Adobe Connect 会議の録画について必要なことをすべて説明します。また、オフラインでの録画方法、録画の編集方法、録画ファイルの管理方法、録画用の HTML プレーヤーに簡単にアクセスする方法について説明します。
主催者は会議またはトレーニングセッションを録画できます。録画を再生すると、出席者が見聞きしたものが正確に再現されます。録画には会議室で起こったすべてのポッドとやり取りが記録されます(ただし、プレゼンター限定領域と小会議室は除きます)。録画はいつでも開始または停止できるので、セッションのどの部分を録画するかを自由に制御できます。主催者は、会議のリファレンスアーカイブを作成したり、録画を出席者が利用できるようにしたりすることができます。
会議を録画する場合には、次の点を考慮してください。
Universal Voice のオーディオプロファイルを会議に関連付けた場合は、オーディオ/オーディオコンファレンスに参加を選択します。
会議/セッションを録画を選択します。
セッションを録画ダイアログボックスで、会議の録画の録画名と概要を入力します。
会議の録画中にオーディオが無効になった場合は、「オーディオコンファレンスをオンにする」オプションを選択してオーディオを有効にしてください。または、「オーディオなしの録画」ボタンをクリックして、オーディオを使用せずに録画を続行してください。
メニューバーに、会議が録画中であることを示す録画アイコン が表示されます。
録画を一時停止することができます。 録画の一時停止中にライブ会議で行った内容は記録されません。
記録中に問題が発生した場合は、ウィンドウの右上隅にエラーメッセージが表示されます。 コンファレンスオーディオに再接続したり、オーディオなしで会議を記録したり、会議の記録を停止したりすることができます。
会議メニューから、「記録を停止する」をクリックします。
会議の録画が保存され、随時再生できるようになります。
この機能を使用して、セッションを録画するためにホストへのアラームを開始できます。
会議/環境設定/一般を選択します。
「セッションの録画開始を通知」チェックボックスを選択します。
「完了」をクリックします。
この機能は、強制録画がオフになっている場合にのみ有効になります。
会議またはトレーニングセッションの録画後、ビルトインエディターを使用して録画のセクションを削除できます。このエディターは、録画に無音の時間や不要な情報が含まれている場合に便利です。 録画編集のヒントを次に示します。
コンテンツライブラリの会議または仮想教室の録画を編集するには、録画に対する管理アクセス権以上の権限が必要です 会議または仮想教室を作成した場合は、これらの権限をデフォルトで持っています。
会議/録画、またはトレーニング/録画で録画を編集するには、主催者アクセス権が必要です。 時間タグを使用して索引を作成すると、参加者は簡単に録画を表示したり移動できます。 自動的に生成された既存の時間タグを編集/削除することもできます。
さらに、チャプターマーカーを使用して録画内にセクションを作成することもできます。 チャットを介して対話している参加者の名前を隠したり、これらの対話の内容を保持しておくこともできます。
以前に編集したセッションのすべての情報を含め、最後に編集したバージョンの録画が保存されます。 録画へのリンクは編集後も変わりません。 録画にアクセスするためのリンクと権限を与えられたユーザーには、行われたすべての編集を含め、保存されている最新のバージョンが表示されます。
複数のユーザーが録画を編集モードで同時に開くことができます。 ただし、1 人のユーザーが変更を保存した後に、同時に編集している他のユーザーが変更を保存しようとすると、エラーが表示されます。
さらに、チャットポッド、出席者ポッド、Q&A ポッド、またはこれらのポッドをまとめて非表示にすることができます。ユーザーのプライバシーを保護するため、出席者の名前を非表示にすることもできます。
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、録画設定を変更することができます。 これらの設定は、会議およびトレーニングセッションの録画方法と録画対象に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
録画の編集は、録画に無音のセクションや不要な情報が含まれており、録画を利用できるようにする前にそれらを削除する場合に便利です。
Adobe Connect Central のホームページから、「会議」または「トレーニング」をクリックして、録画が含まれている会議または教室をクリックします。
「録画」をクリックします。
編集対象の録画の横で「操作」ポップアップメニューから「録画を編集」をクリックします。
HTML を使用すると、アプリケーションモードだけでなくブラウザーでも録画を編集できます。
「再生」ボタンをクリックして編集が必要な箇所を探すか、進行状況マーカーを特定の位置までドラッグします。
A. イベントの索引の表示 / 非表示 B. 15 秒巻き戻し C. 一時停止 D. 15 秒早送り E. 選択マーカー F. カット G. 元に戻す(カット) H. ボリュームコントロール
選択マーカーを使用して削除する録画の領域を指定し、「カット」をクリックします。
(オプション)会議ウィンドウの左側にある A をクリックすると、イベントの索引ペインが表示されます。このペインでは、録画内の特定のイベントへの移動が可能です。
(オプション)変更内容を削除する場合、「取り消し」をクリックして、最後に保存した個々の編集内容を削除し、録画を元の状態に戻します。
その他にも削除するセクションがあれば削除します。 終了したら、「保存」をクリックします。
後で簡単に戻れる場所を特定できるように、録画にブックマークを追加して、特定のポイントに注意を促すことができます。
左端のオプションから「ブックマークを追加」をクリックします。
このメニューから「ブックマークを追加」アイコンを選択します。ブックマークアイコンをクリックすると、タイムスタンプとブックマークの名前を設定するよう求められます。必要に応じて、メモを追加することもできます。
「完了」をクリックします。これで、指定したタイムスタンプで録画にブックマークが表示されるようになります。
ブックマークの表示、編集、削除に加えて、録画にチャプターを追加することもできます。チャプターは、既存のブックマークの録画のタイムラインバー上の任意の位置に追加できます。チャプターを使用すると、録画の中の変更内容をハイライト表示して、ディスカッション用に参照することができます。
左隅のパネルには、すべての録画のブックマークがタイムスタンプとともに表示されます。ブックマークをクリックすると、ブックマークした時間の録画が開きます。
A. チャプターを追加 B. 録画を編集 C. 録画を削除
チャプター名を追加するには、チャプターを追加をクリックします。選択されているブックマークの上にチャプターが追加されます。
ブックマークの名前を編集するには、ブックマークにマウスポインターを合わせて編集()をクリックします。ブックマークを編集ダイアログボックスが開きます。
ブックマークが不要になった場合は、完全に削除することができます。ブックマークされているタブで、ブックマークにマウスポインターを合わせて削除()をクリックします。
CEF ベースのアプリケーションには、録画編集モードでの録画の再生で永続インデックスペインのオプションのみがあります。Flash ベースのアプリケーションとは異なり、CEF ベースのアプリケーションではオーバーレイインデックスペインは利用できません。
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、録画設定を変更することができます。 これらの設定は、会議およびトレーニングセッションの録画方法と録画対象に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
サイトからユーティリティをダウンロードし、コンテンツを解凍します。
ライブ会議中にクローズドキャプションが含まれていた場合、そのキャプションはデフォルトで、作成されたビデオファイルに含まれる、つまり焼き付けられます。録画を開始したら、キャプションのテキストサイズ、色、配置を調整できます。あるいはビデオファイルに表示されないようにキャプションをオフにすることもできます。
変換が終了すると、ダイアログボックスに実際の録画の詳細情報が表示されます。生成された MP4 ファイルの実際の品質と解像度はシステムリソースに応じて異なりますが、選択した設定と同等またはそれよりも低い可能性があります。
録画を途中で停止した場合、保存される MP4 には、停止した時点までの録画が含まれます。これは、会議の一部のみを録画する場合に便利です。
「録画を再開」ダイアログで、現在の録画を保存または破棄してから、録画を再開できます。
Adobe Connet セッションの録画を MP4 または FLV 形式に変換し、オフラインにダウンロードできます。 この変換は、Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションを使用してローカルシステムで行われます。
Adobe Connect Central にログインし、MP4 形式に変換する録画を見つけます。
この録画に対して、「アクション」をクリックしてポップアップメニューを開き、「オフラインにする」をクリックします。録画はポップアップダイアログとともに Adobe Connect アプリケーションで開かれます。
「オフライン録画」ダイアログで、出力オプションとして MP4 または FLV を選択します。 また、スライダーを使用するか、「詳細」オプションを選択して出力の設定をカスタマイズして品質を選択します。
必要に応じて、「詳細」オプションを初期設定として保存するには、「デフォルトに設定」チェックボックスをオンにします。
デフォルトの設定オプションはクライアント固有なので、特定のマシンではユーザーは継続して初期設定を使用できます。別のマシンでは、システムの初期設定(HD画質)はそのままです。
「オフライン録画を続行」をクリックします。 ローカルフォルダーのファイルを参照して保存します。 録画内容が Adobe Connect アプリケーションで再生され、MP4 ファイルまたは FLV ファイルに変換されます。 変換が終了すると、ダイアログボックスに実際の録画の詳細情報が表示されます。生成された MP4 ファイルの実際の品質と解像度はシステムリソースに応じて異なりますが、選択した設定と同等またはそれよりも低い可能性があります。ポップアップダイアログボックスで最終的な解像度および FPS を確認します。
出席者が録画を再生できるように、主催者またはプレゼンターは録画の URL を利用できるようにします。 すべての録画には固有の URL が自動的に割り当てられ、Adobe Connect Central 内の会議室の「録画」タブに格納されます。
録画の再生時には、会議室の下のスペースに録画ナビゲーションバーが表示されます。 最適なパフォーマンスを得るため、録画の再生には高速インターネット接続が推奨されます。
A. 「一時停止」と「再生」の切り替えボタン B. 進行状況マーカー C. 経過時間/合計時間
録画へのアクセス権を持つユーザーを制御できます。
Adobe Connect Central の招待者のタブや登録者のタブを使用して会議に招待されたユーザーは、録画の URL を通知された場合に録画を見ることができます。
主催者は、録画が保存される Adobe Connect Central フォルダーを参照する権限を持っている場合に、アクセス権などの情報を表示できます。
インターネットにアクセスできる誰もが、公開されている録画を表示できます。 または、録画をコンテンツライブラリに移動して、特定のユーザーのアクセス権を設定できます(録画をコンテンツライブラリに移動した場合、元に戻すことはできません)。
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、会議室のレイアウトおよび会議室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
Adobe Connect Central のホームページから、「会議」または「トレーニング」をクリックして、録画が含まれている会議または教室をクリックします。
「録画」オプションをクリックします。
編集された最新バージョンの録画を表示する場合は、「表示用 URL」をクリックします。
編集されていないオリジナルの完全版を表示する場合は、「オリジナルを表示」をクリックします。
録画のオリジナル版を表示するか、編集された最新バージョンを表示するかのいずれかです。複数の編集されたバージョンを保存することはできません (録画が編集されていない場合は、「表示用 URL」と「オリジナルを表示」の結果は同じです)。
通常、主催者やプレゼンターは録画の URL が記載された電子メールを出席者に送信して録画を共有します。
録画を表示するブラウザーが開き、再生の準備ができます。 録画を開くことができない場合、その録画にアクセスする権限があるか確認してください。
Adobe Connect 10.6 では、Flash プレーヤーなどのプラグインを使用することなく、ほとんどのプラットフォームの Webブラウザーで、Adobe Connect 録画の HTML バージョンを視聴したり、モバイルブラウザー用の新しいベータ版の HTML ビューアーを使用できるようになりました。また、Adobe Connect 9 以降で作成された既存の録画を HTML ビューアーで使用することもできます。HTML ビューアーとは別に、Adobe Connect デスクトップアプリケーションを使用して、クラシックビューで録画を視聴することもできます。
録画用の新しい HTML ビューアーは、録画が行われた会議室の HTML クライアントが有効になっている場合、または録画がコンテンツライブラリに移動された場合にのみ使用することができます。
録画内に非ハイブリッドのカスタムポッドまたは非ハイブリッドのコンテンツが含まれている場合(SWF、FLV、Presenter、Captivate など)、これらは HTML ビューアーに表示されません。こうしたコンテンツを表示するには、クラシックビューに切り替える必要があります。
会議の録画ごとに、すべてのチャットメッセージ、レイアウト変更、スライド変更、およびカメラの開始/停止に対して、新しいインデックス付きイベントが作成されます。各イベントは、「イベントの索引」リストにタイムスタンプとともに表示されます。 索引をフィルタリングしたり参照することにより、特定のイベントをすばやく参照できます。
フィルターポップアップメニューをクリックし、表示する特定のイベントを選択します。 すべてのイベント、単一のイベント、イベントタイプ、またはインデックス付けが可能なイベントの任意の組み合わせを表示できます。 フィルターを適用できるイベントには、レイアウト変更、チャットメッセージ、スライド変更、出席者ポッドまたはビデオポッドへのユーザーの参加と退出などがあります。
特定のイベントを検索します(検索ボックスにキーワードを入力して「検索」をクリック)。 条件に一致したすべてのイベントがハイライト表示されます。 検索できるものは、会議参加者の名前、すべてのノートポッドのテキスト、すべてのチャットポッドのテキスト、および会議のスライドのテキストです。
特定の会議用に作成されたすべての録画の表示、録画のアクセス許可の変更、録画の名前変更または移動、録画用コンテンツレポートの表示が可能です。また、録画された会議を別の会議のコンテンツとして使用することもできます(録画が編集されている場合、編集内容は録画がコンテンツライブラリに移動されても保持されます)。
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。 これらの設定は、会議室のレイアウトおよび会議室で実施できる内容に影響します。 詳しくは、「承諾と制御の設定の使用」を参照してください。
「ホーム」/「マイ録画」タブで、所有するすべての録画に直接アクセスできます。録画リストの並べ替え、録画の検索または作成を行うことができます。録画名を検索するための検索フィールドには、最低 3 文字使用してください。詳しくは、「Adobe Connect Central のホームページ」を参照してください。
管理者であるか、会議フォルダーの管理アクセス権を持っている場合、作成されている録画を会議室から表示できます。
ライセンスと権限に応じて、Adobe Connect Central の一番上の行に表示されるタブがすべて表示されない場合があります。
特定の会議ライブラリフォルダーの管理アクセス権を持つ管理者またはユーザーは、そのフォルダーから会議の録画をコンテンツライブラリに移動できます。
会議の録画をコンテンツライブラリに移動することは、元の招待者以外のユーザーにアクセスを許可する場合に役に立ちます。
録画 URL を通知された誰もが録画を視聴できるようにするには、「録画された会議の再生」を参照してください。
コンテンツライブラリに移動した録画は、登録済みユーザーの「表示回数のレポート」および詳細な「入室時間」と「退室時間」から追跡できます。
特定の会議ライブラリフォルダーの管理アクセス権を持つ管理者またはユーザーのみが会議の録画を削除できます。
会議室を削除する場合、会議の録画を保持できるようになりました。 すべての録画を「マイコンテンツ」セクションに移動するように求められます。 録画を移動しないで、会議室とともに削除することも可能です。
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