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Adobe Connect のトレーニング向けコースとカリキュラムについて

  1. Adobe Connect ユーザーガイド
  2. 概要
    1. Adobe Connect の新機能
    2. Adobe Connect 会議室の基礎
    3. HTML クライアントの Adobe Connect 機能
    4. Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーション
    5. Adobe Connect の技術仕様と必要システム構成
    6. Adobe Connect のキーボードショートカット
  3. Adobe Connect Meeting
    1. Adobe Connect 会議とセッションの開始、出席、管理
    2. Adobe Connect の主催者およびプレゼンターの領域
    3. Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーション
    4. Adobe Connect 会議前診断テスト
    5. Adobe Connect Central のホームページ
    6. セッション中のコンテンツの共有
      1. セッションのスクリーン共有
      2. 共有ポッド
      3. ブラウザーでのスクリーン共有
      4. システムオーディオの共有
      5. ドキュメントの共有
      6. プレゼンテーションの共有
      7. ホワイトボードの共有
      8. ファイルの共有
      9. Web URL の共有
    7. Adobe Connect 会議の更新と管理
    8. 会議レポートおよび分析データの表示
    9. ポッドの操作
      1. セッションのポッド
      2. ノートポッド
      3. チャットポッド
      4. Q & A ポッド
      5. 投票ポッド
      6. クイズポッド    
    10. Adobe Connect 会議室のリアクション
    11. Adobe Connect のアクセシビリティ機能
    12. 仮想会議室の作成とレイアウトの配置
    13. Adobe Connect 会議の小会議室
    14. Adobe Connect の会議出席者の管理
  4. Adobe Connect の管理とメンテナンス
    1. Adobe Connect HTML クライアントの有効化
    2. Adobe Connect でのシングルサインオンの有効化
    3. タイムアウト期間の変更
    4. Universal Voice オーディオプロバイダーの設定
    5. Adobe Connect でのユーザーとグループの作成および読み込み
    6. Adobe Connect アカウントセキュリティの拡張
    7. Adobe Connect Central での使用状況レポートの生成
    8. Adobe Connect アカウントの管理
    9. ユーザーとグループの管理
    10. ライブラリファイルおよびフォルダーのアクセス権の設定
    11. Adobe Connect Server のユーザーデータ、データベース、設定のバックアップ
    12. Adobe Connect データベースを使用したカスタムレポートの構築
    13. Adobe Connect Server のディスク容量の管理とキャッシュの消去
    14. Adobe Connect Server ログの管理と監視
    15. Adobe Connect サービスの起動と停止
  5. Adobe Connect Events
    1. Adobe Connect Events について
    2. Adobe Connect Events の管理
    3. Adobe Connect Events への出席
    4. Adobe Connect Events の作成と編集
    5. ウェビナーのイベント分析
  6. Adobe Connect のトレーニングとセミナー
    1. Adobe Connect のトレーニング向けコースとカリキュラムについて
    2. Adobe Connect によるトレーニングの実施
    3. セミナーの作成と管理
    4. Adobe Connect でのトレーニングコースの作成
    5. Adobe Connect でのトレーニングカリキュラムの作成と管理
    6. Adobe Connect の仮想教室について
    7. トレーニング機能を監視する Adobe Connect のレポート
    8. Adobe Connect トレーニングセッションおよび会議への参加
    9. セッションダッシュボード
    10. Adobe Connect のクローズドキャプション
  7. Adobe Connect のオーディオおよびビデオによるコンファレンス
    1. Adobe Connect 会議でのオーディオ
    2. Adobe Connect 会議の録画と再生
    3. Adobe Connect 会議でのビデオ
      1. ビデオポッドからビデオをポップアウトする
  8. Adobe Connect でユーザーコンテンツの管理
    1. アップロードされたコンテンツに関するレポートと使用状況の情報の表示
    2. コンテンツライブラリのコンテンツの使用
    3. Adobe Connect ライブラリのファイルおよびフォルダーの使用

 

Adobe Connect のコンテンツ、コース、カリキュラム、仮想教室およびそれらの作成と管理に関するヒントを学習します。トレーニング、グループ、カタログおよびライブラリの管理方法を学習します。

内容、コースおよびカリキュラムについて

注意:

Training アプリケーションは、Adobe Connect アカウントで有効になっている場合にのみ使用できます。

Adobe Connect Training アプリケーションは、コンテンツ、コース、カリキュラムおよび仮想教室で構成されています。

コンテンツは、Adobe Connect のコンテンツライブラリに格納されているファイルです。コンテンツには、PPT、PPTX、FLV、SWF、PDF、GIF、JPG、PNG、MP3、HTML、MP4、F4V、ZIP のいずれかのファイル形式を使用できます. さらに、Adobe Captivate 9 または Adobe Presenter 11 を用いて作成された HTML5 コンテンツも、Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションを用いて共有、使用することができます。

ユーザーの個人情報はコンテンツと共に保存されません。 コンテンツのレポートが作成されますが、それらはアクセスを基にしてコンテンツごとのレポートに集計されます。 Adobe Presenter を使用してコンテンツを作成し、プレゼンテーションにクイズが含まれている場合、クイズに合格するための最大受講回数を設定することはできません (ただし、コースについては受講回数を設定することができます)。

また、コンテンツには再開機能はありません。そのため例えば、ユーザーがコンテンツアイテムを途中で終了した場合、次にアイテムを開始したときにはコンテンツの最初に戻ります。

Adobe Presenter、Adobe Captivate、PDF、サードパーティの SCORM コンテンツをコンテンツライブラリにパブリッシュすることができます。Adobe Presenter および Adobe Captivate の場合、ユーザーは以前と同様にアプリケーションから Adobe Connect にパブリッシュすることができます。 PDF およびサードパーティ製コンテンツの場合、ユーザーはファイルまたは ZIP パッケージをコンテンツライブラリにアップロードすることができます。

注意:

SCORM の起動ファイルや参照に「+」文字を含むファイル名や、数字で始まるファイル名を付けないでください。

コースは、コンテンツライブラリのいずれかのアイテムを含んでいます。 コースは、特定の登録された学習者グループに関連付けられており、コンテンツレベルで追跡できます。コースは、単独で、またはカリキュラムや仮想教室の一部として配布および管理できます。コースを使用する場合は、AICC に準拠したオブジェクトの得点を収集し、コースを修了するための受講回数を設定することができます。コースには再開機能を含めることができるので、ユーザーは、コースを途中まで表示して終了し、後で再び開いて中断した場所から開始することができます。

仮想教室を使用して、トレーニングセッションを実施できます。コースとまったく同様に、仮想教室もカリキュラムに追加できます。仮想教室には、「登録済み学習者のみ」、「登録された学生および許可されたゲスト」、および「仮想教室の URL を知っているすべての人」という 3 つのアクセスレベルがあります。「URL を知っているすべての人」オプションを選択すると、仮想教室およびアップロードされたコンテンツが、コンテンツにアクセスする人すべてに公開表示されます。

カリキュラムは、コース、会議および仮想教室の集合であり、受講生は特定の学習パスに従って受講します。カリキュラムの主な構成要素はコースですが、ライブトレーニングセッションなどの他の項目を含む場合もあります。カリキュラムに前提条件、テスト、修了条件を割り当てることで特定の学習パスを設定することができます。 コースの場合と同様に、登録者のカリキュラム進捗状況を追跡するレポートを作成することにより、登録者が学習目標を達成できたかどうかを確認できます。

トレーニングコースおよびカリキュラムには、「登録済み」、「拒否」、「承認待ち」の 3 つの出席アクセス権があります。 「登録済み」は、トレーニングマネージャーによってコースまたはカリキュラムに含められた学習者を示します。「拒否」は、そのコースまたはカリキュラムへのアクセスを拒否されているユーザーを示します。 (例えば、既にコースを受講済みの)1 人のユーザーをグループコースから除外するには、トレーニングマネージャーは通常、拒否アクセス権を使用します。 「承認待ち」とは、トレーニングマネージャーの承認を待っているユーザーを示します。

注意:

Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、仮想教室のレイアウトおよび仮想教室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。

トレーニングライブラリへのアクセス

Adobe Connect Training のすべてのコース、カリキュラムおよび仮想教室は、トレーニングライブラリと呼ばれるフォルダーのディレクトリ内に整理および格納されています。トレーニングライブラリにアクセスするには、Adobe Connect Central ウィンドウの上部にある「トレーニング」タブをクリックします。ライブラリ内を移動すると、フォルダーの名前が、ブラウザーウィンドウの上部にナビゲーションリンクパスとして表示されます。

トレーニングマネージャーはコースおよびカリキュラムを作成できます。 仮想教室マネージャーはトレーニングマネージャーと同じアクセス権を持ち、コースおよびカリキュラムを作成できます。 トレーニングライブラリのフォルダーを管理するには、トレーニングマネージャーである必要はありませんが、そのフォルダーに対する管理アクセス権を持っている必要があります。既存のコンテンツタイプ(Adobe Presenter、Adobe Captivate、PDF など多数)を使用して、コースオブジェクトを新規作成できます。 サードパーティ製の SCORM コンテンツを使用してコースオブジェクトを作成することもできます。 「トレーニング」でこれらのオブジェクトにコースメタデータ(「情報の編集」、「登録」、「コミュニケーション」などのすべての「コースオブジェクト」タブ)を定義できます。 「トレーニング」で定義されたすべてのコースオブジェクトは、カリキュラムに追加できます。

トレーニングライブラリのアクセス権について

トレーニングライブラリを操作するときには、アクセス権について次の事柄を考慮する必要があります。

登録者アクセス権

特定のコースまたはカリキュラムに対する学習者のアクセス権を定義します。 登録者アクセス権には、「登録済み」、「拒否」および「承認待ち」の 3 つがあります。 登録済みアクセス権を持つユーザーは、コースまたはカリキュラムを表示できます。拒否アクセス権を持つユーザーは、コースまたはカリキュラムにアクセスできません。 承認待ちアクセス権を持つユーザーは、トレーニングマネージャーの承認が必要です。

登録者アクセス権は、コースやカリキュラムの作成時に割り当てられます。 また、コースまたはカリキュラムの作成後にアクセス権を変更することもできます。 トレーニングマネージャーがアクセス権を変更するには、コースまたはカリキュラムを開き、参加者リストを編集して登録者を追加または削除する必要があります。 また、トレーニングマネージャーは、このコースまたはカリキュラムが格納されているフォルダーの管理アクセス権も持っている必要があります。

トレーニングライブラリの管理アクセス権

ファイルの追加と削除、ライブラリアーカイブの検索など、トレーニングライブラリのファイルやフォルダーに関連した作業を実行できるユーザーを定義します。トレーニングライブラリの各種フォルダー内のコースやカリキュラムを作成、削除、編集できるかどうかは、ユーザーが属するグループ、および特定のファイルやフォルダーに関してユーザーに割り当てられている個々のアクセス権によって決まります。 トレーニングライブラリのアクセス権は、管理と拒否の 2 つだけです。

管理者グループのメンバは、トレーニングライブラリ内のすべてのファイルおよびフォルダーを管理できます。 デフォルトでは、トレーニングマネージャーはユーザートレーニングフォルダー内の自分のフォルダーに対してのみ管理アクセス権を持ちます。 つまり、トレーニングマネージャーは自分のフォルダーに対してのみアクセス権の追加、削除、変更、割り当てを実行できます。 その他のすべての管理アクセス権は、管理者によって個別に、またはグループ単位で割り当てられます。

ビルトイングループのトレーニングライブラリアクセス権

Adobe Connect では、ビルトイングループと呼ばれる 6 つのデフォルトのアクセス権グループが認識されます。 ビルトイングループのアクセス権を変更することはできませんが、個別のユーザーまたはグループを複数のビルトイングループに割り当てることによってアクセスを拡張できます。

トレーニングモジュールは、トレーニングマネージャーグループに適用されます。 このグループはトレーニングライブラリに関連付けられます。 トレーニングライブラリ内のユーザートレーニングフォルダーの中には、各トレーニングマネージャー用の個別のフォルダーがあります。その中で自分のコースやカリキュラムを作成して管理できます。 さらに、各トレーニングマネージャー用のコンテンツフォルダーもあります。 Adobe Connect 管理者は、特定のトレーニングライブラリフォルダーの管理アクセス権を、トレーニングマネージャーではないユーザーに割り当てることもできます。 ただし、コースとカリキュラムを作成できるのはトレーニングマネージャーのみです。

コースおよびカリキュラムの登録

トレーニングマネージャーは、特定のコースまたはカリキュラムのタイプと目的に応じて、ゲストを登録することができます。 そのためには、マネージャーの Adobe Connect Central アプリケーションの一部として「イベント管理」タブが必要です。トレーニングの登録は「イベント管理」タブからのみ実行できます。このタブがある場合、トレーニングマネージャーは、まずコースウィザードまたはカリキュラムウィザードを使用して、「トレーニング」タブからコースまたはカリキュラムを作成する必要があります。ただし、参加者の選択と招待状の送信の手順はスキップします。次に、トレーニングマネージャーは、イベントウィザードを開き、「Adobe Connect トレーニングコースまたはカリキュラムを進行」オプションを選択し、イベントとして使用されるコースまたはカリキュラムを選択してイベントを作成します。

トレーニングマネージャーは、イベントウィザードを使用して、登録者の選択と招待、登録用の質問の選択とカスタマイズ、および招待状の送信を行えます。招待状を大きな電子メールリストに送信することもできます。

トレーニングがイベントとして行われる場合、Adobe Connect アカウントを持っているかどうか、URL が公開されているかどうかに関係なく、すべての登録者がトレーニングの前に登録情報を提供する必要があります。 この場合、トレーニングマネージャーは、トレーニングの前に登録申請を確認し、各登録者の入室を受け入れるか、拒否するかを選択できます。

コースの AICC コンテンツ

コースで Aviation Industry CBT Committee(AICC)コンテンツを使用する場合、いくつかの特殊な規則が適用されます。詳しくは、「コンテンツのアップロード」を参照してください。

トレーニングデータの表示

トレーニングダッシュボードには 2 つの棒グラフがあります。1 つはコース用、もう 1 つはカリキュラム用です。

最近 30 日間のコース概要

最近 30 日間のコースが、合格した登録者の最大数と共に表示されます。いずれかのバーをクリックすると詳細が表示されます。

最近 30 日間のカリキュラム概要

最近 30 日間のカリキュラムが、カリキュラムを修了した登録者の最大数と共に表示されます。いずれかのバーをクリックすると詳細が表示されます。

棒グラフは Adobe Connect Central の中に表示されます。 また、ダッシュボードをブラウザーウィンドウに書き出して印刷することも可能です。 ダッシュボードを書き出すには、画面の左上にある「印刷可能バージョン」ボタンをクリックします。

トレーニンググループの作成と管理

Adobe Connect Central の「トレーニング」タブから、トレーニングマネージャー、管理者、および制限付き管理者は、トレーニンググループと呼ばれる学習者の集まりを作成、変更、削除することができます。トレーニングマネージャーは、他のトレーニングマネージャーによって作成されたものも含め、すべてのトレーニンググループを変更できます。

注意:

トレーニングマネージャーは、ユーザーの作成、既存のユーザーに関する情報の変更、ユーザーの削除、トレーニングマネージャーによって作成されたものではないグループの削除、システムグループへのユーザーの割り当てを実行することはできません。

トレーニンググループの作成

トレーニンググループには、システムグループまたは管理グループと同じ名前を付けることはできません。

  1. Adobe Connect Central の「トレーニング」タブをクリックします。
  2. 「ユーザーとグループ」をクリックします。
  3. 「新規グループ」をクリックします。
  4. 新しいグループの名前を入力します。
  5. (オプション)グループの説明を入力します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「選択可能なグループメンバー」リストで、ユーザーまたはグループを選択し、「追加」をクリックします。 「検索」をクリックして、リストに表示されていないユーザーやグループを検索することもできます。

    ユーザーやグループを追加すると、右側の「現在のグループメンバー」リストが更新され、変更内容が反映されます。

  8. 作業が終わったら、「終了」をクリックします。

既存のトレーニンググループへの学習者の追加

  1. Adobe Connect Central の「トレーニング」タブをクリックします。
  2. 「ユーザーとグループ」をクリックします。
  3. 「ユーザーとグループ」リストで、変更するグループを選択し、「情報」をクリックします。
  4. 「グループメンバーの表示」をクリックします。
  5. 「選択可能なグループメンバー」リストで、追加する個々のユーザーまたはグループを選択し、「追加」をクリックします。

トレーニンググループからの学習者の削除

  1. Adobe Connect Central の「トレーニング」タブをクリックします。
  2. 「ユーザーとグループ」をクリックします。
  3. 「ユーザーとグループ」リストで、変更するグループを選択し、「情報」をクリックします。
  4. 「グループメンバーの表示」をクリックします。
  5. 「現在のグループメンバー」リストで、削除する 1 人または複数のメンバーを選択し、「削除」をクリックします。

学習者を追加するための CSV ファイルの使用

カンマ区切り値(CSV)ファイルを使用して学習者を追加することができます。3 つの異なる方法でファイルを読み込むことができます。

読み込みを行う前に、UTF-8 でエンコードされた CSV ファイルを作成しておく必要があります。 既存の CSV ファイルを利用または変更することもできます。 作成する CSV ファイルには正しい情報を含める必要があります。

トレーニンググループを追加するには、各行に次のような形式で名前と説明が含まれている CSV ファイルを使用します。

 

name,

description

グループ1,

HR トレーニング

グループ2,

ファイナンストレーニング

グループ3,

セールストレーニング

グループ4,

製品トレーニング

グループ5,

マーケティングトレーニング

 

選択したグループにユーザーを追加するには、各行に次のような形式のログインが含まれている CSV ファイルを使用します。

 

login

rblatt2@mycompany.com

rbloom3@mycompany.com

cbond4@mycompany.com

pdavis5@mycompany.com

 

トレーニンググループに学習者を追加するには、各行に次のような形式のログインと名前が含まれている CSV ファイルを使用します。

 

login,

group name

mbetts1@mycompany.com,

グループ1

rblatt2@mycompany.com,

グループ1

rbloom3@mycompany.com,

グループ1

cbond4@mycompany.com,

グループ1

cbond4@mycompany.com,

グループ2

 

同じ CSV ファイルの中で同じユーザーを複数のグループに追加できます。上述の 3 つ目の例では、2 つの別々のエントリを使用してユーザー cbond4@mycompany.com をグループを1 と グループを2 に追加しています。

CSV ファイルの使用法に関するその他のヒントを以下に示します。

  • ブラウザーに制限があるので、追加するユーザーが多いときは、大きな CSV ファイルを 1 つ作成するよりも、小さい CSV ファイルをいくつか作成することをお勧めします。

  • カンマを含む名前は引用符でくくります。 例えば、John Doe, Jr. という名前の場合、CSV ファイル内では “John Doe, Jr.” と表示する必要があります。 これにより、正しくファイルが読み込まれます。

 

CSV ファイルを使用した学習者の追加

  1. Adobe Connect Central の「トレーニング」タブをクリックします。
  2. 「ユーザーとグループ」をクリックします。
  3. 「読み込み」をクリックします。
  4. 次のいずれかのオプションを選択します。
    • 読み込んだ CSV ファイル(各行に名前と説明が含まれています)のグループをそれぞれ独自のトレーニンググループにするには、「新規グループを作成」をクリックします。 このオプションはトレーニンググループを作成します。

    • 読み込んだ CSV ファイル(各行にログイン情報が含まれています)のユーザーを、ポップアップメニューで指定したグループに追加するには、「既存のユーザーをグループに追加」を選択します。

    • 読み込んだ CSV ファイル(各行にログインおよびグループ名が含まれています)のユーザーを、CSV ファイルの各行の名前値として指定されたトレーニンググループに追加するには、既存のユーザーを新規/既存のトレーニンググループに追加を選択します。 CSV ファイル内で指定されたグループのうち、Adobe Connect でトレーニンググループとして存在していないトレーニンググループを作成するには、「CSV ファイルから、新規トレーニンググループを作成します」オプションを選択します。新しいトレーニンググループを作成すると、ユーザーのログインが新しいグループとして CSV ファイルの同じ行に出現した場合に、そのユーザーが追加されます (「CSV ファイルから、新規トレーニンググループを作成します」オプションを選択しない場合、まだ存在していないトレーニンググループ名が含まれている CSV の行が出現するたびにエラーになります)。

  5. 「参照」をクリックして、UTF-8エンコーディングを使用した目的の CSV ファイルに移動します。
  6. 「アップロード」をクリックします。

アップロードが完了すると、読み込み処理の成否を示す確認メッセージが表示されます。 読み込まれたユーザーとグループに関する情報も提供されます。 読み込みプロセスに失敗したエントリについては、エラーレポートが生成されます。

トレーニングコースとカリキュラムを作成するためのヒント

Adobe Connect Training でトレーニングコースとカリキュラムを作成するためのヒントを以下に示します。

  • コースのコンテンツの作成には、Adobe Presenter や Adobe Captivate を使用します。 Presenter は、Microsoft PowerPoint を使用する単純な e ラーニングコンテンツを作成する場合に適しています。Adobe Captivate は、複雑な分岐やシミュレーションを含める必要があるトレーニング教材の作成に使用できます。

  • Adobe Captivate 9 および Adobe Presenter 11 を使用して作成される HTML5 コンテンツは VC およびその録画でサポートされます。このようなコンテンツを使用するには、すべての出席者は Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションをインストールする必要があります。Adobe Connect アプリケーションはダウンロードとアップデートのページに用意されています。 HTML5 の共有コンテンツを表示できなり VC 出席者が、「出席者ポッド」にマーカー付きで強調表示されます。

    HTML5 の専用コンテンツが VC で共有され、出席者により Adobe Connect アプリケーションで開かれた場合、Adobe Connect Meeting のアプリケーションに加えて必須コンポーネントの一部が自動でダウンロードされるため、読み込みに時間がかかる場合があります。 多少の遅延は問題ありません。

  • コースレベルで、クライアント側の最大受講回数を 1 に、サーバー側の最大受講回数を任意の数に設定します。 (学習者が合格するまで何度でも受講できるようにするには、サーバー側の最大受講回数を無制限に設定します)。

  • カリキュラムアイテムは、フォルダーではなく、直接カリキュラムに追加します。

  • コンテンツライブラリからコンテンツを直接カリキュラムに追加する際、コンテンツは自動的にコースに変換され、追跡が有効になります。 例えば、PDF ファイルをカリキュラムに追加すると、そのファイルはコースとなり、ページレベルまで追跡できるようになります(学習者がファイルの 10 ページすべてを表示したのか、または 10 ページのうちの 7 ページを表示したのかを確認できます)。 さらに、カリキュラムのリソースフォルダーが自動的に作成され、カリキュラムに固有のコース(このカリキュラムのコースとして自動的に変換されたコンテンツ)はすべてそのフォルダーに格納されます。

  • コースやカリキュラムの進め方、特に、各種の設定項目について学習者に伝えます。 例えば、クイズには何回までチャレンジできるか教えます。 また、カリキュラムを使用可能にした後に、アイテムの追加や削除などの変更をカリキュラムに加えた場合は、そうした変更を学習者に知らせます。

  • 学習者に、アイテムやコースは 1 つのブラウザーウィンドウで開くように、また終了時には必ずブラウザーウィンドウを閉じるように指示してください。

  • 大規模なカリキュラムを提供する場合は、最初にテストを実施してください。 例えば、Adobe Connect の環境(ネットワーク、サーバー、データベース)が適切に設定され、カリキュラムに登録する予定の学習者全員を管理できるだけの十分なリソースが確保されているかどうかを確認します。

  • 学習者への提供を開始した後は、コースやカリキュラムの変更は最小限にとどめてください。

 

注意:

Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、仮想教室のレイアウトおよび仮想教室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。

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2025 年 2 月 13 日
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