プロジェクトにフッターを追加

フッターは、ロゴ、コースタイトル、スライド番号などのブランディング要素を追加するのに最適です。また、学習者の名前や日付などの動的な変数を含めて、学習の進め方をパーソナライズすることもできます。この専用スペースでは、すべてのスライドに関わる重要な詳細情報が常に表示され、機能とデザイン整合性の両方をサポートします。

フッターを追加

デフォルトでは、フッターを追加すると、プロジェクト内のすべてのスライドに適用され、一貫性が保たれます。さらに、フッターには、法令遵守要件を満たすための重要な免責事項に関するハイパーリンクを含めることができます。

左側のツールバーからを選択して新しいスライドを追加します。
「ブランディングコンポーネントを追加」を選択してから、「フッター」を選択します。

フッターをカスタマイズ

会社のブランディングに合わせてフッターをカスタマイズできます。ロゴの追加や置換、テキストブロックの編集、著作権情報の追加などを行ったり、学習者の名前やスライド番号などの情報を表示する変数を使用したりします。

注意：

いずれかのスライドのフッターをカスタマイズすると、すべてのスライドのフッターに自動的に適用されます。

「整列および間隔」セクションを展開して、境界線からパディングを追加します。 「コンテンツ幅」スライダーを使用するか、パディング値を手動で追加します。 「自動レイアウト」トグルを使用して、デバイス間でパディングを比例的に調整します。 Adobe Captivate で整列および間隔を変更する方法について、詳細を確認してください。
「外観」セクションを展開し、背景、境界線、シャドウを適用してフッターをカスタマイズします。
フッターのスタイルとレイアウトを変更するには、「デザインオプション」セクションで使用可能なオプションからデザインオプションを選択します。
ビジュアルプロパティの「コンポーネント」セクションで、会社ロゴ、会社名、スライド番号などのコンポーネントを追加できます。
- 会社ロゴ：PNG 形式または JPEG 形式でブランドロゴを追加します。デバイス表示に基づいて、ロゴ画像がレスポンシブに拡大 / 縮小されます。ロゴ（デスクトップ表示）に使用できる最大サイズは 300 x 300 px です。
- 会社名：ブランド名または会社名をテキストとして含めます。
- 著作権：著作権情報または免責事項を追加するか、法的文書にハイパーリンクを挿入します。
- スライド番号：変数を使用してスライド番号を表示します。

フッターで変数を使用

変数は、e ラーニングプロジェクト全体で動的に更新および参照できる情報を保存するために使用されます。変数は、インタラクティブでパーソナライズされた学習体験を作成するために不可欠です。 Adobe Captivate の変数について、詳細を確認してください。

デフォルトでは、フッターには現在のスライド番号が表示されます。変数を使用して、スライド番号の組み合わせ、スライドの総数、または現在の日付を様々な形式で含めることで、さらにカスタマイズできます。

以下に例を示します。

現在のスライド番号テキストコンポーネントを選択し、$$Project.SlideCount$$ と入力して、プロジェクト内のスライドの総数を追加します。

実行時には次のようにプレビューされます。
このコンポーネントを使用すると、変数ドロップダウンに一覧表示される使用可能な形式で日付を表示できます。

以下に例を示します。

実行時には次のようにプレビューされます。

フッターにハイパーリンクを追加

著作権テキストコンポーネントでは、「@Company Name 2025」などの静的な著作権情報を表示したり、Web ページやファイルへのハイパーリンクを含めて、法律上の注意、使用条件、企業情報などの組織の詳細情報を表示したりできます。

フッターの著作権テキストを選択します。
「リンク」セクションを展開します。
Web ページへのリンクを追加するか、システムからファイルをアップロードします。

フッターを削除

スライドからフッターを削除するには、削除するフッターを右クリックし、「削除」を選択します。この操作を実行すると、選択したスライドからのみフッターが削除されます。他のすべてのスライドは、明示的に削除されない限り、フッターが保持されます。フッターをスライドに再度追加すると、既存のフッターのカスタマイズが継承されます。