MS Dynamics 365 用 Adobe Sign リリースノート

この文書では、Microsoft Dynamics 365 CRM 用 Adobe Sign の統合の最新リリースに含まれる新機能と変更点を詳しく説明します。

注意:

アップデートされた API 呼び出しにより 9.3 の機能が有効化されるため、既存の Dynamics 365 オンラインアカウントを 9.3 より前のバージョンからアップグレードするには、アップデート済みのテンプレート「Adobe Sign の契約書ステータス変更で Dynamics の契約書レコードを更新」を使用した Power Automate でリアルタイムの自動ステータス更新を作成し直す必要があります。

Dynamics 365 用 Adobe Sign v9.5
オンラインおよびオンプレミス

9.5 のアップデートで、オンライン環境でのホームページのインターフェイスの変更に加え、オンライン環境およびオンプレミス環境の両方で、新規契約書および管理者設定ページのインターフェイスが変更されました。

ホームページを更新

ホームランディングページ(オンラインバージョンのみ)が更新され、よりクリーンなインターフェイスが提供され、ユーザーが所有する最新の契約書に直接アクセスできるようになりました。

新しいホームランディングページ

 

管理者設定ページを更新

管理者設定ページが合理化され、管理者のオプションがよりわかりやすく表示されるようになりました。

新しい管理者ページのレイアウト

 

新規契約書ページを更新

新規契約書ページが更新され、セキュリティ設定がオプションパネルに統合され、従来のコントロールが削除されました。

受信者のセクションに「自分を追加」ボタンが追加されました。このオプションを選択すると、現在のユーザーが契約書の受信者リストに追加されます。

自分を追加」を使用すると、作成者のみが署名できるように契約書を作成し、休暇申請などの内部テンプレートに使用できるようになります。

さらに、契約書のインターフェイスで認証方法を編集できるようになりました。フィールドをクリックし、ドロップダウンリストから新しい方法を選択します。

新規契約書ページのレイアウト

署名済み/承認済みの契約書では、受信者セクションの上部に、現在のステータスと次の手順に関する情報が表示されます。

契約書に署名済みの通知

 

新しいワークフローアクティビティ:GetAgreementId

GetAgreementId は、ワークフロー内から作成されていない契約書の ID を取得するために使用されます。

このアクティビティを使用すると、ユーザーはワークフローを作成して(最初の手順として GetAgreementId を使用)、後続の手順(受信者の追加、ドキュメントの追加など)で使用できる契約書 ID を返すことができます。これにより、新規契約書 UI から契約書を作成したときに、契約書の操作を自動化できます。


解決された問題

21160

50 以上のフィールドを使用する契約書のデータマッピング処理速度が向上しました。

21962

「すべての言語」を選択したときに「署名用にレポートを送信」オプションが表示されない問題を修正しました。

22094

ドキュメントに非常に多くのフィールドが存在する場合に発生するタイムアウトエラーを修正しました。

22126

「署名用にレポートを送信」オプションがカスタムエンティティに表示されない問題を修正しました。

22135

動的値をテンプレートの契約書の件名およびメッセージで使用できない問題を修正しました。

22297

 すべてのテンプレートドキュメントまたはアクティブなドキュメントのみの送信をサポートするように、テンプレートとの対話が改善されました。

注意:

Dynamics 用 Adobe Sign パッケージは、現在のメジャーバージョンの 2 つ前のメジャーバージョン以降をサポートします。

  • 現在のバージョンが 9.5 の場合、
  • バージョン 7.0 以降をサポートします。

サポートされていないバージョンを使用されているお客様はセキュリティリスクが高いため、新しいパッケージにアップグレードしてサポートを継続されることを強くお勧めします。

質問がある場合、または組織のアップグレードでサポートが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。


過去のリリースノート


解決された問題

21160

50 以上のフィールドを使用する契約書のデータマッピング処理速度が向上しました。

21962

「すべての言語」を選択したときに「署名用にレポートを送信」オプションが表示されない問題を修正しました。

22094

ドキュメントに非常に多くのフィールドが存在する場合に発生するタイムアウトエラーを修正しました。

22126

「署名用にレポートを送信」オプションがカスタムエンティティに表示されない問題を修正しました。

22135

動的値をテンプレートの契約書の件名およびメッセージで使用できない問題を修正しました。

22297

契約書の作成で非アクティブな連絡先やテンプレートを使用できる問題を修正しました。

このマイナーバージョンの更新の目的は、アドビで特定された脆弱性に対処することです。

この更新で解決された問題を対象にした「拡散している状態」のエクスプロイトについて、Adobe では認識していません。ただし、お客様のベースを保護するために、この更新は必須です。


署名用にレポートを送信機能

広く使用されている署名用にレポートを送信パッケージが、新しい統合インターフェイスに統合され、パッケージを個別にインストールする必要がなくなりました。

署名用にレポートを送信機能


製品内メッセージング

ホームランディングページに、ニュース、警告、エラーをレポートするトップバナーが表示されるようになりました。

メッセージは日付順に並べられ、ユーザーが閉じることができます。

製品内メッセージング


バイオ医薬品の規制に準拠した署名/Adobe Sign Authentication

Adobe Sign Authentication メソッドが ID 確認メソッドに追加され、Dynamics 365 で生成された契約書にバイオ医薬品の規制に準拠した署名を適用できるようになりました。

Adobe Sign Authentication メソッド


Dynamics 365 オンプレミス用 Adobe Sign v9.3

Dynamics 365 オンプレミス用 Adobe Sign v9.3.9 は、Dynamics 統合インターフェイスでサポートされていますが、次のような Dynamics 365 オンライン用 Adobe Sign で使用できる機能はサポートされていません。

  • 管理者ページとユーザーページの動的なランディングページを備えた統合アプリ
  • Power Automate を使用したリアルタイムの自動ステータス更新
  • 署名用にレポートを送信機能


解決された問題

問題番号

説明

21103

Dynamics でレコードを開くと、契約書イベントが再度生成される問題を修正しました。

20681

カスタムエンティティをリンクして、特定の参照フィールドをピックアップしようとすると、受信者や添付ファイルにテンプレートが使用されない問題を修正しました。

管理者ページとユーザーページの動的なランディングページを備えた統合アプリ

Adobe Sign では、統合インターフェイスを活用するようになりました。

統合アプリ
エンドユーザーインターフェイス/ランディングページの例


顧客サービスハブおよびフィールドサービス
用の新しいモジュール

Adobe Sign の機能が、フィールドサービスおよび顧客サービスハブモジュールに拡張されました。

新しいモジュール


解決された問題

問題番号

説明

18726

「クイック作成:受信者」を使用したときに生成されるビジネスプロセスエラーの処理を改善しました

20363

署名済み契約書をダウンロードするときにエラーが発生する問題を修正しました

20619

有効な電子メールアドレスがない契約書のエラーの処理を改善しました

20733

契約書のステータスを手動で更新するときにエラーが発生する問題を修正しました

20952

IE ブラウザーで、テンプレートのエンティティフィールドがクリックできない問題を修正しました

20964

アクティビティフィードの例外が原因で、契約書の更新がブロックされる問題を修正しました

リアルタイムで更新される契約書の処理状況

Dynamics 365 用 Adobe Sign の新しいバージョン 9.1.0.5 がインストールされる、またはこのバージョンにアップグレードされるすべてのアカウントに対して、契約書の処理状況に関する更新情報がリアルタイムで提供されます。

この新機能では、Power Automate ワークフローをトリガーする Adobe Sign Web フックを利用して、契約書のステータスが変更された場合に、すべての変更を更新します。

設定手順について詳しくはこちら >

日本語の Dynamics


複数ファイルの選択

Sales Hub でサポートされるようになり、一度に複数のファイルを添付できるようになりました。

  • この機能は、統合インターフェイスでのみ使用できます。
複数ファイルの選択


解決された問題

問題番号

説明

19070

アクションの「完了」に表示されるステータスが更新されない問題を修正しました。

19097

監査レポートがメモで個別に添付される問題を修正しました。

20085

UCI 環境で契約書を送信中にスクリプトエラーがトリガーされる問題を修正しました。

20106

該当のレコードを開くまで、契約書のステータスが更新されない問題を修正しました。

フランス語、ドイツ語、日本語へのローカリゼーション

Dynamics 用 Adobe Sign アプリケーションは、フランス語、ドイツ語、日本語に完全にローカライズされました。

解決された問題

問題番号 説明
18430 契約書ページで ID 確認がロックされているように表示される問題を修正しました。
18536 イベントの日時スタンプに、ユニバーサルで並べ替え可能な日時パターンを採用しました。
18614  受信者がリードの連絡先電子メールになっている場合、受信者と添付ファイルが、サービスアクティビティエンティティから作成された契約書に含まれない問題を修正しました。
18685  同じ電子メール ID を持つ複数の受信者に対して、完了したアクションが更新されない問題を修正しました。
18722 Dynamics でユーザープロビジョニングがオフになっている場合に発生する Adobe Sign のビジネスプロセスエラーを解決しました。
19200 受信者の ID 確認が適用されない問題を修正しました。
19210 サポートされていないファイルタイプのエラー通知を改善しました。
19403 契約書ページから何度も切り替えると発生していたスクリプトエラーを解決しました。
19659 オーサリング待ちの契約書のステータス更新を改善しました。
19698 ローカルシステムからファイルをアップロードするとエラーが発生していた問題を修正しました。
19909 大文字の拡張子を含んでいるファイルのアップロードに関する問題を修正しました。
20022  新しい契約書を作成すると契約書名とメッセージが空白値になる問題を修正しました。

Sales Hub のサポート

Dynamics 365 v8 用 Adobe Sign パッケージは、Dynamics 365 9.x に導入したお客様の機能を Sales Hub に拡張します。

Sales Hub では、Web ブラウザー、タブレット、その他のモバイルデバイス向けの Adobe Sign 機能をすべて利用できます。


複数のパフォーマンスの向上点とバグの修正

MS Dynamics v8 用 Adobe Sign パッケージは、全体的なセキュリティとパフォーマンスを改善するために、主にソリューションの再設計に重点を置いています。契約の作成、データマッピング、および契約テンプレートプロセスが大幅に改善されました。

Dynamics 9.x Web クライアント UI の更新に対応した UI の改善

Dynamics 9.x Web クライアント UI の更新に対応するために、ユーザーインターフェイスのデザインを刷新しました。

管理者およびユーザーインターフェイスはどちらもリファクタリングされ、ブラウザーのフットプリントがさらに小さくなり、機能の操作がしやすくなりました。


ワークフローのサポート

アクティビティが 6 つ、よく使用されるアクションが 2 つ、事前に準備されたワークフローが 1 つ追加され、Dynamics ワークフローに完全対応します。


LinkedIn セールスナビゲーター

Dynamics 管理者によって表示できる LinkedIn Sales Navigator により、ユーザーは自分たちの Team または Enterprise LinkedIn アカウントを認証して、参加者向けに LinkedIn プロフィールを取得できます。


テンプレートから契約書を「クイック作成」

上部のリボンにある新規(+)アイコンから、新しい契約書を直接作成できます。

送信したいテンプレート、受信者、およびリストからの実際のテンプレートに関連するエンティティを提供するだけで契約書を作成することが可能です。


ハイブリッドルーティング

ハイブリッドルーティングを使用すると、受信者の順序フィールドで個人または同じ順序ステップにいるグループを指定して、同じ署名プロセスに順次処理の署名と並行処理の署名ステップを含めることができ、複雑な署名フローにも対応できます。

テンプレートの大幅な機能強化

  • テンプレートは、管理者権限で作成および管理されます。
  • テンプレートとエンティティの関連付けが可能になったことで、受信者チェーン、カスタムメッセージ、事前添付ファイルなどのオプションを使用して契約書のプリフォーマットをおこなう機能テンプレートを作成できるようになりました。
  • 機能ベースのテンプレートにより、データマッピングとテンプレート機能が緊密に結び付けられ、テンプレート使用時にデータ交換が正しくおこなわれるようになりました。
  • テンプレートに自動送信オプションが追加されました。このオプションを使用すると、設定ウィンドウや送信ページを開かなくても、契約書を選択するだけで署名用に送信することができます。


自分のみが署名

他の受信者の関与を必要とせず、ユーザー自身で文書に署名できる新しい機能です。この機能は、自チームの署名を必要とする文書を自チームが選択できる内部文書に適しています。


署名後の URL リダイレクション

署名後の URL リダイレクション機能が追加されました。この機能を使用すると、署名者が文書に署名した後に、その署名者を任意の Web サイトに誘導することができます。


Dynamics のフィールドの内容を使用した契約書のパーソナライズ

「契約名」および「メッセージ」フィールドに Dynamics のフィールド値を挿入できるようになりました。フィールドに左括弧({)を入力すると、その契約書(またはテンプレート)が関連付けられているエンティティのフィールド名の一覧が表示されます。  これらのフィールド名を選択しておくと、契約書の送信時に対応するフィールドの内容が挿入され、パーソナライズされたやり取りを自動的に実現できます。


署名用にレポートを送信機能の削除

MSFT 規制に準拠するために、署名用にレポートを送信機能が削除されました。

 

Adobe Sign への名称変更

名称変更の証しとして、これまで Adobe Document Cloud 電子サイン(または略して Adobe 電子サインサービス)と表示されていた場所に Adobe Sign と表示されます。

MS Silverlight との依存関係の解消

MS Silverlight は、Adobe Sign を使用するための必須コンポーネントではなくなりました。対応ブラウザーは IE 9 以降、Chrome、Firefox および Safari 3 以降となります。

Mac への完全対応

Mac ユーザーにとって朗報です。MS Dynamics 用 Adobe Sign は、Apple システムに完全対応するようになりました。

MS Dynamics を介したユーザーの自動プロビジョニングの追加

バージョン 5 用の新しいカスタム設定が追加されました。このカスタム設定を有効にすると、MS Dynamics で契約書を送信するユーザーは、Adobe Sign ユーザーアカウントによって自動的にプロビジョニングされます。

REST ベースの API

効率性、柔軟性および処理速度を高めるために、SOAP ベースから REST ベースの API に移行しました。結果として、MS Dynamics 用の統合でも REST ベースの API が使用されます。

Adobe Sign ライブラリ文書

一般的に使用される文書を Adobe Sign サーバー上に保存しておき、新規契約書ページのドロップダウンからそれらの文書をすべてのユーザーが使用できるようになりました。

MS Dynamics Turbo フォームの有効化

Turbo フォームを使って、文書を素早く作成できるようになりました。

個人向け契約テンプレート

すべてのユーザーに、個人向け契約テンプレートが提供されています。このテンプレートを使って、ユーザーが開いた新しい契約のデフォルト値をカスタマイズできます。

アドビのロゴ

アカウントにログイン