要な最低限の権限。管理パッケージに含まれる必須コンポーネント(オブジェクト、フィールド、タブ、クラスおよびページ)への制限付きアクセス権が含まれています。
- Adobe Sign 管理者 - Salesforce 用 Adobe Sign の管理者ユーザーに必要な最低限の権限。管理パッケージに含まれるすべてのコンポーネント(オブジェクト、フィールド、タブ、クラスおよびページ)への完全なアクセス権が含まれています。
- Adobe Sign 統合ユーザー - Salesforce 用 Adobe Sign 統合ユーザーに必要なすべての権限。すべての管理者アクセス権と、すべての組織データへのアクセス権が含まれます。

使いやすい手書き署名のワークフロー
手書き署名で、電子サインの正確性と可監査性が得られます。署名者は、FAX を使用することなく、文書への入力、文書の印刷、署名、スキャン、返却をおこなうことができます。すべて電子的にキャプチャおよび管理されるので、読みやすいテキストと監査追跡の署名者検証データが得られます。
手書き署名のワークフローを使用することで、旧来のように Fax を使用する必要がなくなり、より一貫性のある、本格的な署名プロセスを実現できます。 詳しくは、こちらを参照してください。

Outlook および Gmail 用の電子メールコンポーネント
Salesforce 用 Adobe Sign 電子メールコンポーネントは、Microsoft Outlook Web App(OWA)、Outlook 2016、Outlook for Mac 2016 または Outlook 2013 で動作します。同じコンポーネントパッケージは Gmail for Work 統合でも動作します。
電子メールコンポーネントは別途インストールが必要ですが、わずか数分でインストールと設定をおこなえます。

複数の画面サイズに適応できる新しいリフロー型の送信ページ
日常的な業務活動でも小さい画面のデバイスを使うことが多くなっています。画面を左右にスクロールしなければならないと、作業の効率が悪くなります。タブレット利用者のために送信ページのデザインが見直され、機能はすべて維持したまま、様々な画面幅に応じて画面要素がリフロー(再配置)されるようになりました。

Salesforce CPQ 用の統合コンポーネント
CPQ による見積を直接 Salesforce から顧客の電子メール受信箱に迅速に配信できます。この見積は、Adobe Sign CPQ コネクタコンポーネントを使用して署名できます。

Salesforce Community Cloud ポータル(自己署名)のサポート
コミュニティポータルに Adobe Sign コンポーネントを組み込み、ポータルのユーザーが署名できる契約書を提供できます。
Salesforce の管理者は、必要に応じて契約書を公開し、期限を定め、更新サイクルを定義できます。
ユーザーは、コミュニティサイトにアクセスし、新規契約書を生成し、ポータルから直接署名できます。

v19.4 - 2018 年 1 月リリース
v14 よりも前のバージョンからアップグレードする場合の従来の文書キーの更新
Salesforce 用 Adobe Sign アプリケーションを v14 よりも前のバージョンから現在のビルドにアップグレードすると、ユーザーは、アップグレード前に他のユーザーから送信された既存の契約書に対して削除、キャンセル、表示、通知、更新などの操作を実行できない可能性があります。
これらの操作をおこなおうとすると、
「INVALID_DOCUMENT_KEY(文書キーが無効です)」や「サーバーの内部エラーが発生しました」のようなエラーが表示されることがあります。
この問題は、バージョン 14 よりも前のバージョンのアプリケーションで使用されていた従来の文書キースタイルが原因で発生します。
このような従来のキーについて、1 回限りの移行処理をおこなう必要があります。この目的のために、以下の機能が新たに提供されています。
セットアップ手順が完了すると、Adobe Sign 管理者ページに以下のリンクが表示されます。
- 見つからない文書キーを取得 - このリンクをクリックすると、既存の契約書に不足している文書キーが一括で取得されます。
- 従来の文書キーを更新 - このリンクをクリックすると、組織内に存在するすべての契約書で既存の文書キーが消去され、新規文書キーが取得されます。
文書キーが関連付けられていない契約書がある場合は、それらの契約書に対しても文書キーが取得されます。
契約書の新しい文書キーが取得されると、ユーザーは、他のユーザーから送信された既存の契約書に対してすべての契約書操作を実行できるようになります。
注意:
「見つからない文書キーを取得」および「従来の文書キーを更新」のリンクは、管理者が v14 よりも前のバージョンから v19.4 にアップグレードした場合にのみ表示されます。
管理者が v14 ~ v19.2 のパッケージをアップデートした場合、これらのリンクはデフォルトで非表示となります。その場合は、管理者から Adobe Sign サポートに連絡して、これらのリンクを手動で表示させることができます。
この操作をおこなうには、Adobe Sign サポートへのログインアクセス権が付与されている必要があります。
問題 ID |
説明 |
8014 | キャンセルおよび通知操作に関して、Conga の機能が強化されました。 |
8979 | 「最大ビューステートサイズの制限を超えました」というエラーが表示される問題を解決しました。 |
9709 | AgreementEventType に WRITTEN_SIGNED イベントタイプがない問題を修正しました。 |
9832 |
Salesforce プラットフォームユーザーに対して権限拒否エラーが発生していた問題を解決しました。 |
9927 | ファイルの拡張子なしで契約書にファイルが添付されていた問題を修正しました。 |
9934 |
地理位置情報フィールドの処理を改善しました。 |
10367 | バージョン 13 よりも前のパッケージからアップデートするユーザーに対して文書キーソリューションを提供しました。 |
注意:
ノルウェー語のローカリゼーションを使用していて、Salesforce 用 Adobe Sign 19.0 ~ 19.4 にアップデートした場合、19.5 翻訳テーブルを手動でアップデートする必要があります。
v19.0 ~ v19.4 から 19.5 にアップデートする場合
翻訳を有効にする(Salesforce のローカライズされたバージョンを既に使用している場合、これらの手順はおこなわれています)
- Salesforce に管理者としてログインします。
- セットアップ/プラットフォームツール/ユーザーインターフェイス/Translation Workbench/翻訳に移動します。
- 「有効にする」をクリックします。
言語オプションとしてノルウェー語を有効にする
- Salesforce に管理者としてログインします。
- セットアップ/プラットフォームツール/ユーザーインターフェイス/Translation Workbench/翻訳設定に移動します。
- 「言語」候補リストで、「Norwegian」を選択します。
- 「保存」をクリックします。

翻訳の更新
- セットアップ/プラットフォームツール/ユーザーインターフェイス/Translation Workbench/翻訳に移動します。
- 「言語」で「Norwegian」を選択します。
- 「コンポーネントのセットアップ」で「候補リストの値」を選択します。
- 「オブジェクト」で「契約書」を選択します。
- マスター候補リストテーブルで、「契約状況」フォルダーを展開します。
- English ステータスの隣にある列のスペースをダブルクリックして、翻訳を入力できるテキストフィールドを開きます。次の表に示すように値を入力します。
マスター候補リスト値ラベル |
候補リスト値ラベルの訳 |
承認済み |
Godkjent |
取り消し済み/拒否済み |
Avbrutt/avslått |
作成済み |
Opprettet |
草稿 |
Kladd |
期限切れ |
Utgått |
承認用に送信 |
Ute til godkjenning |
署名用に送信 |
Ute til signering |
事前送信 |
Før sending |
送信中です |
Sending pågår |
署名済み |
Signert |
相手の承認を待っています |
Venter på kontragodkjenning |
相手の署名を待っています |
Venter på kontrasignatur |

マスター候補リスト値ラベル |
候補リスト値ラベルの訳 |
中国語(中国本土) |
Kinesisk (Kina) |
中国語(台湾) |
Kinesisk(台湾) |
Czech (Czech Republic) |
Tsjekkisk (Tsjekkia) |
Danish (Denmark) |
Dansk (Danmark) |
Dutch (Netherlands) |
Nederlandsk (Nederland) |
English (United Kingdom) |
Engelsk (Storbritannia) |
English (United States) |
Engelsk (USA) |
Finnish (Finland) |
Finsk (Finland) |
French (France) |
Fransk (Frankrike) |
German (Germany) |
Tysk (Tyskland) |
Icelandic (Iceland) |
Islandsk (Island) |
Indonesian (Indonesia) |
Indonesisk (Indonesia) |
Italian (Italy) |
Italiensk (Italia) |
Japanese (Japan) |
Japansk (Japan) |
Korean (South Korea) |
Koreansk (Sør-Korea) |
Malay (Malaysia) |
Malayisk (Malaysia) |
Norwegian (Norway) |
Norsk (Norge) |
Polish (Poland) |
Polsk (Polen) |
Portuguese (Brazil) |
Portugisisk (Brasil) |
Portuguese (Portugal) |
Portugisisk (Portugal) |
Russian (Russia) |
Russisk (Russland) |
Spanish (Spain) |
Spansk (Spania) |
Swedish (Sweden) |
Svensk (Sverige) |
Thai (Thailand) |
Thai (Thailand) |
Turkish (Turkey) |
Tyrkisk (Tyrkia) |
Vietnamese (Vietnam) |
Vietnamesisk (Vietnam) |

o 「保存」をクリックします。
- オブジェクト候補リストを「フォームフィールドマッピングエントリ」に変更します。
- 「ソースタイプ」フォルダーを展開します。
- マスター候補リストテーブルで、「言語」フォルダーを展開して、次の値を入力します。

問題 ID |
説明 |
6227 | 一部のワークフローで受信者を置き換えたときに正しくない承認者アイコンが表示されていた問題を修正しました。 |
6816 | EchoSign Advanced VF ページを使用して署名者を置き換えると Null 404 エラーが発生する問題を修正しました。 |
6956 | 多数のフィールドをインポートすると最大ビュー状態サイズ制限エラーが発生する問題を修正しました。 |
10426 | すべてのフィールドでデータマッピングを明示的に許可するアクセス権限が設定されていないと Lead オブジェクトでエラーが発生する問題を修正しました。 |
10676 | ユーザーのローカルタイムゾーンオフセットを常に表示するように日付の数式を改善しました。 |
10979 | 設定を表示するためのアクセス権がシステム権限で設定されていないと「契約を管理」タブを表示できない問題を修正しました。 |