Creative Cloud Cleaner Tool が必要になる状況とその使い方 | 上級者向けの手順

Adobe Creative Cloud Cleaner Tool は、古いアドビソフトウェアの削除、破損したインストールファイルのクリーンアップ、Adobe サーバーとの接続に使用されるホストファイルの修正などを行う上級者向けのツールです。このツールにより、多くの一般的な問題を解決することができます。

Creative Cloud Cleaner Tool とは何ですか?

Creative Cloud Cleaner Tool は、破損したインストールファイルをクリーンアップする上級者向けのユーティリティです。問題のあるファイルを削除または修正し、レジストリキーの権限の問題を解決します。

Adobe Creative Cloud Cleaner はどのような場合に使用しますか?

Creative Cloud Cleaner Tool は、次のような場合に使用します。ただし、このツールを使う前に、関連フォルダーのバックアップなど、必要な予防策を必ず行ってください。

  • Creative Cloud デスクトップアプリケーションの修復またはアンインストールを試みたが、Creative Cloud アプリケーションのアップデートまたはインストールができない。
  • 古いアドビソフトウェアを完全に削除したい。
  • Creative Cloud アプリケーションのアンインストールと再インストールを試みたが、アプリを起動できない。
  • 一般的な解決策を何度も試みたが、アドビのアプリにログインできない。
  • 一般的な解決策を試みても、Adobe サーバーに接続できず、アドビのアプリやサービスへのアクセスが制限される。

最初に行う重要な手順

データの消失を防ぐため、Creative Cloud Cleaner Tool を実行する前に次の操作を行います。必要なファイルとフォルダーがバックアップされていることを必ず確認します。

  1. ログ収集ツールを実行して、ログファイルのバックアップを作成します。

    ログ収集ツールを実行するのはなぜですか?

    Creative Cloud Cleaner Tool でエラーが発生してアドビカスタマーケアにサポートを依頼する場合、ログが残っているとサポート作業を効率よく進めることができます。

  2. Creative Cloud デスクトップアプリケーションで、Creative Cloud ファイルの同期状況を確認します。すべてのファイルの同期が完了するまで待ちます。

    Creative Cloud アカウントに同期されていないファイルは失われる可能性があります。

  3. タスクマネージャー(Windows)またはアクティビティモニタ(macOS)で、Adobe Desktop ServiceCore Sync を終了します。

  4. 次のコピーを保存します。

    macOS

    ~/Library/Application Support/Adobe/CoreSync/

    ライブラリコンテンツが表示されない場合は、「MacOS X 10.7 以降でユーザーライブラリのファイルが表示されない」を参照してください。

    Windows

    C:\Users\username\AppData\Roaming\Adobe\CoreSync

    空き容量が足りない場合:空き容量が不足している場合は、次の場所で cloudnative フォルダーを探し、そのコピーを保存します。

    macOS

    ~/Library/Application Support/Adobe/CoreSync/cloudnative/

    Windows

    C:\Users\username\AppData\Roaming\Adobe\CoreSync\cloudnative

  5. 開いているアドビアプリケーション(Creative Cloud デスクトップアプリケーションも含む)を終了します。

  6. タスクマネージャー(Windows)またはアクティビティモニター(macOS)で、残りの Adobe バックグラウンドプロセスを終了します。

    • Creative Cloud
    • CCXProcess
    • CCLibrary
    • CoreSync helper
    • Adobe IPC Broker
    • Armsvc
    • AGS Service
  7. アドビの製品フォルダーにあるすべてのコンテンツのコピーを保存します。サードパーティ製のプラグインや環境設定ファイルも保存します。

    例えば、Adobe XD でサードパーティ製プラグインを使用している場合や、Photoshop のワークスペースを保存している場合は、これらのファイルを含むフォルダーのコピーを保存します。Photoshop のプリセット、アクション、設定を移行する方法については、「プリセット、アクション、設定の移行」を参照してください。

  8. 古いアドビアプリケーションを削除する場合は、古いインストーラーファイルのコピーを保存します。

    警告:

    アドビから提供されるは Creative Cloud アプリケーションの最新バージョンとその 1 つ前のバージョンだけです。古いバージョンを引き続き使用する必要がある場合は、ディスクや以前に保存したインストーラーなど、再インストールが可能な手段を確保していない限り、古いバージョンを削除しないでください(古いバージョンはダウンロードできません)。

  9. ツールを実行する前に、推奨されるバックアップを作成し、必要な予防策をすべて行ってください。

Creative Cloud Cleaner Tool の使用方法

使用しているオペレーティングシステムを選択します。

Windows で Creative Cloud Cleaner Tool を使用する

  1. Adobe Creative Cloud Cleaner Tool をダウンロードします。

    プロンプトが表示されたら、「ファイルを保存」をクリックして、デバイスにファイルをダウンロードします。

  2. ダウンロードしたファイルを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。

    注意:

    右クリックしても「管理者として実行」が表示されない場合は、AdobeCreativeCloudCleanerTool.exe をダブルクリックしてファイルを実行します。

  3. 次の順番で画面上の指示に従います。

    a) 使用する言語を選択します。英語の場合は e、日本語の場合は j を入力してから、Enter キーを押します。

    b) 「アドビエンドユーザーライセンス契約」を確認します。y を入力して受諾するか、n を入力して辞退します(辞退する場合、このスクリプトは停止します)。Enter キーを押します。

    c) 選択するオプションに対応する番号を入力して、Enter キーを押します。例えば、Creative Cloud アプリケーションをアンインストールする場合は 4 を入力します。

    d) 削除するアプリに対応する番号を入力して Enter キーを押します。
    ファイルの同期に関する問題が発生した場合は、CoreSync の削除が必要になる場合があります。この操作を行うには、1 または 4 を入力して、Enter キーを押します。CoreSync に対応する番号を入力して、Enter キーを押します。

    e) 削除する項目を確認します。y を入力してから、Enter キーを押します。

    f)(オプション)アドビのサーバーに接続できない場合は、次の手順を繰り返してホストファイルを修正します。エンドユーザーライセンス契約に同意した後、12 と入力して、ホストファイルのオプションを選択します。修正するホストファイルを確認します。y と入力して Enter キーを押します。Cleaner Tool は、ホストファイル(hosts_bkup)のバックアップを同じディレクトリに作成するので、問題が発生した場合は前の状態に戻すことができます。

  4. 「Adobe Creative Cloud Cleaner Tool が正常に完了しました」というメッセージが表示されたら、Enter キーを押し、コンピューターを再起動します。

  5. Adobe Creative Cloud Cleaner Tool の処理が正常に完了したら、Creative Cloud または Creative Suite アプリケーションをインストールします。

macOS で Creative Cloud Cleaner Tool を使用する

  1. Adobe Creative Cloud Cleaner Tool をダウンロードします。

  2. ダウンロードした AdobeCreativeCloudCleanerTool.dmg ファイルをダブルクリックして、Adobe Creative Cloud Cleaner Tool を実行します。

  3. Adobe Creative Cloud Cleaner Tool をダブルクリックします。画面上の指示に従って、以下の操作を順番に行います。

    a) 右上のメニューから言語を選択します。

    b) 「アドビエンドユーザーライセンス契約」を確認します。承諾する場合は「同意する」を、辞退する場合は「終了」をクリックします(辞退すると、スクリプトは停止します)。

    c) 右上のメニューからオプションを選択します例えば、Creative Cloud アプリケーションをアンインストールする場合は、「CC Apps」を選択します。

    d) クリーンアップするアプリケーションを選択して、「選択した製品をクリーンアップ」をクリックします。(「すべてをクリーンアップ」をクリックして、手順 c で選択したオプションのインストーラー関連のファイルをすべてクリーンアップします)。

    同様に、ファイルの同期に関して問題が発生する場合は、CoreSync のクリーンアップが必要になることがあります。この操作を行うには、ポップアップメニューで「すべて」が選択されていることを確認します。リストから CoreSync を選択して、「選択した製品をクリーンアップ」をクリックします。

    e)(オプション)アドビサーバーに接続できない場合は、テーブルから「ホストファイルの修復」を選択してホストファイルを修復し、「選択した製品をクリーンアップ」をクリックします。Cleaner ツールは、ホストファイル(hosts_bkup)のバックアップを同じディレクトリに作成するので、問題が発生した場合は前の状態に戻すことができます。

    注意:

    ルートユーザーアカウントの言語設定に依存して、エンドユーザーライセンス契約が英語または日本語で表示されます。

  4. 「Adobe Creative Cloud Cleaner Tool が正常に完了しました」というメッセージが表示されたら、「終了」をクリックして、コンピューターを再起動します。

  5. Adobe Creative Cloud Cleaner Tool の処理が正常に完了したら、Creative Cloud または Creative Suite アプリケーションをインストールします。

エンタープライズ版の Creative Cloud Cleaner Tool の使用方法(エンタープライズ版の管理者のみ)

Adobe Creative Cloud Cleaner Tool をサイレントモードで実行すると、ツールを使用して削除できるすべての製品がリストされます。これにより、コンピューターにインストールされた Creative Cloud または Creative Suite アプリケーションをすべて削除、またはツールで生成された XML ファイルにコメントアウトする形で、選択したアプリケーションを削除できるようになります。詳しくは、「エンタープライズ版の Creative Cloud Cleaner Tool」を参照してください。