この記事では、Adobe Flash Professional CS6 の新機能について概要を説明します。

Adobe AIR 3.4 のサポート(Flash Professional CS6 アップデート 12.0.2 のみ)

Flash Professional CS6 アップデート 12.0.2 により、Flash Professional で AIR 3.4 および Flash Player 11.4 もサポートされるようになります。このアップデートにより、AIR 3.4 で公開される、iOS デバイスでのアプリケーション開発ワークフローを強化する機能を Flash Professional で利用できます。

Toolkit for CreateJS 1.2

Toolkit for CreateJS 1.2 リリースでは、ボタンから HTML5 への変換のサポートが強化されています。更新内容には、JSX に関連するいくつかのエラーの修正が含まれています。複数の空白キーフレームの省略など、その他の問題もこのアップデートで解決されています。

Toolkit for CreateJS 1.2 は、Adobe Extension Manager CS6 からダウンロードしインストールできます。Toolkit について詳しくは、「Flash Professional Toolkit for CreateJS の使用」を参照してください。

AIR 向けモバイルコンテンツのシミュレーション

新機能のモバイルコンテンツシミュレーターを使用すれば、ハードウェアキー、加速度センサー、マルチタッチ、ジオロケーションをシミュレートできます。

AIR をリモートデバッグするためのネットワークインターフェイスの選択

AIR アプリケーションを Android デバイスまたは iOS デバイスにパブリッシュする場合、リモートデバッグ用のネットワークインターフェイスを選択できます。選択したネットワークインターフェイスの IP アドレスは、デバッグモードのモバイルアプリケーションのパッケージに組み込まれます。これにより、ターゲットモバイルデバイス上でアプリケーションが起動したときに、ホスト IP に自動接続し、デバッグセッションを開始できるようになります。この設定を行うには、ファイル/パブリッシュ設定を選択し、AIR 設定ダイアログボックスの「デプロイ」タブを選択します。詳しくは、AIR for iOS 用アプリケーションのパッケージ化およびデスクトップ用 Adobe AIR のパブリッシュを参照してください。

 

Toolkit for CreateJS

Adobe Flash Professional Toolkit for CreateJS は、オープンソースの CreateJS JavaScript ライブラリを使用した HTML5 プロジェクト用にアセットを作成する Flash Professional CS6 の拡張機能です。この拡張機能は、ベクター、ビットマップ、クラシックトゥイーン、サウンド、モーションガイド、アニメーションマスク、JavaScript タイムラインスクリプトなど、Flash Professional のアニメーションやイラストレーションに関するコア機能の大部分をサポートしています。Toolkit for CreateJS を使用すると、ボタンを押すだけでステージ上やライブラリ内のコンテンツを JavaScript に書き出し、さらにブラウザーでプレビューして、表現力豊かな HTML5 ベースのコンテンツをすぐに作成し始めることができます。

Toolkit for CreateJS は、Flash Pro ユーザーが HTML5 に移行する際に役立つように設計されています。Toolkit for CreateJS は、ライブラリ内のシンボルとステージ上のコンテンツを簡潔な形式の JavaScript に変換します。生成されたスクリプトは、わかりやすく、編集可能で、(ActionScript 3 ユーザーにとってわかりやすい)JavaScript および CreateJS API を使用してインタラクティブに追加できる開発者が容易に再利用可能です。また、Toolkit for CreateJS では、アセットをプレビューする簡単な方法を提供するシンプルな HTML ページがパブリッシュされます。詳しくは、この記事を参照してください。

スプライトシートの書き出し

ライブラリ内またはステージ上のシンボルを選択することで、スプライトシートを書き出せるようになりました。スプライトシートとは、1 個のグラフィックイメージファイルであり、選択したシンボルに使用されているグラフィック要素をすべて含んでいます。要素はファイル内にタイル状に並んでいます。ライブラリ内のシンボルを選択する場合は、ライブラリ内のビットマップを含めることもできます。スプライトシートを作成するには、以下の手順に従います。

  1. ライブラリ内またはステージ上のシンボルを作成します。
  2. 右クリックし、「スプライトシートを生成」を選択します。

効率性の高い SWF 圧縮

Flash Player 11 以降をターゲットとする SWF では、新しい圧縮アルゴリズムである LZMA を使用できます。この新しい圧縮アルゴリズムは、ActionScript やベクターグラフィックスを多く含む FLA ファイルで使用すると、特に高い圧縮率を示します。

  1. ファイル/パブリッシュ設定を選択します。
  2. ダイアログボックスの「詳細」セクションで「ムービーの圧縮」オプションを選択し、メニューから「LZMA」を選択します。

ダイレクトモードでのパブリッシュ

Stage3D を使用してハードウェアアクセラレーション対応のコンテンツを再生するための新しいウィンドウモード、「ダイレクト」が追加されました。(Stage3D を使用するには、Flash Player 11 以降が必要です。)

  1. ファイル/パブリッシュ設定を選択します。
  2. 「HTML ラッパー」を選択します。
  3. ウィンドウモードメニューから「ダイレクト」を選択します。

詳しくは、この記事を参照してください。

AIR プラグインにおけるダイレクトレンダリングモードのサポート

この機能により、StageVideo/Stage3D を利用する Flash Player のダイレクトモードレンダリングサポートを、AIR アプリケーションで使用できるようになります。新しい renderMode=direct 設定を、AIR アプリケーションのアプリケーション記述ファイルで使用できます。ダイレクトモードは、AIR for Desktop、AIR for iOS、AIR for Android 用にそれぞれ設定できます。

Wi-Fi 経由での iOS のデバッグ

iOS 上の AIR アプリケーションを、ブレークポイント、ステップイン/ステップアウト、変数監視機能、トレースを使用して Wi-Fi 経由でデバッグできるようになりました。

AIR アプリケーションのデバッグについて詳しくは、「AIR Debug Launcher(ADL)」を参照してください。

AIR 用キャプティブランタイムのサポート

AIR 用のパブリッシュ設定ダイアログボックスに、アプリケーションパッケージに AIR ランタイムを埋め込むための
オプションが追加されました。AIR ランタイムが埋め込まれたアプリケーションは、共有 AIR ランタイムがインストールされていない、あらゆるデスクトップ、Android デバイス、iOS デバイス上で実行できます。

以下の参照をお勧めします:

Adobe AIR 用キャプティブランタイムのサポート(モバイルおよびデスクトップ向け)

AIR ネイティブ拡張

Flash Professional で開発した AIR アプリケーションに、ネイティブ拡張を組み込むことができます。ネイティブ拡張を使用すると、AIR アプリケーションからターゲットプラットフォームの全機能にアクセスできるようになります。これらの機能に対するビルトインサポートがランタイム自体に含まれていなくても問題ありません。

Flash Professional での最新版 Flash Player の取得

Flash Professional のヘルプメニューから直接、Adobe.com の Flash Player ダウンロードページにアクセスできるようになりました。

PNG シーケンスを書き出し

この機能を使用してイメージファイルを生成し、そのイメージファイルを使用して Flash Pro や他のアプリケーションでコンテンツを生成できます。例えば、PNG シーケンスは、ゲーム用アプリケーションでよく使用されます。この機能を使用して、ライブラリのアイテムや、ステージ上の個々のムービークリップ、グラフィックシンボル、ボタンなどから PNG ファイルのシーケンスを書き出すことができます。

  1. ライブラリ内またはステージ上で、ムービークリップ、ボタン、またはグラフィックシンボルを 1 つ選択します。
  2. 選択したアイテムを右クリックし、コンテキストメニューを表示します。
  3. PNG シーケンスを書き出し」を選択します。
  4. 保存ダイアログボックスで、書き出したファイルの保存先を選択します。「OK」をクリックします。
  5. PNG 書き出しダイアログボックスで、オプションを設定します。「書き出し」をクリックして、PNG シーケンスを書き出します。

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