コンテキストタスクバーの概要

最終更新日 : 2026年1月22日

Adobe Illustrator で、コンテキストタスクバーを使用して、最もよく使用するオプションに簡単にアクセスする方法を説明します。

コンテキストタスクバー

コンテキストタスクバーは、選択したオブジェクトやツールに最も関係の深い次の操作が表示されたカンバス上のフローティングバーです。これにより、作業中のオブジェクトに集中し続けることができます。

コンテキストタスクバーは好きなところに自由に移動できます。その他のオプションを選択して、位置をリセットしたり、ピン留めしたり、非表示にしたりすることもできます。非表示にしてから再度有効にするには、ウィンドウコンテキストタスクバーに進みます。

その他のオブジェクトとツールに表示されるオプション

空白のカンバス

新しいドキュメントを開くと、コンテキストタスクバーにクリエイティブな作業をすぐに始められるツールと機能が表示されます。描画(鉛筆)を使用して自由形式の描画を作成したり、生成ベクターを使用してデザインを考案したり、画像の配置を使用して画像を読み込んだりすることができます。

注意:

Adobe がサービスを提供している地域であれば、どこからでも生成 AI 機能を使用できます。ただし、中国本土では利用できません。

選択ツールとパス

選択 ツールでパスを選択すると、コンテキストタスクバーに様々な編集オプションが表示されます。生成塗りつぶし(シェイプ)を使用して選択範囲をベクターグラフィックで塗りつぶしたり、塗りを使用してカラーを変更したりすることができます。

選択内容に応じて、次のような追加のオプションが表示されます。

パスタイプ

オプション

オープンパス

パスを連結」を使用するとパスの両端が接続され、「パスを編集」を使用するとダイレクト選択 ツールに切り代わって必要な編集が行えます。

シェイプ(クローズパス)

パスを編集」を使用すると必要な編集が行え、「オブジェクトをロック」を使用すると誤った編集を防ぐことができます。長方形 ツールやスター ツールなどのツールで作成された基本シェイプには、「オブジェクトをロック」の代わりにプロパティを調整するオプションが表示されます。

複数のパスとシェイプ

グループ」を使用すればグループを単一のシェイプとして扱え、「配置」を使用すれば様々な方法で配置することができます。選択したシェイプのカラーが異なる場合、「オブジェクトを再配色」を使用して配色を調整することもできます。

グループ化されたパスとシェイプ

グループ解除」を使用するとグループを解除でき、「グループ化を分離」を使用すると分離モードで編集でき、「オブジェクトを再配色」を使用するとオブジェクトを再配色できます。

コンテキストタスクバーを使用してパスを修正します。

選択ツールと複合パス

複合パスを作成して選択 ツールで選択すると、コンテキストタスクバーに「生成塗りつぶし(シェイプ)」、「パスを編集」、「塗り」、「」が表示されます。解除を使用するとシェイプを分離できます。

基本的なシェイプツール

長方形 ツール、角丸長方形 ツール、楕円形 ツール、多角形 ツール、スター ツールを使用してカンバスにシェイプを追加すると、コンテキストタスクバーに「生成塗りつぶし(シェイプ)」、「パスを編集」、「塗り」、「線」が表示されます。追加したシェイプのプロパティも調整できます。

長方形 ツールと角丸長方形 ツールでは、「生成ベクター」も併せて表示されます。

ダイレクト選択ツールとパス

ダイレクト選択 ツールでパスを選択すると、コンテキストタスクバーにパスとそのアンカーポイントを編集するためのオプションが表示されます。

  • 単純化」はパスのアンカーポイントを減らし、「スムーズ」は曲線を調整します。
  • 特定のアンカーポイントを操作するには、「選択したアンカーポイントを削除」、「選択した終点を連結」、「選択したアンカーポイントでパスをカット」、「選択したアンカーポイントをコーナーに変換」、「選択したアンカーをスムーズに切り換え」を使用します。

コンテキストタスクバーを使用して、スターを編集しパスをスムーズにします。

テキスト

いずれかの文字ツールを使用してカンバスにテキストを追加すると、コンテキストタスクバーに、「フォントファミリーの設定」、「フォントスタイル」、「フォントサイズの設定」、「塗り」など、様々なテキスト書式設定オプションが表示されます。

選択  ツールを使用してテキストを選択すると、テキストの種類に応じてその他のオプションも表示されます。

テキストタイプ

オプション

ポイント文字

文字をエリア内文字に変換するには「エリア内文字」を使用します。

エリア内文字

文字をポイント文字に変換するには「ポイント文字」を使用します。

パス上文字

効果の追加やテキストの並べ替えには「パス上文字」を使用します。

テキストをアウトライン化」を使用すると、他のベクターシェイプと同様にテキストを操作できます。

注意:

文字タッチ ツールを使用すると、コンテキストタスクバーが非表示になり、文字タッチツールのオンスクリーンウィジェットを使用できるようになります。

画像

選択 ツールで画像を選択すると、コンテキストタスクバーにベクターワークフローとラスターワークフローの両方のオプションが表示されます。画像トレースを使用すると、画像を簡単にベクター化できます。Retype を使用すると、提案されたフォントを使用して画像内のテキストを編集できます。画像の切り抜きを使用すると、画像の不要な部分を削除できます。

画像がリンクされているか埋め込まれているかに応じて、追加オプションが表示されます。

画像タイプ

オプション

リンクされた画像

画像をソースファイルからリンク解除するには「画像を埋め込み」、見つからないリンクを修正するには「リンクを再設定」、高度な編集オプションを使用するには「Photoshop で画像を編集」を使用します。

埋め込まれた画像

画像をソースファイルにリンクするには「リンクを再設定」を使用します。

コンテキストタスクバーを使用してテキストと画像を編集します。

画像とベクター

選択  ツールで画像とベクターを一緒に選択すると、コンテキストタスクバーの「マスクをクリップ」でクリッピングマスクを作成でき、「モックアップを作成」でベクターを画像内のオブジェクトに合わせることができ、その他にも「整列」、「グループ化」が表示されます。

クリッピングマスク

ベクターオブジェクトを使用してクリッピングマスクを作成して選択 ツールで選択すると、コンテキストタスクバーの「マスクを編集」で編集モードで編集したり、「解除」でそれを解除したりできます。生成塗りつぶし(シェイプ)を使用することもできます。

モックアップ

選択  ツールでモックアップグループを選択すると、コンテキストタスクバーに、ベクターオブジェクトを編集する「コンテンツを編集」や、ベクターオブジェクトと画像を解除する「解除」が表示されます。ベクターオブジェクトを編集する際は、「シンボルを編集」を使用して、オブジェクトに対応するシンボルを編集できます。

その他のツール

アートボード ツール、スムーズ ツール、自由変形 ツール、寸法 ツール、パス上オブジェクト ツールを使用すると、関連するツールオプションがコンテキストタスクバーに表示されます。