Adobe Acrobat および Reader に関するセキュリティ情報 | APSB19-02
情報 ID 公開日 優先度
APSB19-02 2019 年 1 月 3 日 2

要約

Windows 版および macOS 版の Adobe Acrobat および Reader を対象としたセキュリティアップデートが公開されました。これらのアップデートは、悪用されると現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねない クリティカルな脆弱性に対処します。

対象のバージョン

製品名 トラッキング 対象のバージョン プラットフォーム
Acrobat DC  連続トラック 
2019.010.20064 とそれ以前のバージョン 
Windows および macOS
Acrobat Reader DC 連続トラック
2019.010.20064 とそれ以前のバージョン Windows および macOS
       
Acrobat 2017 Classic 2017 2017.011.30110 とそれ以前のバージョン Windows および macOS
Acrobat Reader 2017 Classic 2017 2017.011.30110 とそれ以前のバージョン Windows および macOS
       
Acrobat DC  Classic 2015 2015.006.30461 とそれ以前のバージョン  Windows および macOS
Acrobat Reader DC  Classic 2015 2015.006.30461 とそれ以前のバージョン  Windows および macOS

解決策

以下の手順に従って、ソフトウェアのインストールを最新バージョンに更新されることをお勧めします。
最新バージョンは、次のいずれかの方法で入手可能です。

  • 「ヘルプ/アップデートを確認」を選択して、製品のインストールを手動で更新することができます。
  • 製品のアップデートが検出されると、ユーザーが操作しなくても製品は自動的にアップデートされます。
  • Acrobat Reader のフルインストーラーはAcrobat Reader ダウンロードセンターからダウンロードできます。

IT 管理者(管理環境)の場合:

  • エンタープライズインストーラーは ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/ からダウンロードするか、またはインストーラーにリンクされている特定のリリースノートを参照してください。
  • AIP-GPO、bootstrapper、SCUP/SCCM (Windows 版)、あるいは macOS 版では、Apple Remote Desktop、SSH など、好みの方法でアップデートをインストールします。

アドビは、これらのアップデートの優先度評価を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

製品名 トラッキング アップデートバージョン プラットフォーム 優先度評価 入手方法
Acrobat DC 連続トラック 2019.010.20069 Windows および macOS 2 Windows

macOS
Acrobat Reader DC 連続トラック 2019.010.20069
Windows および macOS 2 Windows

macOS
           
Acrobat 2017 Classic 2017 2017.011.30113 Windows および macOS 2 Windows

macOS
Acrobat Reader DC 2017 Classic 2017 2017.011.30113 Windows および macOS 2 Windows

macOS
           
Acrobat DC Classic 2015 2015.006.30464 Windows および macOS 2 Windows

macOS
Acrobat Reader DC Classic 2015 2015.006.30464 Windows および macOS 2 Windows

macOS

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー 脆弱性の影響 深刻度 CVE 番号

解放済みメモリ使用

任意のコード実行

 

クリティカル

 

CVE-2018-16011

セキュリティバイパス 権限昇格 クリティカル CVE-2018-19725

謝辞

この問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Trend Micro の Zero Day Initiative を通じた Sebastian Apelt 氏(@bitshifter123)(CVE-2018-16011)
  • Trend Micro の Zero Day Initiative を通じた Abdul Aziz Hariri 氏(CVE-2018-19725)