この文書では、製品の調子が悪いときに最初に行っていただきたい簡単な対処方法をご紹介します。下記の対処方法で解決しない場合や、特定のエラーメッセージが表示される場合は別の解決方法の文書が用意されていることがあります。

A. 必要システム構成

Photoshop CC(2013)~CC 2017 までの必要システム構成については、以下の文書を確認してください。

必要システム構成 | Photoshop

B. 不要なサービスやプロセスを無効にしてオペレーティングシステムを再起動

オペレーティングシステムが起動時に読み込むバックグラウンドのサービスやプロセス、およびウイルス対策ソフトウェアなどの常駐アプリケーションの影響により、問題が発生する場合があります。以下の文書を参照し、これらのサービスやプロセスを無効にした状態で、問題が改善するか確認します。

C. 新規ユーザーアカウントでの動作確認

ユーザーアカウントの権限が不足している場合やアカウントの破損によって、必要なファイルおよびフォルダへのアクセスが妨げられることがあります。管理者権限のある新規ユーザーアカウントを作成し、作成したアカウントでアプリケーションを実行します。ドメインネットワークなどで作業している場合はローカルに管理者アカウントを作成してコンピューターにログインし、問題を再現します。ローカルの新規ユーザーアカウントを作成する方法については、以下の弊社技術文書を参照するか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

新規ユーザーアカウントの作成方法

D. 環境設定ファイルの再作成

Photoshop CC の環境設定ファイルを再作成することによって、環境設定ファイルの破損が原因で発生する問題を解決することができます。

注意:

環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期化されます。

  1. Photoshop を終了します。

  2. ご使用中の Photoshop のバージョンに応じて、以下のフォルダーを開きます。

    • Photoshop CC の場合
      - Windows

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC\Adobe Photoshop CC Settings
      - Mac OS

      Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC Settings

    • Photoshop CC 2014 の場合
      - Windows

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2014\Adobe Photoshop CC 2014 Settings
      - Mac OS

      Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC 2014 Settings

    • Photoshop CC 2015 の場合
      - Windows

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2015\Adobe Photoshop CC 2015 Settings
      - Mac OS

      Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC 2015 Settings

    • Photoshop CC 2015.5 の場合
      - Windows

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2015.5\Adobe Photoshop CC 2015.5 Settings
      - Mac OS

      Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC 2015.5 Settings

    • Photoshop CC 2017 の場合
      - Windows

      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2017\Adobe Photoshop CC 2017 Settings
      - Mac OS

      Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC 2017 Settings
  3. 以下の環境設定ファイルの拡張子を変更します。(例: 「Adobe Photoshop CC Prefs.old」など)

    • Adobe Photoshop CC の場合
      Adobe Photoshop CC Prefs.psp
      Adobe Photoshop X64 CC Prefs.psp(64 ビット版 Windows のみ)
    • Adobe Photoshop CC 2014 の場合
      Adobe Photoshop CC 2014 Prefs.psp
      Adobe Photoshop X64 CC 2014 Prefs.psp(64 ビット版 Windows のみ)
    • Adobe Photoshop CC 2015 の場合
      Adobe Photoshop CC 2015 Prefs.psp
      Adobe Photoshop X64 CC 2015 Prefs.psp(64 ビット版 Windows のみ)
    • Adobe Photoshop CC 2015.5 の場合
      Adobe Photoshop CC 2015.5 Prefs.psp
      Adobe Photoshop X64 CC 2015.5 Prefs.psp(64 ビット版 Windows のみ)
    • Adobe Photoshop CC 2017 の場合
      Adobe Photoshop CC 2017 Prefs.psp
      Adobe Photoshop X64 CC 2017 Prefs.psp(64 ビット版 Windows のみ)
  4. Photoshop を起動し、以下のいずれかの操作を行います。

    • Photoshop を終了します。
    • 編集(Windows)/Photoshop(Mac OS)メニューから設定を同期(または Adobe ID)を選択し、今すぐ同期を選択します。

    ※ Photoshop CC はアプリケーション終了時、または設定の同期時に環境設定ファイルを再作成します。

    注意:

    「設定の同期」機能は 2015 年 11 月リリースのアップデートで削除されました。

    Photoshop CC 2015.5 以降をご利用の場合は、Photoshop を終了する操作を行ってください。

環境設定ファイルの再作成後も問題が発生する場合、環境設定ファイルの破損が問題の原因ではありません。カスタマイズした設定を復元するには、Photoshop を終了して再作成された環境設定ファイルを削除し、上記手順 2. で変更したファイル名を元に戻します。

E. Open CL 設定の切り替え

Photoshop の画面表示や再描画など、ビデオカードドライバーに関連する問題が発生している場合は、「グラフィックプロセッサーを使用」オプションの有効/無効を切り替えます。

「グラフィックプロセッサーを使用」オプションを無効にして問題が解決した場合は、ディスプレイカードドライバをアップデートします。問題が解決しない場合、ビデオカードドライバー以外の原因が考えられます。

  1. 開いている画像を全て閉じます。

  2. 編集(Windows)/Photoshop(Mac OS)メニューから環境設定/パフォーマンスを選択します。

  3. 「グラフィックプロセッサーを使用」のチェックをはずすか、またはチェックを入れ、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

  4. 再度画像を開き、問題が再現するか確認します。

F. Windows Aero の無効化(Windows 7)

Windows Aero を有効にすることにより、通常のインターフェースでは使用できない、透過やアニメーションなどの新機能を含む、より多くの機能が使用できるようになりますが、Aero は多くのハードウェアリソースを消費するため、パフォーマンス低下の原因となったり、集中的にグラフィック操作を行うアプリケーションで問題が発生する可能性があります。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。

  2. デスクトップ上で右クリックし 「個人設定」を選択します。

  3. 「ベーシックテーマとハイコントラストテーマ」セクションの「Windows 7 ベーシック」をクリックします。

注意:

Windows Aero を再度有効にする場合は、「Aero テーマ」セクションから任意のテーマを選択します。  

G. 強制終了後に起動できない場合

Photoshop の強制終了後に起動できなくなった場合、自動保存されたファイルが破損し、破損したファイルを開こうとして再度強制終了している可能性があります。この場合は自動保存されたファイルを削除することで問題を解決できます。詳細については、以下の文書を参照してください。

強制終了後に再起動できない(Photoshop)

H. 問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

サポートデータベース URL : https://helpx.adobe.com/jp/support.html#/top_products

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピューターでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

Photoshop Japan フォーラム

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